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34 痛みと苦しみ
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一瞬だけ平山の方へ視線を移すと酸素不足の頭では正常な判断は出来ず、無意識に
救いを求めて視線送るが、やらせている本人が止めるはずもない。
その間も無遠慮に喉を突き上げられ、ぢゅぼっぢゅぼっ と本来喉が鳴る音ではな
い水音が部屋に響いた。
顔に跨っている腰を必死に掴み逃れようとするがビクともしない。
段々と意識が薄れていき途切れる瞬間、ごぷっ と音を立てて喉の奥に大量の精液
が流れ込んできた。
涼介 「…っげほっ…げほっげほっ…おぇっ……」
性器が抜けていくのと同時に反射的に体を反転させる。
床に向かって喉奥に出された白濁色の液体を何度もえずいて吐き出した。
酸欠の頭がズキズキと痛み、あまりの痛みに気を失いそうだった。
鼓動がうるさいくらいに早く、身体が小刻みに震えていた。
男は涼介の体を軽々と持ち上げるとベッドへと放り出した。
酸欠で身体に力が入らずベッドの上で四肢を投げ出したまま、回らない頭で次は
何をされるのかと視線を彷徨わせた。
男は虚な目をした涼介の上に覆い被さると容赦なく耳たぶに歯を立てた。
涼介 「……っ…!!」
ゴリっという音がして痛みと熱が噛まれた耳から伝わってくる。
そのまま首筋へと舌でなぞっていくとうなじに口付けると噛み付く。
容赦なく歯を立てられた皮膚がブチブチっ と悲鳴をあげる。
噛まれたところには歯形がくっきりと残りじわりと血が滲んでくる。
鎖骨、肩、腕、胸、腰、太もも、足先。
全身を埋め尽くすように身体中に噛み跡が刻まれていく。
その痛みに初めは背をしならせ身体が勝手に跳ね上がっていたが、段々と
痛覚は麻痺し、徐々に反応しなくなってきた。縄で縛られた腕は痺れて感覚
がなくなってきていた。
視線をどこともなく彷徨わせると意識が遠のいていく気がした。
ヒュッっと風を切る音と同時に左頬に衝撃が走った。
涼介 「…!!」
強烈な痛みと熱が、頬から急速に広がってくる。
口の中で血の味がした事で、今殴られたのだと理解した。殴られた衝撃のまま
顔を横に向けているとズキズキと頬が痛み始めた。
髪を掴まれ強制的に上を向かされる。
涼介 「…っ……」
狂気に満ちた目が見下ろしている。
その男は平山から頼まれただけでなく、自分の性癖を満たす為にやっているのだ
と感じた。
視線を外ずし平山を見ていると苛立ちを募らせた男が涼介の頭を掴むとベッドへ
と叩きつけてきた。
涼介 「がはっ……!」
衝撃で目の前が歪む。
男 「今は俺だけを見ていろ!お仕置きされたいのか?」
初めて話した男は涼介を自分のオモチャのように扱った。
溜息を吐くと、視線を合わせようとしない涼介に苛立ちを募らせると、今度は萎え
きっていた性器に歯をたてた。
一気に激痛が走り男を睨みつけた。
涼介 「や゛めっ…!!」
ゴリっと鈍い音がして息が止まるほどの痛みが下半身から急激に込み上げた。
容赦なく性器の根元に食い込むと身体が痙攣し始めた。
涼介 「あ゛あぁぁああぁぁぁぁ……!!」
止まらない叫び声が喉から溢れ出す。
足をバタつかせ必死に逃げようとするがそれを許すはずもなかった。
手首を縛る縄は解ける事はなく、どれだけ叫んでも食い込んだ歯は緩まる事
を知らない。
涼介 「ぅ゛…っふ……はぁ…あ゛あ゛ぁ…」
痛みを逃そうと懸命に息を吐き出すが、ボタボタ と唾液が垂れてあまりの
痛さに目の前を火花が散った。
ゴリゴリッ と肉の感触を楽しむと男はようやくソコから歯を引くと口を離
した。
自分の性器がどうなっているかを確認するのが怖いほどズキズキと激しい痛
みが押し寄せ続けた。
男は身体を起こすと躊躇う事なく向き合った視線のまま後孔に無遠慮に指を
突っ込むとそこにローションを押し込んだ。
冷たい液体が一気に流れ込み気持ち悪かったが、ソコを擦るように掻き回さ
れ、いつの間にか指も増やされていく。
前日に始めて入れられた孔はまだまだ狭いままで、受け入れる事は困難だっ
た。まして普通より大きいソレを入れるなどありえなかった。
指は増やされ、縛られたままなので逃げる事も出来ず、目の前で広げられて
いく自分の後孔を見ている事しかできなかった。
男 「狭いな~。もっと力抜いて広げろよっ、そのまま突っ込むぞ!」
涼介 「いやっ…無理っ…!絶対入らない…無理です…」
男 「やって見なきゃわかんねーだろ?」
涼介 「壊れちゃう…お願い…やめ…」
平山 「いいよ、しっかり解したら入れてやってよ。どうせこれからも
ずっと使っていくところだからね。今日は存分に楽しまなくっ
ちゃね。」
涼介 「平山先輩…いやっ…助けて…」
男は舌で涼介の頬を舐めると、押し倒し硬いものを押し当てた。
ゆっくりと中へと押し込み始める。
涼介 「…っ…あ゛…ぐぅ…っん…」
たっぷりと入れ込まれたローションが滴り落ちてくるのが分かる。
代わりに硬くて太いものがミシミシッ と音を立てて入ってきているよう
だった。
しっかりと時間をかけて解されていないソコは昨日の行為のせいで少し腫
れている気がした。
より敏感になっている肉壁は性器によって割開かれ、ゾクゾクと背筋を電
気が走った。
パンッ パンッ と肌がぶつかる音が部屋中に響き渡っている。
涼介の性器からは先走りが溢れ、口からは喘ぎ声がひっきりなしに漏れて
いた。
さっきまでの痛ぶるような行為ではなく、今は純粋にセックスを楽しんでい
るようだった。
一定だったピストンが段々と早くなっていく。
涼介 「あっ…んっ…あっ…ァ…」
心が冷え切っていく。その反対に体だけが快楽を求めるように熱くなっていく。
躊躇いもなく男の手が涼介の首へと回ると首を締め上げる。
一瞬にして呼吸と血流が堰き止められ、ズキズキと頭が痛み出す。
救いを求めて視線送るが、やらせている本人が止めるはずもない。
その間も無遠慮に喉を突き上げられ、ぢゅぼっぢゅぼっ と本来喉が鳴る音ではな
い水音が部屋に響いた。
顔に跨っている腰を必死に掴み逃れようとするがビクともしない。
段々と意識が薄れていき途切れる瞬間、ごぷっ と音を立てて喉の奥に大量の精液
が流れ込んできた。
涼介 「…っげほっ…げほっげほっ…おぇっ……」
性器が抜けていくのと同時に反射的に体を反転させる。
床に向かって喉奥に出された白濁色の液体を何度もえずいて吐き出した。
酸欠の頭がズキズキと痛み、あまりの痛みに気を失いそうだった。
鼓動がうるさいくらいに早く、身体が小刻みに震えていた。
男は涼介の体を軽々と持ち上げるとベッドへと放り出した。
酸欠で身体に力が入らずベッドの上で四肢を投げ出したまま、回らない頭で次は
何をされるのかと視線を彷徨わせた。
男は虚な目をした涼介の上に覆い被さると容赦なく耳たぶに歯を立てた。
涼介 「……っ…!!」
ゴリっという音がして痛みと熱が噛まれた耳から伝わってくる。
そのまま首筋へと舌でなぞっていくとうなじに口付けると噛み付く。
容赦なく歯を立てられた皮膚がブチブチっ と悲鳴をあげる。
噛まれたところには歯形がくっきりと残りじわりと血が滲んでくる。
鎖骨、肩、腕、胸、腰、太もも、足先。
全身を埋め尽くすように身体中に噛み跡が刻まれていく。
その痛みに初めは背をしならせ身体が勝手に跳ね上がっていたが、段々と
痛覚は麻痺し、徐々に反応しなくなってきた。縄で縛られた腕は痺れて感覚
がなくなってきていた。
視線をどこともなく彷徨わせると意識が遠のいていく気がした。
ヒュッっと風を切る音と同時に左頬に衝撃が走った。
涼介 「…!!」
強烈な痛みと熱が、頬から急速に広がってくる。
口の中で血の味がした事で、今殴られたのだと理解した。殴られた衝撃のまま
顔を横に向けているとズキズキと頬が痛み始めた。
髪を掴まれ強制的に上を向かされる。
涼介 「…っ……」
狂気に満ちた目が見下ろしている。
その男は平山から頼まれただけでなく、自分の性癖を満たす為にやっているのだ
と感じた。
視線を外ずし平山を見ていると苛立ちを募らせた男が涼介の頭を掴むとベッドへ
と叩きつけてきた。
涼介 「がはっ……!」
衝撃で目の前が歪む。
男 「今は俺だけを見ていろ!お仕置きされたいのか?」
初めて話した男は涼介を自分のオモチャのように扱った。
溜息を吐くと、視線を合わせようとしない涼介に苛立ちを募らせると、今度は萎え
きっていた性器に歯をたてた。
一気に激痛が走り男を睨みつけた。
涼介 「や゛めっ…!!」
ゴリっと鈍い音がして息が止まるほどの痛みが下半身から急激に込み上げた。
容赦なく性器の根元に食い込むと身体が痙攣し始めた。
涼介 「あ゛あぁぁああぁぁぁぁ……!!」
止まらない叫び声が喉から溢れ出す。
足をバタつかせ必死に逃げようとするがそれを許すはずもなかった。
手首を縛る縄は解ける事はなく、どれだけ叫んでも食い込んだ歯は緩まる事
を知らない。
涼介 「ぅ゛…っふ……はぁ…あ゛あ゛ぁ…」
痛みを逃そうと懸命に息を吐き出すが、ボタボタ と唾液が垂れてあまりの
痛さに目の前を火花が散った。
ゴリゴリッ と肉の感触を楽しむと男はようやくソコから歯を引くと口を離
した。
自分の性器がどうなっているかを確認するのが怖いほどズキズキと激しい痛
みが押し寄せ続けた。
男は身体を起こすと躊躇う事なく向き合った視線のまま後孔に無遠慮に指を
突っ込むとそこにローションを押し込んだ。
冷たい液体が一気に流れ込み気持ち悪かったが、ソコを擦るように掻き回さ
れ、いつの間にか指も増やされていく。
前日に始めて入れられた孔はまだまだ狭いままで、受け入れる事は困難だっ
た。まして普通より大きいソレを入れるなどありえなかった。
指は増やされ、縛られたままなので逃げる事も出来ず、目の前で広げられて
いく自分の後孔を見ている事しかできなかった。
男 「狭いな~。もっと力抜いて広げろよっ、そのまま突っ込むぞ!」
涼介 「いやっ…無理っ…!絶対入らない…無理です…」
男 「やって見なきゃわかんねーだろ?」
涼介 「壊れちゃう…お願い…やめ…」
平山 「いいよ、しっかり解したら入れてやってよ。どうせこれからも
ずっと使っていくところだからね。今日は存分に楽しまなくっ
ちゃね。」
涼介 「平山先輩…いやっ…助けて…」
男は舌で涼介の頬を舐めると、押し倒し硬いものを押し当てた。
ゆっくりと中へと押し込み始める。
涼介 「…っ…あ゛…ぐぅ…っん…」
たっぷりと入れ込まれたローションが滴り落ちてくるのが分かる。
代わりに硬くて太いものがミシミシッ と音を立てて入ってきているよう
だった。
しっかりと時間をかけて解されていないソコは昨日の行為のせいで少し腫
れている気がした。
より敏感になっている肉壁は性器によって割開かれ、ゾクゾクと背筋を電
気が走った。
パンッ パンッ と肌がぶつかる音が部屋中に響き渡っている。
涼介の性器からは先走りが溢れ、口からは喘ぎ声がひっきりなしに漏れて
いた。
さっきまでの痛ぶるような行為ではなく、今は純粋にセックスを楽しんでい
るようだった。
一定だったピストンが段々と早くなっていく。
涼介 「あっ…んっ…あっ…ァ…」
心が冷え切っていく。その反対に体だけが快楽を求めるように熱くなっていく。
躊躇いもなく男の手が涼介の首へと回ると首を締め上げる。
一瞬にして呼吸と血流が堰き止められ、ズキズキと頭が痛み出す。
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