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姉妹
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いつも駅の近くの空き地に屋台が止まっている。
そこではいつも仕事に疲れた人や色々な人達との交流の場所でもある。
今日も屋台には個性溢れるお客さんがやって来ました。
いつも二人仲良く夜中にやってくる女性がいる。
その子達は水商売終わりにやってきては同じ物を
二人で分けながら食べておりまるで姉妹のように
見えた。
今日も二人揃ってやって来た。
「おじさん、おでんちょーだい!玉子と厚揚げと……大根ね。」
いつも注文をする子が、さとみちゃん
傍らでいつもニコニコしているのが、みかちゃん
「はいよ。今日も仕事終わりかい?」
とおでんを渡しながら問うと
「そうだよ♪今日も疲れたよー。
でもね、色々な話聞けてたのしいよー!」
と大根を一口食べながらさとみちゃんは答え
「おじさんも、私たちの店遊びにきてよ!」
とさとみちゃんの後にみかちゃんは答えた。
「おじさんは、女性と話すのは苦手でね……」
と照れて答えると
「じゃあ私達と話せるってことは私達は女の子として見られていないって事!?ひどいー!」
二人揃って笑顔で言われ楽しい会話をしていた。
数日後、みかちゃんだけが屋台にやって来た。
「あれ、みかちゃん一人?さとみちゃんは?」
みかちゃんの表情は暗く何も答えなかった。
私はそっとおでんをよそいみかちゃんにお出しした。
するとみかちゃんは涙を流しながらおでんを食べ始める。
(これは、喧嘩でもしたのかな?)
と思いそのまま様子を見ていたら
「今日はね、さとみ体調悪くて家で寝てるの。
これからね、さとみの家に行って看病するんだ!」
と笑顔で答えると
「ごめんね。おじさん急に泣いたりして……
変なこと思い出しただけだから 」
お金を屋台に置き立ち去ろうとするみかちゃんに
「あ!お代はいいよ、ひいきにしてもらってるからサービスだよ」
と声をかけお金を返そうとする。
するとみかちゃんは振り返り
「じゃあそれはまた今度二人で来た時の代金で持ってて!また来るから!」
と笑顔で答え走り去っていった。
その後、みかちゃんは姿を消した。
さとみちゃんは必死に探していたが見つからず
あの日最後に屋台を訪れた時も体調を崩して休んでいたのはみかちゃんだったらしい。
さとみちゃんは元気を無くしていた。
みかちゃんが居なくなって二日後さとみちゃん宛に手紙が届いたらしく、わざわざ屋台に持ってきてくれた。
みかちゃんは実家に戻っていたようで
当分帰って来ないらしい、
理由は実家の母親が倒れたらしく
母親の経営している定食屋を手伝う為だと書いていた。
さとみちゃんは手紙を見ながら安心したのか涙を流していた。
そして
「おじさん、お、おでんちょーだい!」
手紙を読み終えたらしく涙もまだ止まっていないのにおでんを食べ始める。
手紙の最後には
「さとみ、私はあなたに出会え一緒に仕事が出来たことやおじさんの屋台で食べたおでんの事を一生忘れません。またこっちが安定したら一緒におでんを食べましょう!だって、さとみは大親友だから!約束ね!」
と書かれていた。
私は本当に仲が良い姉妹にしか見えませんでした。
数年後に二人揃って笑顔で来られる日を私も楽しみでしかたなかった。
そこではいつも仕事に疲れた人や色々な人達との交流の場所でもある。
今日も屋台には個性溢れるお客さんがやって来ました。
いつも二人仲良く夜中にやってくる女性がいる。
その子達は水商売終わりにやってきては同じ物を
二人で分けながら食べておりまるで姉妹のように
見えた。
今日も二人揃ってやって来た。
「おじさん、おでんちょーだい!玉子と厚揚げと……大根ね。」
いつも注文をする子が、さとみちゃん
傍らでいつもニコニコしているのが、みかちゃん
「はいよ。今日も仕事終わりかい?」
とおでんを渡しながら問うと
「そうだよ♪今日も疲れたよー。
でもね、色々な話聞けてたのしいよー!」
と大根を一口食べながらさとみちゃんは答え
「おじさんも、私たちの店遊びにきてよ!」
とさとみちゃんの後にみかちゃんは答えた。
「おじさんは、女性と話すのは苦手でね……」
と照れて答えると
「じゃあ私達と話せるってことは私達は女の子として見られていないって事!?ひどいー!」
二人揃って笑顔で言われ楽しい会話をしていた。
数日後、みかちゃんだけが屋台にやって来た。
「あれ、みかちゃん一人?さとみちゃんは?」
みかちゃんの表情は暗く何も答えなかった。
私はそっとおでんをよそいみかちゃんにお出しした。
するとみかちゃんは涙を流しながらおでんを食べ始める。
(これは、喧嘩でもしたのかな?)
と思いそのまま様子を見ていたら
「今日はね、さとみ体調悪くて家で寝てるの。
これからね、さとみの家に行って看病するんだ!」
と笑顔で答えると
「ごめんね。おじさん急に泣いたりして……
変なこと思い出しただけだから 」
お金を屋台に置き立ち去ろうとするみかちゃんに
「あ!お代はいいよ、ひいきにしてもらってるからサービスだよ」
と声をかけお金を返そうとする。
するとみかちゃんは振り返り
「じゃあそれはまた今度二人で来た時の代金で持ってて!また来るから!」
と笑顔で答え走り去っていった。
その後、みかちゃんは姿を消した。
さとみちゃんは必死に探していたが見つからず
あの日最後に屋台を訪れた時も体調を崩して休んでいたのはみかちゃんだったらしい。
さとみちゃんは元気を無くしていた。
みかちゃんが居なくなって二日後さとみちゃん宛に手紙が届いたらしく、わざわざ屋台に持ってきてくれた。
みかちゃんは実家に戻っていたようで
当分帰って来ないらしい、
理由は実家の母親が倒れたらしく
母親の経営している定食屋を手伝う為だと書いていた。
さとみちゃんは手紙を見ながら安心したのか涙を流していた。
そして
「おじさん、お、おでんちょーだい!」
手紙を読み終えたらしく涙もまだ止まっていないのにおでんを食べ始める。
手紙の最後には
「さとみ、私はあなたに出会え一緒に仕事が出来たことやおじさんの屋台で食べたおでんの事を一生忘れません。またこっちが安定したら一緒におでんを食べましょう!だって、さとみは大親友だから!約束ね!」
と書かれていた。
私は本当に仲が良い姉妹にしか見えませんでした。
数年後に二人揃って笑顔で来られる日を私も楽しみでしかたなかった。
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