可愛こぶっても可愛くない

wano

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嫌な予感

誘拐

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意識を覚醒させた後どうやら縛られているようなので、体を動かすのは早々に諦め、暫く目を開けずに何人いるかを数えようと耳に神経を研ぎ澄ます。
「寝たまままわした方が良くねぇ?」
「いやいやぁ...それだとつまらんだろ」
「でも変に騒がれると面倒じゃん」
「それにこいつ力強いんだって」
「飯田さん?」 
飯田?
「そーそー、にしてもあの人サイテーだよな、オトモダチを金で売るなんて」
あのクソメガネ何かましてくれるんだ。後で覚えていろ。
「で、どうするよシマ」
「あ?好きにしろよ、俺に男を抱く趣味はねぇ」
まぁ、大体5人くらいだろう。
最後に口を開いたやつがリーダー格らしい、どうやら回す回さないにはあまり興味無さそうだ。まぁ、この状況でそれが助けになるかと聞かれたら全くならない訳だが。
現実離れしすぎて少し楽しくなってきた。女だったら死ぬほど怖いだろうが、男だから心配は尻を傷めないか程度だし、いっそドラマのようなことをしても許されるんじゃないかなんて思い始めたその思考も面白い。
「ッははははは!うっははははははは!」
「っ!?起きたのか!」
「こっわ...サイコじゃん」
「まぁいいや起きたならさっさとヤっちまおうぜ」
「シマ、ホントにいいの〜?」
「別にいい、それよりさっさと終わらせた方がいいぞ
いまいちあの飯田は信じられない。」
「うっわー潔癖」
どうやらもうヤられてしまうらしい。
笑みを収めとりあえず時間稼ぎをしようと口を開く。
「まぁまぁその無駄におっ立てた愚息共を仕舞えよ」
「あぁ!?いきがってんじゃねぇぞ、自分の立場わかってんのか」
「テンプレートだな、なんか言えねぇのかバカめ
性根もお前らのブツと同じくらいしょうもないな、あーあ桃のがいいぜ」
むろんハッタリだ。
そう思ってくれているならそのまま通した方がいい。
楽しませるだけになるくらいなら、自分がビッチのように煽っている方が自尊心を刺激して時間を稼げるだろう。
思惑どうり馬鹿どもはいい感じでいきり立っている。
この様子なら、どうせ絡んでいる飯田と桃が来てくれるだろうなんて思って油断していると
『シマ』が口を開いた。
「お前ら載せられてんじゃねぇぞ」
「お、おうそうだよな
おらさっさと脱がせるぞ」
「ッチ...」
乱暴に服が破られシャツが乱れ、下半身は全部脱がされた。
ここに来てやっと、吐き気が出てきた。
どうせならかわいい女の子と、贅沢を言うなら桃とヤりたかったなんて思いながらぎゅっと目を瞑った。
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