異世界転生?いいえ、転生サポート事務局です

鑑定漢

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2章 貴方のスキルをサポートします

閑話 上司女神 ベルザンディ

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『はぁ……ここまでスキル関係を放置してたのは私達の責任よねえ……』

女神や神の集まりでの私の第一声がコレである。ちなみに周りの神々や全能神様も頭を抱えていた。

『じゃのう、あの若者のお陰で色々問題が出てきてるのをレポート形式で見れるのは助かるのう。1つ2つでは異世界では安心して生きれんか、然りじゃ』

そう、彼のレポートにあらゆる神が感心している。なるほど、彼も中々の切れ者だ。こうすればいざという時の備えにもなるし、彼への協力者も増えるだろう。実際の所、スキルが複数取れるとしてもそれに見合ったスキルが無ければどうしようもない事は数回の改変や修正で証明済みだ。

『俺ぁ、戦闘スキルだけじゃダメって点を注目してぇ。生産スキルに索敵スキルか。かなり詳細に書かれててありがてえ。それに加えて、戦闘スキル修正案。こいつが気になるな、もっと詳細が欲しいとこだ』

軍神アレスが珍しく書類に向かい合っている。彼は闘いの神と言われているが、闘い以外にはあまり深くかかわらない方だ、これは驚きである。

『私は女性用のスキルに注目ですね。確かに女性の生理と生活については深く考えてませんでした、汗顔の至りです。そうですよね、重い日に闘いが出来る訳ありません。薬神とこれは相談に移らないと……』

処女神であり、女性の為の女神と言われるヘスティア様も書類と睨めっこだ。このレポートには事の詳細以外にスキルの組み合わせ、スキルの運用方法等も書かれている。また、女性の生理に関する、対策、その他も書かれている。

『先日の件も中々参考になるわい。こりゃ、儂等一同、反省するべきじゃな。腰を据えてじっくり読みたい者もおろう、今日はこれで解散とする』

全能神ゼウス様が締めると、一同が頷き、レポートを持ち、解散となる。彼が私の部下と共に来た時はどうなるかと思ったが、今では非常にありがたい。
更に、彼が居る事で大きいのはである。スキルは神々が管理するので中々修正や改変の機会が訪れない。そこに彼の視点が入れば、欠点は多く出る。実際、彼が緊急性の高い物を解決した事で、レポートに関しては大変信憑性が高いのも証明されている。

『おっと、ベルザンディや。ちょっとよいか?』

『はい?何か不備でも?』

席を立ったら、ゼウス様に呼び止められた。何だろう?と思い、質問する。

『件の彼はこれで終わりと言っておったか?』

『いいえ。我が不肖の配下が送った転生者は沢山居ますからね。まだまだ先だと言っておりましたわ』

『ふむ、そういう事なら、主に一つ頼みがある』

内容を聞いた私は卒倒しそうになりましたが、確かに必要な事ではある。承認する他ありませんでした。彼が何とかやってくれることに期待しましょう。いえ、まずは薬神と相談して、副作用が無い優しい胃薬の開発をお願いするのが先………かしらね………
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