7 / 10
2章 貴方のスキルをサポートします
閑話 上司女神 ベルザンディ
しおりを挟む
『はぁ……ここまでスキル関係を放置してたのは私達の責任よねえ……』
女神や神の集まりでの私の第一声がコレである。ちなみに周りの神々や全能神様も頭を抱えていた。
『じゃのう、あの若者のお陰で色々問題が出てきてるのをレポート形式で見れるのは助かるのう。1つ2つでは異世界では安心して生きれんか、然りじゃ』
そう、彼のレポートにあらゆる神が感心している。なるほど、彼も中々の切れ者だ。こうすればいざという時の備えにもなるし、彼への協力者も増えるだろう。実際の所、スキルが複数取れるとしてもそれに見合ったスキルが無ければどうしようもない事は数回の改変や修正で証明済みだ。
『俺ぁ、戦闘スキルだけじゃダメって点を注目してぇ。生産スキルに索敵スキルか。かなり詳細に書かれててありがてえ。それに加えて、戦闘スキル修正案。こいつが気になるな、もっと詳細が欲しいとこだ』
軍神アレスが珍しく書類に向かい合っている。彼は闘いの神と言われているが、闘い以外にはあまり深くかかわらない方だ、これは驚きである。
『私は女性用のスキルに注目ですね。確かに女性の生理と生活については深く考えてませんでした、汗顔の至りです。そうですよね、重い日に闘いが出来る訳ありません。薬神とこれは相談に移らないと……』
処女神であり、女性の為の女神と言われるヘスティア様も書類と睨めっこだ。このレポートには事の詳細以外にスキルの組み合わせ、スキルの運用方法等も書かれている。また、女性の生理に関する、対策、その他も書かれている。
『先日の件も中々参考になるわい。こりゃ、儂等一同、反省するべきじゃな。腰を据えてじっくり読みたい者もおろう、今日はこれで解散とする』
全能神ゼウス様が締めると、一同が頷き、レポートを持ち、解散となる。彼が私の部下と共に来た時はどうなるかと思ったが、今では非常にありがたい。
更に、彼が居る事で大きいのは人間視点である。スキルは神々が管理するので中々修正や改変の機会が訪れない。そこに彼の視点が入れば、欠点は多く出る。実際、彼が緊急性の高い物を解決した事で、レポートに関しては大変信憑性が高いのも証明されている。
『おっと、ベルザンディや。ちょっとよいか?』
『はい?何か不備でも?』
席を立ったら、ゼウス様に呼び止められた。何だろう?と思い、質問する。
『件の彼はこれで終わりと言っておったか?』
『いいえ。我が不肖の配下が送った転生者は沢山居ますからね。まだまだ先だと言っておりましたわ』
『ふむ、そういう事なら、主に一つ頼みがある』
内容を聞いた私は卒倒しそうになりましたが、確かに必要な事ではある。承認する他ありませんでした。彼が何とかやってくれることに期待しましょう。いえ、まずは薬神と相談して、副作用が無い優しい胃薬の開発をお願いするのが先………かしらね………
女神や神の集まりでの私の第一声がコレである。ちなみに周りの神々や全能神様も頭を抱えていた。
『じゃのう、あの若者のお陰で色々問題が出てきてるのをレポート形式で見れるのは助かるのう。1つ2つでは異世界では安心して生きれんか、然りじゃ』
そう、彼のレポートにあらゆる神が感心している。なるほど、彼も中々の切れ者だ。こうすればいざという時の備えにもなるし、彼への協力者も増えるだろう。実際の所、スキルが複数取れるとしてもそれに見合ったスキルが無ければどうしようもない事は数回の改変や修正で証明済みだ。
『俺ぁ、戦闘スキルだけじゃダメって点を注目してぇ。生産スキルに索敵スキルか。かなり詳細に書かれててありがてえ。それに加えて、戦闘スキル修正案。こいつが気になるな、もっと詳細が欲しいとこだ』
軍神アレスが珍しく書類に向かい合っている。彼は闘いの神と言われているが、闘い以外にはあまり深くかかわらない方だ、これは驚きである。
『私は女性用のスキルに注目ですね。確かに女性の生理と生活については深く考えてませんでした、汗顔の至りです。そうですよね、重い日に闘いが出来る訳ありません。薬神とこれは相談に移らないと……』
処女神であり、女性の為の女神と言われるヘスティア様も書類と睨めっこだ。このレポートには事の詳細以外にスキルの組み合わせ、スキルの運用方法等も書かれている。また、女性の生理に関する、対策、その他も書かれている。
『先日の件も中々参考になるわい。こりゃ、儂等一同、反省するべきじゃな。腰を据えてじっくり読みたい者もおろう、今日はこれで解散とする』
全能神ゼウス様が締めると、一同が頷き、レポートを持ち、解散となる。彼が私の部下と共に来た時はどうなるかと思ったが、今では非常にありがたい。
更に、彼が居る事で大きいのは人間視点である。スキルは神々が管理するので中々修正や改変の機会が訪れない。そこに彼の視点が入れば、欠点は多く出る。実際、彼が緊急性の高い物を解決した事で、レポートに関しては大変信憑性が高いのも証明されている。
『おっと、ベルザンディや。ちょっとよいか?』
『はい?何か不備でも?』
席を立ったら、ゼウス様に呼び止められた。何だろう?と思い、質問する。
『件の彼はこれで終わりと言っておったか?』
『いいえ。我が不肖の配下が送った転生者は沢山居ますからね。まだまだ先だと言っておりましたわ』
『ふむ、そういう事なら、主に一つ頼みがある』
内容を聞いた私は卒倒しそうになりましたが、確かに必要な事ではある。承認する他ありませんでした。彼が何とかやってくれることに期待しましょう。いえ、まずは薬神と相談して、副作用が無い優しい胃薬の開発をお願いするのが先………かしらね………
0
あなたにおすすめの小説
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる