大海サバイバル! チートな船で俺TUEEE な旅を満喫します

彩世幻夜

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第六章

街でお買い物

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 ふあぁ、よく寝た。

 朝ごはんはホテルの定番洋食メニュー。

 パンとサラダとソーセージにベーコン、そして卵。

 卵はスクランブルエッグ、目玉焼き(オシャレにサニー何とか言われてアルトに聞くまで何の料理か分からなかった)、オムレツとゆで卵から選べた。

 ふわとろの美味しそうなオムレツならオムレツ1択だったけど、他の人の皿を見たらスクランブルエッグの方が美味しそうだったんで、そっちを選択。

 飲み物は……ミルクかオレンジ果汁。食後はお茶かコーヒーを選べるみたい。

 ふむ、牛乳は手に入りそうだな。ついでにバターやチーズなんかの乳製品を買えるといいけど。

 うん、スクランブルエッグはバターと黒胡椒の風味と香りが利いて美味しい。半熟具合も絶妙。

 対するアルトはゆで卵を選び、えらい早食いであっという間に皿を空にしていた。

 「職業柄の癖だ、気にするな。別に急ぐ必要はないから」

 食後は紅茶を選び、まったりした後。
 私達は買い物のため街へと繰り出した。

 商店の並ぶ通りには、柱と柱の間をアーチ型にして、店の入り口やショーウィンドウにしている店舗が多く、何となく高級な欧州系ブランドの店のような佇まい。

 しかしよく見れば、確かにそういうお高い店もあるけれど、意外にリーズナブルなお店も見つかる。

 まずは食料品店。

 「生肉は無理だけど、ソーセージとかベーコンは美味しかったよね。お、乳製品あるじゃん。コレも生乳はすぐ悪くなりそうだけど、チーズやバターなら……。うーん、生クリームも欲しいけど厳しいかな」

 そして香辛料専門店。

 「うわっ、高っ! 胡椒高! ハーブはそこそこのお値段だけど、スパイスは高いな……」

 今の日本じゃ塩・砂糖・胡椒は当たり前にどこの家庭にもあって、安価に買える調味料だけど……。
 砂糖や胡椒なんて、それこそ同じ重さの金と同じ価値があった時代だってある。

 仕方ないので胡椒は当分船の売店に頼る事にして、安いハーブを数種類入手する。

 「……ハーブはむしろ種を買うべきかもね」

 プランター栽培くらいなら出来そうじゃない?
 流石にここで買うと荷物になるから、また今度考えよう。

 それからこの世界で着ていておかしくない服を数着。
 ちょっとした装飾品も含めて。

 あ、宝石とか貴金属じゃないよ!

 ……アルトは何かげっそりしてたけど……うん、見なかった!

 お陰でるんるん気分で宿に戻り、今日も食事の前に入浴を済ませる。

 「あ、いい香り……」

 雑貨屋で買った香油。試しにお風呂に数滴たらしてみたら、カモミールの甘い香りが広がり、幸せな気分になった。
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