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第十一章
反省会
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宿屋に置いた二人はそのままに。
私とアルトはクルーザーに二人。
「さて、言いたい事は色々あるが……」
本日の成果に対する反省会の始まりです……。
「最終的には上手く噂を集められたようだが……どうでも良い雑談……と言うよりお前の食い気から来る話のが多く、長かった気がするのは気のせいか?」
「…………」
「なのにその話のおかげで俺ですら集められていなかった話が出てくるほど彼らの警戒を解いたのもまた事実。……そのせいで間違いだと決めつけ頭ごなしに叱る事が出来なくなったじゃないか」
もっと効率の良い情報の聞き出し方を教えてくれながらも釈然としないと、機嫌を損ねていた。
「その……だって私、もとの世界じゃ普通に庶民してたんだ、世界が変わってもお貴族様的なアレコレよりああいう空気のが馴染みなんだよ」
「……はぁ。取り敢えずもう二、三日あの界隈で情報収集研修を終えたら、次の研修に移るぞ」
その言葉通り。
市場の次はしっかり通りに店舗を構えた商店街での情報収集。
……ここまではそこそこスムーズだったんだけど。
最後、地元コミュニティでの訓練はキツかった。
田舎が地元の人なら理解してくれるかな?
家族のことのみならず、親戚の動向まで把握し知り尽くしたご近所さん同士のつながりの中に、見ず知らずのよそ者が割って入って会話に混ざり、欲しい情報を聞き出すなんて。
警察手帳のご威光があっても上手く行くとは限らない、その難易度を。
うん、ダメ出しされまくりだったよ。
その後見本として別の集落で彼の仕事ぶりを見せられたけど……ねぇ、あれ彼のイケメンなお顔があるから出来る芸当なんじゃないですかねぇ……?
その後。貴族街の歩き方だとか、屋敷への忍び込み方、使用人たちへの聞き込みの仕方、等など。
一通り仕込まれた。
……そうして聞かされた馬鹿王の話は胸糞悪くなるモノばかりだったけどな!
本当に、アイツさえ居なきゃ平和で豊かな良い国なのに。
「けど……良い国だからこそ、私達だけで動くのは違う気もする。ちゃんと正しく国の事を考えて動いてる貴族の協力を得られないかな。私達はあくまでサポート、アイツをどうにかするのはやっぱりこの国の人の仕事な気もする」
奴をぶん殴りたい気分なのは確かだけど、この国には私以上に鬱憤を溜めた貴族は沢山いる。
所詮部外者の私が彼らを差し置いて奴をぶん殴るのはやっぱり違うよね? って話。
「ならば、現王の施政に反対を表明して冷遇されてる派閥のトップの屋敷に忍び込むか」
だけどまさかそう来るとは……、ね……。
私とアルトはクルーザーに二人。
「さて、言いたい事は色々あるが……」
本日の成果に対する反省会の始まりです……。
「最終的には上手く噂を集められたようだが……どうでも良い雑談……と言うよりお前の食い気から来る話のが多く、長かった気がするのは気のせいか?」
「…………」
「なのにその話のおかげで俺ですら集められていなかった話が出てくるほど彼らの警戒を解いたのもまた事実。……そのせいで間違いだと決めつけ頭ごなしに叱る事が出来なくなったじゃないか」
もっと効率の良い情報の聞き出し方を教えてくれながらも釈然としないと、機嫌を損ねていた。
「その……だって私、もとの世界じゃ普通に庶民してたんだ、世界が変わってもお貴族様的なアレコレよりああいう空気のが馴染みなんだよ」
「……はぁ。取り敢えずもう二、三日あの界隈で情報収集研修を終えたら、次の研修に移るぞ」
その言葉通り。
市場の次はしっかり通りに店舗を構えた商店街での情報収集。
……ここまではそこそこスムーズだったんだけど。
最後、地元コミュニティでの訓練はキツかった。
田舎が地元の人なら理解してくれるかな?
家族のことのみならず、親戚の動向まで把握し知り尽くしたご近所さん同士のつながりの中に、見ず知らずのよそ者が割って入って会話に混ざり、欲しい情報を聞き出すなんて。
警察手帳のご威光があっても上手く行くとは限らない、その難易度を。
うん、ダメ出しされまくりだったよ。
その後見本として別の集落で彼の仕事ぶりを見せられたけど……ねぇ、あれ彼のイケメンなお顔があるから出来る芸当なんじゃないですかねぇ……?
その後。貴族街の歩き方だとか、屋敷への忍び込み方、使用人たちへの聞き込みの仕方、等など。
一通り仕込まれた。
……そうして聞かされた馬鹿王の話は胸糞悪くなるモノばかりだったけどな!
本当に、アイツさえ居なきゃ平和で豊かな良い国なのに。
「けど……良い国だからこそ、私達だけで動くのは違う気もする。ちゃんと正しく国の事を考えて動いてる貴族の協力を得られないかな。私達はあくまでサポート、アイツをどうにかするのはやっぱりこの国の人の仕事な気もする」
奴をぶん殴りたい気分なのは確かだけど、この国には私以上に鬱憤を溜めた貴族は沢山いる。
所詮部外者の私が彼らを差し置いて奴をぶん殴るのはやっぱり違うよね? って話。
「ならば、現王の施政に反対を表明して冷遇されてる派閥のトップの屋敷に忍び込むか」
だけどまさかそう来るとは……、ね……。
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