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魔王対策
魔道具完成
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研究室に居るのはアンリとカイルと技術者のみ。
レイフレッドは魔道具造りには参加せず、政務に励んでいる。
カレンからは既に装飾の魔道具についての報告書が提出されている。これを造るのは職人集団の仕事であるから、彼女は既にこれの売り込み戦略について着々と策を練り上げており、作成には関わらない。
「んじゃ、まずは筐体造りから始めるわよ」
これは主に鍛冶スキルや錬金スキルが必要になってくるから、私がメインで行う必要がある。
コミック本程の厚さにまでなった設計図を元に順に作り上げていく。
まずは核となる球体の外郭部分。
装飾の魔道具を取り付ける部品がはめられるよういくつも穴を開けた、中はがらんどうの半球を二つ作ってくっつける仕様である。
中身の核がバレたらヤバい代物だから、高い所から落として固い岩の上に落としても壊れたりしない頑丈な造りにしないといけない。
あのゴーレムの素材と、セイルから自然と剥がれた古い鱗を錬金術で合成し、見た目クレーターだらけの星みたいな殻を完成させた。
その後いくつか細かい部品を作り上げる。
……この部品を、コンピューターの基盤みたく組み上げて術式を刻むのはカイルと職人の仕事だ。
――私、ここまで複雑な術式は理解しきれません。
カイルはプログラマーだったというけれど、その細かいソースを見ているようで……。
何のためのプログラムかは理解できてもどういう術式を組み合わせてそうなってるのかは、かなり頑張らないと理解しきれなかった。
だからその辺は得意な人に丸投げすることにして、私は装飾の魔道具造りに専念する。
うん、こっちの術式なら理解できる。デザインも可愛いし、術式の組み方も秀逸で、我が娘ながら優秀だと感心せざるを得ない。
これを量産していると、あちらも作業が終わったらしい。
全ての部品を組み合わせ、天井から吊るすための紐だとか、飾り房だとかも含めて取り付け完成させる。
「……出来た」
試作品第一号が完成した。
「……試作品が出来たなら、早速試運転をせねばなりますまい」
……だよね。
当然使うならウチの領内にある教会なんだけど。
「……取り敢えず神様たちに受信機の試作品を渡しに行ってくるわ。その後で実験しましょう」
取り敢えず神官には偽装の魔道具の効果のみ伝えて試運転したい旨を伝えておこう。
「明日、試運転の健を神官に伝えたついでにそれを神様に渡してくるから、いつでも実験可能なように準備をお願いね」
「かしこまりました!」
さて、では行きますか!
レイフレッドは魔道具造りには参加せず、政務に励んでいる。
カレンからは既に装飾の魔道具についての報告書が提出されている。これを造るのは職人集団の仕事であるから、彼女は既にこれの売り込み戦略について着々と策を練り上げており、作成には関わらない。
「んじゃ、まずは筐体造りから始めるわよ」
これは主に鍛冶スキルや錬金スキルが必要になってくるから、私がメインで行う必要がある。
コミック本程の厚さにまでなった設計図を元に順に作り上げていく。
まずは核となる球体の外郭部分。
装飾の魔道具を取り付ける部品がはめられるよういくつも穴を開けた、中はがらんどうの半球を二つ作ってくっつける仕様である。
中身の核がバレたらヤバい代物だから、高い所から落として固い岩の上に落としても壊れたりしない頑丈な造りにしないといけない。
あのゴーレムの素材と、セイルから自然と剥がれた古い鱗を錬金術で合成し、見た目クレーターだらけの星みたいな殻を完成させた。
その後いくつか細かい部品を作り上げる。
……この部品を、コンピューターの基盤みたく組み上げて術式を刻むのはカイルと職人の仕事だ。
――私、ここまで複雑な術式は理解しきれません。
カイルはプログラマーだったというけれど、その細かいソースを見ているようで……。
何のためのプログラムかは理解できてもどういう術式を組み合わせてそうなってるのかは、かなり頑張らないと理解しきれなかった。
だからその辺は得意な人に丸投げすることにして、私は装飾の魔道具造りに専念する。
うん、こっちの術式なら理解できる。デザインも可愛いし、術式の組み方も秀逸で、我が娘ながら優秀だと感心せざるを得ない。
これを量産していると、あちらも作業が終わったらしい。
全ての部品を組み合わせ、天井から吊るすための紐だとか、飾り房だとかも含めて取り付け完成させる。
「……出来た」
試作品第一号が完成した。
「……試作品が出来たなら、早速試運転をせねばなりますまい」
……だよね。
当然使うならウチの領内にある教会なんだけど。
「……取り敢えず神様たちに受信機の試作品を渡しに行ってくるわ。その後で実験しましょう」
取り敢えず神官には偽装の魔道具の効果のみ伝えて試運転したい旨を伝えておこう。
「明日、試運転の健を神官に伝えたついでにそれを神様に渡してくるから、いつでも実験可能なように準備をお願いね」
「かしこまりました!」
さて、では行きますか!
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