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一緒に行動するようになって2日目の放課後
教室で日誌を書いている俺を如月兄弟は待ってくれていた。日誌を書きながら如月兄弟に対して気づいた事をおもいだしていた。
見分け方は服装と話し方だけだと思っていたが、それ以外にもあることだ。
「首のところにほくろがあるんだな」
如月兄弟には聞こえないように言ったつもりだが聞こえていたみたいだ。
「なんの事~?」
如月雪が俺を覗き込む。
「いや、首のところほくろが3つ並んでる」
「僕の事??確か僕の場合は縦に綺麗に並んでるんだよね~」
「俺にはないのか!?」
「雪成も3つあるよ。僕と違って横にだけどね」
如月雪成の首元にはほくろが横に並んでいた。
「佐藤くんは首にほくろないの?」
「俺はないと思うけど?」
自分の首を見ることが出来ないのでわからない
「怪我したのか?!」
突然俺の肩を如月雪成が掴み聞いてきた。怪我したのは指ぐらいでそれも2人が保健室に連れて行ってくれた時のものだし。それ以外で怪我はしていない。
「してないと思うけど?」
思い返しても怪我した記憶はない。
「じゃあこれどうしたの~?」
如月雪はワイシャツから少し出ていた絆創膏に触る。俺が思っていた以上に距離が近かったのか息遣いが聞こえてきた。
教室で日誌を書いている俺を如月兄弟は待ってくれていた。日誌を書きながら如月兄弟に対して気づいた事をおもいだしていた。
見分け方は服装と話し方だけだと思っていたが、それ以外にもあることだ。
「首のところにほくろがあるんだな」
如月兄弟には聞こえないように言ったつもりだが聞こえていたみたいだ。
「なんの事~?」
如月雪が俺を覗き込む。
「いや、首のところほくろが3つ並んでる」
「僕の事??確か僕の場合は縦に綺麗に並んでるんだよね~」
「俺にはないのか!?」
「雪成も3つあるよ。僕と違って横にだけどね」
如月雪成の首元にはほくろが横に並んでいた。
「佐藤くんは首にほくろないの?」
「俺はないと思うけど?」
自分の首を見ることが出来ないのでわからない
「怪我したのか?!」
突然俺の肩を如月雪成が掴み聞いてきた。怪我したのは指ぐらいでそれも2人が保健室に連れて行ってくれた時のものだし。それ以外で怪我はしていない。
「してないと思うけど?」
思い返しても怪我した記憶はない。
「じゃあこれどうしたの~?」
如月雪はワイシャツから少し出ていた絆創膏に触る。俺が思っていた以上に距離が近かったのか息遣いが聞こえてきた。
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