神竜と聖竜

神竜の発見と謁見

皇帝への謁見2

「そなたは誰だ。見ない顔だな。」カイが慌てて言った。「申し訳ございません！私は新入りの神官です。」アスティルは皇帝に謝った。「申し訳ございません陛下。」皇帝は、苦笑いすると言った。「大丈夫だ。ところで今すぐ行けそうか？」カイとアスティルはホッとした表情を浮かべた。アスティルが言った。「準備はできております。」皇帝は皇国騎士団を準備させるので少し待っていてくださいと言い、言われた2人は転がるようにして謁見の間を出た。侍女のリアナについて行ったら豪華な部屋に通された。「ここで陛下がいらっしゃるのをお待ちください。」一礼してリアナは部屋から出て行った。