現代詩集 電脳

lil-pesoa

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今更どうにもならぬ事ばかりを考えながら
歩いておりましたら
やんわと広がる雲のオモテ
巨大な魚影が見えました
僕はそれを見た瞬間、努力とか信頼とか
手と手を取り合うことに対して
浅ましさと憎悪を覚えたのです
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