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第四章
19.もう他の人とエッチできなくなっちゃうな※
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目の前がチカチカと明滅して、奥がきつく締まる。
颯真さんは俺のことを揺さぶったまま、さらに奥を開こうとした。
「やらっ、やっ、……ぅ、お゛♡♡」
「あーあ、挿れただけでイっちゃったな」
「あ゛っ、……ああッ、ぅ、あ……」
「はは、可愛い。ほら、今度は奥まで挿れてくれ」
ぐにゅうううっとペニスが奥まで入って、颯真さんのペニスを迎え入れようと狭く閉ざした穴が開く。
彼に体を作り変えられてしまったせいで、いまでは結腸まで難なくペニスが届いた。
「~~~~ッ、ぅ~~~~……!!」
「あ♡ 奥まできた」
「~~~っ♡♡♡」
「ここ、ぐぽくぽって開くよ。そんなに俺のちんぽ好き?」
「すきッ♡♡ すきですっ……ん゛ん~~ッ!」
すりすりと頬を撫でる手に自ら擦り寄り、指先をちろちろと舐める。
颯真さんのちんこも、体も好きだけど、颯真さんの意地悪なところも含めて好き。
そう息も絶え絶えに言えば、颯真さんが、ハッ、と息を吐いた。
「いま、そういうこと言うのは反則だろ……!」
「ひゃぅ……ッ!」
「あー、クソッ、優しくしたいのにッ」
ガツガツと腰を振られて、その激しさに体が軋む。
あまりの激しさに一度、ちゅぽんとペニスが抜けて、その拍子にゴムが半端に脱げた。
「……ッ」
颯真さんが小さく舌を打って、ガリガリと頭をかく。
半端に脱げたゴムをそのまま着けるのは無理だと判断したのか、颯真さんはペニスからゴムを外すと、新しいゴムを付け替えようとした。
……だけど。
「あ、の、颯真さん、きょうは、そのままで、いいから……」
「は……?」
「だ、から……生、で…………」
よくないことはわかっている。でも、一度だけゴム越しではない精子の熱さを感じてみたい。
俺はそろそろと颯真さんの腕を掴むと、体を引き寄せた。
ぐちゃりとぬかるんだ後孔にペニスが当たって、彼が息を呑む。
「いいのか……?」
「うん、……おねがい、そのまま……」
キて、と囁いたのと同時に彼の熱いものを直接中にぶち込まれて、あまりの熱さと気持ちよさに背を仰け反らせた。
「あああッーー……♡♡♡」
――なにこれ……! なにこれ!!
はじめての熱さに意識がトびかける。
颯真さんは俺の腰を掴むと、容赦なく結腸を犯した。
「っ、こら、まだトぶな、付き合え」
「あっ、あッ♡ むり、あつい、なか、……あついぃ……!」
「唯斗が来いって言ったんだから、責任とってくれないと困る」
「ううぅ♡♡ も、おく、つかないで……!!」
イく、イっちゃう、と叫んで、颯真さんの体にしがみつく。
颯真さんも絶頂が近いのか、めちゃくちゃな動きで奥を突きながら俺の体を抱き締めた。
「……っ、イくッ……!」
「ん゛んん~~~~ッ! ~~~~~っ♡♡♡」
ほとんど同時に上り詰めたのか、中にどっぷりと熱い精子を吐き出される。
射精時間が長いのか、何回もペニスが中で跳ねて、奥を余すところなく濡らされた。
「あー……やばっ、まだ出る……」
「んーー♡」
「はは、顔がぐちゃぐちゃ」
「ぅ……?」
「こんなセックス覚えたら、もう他の人とエッチできなくなっちゃうな」
ちゅうっ、と唇に吸い付かれて、その甘いキスに全身が痺れる。
そのまま舌先を甘やかされて、ねっとりと咥内で舌を回された。
「ん……♡ いいです……おれ、そうまさんとしか、しないですもん……」
「よかった。まぁ、目移りするようなら、また体に教え込むけど」
敏感な体をなぞられて、あっ、と声が漏れる。
颯真さんはニヤリと笑うと、中をかき混ぜるように腰を回し始めた。
「ぅっ、もうらめっ、そうまさ……♡♡」
「うーん、でも唯斗の腰も揺れてるよ?」
ほんとにだめだから、ともたつく舌を必死に動かして言うけれど、颯真さんはにこにこと笑って腰を揺らしてくる。
そのまま第二ラウンドまでたっぷりと楽しんだ俺たちは、繋がったまま寝落ちてしまった。
◇
「おーい、そろそろ布団から出てこないと昼になっちゃうぞー」
布団の上からツンツンと体を突かれて、俺は梃子でも動かないぞという意思表示を込めて丸まる。
朝起きると、颯真さんとは繋がったままで、目覚めた颯真さんに朝から抱かれてしまった。
あれだけたくさんシたはずなのに、二人とも元気に勃起してフィニッシュしたのだから末恐ろしい。
だけど、昨日のあれやこれやを思い出して、俺は布団から出れないでいた。
「や゛です゛、でだぐな゛い゛です゛」
「あー……声、枯れちゃってるな。あとでのど飴買ってくるよ」
声が枯れているのは間違いなく颯真さんのせいだ。
彼が優しいのはベッドの外だけで、セックス中は意地悪になることをよく知っている。
昨夜も今朝も散々啼かされて、イかされて。
もう今日は何もできそうになかった。
「そろそろ風呂に入ろう? な? 入れてあげるから」
「……なにもしないって、約束してくれますか」
「うーん……。どうだろう……」
いたずらな手が俺の背を戯れに撫でていく。
僅かな刺激でも快楽に塗り替わってしまう体では、トントンと背を叩かれるだけでも毒だ。
颯真さんもわかっているだろうに、俺の腰を撫で続けた。
「……信じられないです。あと、その手もだめです」
「わかった。何もしないから、出ておいで」
おいで、だなんてずるい。
そんなふうに言われたら、抗えなくなってしまう。
俺はおずおずと布団から顔を出すと、颯真さんを見上げた。
「おはよ、唯斗」
「んっ」
ちゅっ、と音を立てて唇を奪われて目を見開く。
何もしないなんて嘘ではないか。と思ったけれど、それ以上は本当に何もするつもりがないのか、颯真さんは愛おしさを煮詰めたような目で俺のことを眺めていた。
「ご飯、食べる?」
「……食べます」
「お風呂は?」
「先に、お風呂がいいです」
早く俺のことを引っ張って、と手を伸ばしたら、颯真さんが俺を抱き抱えてくれる。
相変わらず逞しい腕で俺を横抱きにした颯真さんは、浴室の椅子に俺を下ろした。
「シャンプーしていい?」
「……お願いします」
「体も洗っていい?」
「それはダメです」
「……信用ないな、俺」
ははは、と笑って颯真さんがシャワーで髪を濡らしてくれる。
ふんわりとシャンプーを泡立てたあとは、ほどよい力加減で頭を洗ってくれた。
「……颯真さんって、世話焼きですよね」
「そう?」
「うん。ずっとこんな感じなんですか……?」
そう尋ねば、颯真さんはうーんと唸ってしまった。
「元々、そこまで世話焼きなタイプじゃないと思うけど」
「そうなんですか?」
「あんまり恋人を構いたいとか思わないタイプだったし」
「なんか、意外です」
「そうか? それこそ、仕事の延長で向こうから付き合ってくれ、って言われることも多くてさ。でも、お互いそういう仕事してると、抱くのも抱かれるのも日常茶飯事になってくるから、そんなものか、って感じで、特別感がなくなっちゃうんだよなぁ」
思わぬ形で彼の過去の話を聞いてしまい、複雑な気分になってくる。
決して、過去の恋人たちに嫉妬しているわけではないけれど、ちょっとだけ胸がモヤモヤした。
「それこそ、散々仕事でそういうことしてるから、何もしたくないって思うことも多かったし、それが原因で離れたりもしたし。悪い意味で、執着しなさすぎ、っていうか……唯斗?」
くるりと颯真さんの方を振り返って、彼の服の裾を掴む。
濡れちゃうとわかっていても、抱き締めたくてたまらなくなった。
「あっ、おい……!」
「やだ。颯真さんは、俺のです」
「…………」
「過去は変えられないけど、今は……これからも、俺の颯真さんなんですから」
嫉妬しないなんて、嘘だ。
過去、颯真さんに大事にされてきた人たちが羨ましくて仕方がない。
腕に力を込めて抱き締めたら、颯真さんに髪を撫でられた。
「ごめん、もう言わない。けど、妬いてくれて嬉しいよ。それに、こんなふうに世話焼いたり、セックスに夢中になったり、執着したりするのは、唯斗がはじめてだ」
「本当に……?」
「最初は反応がウブで可愛いなーってぐらいだったのに。そしたら、俺のAV見つけちゃったからさ」
「……そのことは忘れてください」
「でも、いまだに持ってるくせに」
泡が残った髪を丁寧にシャワーで流してくれて、トリートメントまでしてくれる。
さっき体は自分で洗うと言ったのに、颯真さんはボディソープを引き寄せると、手で泡立てて俺の肌を撫でてくれた。
「あれはコレクションですもん」
「まぁ、アレがあったから、押せばワンチャン……とか思ったけど。そしたら、思いのほか……」
じーっと颯真さんに見下される。
その目はゆるく細められていて、愛おしいものを見つめるときのような優しい目に、心臓がきゅんと締め付けられた。
「なんですか……?」
「可愛すぎて困った、って話」
全身を泡だらけにされて、体だけ雪だるまの見た目にされてしまう。
その泡をシャワーで流すと、体を洗いながら溜めていたお湯に浸かった。
「ゆっくり出ておいで。ご飯も、用意しておくから」
「……ありがとうございます」
お互いに顔を見合わせ、自然な流れでキスをする。
颯真さんが風呂から出たあとは、ぶくぶくと湯の中に顔の半分ほどを沈めた。
――なんて、幸せな休日なんだろう。
体は気怠いけれど、幸せのほうがはるかに凌駕する。
砂糖水に漬けられて、甘やかされて、優しくされて。
たくさん愛情を注いでくれていたのに、そんな人を昨日の俺は傷つけてしまったんだなと後悔する。
「今度、会社に行ったら言わなくちゃ……」
颯真さんは誰にも渡せない。
もちろん、俺だって颯真さんにしか靡かない。
そう決意して俺は風呂から上がると、愛しい人が待つ部屋へ向かったのだった。
颯真さんは俺のことを揺さぶったまま、さらに奥を開こうとした。
「やらっ、やっ、……ぅ、お゛♡♡」
「あーあ、挿れただけでイっちゃったな」
「あ゛っ、……ああッ、ぅ、あ……」
「はは、可愛い。ほら、今度は奥まで挿れてくれ」
ぐにゅうううっとペニスが奥まで入って、颯真さんのペニスを迎え入れようと狭く閉ざした穴が開く。
彼に体を作り変えられてしまったせいで、いまでは結腸まで難なくペニスが届いた。
「~~~~ッ、ぅ~~~~……!!」
「あ♡ 奥まできた」
「~~~っ♡♡♡」
「ここ、ぐぽくぽって開くよ。そんなに俺のちんぽ好き?」
「すきッ♡♡ すきですっ……ん゛ん~~ッ!」
すりすりと頬を撫でる手に自ら擦り寄り、指先をちろちろと舐める。
颯真さんのちんこも、体も好きだけど、颯真さんの意地悪なところも含めて好き。
そう息も絶え絶えに言えば、颯真さんが、ハッ、と息を吐いた。
「いま、そういうこと言うのは反則だろ……!」
「ひゃぅ……ッ!」
「あー、クソッ、優しくしたいのにッ」
ガツガツと腰を振られて、その激しさに体が軋む。
あまりの激しさに一度、ちゅぽんとペニスが抜けて、その拍子にゴムが半端に脱げた。
「……ッ」
颯真さんが小さく舌を打って、ガリガリと頭をかく。
半端に脱げたゴムをそのまま着けるのは無理だと判断したのか、颯真さんはペニスからゴムを外すと、新しいゴムを付け替えようとした。
……だけど。
「あ、の、颯真さん、きょうは、そのままで、いいから……」
「は……?」
「だ、から……生、で…………」
よくないことはわかっている。でも、一度だけゴム越しではない精子の熱さを感じてみたい。
俺はそろそろと颯真さんの腕を掴むと、体を引き寄せた。
ぐちゃりとぬかるんだ後孔にペニスが当たって、彼が息を呑む。
「いいのか……?」
「うん、……おねがい、そのまま……」
キて、と囁いたのと同時に彼の熱いものを直接中にぶち込まれて、あまりの熱さと気持ちよさに背を仰け反らせた。
「あああッーー……♡♡♡」
――なにこれ……! なにこれ!!
はじめての熱さに意識がトびかける。
颯真さんは俺の腰を掴むと、容赦なく結腸を犯した。
「っ、こら、まだトぶな、付き合え」
「あっ、あッ♡ むり、あつい、なか、……あついぃ……!」
「唯斗が来いって言ったんだから、責任とってくれないと困る」
「ううぅ♡♡ も、おく、つかないで……!!」
イく、イっちゃう、と叫んで、颯真さんの体にしがみつく。
颯真さんも絶頂が近いのか、めちゃくちゃな動きで奥を突きながら俺の体を抱き締めた。
「……っ、イくッ……!」
「ん゛んん~~~~ッ! ~~~~~っ♡♡♡」
ほとんど同時に上り詰めたのか、中にどっぷりと熱い精子を吐き出される。
射精時間が長いのか、何回もペニスが中で跳ねて、奥を余すところなく濡らされた。
「あー……やばっ、まだ出る……」
「んーー♡」
「はは、顔がぐちゃぐちゃ」
「ぅ……?」
「こんなセックス覚えたら、もう他の人とエッチできなくなっちゃうな」
ちゅうっ、と唇に吸い付かれて、その甘いキスに全身が痺れる。
そのまま舌先を甘やかされて、ねっとりと咥内で舌を回された。
「ん……♡ いいです……おれ、そうまさんとしか、しないですもん……」
「よかった。まぁ、目移りするようなら、また体に教え込むけど」
敏感な体をなぞられて、あっ、と声が漏れる。
颯真さんはニヤリと笑うと、中をかき混ぜるように腰を回し始めた。
「ぅっ、もうらめっ、そうまさ……♡♡」
「うーん、でも唯斗の腰も揺れてるよ?」
ほんとにだめだから、ともたつく舌を必死に動かして言うけれど、颯真さんはにこにこと笑って腰を揺らしてくる。
そのまま第二ラウンドまでたっぷりと楽しんだ俺たちは、繋がったまま寝落ちてしまった。
◇
「おーい、そろそろ布団から出てこないと昼になっちゃうぞー」
布団の上からツンツンと体を突かれて、俺は梃子でも動かないぞという意思表示を込めて丸まる。
朝起きると、颯真さんとは繋がったままで、目覚めた颯真さんに朝から抱かれてしまった。
あれだけたくさんシたはずなのに、二人とも元気に勃起してフィニッシュしたのだから末恐ろしい。
だけど、昨日のあれやこれやを思い出して、俺は布団から出れないでいた。
「や゛です゛、でだぐな゛い゛です゛」
「あー……声、枯れちゃってるな。あとでのど飴買ってくるよ」
声が枯れているのは間違いなく颯真さんのせいだ。
彼が優しいのはベッドの外だけで、セックス中は意地悪になることをよく知っている。
昨夜も今朝も散々啼かされて、イかされて。
もう今日は何もできそうになかった。
「そろそろ風呂に入ろう? な? 入れてあげるから」
「……なにもしないって、約束してくれますか」
「うーん……。どうだろう……」
いたずらな手が俺の背を戯れに撫でていく。
僅かな刺激でも快楽に塗り替わってしまう体では、トントンと背を叩かれるだけでも毒だ。
颯真さんもわかっているだろうに、俺の腰を撫で続けた。
「……信じられないです。あと、その手もだめです」
「わかった。何もしないから、出ておいで」
おいで、だなんてずるい。
そんなふうに言われたら、抗えなくなってしまう。
俺はおずおずと布団から顔を出すと、颯真さんを見上げた。
「おはよ、唯斗」
「んっ」
ちゅっ、と音を立てて唇を奪われて目を見開く。
何もしないなんて嘘ではないか。と思ったけれど、それ以上は本当に何もするつもりがないのか、颯真さんは愛おしさを煮詰めたような目で俺のことを眺めていた。
「ご飯、食べる?」
「……食べます」
「お風呂は?」
「先に、お風呂がいいです」
早く俺のことを引っ張って、と手を伸ばしたら、颯真さんが俺を抱き抱えてくれる。
相変わらず逞しい腕で俺を横抱きにした颯真さんは、浴室の椅子に俺を下ろした。
「シャンプーしていい?」
「……お願いします」
「体も洗っていい?」
「それはダメです」
「……信用ないな、俺」
ははは、と笑って颯真さんがシャワーで髪を濡らしてくれる。
ふんわりとシャンプーを泡立てたあとは、ほどよい力加減で頭を洗ってくれた。
「……颯真さんって、世話焼きですよね」
「そう?」
「うん。ずっとこんな感じなんですか……?」
そう尋ねば、颯真さんはうーんと唸ってしまった。
「元々、そこまで世話焼きなタイプじゃないと思うけど」
「そうなんですか?」
「あんまり恋人を構いたいとか思わないタイプだったし」
「なんか、意外です」
「そうか? それこそ、仕事の延長で向こうから付き合ってくれ、って言われることも多くてさ。でも、お互いそういう仕事してると、抱くのも抱かれるのも日常茶飯事になってくるから、そんなものか、って感じで、特別感がなくなっちゃうんだよなぁ」
思わぬ形で彼の過去の話を聞いてしまい、複雑な気分になってくる。
決して、過去の恋人たちに嫉妬しているわけではないけれど、ちょっとだけ胸がモヤモヤした。
「それこそ、散々仕事でそういうことしてるから、何もしたくないって思うことも多かったし、それが原因で離れたりもしたし。悪い意味で、執着しなさすぎ、っていうか……唯斗?」
くるりと颯真さんの方を振り返って、彼の服の裾を掴む。
濡れちゃうとわかっていても、抱き締めたくてたまらなくなった。
「あっ、おい……!」
「やだ。颯真さんは、俺のです」
「…………」
「過去は変えられないけど、今は……これからも、俺の颯真さんなんですから」
嫉妬しないなんて、嘘だ。
過去、颯真さんに大事にされてきた人たちが羨ましくて仕方がない。
腕に力を込めて抱き締めたら、颯真さんに髪を撫でられた。
「ごめん、もう言わない。けど、妬いてくれて嬉しいよ。それに、こんなふうに世話焼いたり、セックスに夢中になったり、執着したりするのは、唯斗がはじめてだ」
「本当に……?」
「最初は反応がウブで可愛いなーってぐらいだったのに。そしたら、俺のAV見つけちゃったからさ」
「……そのことは忘れてください」
「でも、いまだに持ってるくせに」
泡が残った髪を丁寧にシャワーで流してくれて、トリートメントまでしてくれる。
さっき体は自分で洗うと言ったのに、颯真さんはボディソープを引き寄せると、手で泡立てて俺の肌を撫でてくれた。
「あれはコレクションですもん」
「まぁ、アレがあったから、押せばワンチャン……とか思ったけど。そしたら、思いのほか……」
じーっと颯真さんに見下される。
その目はゆるく細められていて、愛おしいものを見つめるときのような優しい目に、心臓がきゅんと締め付けられた。
「なんですか……?」
「可愛すぎて困った、って話」
全身を泡だらけにされて、体だけ雪だるまの見た目にされてしまう。
その泡をシャワーで流すと、体を洗いながら溜めていたお湯に浸かった。
「ゆっくり出ておいで。ご飯も、用意しておくから」
「……ありがとうございます」
お互いに顔を見合わせ、自然な流れでキスをする。
颯真さんが風呂から出たあとは、ぶくぶくと湯の中に顔の半分ほどを沈めた。
――なんて、幸せな休日なんだろう。
体は気怠いけれど、幸せのほうがはるかに凌駕する。
砂糖水に漬けられて、甘やかされて、優しくされて。
たくさん愛情を注いでくれていたのに、そんな人を昨日の俺は傷つけてしまったんだなと後悔する。
「今度、会社に行ったら言わなくちゃ……」
颯真さんは誰にも渡せない。
もちろん、俺だって颯真さんにしか靡かない。
そう決意して俺は風呂から上がると、愛しい人が待つ部屋へ向かったのだった。
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