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1章 ~この世界の現状~
9 俺の冒険はここからだ!
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手配書かぁ……。
«マダイッテルンデスカ?»
いやさ、何で刑務所であるこの島の中に手配書があるのかなーって。
«……»
いや、なんか言えよ。
俺は手配書を天井に掲げながらベットの上でゴロゴロする。
最初は埃まみれなんだろうなーと思っていたが、比較的綺麗なものがあったのでそれを掃除していまゴロゴロしている。
……ん?
比較的綺麗?
なんで綺麗なんだ?
……。
……ここ、まだ誰か住んでんじゃね?
そんなこと無いか。
いやあるわ。
もしこの島が荒野まみれならこの壁は素晴らしい住居だ。
ヤバいぞ、誰か住んでる説が濃厚になってきたぞ……。
しかも相手は俺の手配書を持ってるぐらいだから俺の事知ってるんだろうな。
……。
………。
…………。
……………逃げよう。
®®®®®
ふう……。
旅に持ってく荷物はこれぐらいでいいかな。
俺はここの住居者に見つかる前にトンズラすることにした。
だって俺の顔写真持ってるくらいだし……。
え? 理由になってない?
えっとだなー。
この写真は、くそやば宗教アジトで撮られたんだ。 背景でわかる。
それで、この写真がここにあるって事は、ここの住居者はあいつらと繋がりがあるってことになるだろ? だからにげるんだ。
……まあ、確信は無いんだけどね。
どっちにしろこの数を持ってるのがきm…… 怖い。
ので、ここにあるもの持ってトンズラしようって訳だ。
ふふふ……。
窃盗だぜ。
住居者に恨みをかわれるかもしれないが、俺は盗むぜ。
お外は荒野なんだ。
初心者サバイバーの俺が手ぶらで生きれるわけがない。
かといってここに居れば見つかるかも知れない。
だから盗むぜ。
そしてとんずらするぜ。
……めっちゃ食べ物あるやん。
絶対住んでるだろ、ここに。
®®®®®
さて、旅支度も終わったし、逝くか!
旅支度の最中、俺はあるものを見つけた。
そのあるものと言うのは、地図だ。
……子供が描いたような。
けど、大体は理解できる。
長方形の壁に黒く太い線が描かれており、真ん中に星マークが描かれている。
たぶん、現在地だろう。
んで、しばらく何もなくて。
ここからまっすぐいったとこに家のマークがある。
この家のマークが何なのかよくわからんが、そこに向かってみようと思う。
危ないかもしれないが、ここにいるのも怖い。
しかもいく宛がない。
人間、目標が無いとやっていけんのだよ。
というわけで俺のチキチキチキン物語の始まりだ!
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いやさ、何で刑務所であるこの島の中に手配書があるのかなーって。
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いやあるわ。
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しかも相手は俺の手配書を持ってるぐらいだから俺の事知ってるんだろうな。
……。
………。
…………。
……………逃げよう。
®®®®®
ふう……。
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だって俺の顔写真持ってるくらいだし……。
え? 理由になってない?
えっとだなー。
この写真は、くそやば宗教アジトで撮られたんだ。 背景でわかる。
それで、この写真がここにあるって事は、ここの住居者はあいつらと繋がりがあるってことになるだろ? だからにげるんだ。
……まあ、確信は無いんだけどね。
どっちにしろこの数を持ってるのがきm…… 怖い。
ので、ここにあるもの持ってトンズラしようって訳だ。
ふふふ……。
窃盗だぜ。
住居者に恨みをかわれるかもしれないが、俺は盗むぜ。
お外は荒野なんだ。
初心者サバイバーの俺が手ぶらで生きれるわけがない。
かといってここに居れば見つかるかも知れない。
だから盗むぜ。
そしてとんずらするぜ。
……めっちゃ食べ物あるやん。
絶対住んでるだろ、ここに。
®®®®®
さて、旅支度も終わったし、逝くか!
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そのあるものと言うのは、地図だ。
……子供が描いたような。
けど、大体は理解できる。
長方形の壁に黒く太い線が描かれており、真ん中に星マークが描かれている。
たぶん、現在地だろう。
んで、しばらく何もなくて。
ここからまっすぐいったとこに家のマークがある。
この家のマークが何なのかよくわからんが、そこに向かってみようと思う。
危ないかもしれないが、ここにいるのも怖い。
しかもいく宛がない。
人間、目標が無いとやっていけんのだよ。
というわけで俺のチキチキチキン物語の始まりだ!
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