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最終面接
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「悔しい。」
そんな、思いをしたことはたくさんあった。このSkillを授かって、人と関わりづらくなってしまったとき。始めての、ダンジョン配信へのアンチコメントを読んだとき。
そんな、中でも真剣にわたしのことを考えてくれたコメントはなかった。それなのに…。こんな、風に正面向かってパンチを食らった気分は始めてだ。わたしの駄目なところ。もっと、ファンのニーズに答えなければ行けない。
全部わかってるよ。
結愛でも、知っているのだ。ファンのニーズに応えるのが、配信者としての鉄則だと。
「どうした?ゆめちゃん?」
歪んだ顔に心配した、チセさんが話しかけてくれた。
「大丈夫です。こういうの初めてなので、緊張しただけです。」
と、軽く受け流した。これは、自分で解決しなければたけない勝負だと感じたからだ。きっと、ここの人たちはみんな優しいから、わたしのあまりSkillを使わないという方針に賛成してしまうだろう。
いきなり、事務所の扉が、勢いよく開かれた。
「結愛いる?あー。いたいた!行くよ!今すぐ、支度して。」
笑顔で話しかけるわりにすこし、焦っているような感じが漏れ出ている。社長どうしたんだろう?
「今から、最終面接に同席してもらうからね。結愛は、顔バレが心配だからモニター越しだけど…。」
「え?今からですか?いきなり過ぎません?まだ、心の準備が…。」
「サプライズだよ、サプライズっ。って、言いたいところだけど、別日の予定だった子がその日行けなくなってしまったみたいでね。緊急で、予定入れたから、今から事務所に来てくれるんだ。
だから…」
社長は、汚れている事務所を見渡している。そう、Vチューバー事務所は、汚れやすいのだ。
(すいません、たぶんウチの事務所だけです)
特に『今出来たばっかりです!』みたいなウチの事務所のような所は、あちらこちらに提出書類や、カップラーメンのゴミなどが散らかり、床にはリンさんの寝袋がある始末。
「片付けるぞ!」
「片付けます!」
久しぶりに社員全員の声が揃った瞬間、だった。
***
しばらく経って、一人の若い男の人が事務所に入ってきた。「失礼します。」大きな声はワンルームに広げている作業部屋全体に響く。
うちの間取りは、二部屋と、地下室のみだ。元々コンビニだった所を無理やり改装したらしい。だから、あたりはガラス張りだし、自動ドアだけ付け替えたようなものだ。
よって、今結愛は、元々スタッフルームであった場所にいる。ここには、金庫もあるからまさに警備が一番手厚いところだ。それに、防音性も他の部屋に比べて高い気が……しなくもない。
扉の前で足跡がする。なんて言ったて、4畳ぐらいの部屋だ。前は元カウンターがあったんだろうけど、取り壊され廊下になっている。
「そこに腰掛けていいよ。このモニターは、うちのタレントって言っても、1人しかいないけど…。アマネがいるから。」
(社長さんっ!たぶん面接ってもっと硬い雰囲気でやると思います。Vチューバーとか、配信者でももっと、怖いというか、社長らしい貫禄を…)
しかし、それをやらないのがうちの社長、服部 咲羅という人間なのだから仕方がない。
「はじめまして。あなたの名前を教えてください。」
「はい。わたしの名前は、古河 勇也といいます。一応年齢は、24です。」
「ありがとうございます。いきなりですが、本社の募集に応募した理由を教えていただけますか?」
「はいっ!」
本当にこの人返事が良いな…。なんか、すごくさっぱりとした印象を受けるけど、これは面接では良いんでないだろうか?一般的にだけど…。
「僕は、ダンジョン配信者として活動したいと思っています。もちろん、Vチューバーとしての形ではなく、実写で……。という形になりますが……。小さい頃から、ダンジョン配信者になるのが夢で。そのために色々と鍛えています。」
「なるほど…。では、あなたのSkillを教えていただけますか?」
「はいっ!わたしのSkillは…、【無刀剣】です。」
【無刀剣】聞いたことないなぁ……。残念ながら、私のなかの有名な配信者Skillには、思い当たらないものらしい。
「ランクでいうと、どのくらいのものになりますか?」
「ランクで言うと、厄災(上から3番目で、ダンジョンに踏み込むことが、許可されるランク)です。」
「ありがとうございます。それでは、そのSkillについて詳しく教えてください。」
「能力は簡単で、自分の思った場所に見えない剣を設置することができます。原則として、その剣を再設置することはできません。また、その剣を持つこともできませんし、動かすこともできません。
ただ設置するだけです。いわゆる、罠的な感じで使えるSkillですね。」
(なるほど…)と、結愛は思った。罠的なSkillを持った人は、あまりダンジョン配信者には少ない。
なぜならば、今回のような見えないものが多いからだ。即死チートのSkillも見えないが…。それは、魔物が即死するという結果が見えやすいので画面が盛り上がる。しかし、ただの傷跡をつけることができるだけだと…、言い方は悪いが盛り上がらず、ダンジョン配信としての人気は出づらい。
「配信者としては、キツイだろうなぁ…。」
そんな、声は虚空に消えていった。
その後、やりたい配信の形などを話し合い無事に始めての【最終面接の面接官】という、役職を終えた。
彼は、「失礼しますっ!」と、帰りも良い返事と受け答えで帰っていった。
「結愛~。彼とは仲良くできそうかい?」
社長が聞いてくる。彼女は大きく息を吸い、
「大丈夫ですよ。社長、あの人を入れるつもりでしょう?分かってますよ。」
「バレちゃったか…。書類のときから熱意が違ったんだよね。Skillのこともあったから、すぐには決断しなかったんだけど…。やっぱ、やる気がある子にやってほしいからね。」
「そういえば、なんでいきなり、今日になったんですか?面接。」
「それは…。彼のおばあさんが亡くなったそうなんだよ。彼、両親を幼い頃に亡くしてるみたいでね。育て親のおばあさんだったらしいんだ。面接でも幼少期の頃の話をする時に、両親の話はなかっただろう?」
「そうだったんですね。少し悲しいですね。」
「どういうことだい?」
「Vチューバーになって、家族に配信を見られたくないって、思いも強いですが…。家族に見られたときが、一番嬉しいんですよ。だから、彼にはもう、その家族は居ないんだなって…。」
「それじゃあ、僕たちが家族のように温かく向かい入れるしかないのだ。」
後ろからいつの間にかリンさんが話を聞いていた。
「よしっ!後輩1人決定だ!これから新メンバーを向かい入れるぞ~!」
社長の声に、社員全員で掛け声を合わせる。
「あと一人だ~!」
そんな、思いをしたことはたくさんあった。このSkillを授かって、人と関わりづらくなってしまったとき。始めての、ダンジョン配信へのアンチコメントを読んだとき。
そんな、中でも真剣にわたしのことを考えてくれたコメントはなかった。それなのに…。こんな、風に正面向かってパンチを食らった気分は始めてだ。わたしの駄目なところ。もっと、ファンのニーズに答えなければ行けない。
全部わかってるよ。
結愛でも、知っているのだ。ファンのニーズに応えるのが、配信者としての鉄則だと。
「どうした?ゆめちゃん?」
歪んだ顔に心配した、チセさんが話しかけてくれた。
「大丈夫です。こういうの初めてなので、緊張しただけです。」
と、軽く受け流した。これは、自分で解決しなければたけない勝負だと感じたからだ。きっと、ここの人たちはみんな優しいから、わたしのあまりSkillを使わないという方針に賛成してしまうだろう。
いきなり、事務所の扉が、勢いよく開かれた。
「結愛いる?あー。いたいた!行くよ!今すぐ、支度して。」
笑顔で話しかけるわりにすこし、焦っているような感じが漏れ出ている。社長どうしたんだろう?
「今から、最終面接に同席してもらうからね。結愛は、顔バレが心配だからモニター越しだけど…。」
「え?今からですか?いきなり過ぎません?まだ、心の準備が…。」
「サプライズだよ、サプライズっ。って、言いたいところだけど、別日の予定だった子がその日行けなくなってしまったみたいでね。緊急で、予定入れたから、今から事務所に来てくれるんだ。
だから…」
社長は、汚れている事務所を見渡している。そう、Vチューバー事務所は、汚れやすいのだ。
(すいません、たぶんウチの事務所だけです)
特に『今出来たばっかりです!』みたいなウチの事務所のような所は、あちらこちらに提出書類や、カップラーメンのゴミなどが散らかり、床にはリンさんの寝袋がある始末。
「片付けるぞ!」
「片付けます!」
久しぶりに社員全員の声が揃った瞬間、だった。
***
しばらく経って、一人の若い男の人が事務所に入ってきた。「失礼します。」大きな声はワンルームに広げている作業部屋全体に響く。
うちの間取りは、二部屋と、地下室のみだ。元々コンビニだった所を無理やり改装したらしい。だから、あたりはガラス張りだし、自動ドアだけ付け替えたようなものだ。
よって、今結愛は、元々スタッフルームであった場所にいる。ここには、金庫もあるからまさに警備が一番手厚いところだ。それに、防音性も他の部屋に比べて高い気が……しなくもない。
扉の前で足跡がする。なんて言ったて、4畳ぐらいの部屋だ。前は元カウンターがあったんだろうけど、取り壊され廊下になっている。
「そこに腰掛けていいよ。このモニターは、うちのタレントって言っても、1人しかいないけど…。アマネがいるから。」
(社長さんっ!たぶん面接ってもっと硬い雰囲気でやると思います。Vチューバーとか、配信者でももっと、怖いというか、社長らしい貫禄を…)
しかし、それをやらないのがうちの社長、服部 咲羅という人間なのだから仕方がない。
「はじめまして。あなたの名前を教えてください。」
「はい。わたしの名前は、古河 勇也といいます。一応年齢は、24です。」
「ありがとうございます。いきなりですが、本社の募集に応募した理由を教えていただけますか?」
「はいっ!」
本当にこの人返事が良いな…。なんか、すごくさっぱりとした印象を受けるけど、これは面接では良いんでないだろうか?一般的にだけど…。
「僕は、ダンジョン配信者として活動したいと思っています。もちろん、Vチューバーとしての形ではなく、実写で……。という形になりますが……。小さい頃から、ダンジョン配信者になるのが夢で。そのために色々と鍛えています。」
「なるほど…。では、あなたのSkillを教えていただけますか?」
「はいっ!わたしのSkillは…、【無刀剣】です。」
【無刀剣】聞いたことないなぁ……。残念ながら、私のなかの有名な配信者Skillには、思い当たらないものらしい。
「ランクでいうと、どのくらいのものになりますか?」
「ランクで言うと、厄災(上から3番目で、ダンジョンに踏み込むことが、許可されるランク)です。」
「ありがとうございます。それでは、そのSkillについて詳しく教えてください。」
「能力は簡単で、自分の思った場所に見えない剣を設置することができます。原則として、その剣を再設置することはできません。また、その剣を持つこともできませんし、動かすこともできません。
ただ設置するだけです。いわゆる、罠的な感じで使えるSkillですね。」
(なるほど…)と、結愛は思った。罠的なSkillを持った人は、あまりダンジョン配信者には少ない。
なぜならば、今回のような見えないものが多いからだ。即死チートのSkillも見えないが…。それは、魔物が即死するという結果が見えやすいので画面が盛り上がる。しかし、ただの傷跡をつけることができるだけだと…、言い方は悪いが盛り上がらず、ダンジョン配信としての人気は出づらい。
「配信者としては、キツイだろうなぁ…。」
そんな、声は虚空に消えていった。
その後、やりたい配信の形などを話し合い無事に始めての【最終面接の面接官】という、役職を終えた。
彼は、「失礼しますっ!」と、帰りも良い返事と受け答えで帰っていった。
「結愛~。彼とは仲良くできそうかい?」
社長が聞いてくる。彼女は大きく息を吸い、
「大丈夫ですよ。社長、あの人を入れるつもりでしょう?分かってますよ。」
「バレちゃったか…。書類のときから熱意が違ったんだよね。Skillのこともあったから、すぐには決断しなかったんだけど…。やっぱ、やる気がある子にやってほしいからね。」
「そういえば、なんでいきなり、今日になったんですか?面接。」
「それは…。彼のおばあさんが亡くなったそうなんだよ。彼、両親を幼い頃に亡くしてるみたいでね。育て親のおばあさんだったらしいんだ。面接でも幼少期の頃の話をする時に、両親の話はなかっただろう?」
「そうだったんですね。少し悲しいですね。」
「どういうことだい?」
「Vチューバーになって、家族に配信を見られたくないって、思いも強いですが…。家族に見られたときが、一番嬉しいんですよ。だから、彼にはもう、その家族は居ないんだなって…。」
「それじゃあ、僕たちが家族のように温かく向かい入れるしかないのだ。」
後ろからいつの間にかリンさんが話を聞いていた。
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社長の声に、社員全員で掛け声を合わせる。
「あと一人だ~!」
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