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26、コヨミvsシャーリーロロット、模擬戦(剣1)
しおりを挟む「いきますッッッ!!」
シャーリーは裂帛の気合を乗せた踏み込みで前方から突っ込んでくる、彼女の袈裟斬りを躱すと、彼女は素早く斬りつけた木刀を翻し、逆袈裟の二撃目に繋げてくる、自分の木刀で受け、防御する。
「ーーーよっと」
「ーーッッッッ」
私は彼女の木刀を払い除ける、無理矢理その場に止まると攻撃の的になるため、シャーリーは私の力の方向に逆らわず、後ろへ下がる。
「ーーシッッッッ」
「ーーーッッッッ!!?」
次は私の番だ、彼女が後ろに下がるのを見逃さず、追撃の一文字斬りを放つ、シャーリーは寸前の所で自身の木刀を滑り込ませ、防御する。
「このッッッッ!!」
「ーーーおわっと」
鍔迫り合いに発展するが、体勢が悪い状態を察した彼女は力づくで木刀を振り抜き、私を下がらせる。
「中々やるじゃん」
「ふふ、お褒めに預かり光栄です」
少し距離が離れ、私はシャーリーの剣の腕に感心する、笑顔で返事しながらも、剣を構える彼女。
「………うん?、雨?」
「……のようですね」
お互い、下手に打ち込まずに均衡状態へと突入する私たちに突如降る雨、まだ小雨だが、これから激しくなるかもしれない。
「………しょうがない、雨降ってきたから、次で決めるよ」
「え?………ふふ、出来るものならやってみてください」
………もうちょいゆっくり戦いたかったが、小雨が降ってきたので、次の一撃で決めることを宣言する私……別に中止しても良いのだが、うやむやで終わるのは後がモヤモヤする………微笑しながら構えるシャーリー。
『ーー英雄憑依、佐々木小次郎』
かの異形の長刀使い、佐々木小次郎の力を借り受ける………獲物が短いので技の力を十割を発揮するのは無理だが、おそらくそれで十分だ。
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「ーーーッッッッ??!!」
神速の踏み込みでシャーリーに突っ込む、隙なく防御を固めてる彼女は私の一撃を難なく防ぐ…………だが、残念な事にその斬撃はシャーリーの防御を割かせるための囮、二発、三発目の斬撃がほぼ同時に彼女に強襲する、私が三つの斬撃を一呼吸のうちに放ったことに気づくシャーリー、しかし時すでに遅い、無防備になった彼女の体に木刀を当て、体制を崩し、そのまま彼女の喉元へ木刀を寸前で止める……私の勝ちだ。
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