ガチホモ悪役令嬢に転生する

てんてん

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合法ロリ悪役令嬢に需要はあるのか

中ボスな彼女と邂逅

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そして、少し月日は経ち、俺も13才です
見た目は6才のままだけどな!

今日は我が家でパーティです、ええ
先日生まれた、弟のな!イェイ!
命名 ペルレ.フォン=ファーレンハイト
お父様の金髪と、お母様の紫の瞳を受け継いだ、めっちゃ可愛い子です。

お母様…色んな意味でしゅごい……。

両親は、あの後大体3ヶ月後位に帰って来た、お母様はツヤテカして、お父様は怪我は治ってたけど、ちょっと萎びてた
そしてお母様、その後見事にご懐妊判明

「やっぱり、ドラゴンの肉が聞いたのかもね!」ってニコニコしてた。




主役の二人は身体の事を考えて、出席はしてないが、もうね…お父様の喜びが凄くて知人に報告したい!この喜びを聞いて!
って事で、こじんまりとしたパーティーを開いちゃったんですよ、お父様ェ……

俺もお祝いにと、歌をご披露して喜んで貰ったよ、前世では店のショーとかで歌ってたから、久しぶりに気持ち良かった!
歌い足りない位だわ

そして今は壁際の席で休憩中
お腹もすいたので、ご飯もりもり食べてる、そんな私の姿を周りの皆さんも微笑ましそうに見てるよ!淑女としてはイカンかもだけど、この見た目だからね!有効利用してくれるわ!

普段あまり人前に出ない俺がめずらしい。のか、チラチラと視線を感じるが、ええい見るでないとカチ無視

そうするうち、人々の話が耳に入ってくるあの家の息子に嫁が来たとか、どこそこの家の嫁がとんでもねぇとか、噂話は今も昔も変わらんなぁ。
だけど、その中に「ベルンシュタインの家が…。」とか「屋敷は半焼ですんで、家族は無事だった。」とか

「無事と言って良いのかねェ。」「治療で治るかも解らないんでしょ?」「婚約も解消されたとか…。」と、ちょっと不穏な話になって来た。

「まぁ、顔が半分焼け爛れた娘じゃ、相手も困るだろう。」「ちょっとねぇ」と段々嫌な空気に

…噂話すんなとは言わないが

「 壁に耳あり 」

「障子に目あり」

「そうそう!……って、え?!」

と、顔をあげた目の前に

お祝い用なのか、花束を持った
顔の半分を、黒い布の眼帯で覆いこちらの方を凝視する、黒髪に紅い瞳の少女

うっすらと記憶にある顔、でも記憶と違う目の前の彼女、そう記憶の中の彼女は


「under.the.Rose」宰相の子息ルートのいわゆる中ボス

マルガレーテ.フォン=ベルンシュタイン


もう一人の悪役令嬢がそこにいた


「……えっ?!っえ??えええ?? 」

不意打ちで入って来た情報に、頭が軽く混乱する、どういうこと?!とか、周りに気付かれちゃヤバいとか、思考がぐるぐる回る

そこに「大丈夫、落ち着いて。」と低めの穏やかな声がした。彼女はにこりと微笑むと、俺に花束を手渡した。

「本日は、おめでとうございます。」

花の匂いと彼女の声に、少しづつ落ち着きを取り戻す。

「…ありがとうございます、よろしければ、あちらでお茶でもいかが?」
と言えば

「 ハイ、喜んで 。」

とまた微笑まれた、ちょっとww待ってそれもしかして、居酒屋の店員さんの御返事?

二人無言で、別の部屋に移動する
侍女にも、お茶の用意だけしてもらい下がらせた。
お茶を飲む彼女を見ながら、情報の整理をする 、マルガレーテ.フォン=ベルンシュタイン、ゲームの中の彼女は確か、大人しい、というかぶっちゃけ暗い性格で、婚約者である宰相の息子に依存していた。

宰相の息子ルートでも、選択肢を間違えると、物陰から出て来た彼女に刺されたりする。ヒロインマジで毎日がデットオアアライブですね。


でも、目の前にいる彼女から感じるのは、暗さも卑屈さも無い、泰然自若とした貫禄、なんと言うか、これが男なら「抱いて!」と言いたくなる雰囲気。

この人も転生?とかやべぇ、俺が本来のウィルミナとは違うってバレてる?とか、そんな事よりも、見つめ合うだけで解る事がある、それは…


「あの…もしかして…タチですか?」

俺のその言葉に、彼女はにっこりと笑い

「そういう君は、ネコだね?」

うわぁぁぁい!!通じたああ!

そう!生前 、ハッテン場で培われた能力!見つめ合えばそいつが、ゲイかバイかそれともヘテロか、そして、タチなのかネコなのか、うっすら解る。
このお仲間を識別する嗅覚、しょうもない能力とか言うなよ?

これが無いと、パートナー探しなんて出来んのだよ!死活問題なんだよ!人生に楽しみ欲しいじゃん?!
パニックからの変に上がったテンションで、前世ならゲイのお作法から外れた事しちゃったけど、お仲間だったみたいだから、結果的にはおkって事で((汗))



「いや、"あの"ウィルミナが、まさか日本語で、しかもことわざ言ってるんだもん、これは!って思ってつい、声かけちゃったよ、驚かせてごめんね?」

「しかもお仲間だったなんて、色んな意味で嬉しいな。」

はははと朗らかに笑うマルガレーテ、そして漂う溢れる程の包容力

しゅげぇ…兄貴って呼びたい。抱いて

「色々話したい事はあるけど、日を改めた方が良いね、ゆっくりお互いの情報を交換したいんだけど、どうだろう。」

「あっ!じゃあ今日のパーティーで、お…お友達になったって事にして、ウチにご招待とか…どうでしょう。」

ちょっと照れながら、ご提案
この距離を探りあう感じ、めっちゃデジャヴュです。

「うん、それ良いね!って言うか本当にお友達になれたら嬉しいな。」

速攻、お礼とご招待のお手紙出さねば!
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