ガチホモ悪役令嬢に転生する

てんてん

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第二部 ついに始まる学園生活

彼女と中ボスな彼女の入学式

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目の前には、生前の記憶にうっすらある
ゲームのOPに出てた建物

門の所で待っていたくれたマルガレーテ様が

「はじまったねぇ。」

と、いつもの様に笑ってる

眼帯の美少女と、幼女が並んでいるせいか、かなり悪目立ちしている様で、妙に視線を感じる、が無視無視

周りを見回す、何処を見ても見目麗しい子ばかりで、ひぇっとなる。

顔面宝具多すぎじゃないっすかね。

クラス分けの確認に、校内に入ると、廊下の向こうから、ざわざわと浮ついた様な空気が流れて来た。

マルガレーテ様と二人、同時にそちらに目を向けると、何か物理的に眩しい集団が、こちらに向かって歩いて来るのが見えた

皇子殿下 フォルカ.ジグムント.フォン.マグノリア

とその後ろに控える二人の少年

宰相ご子息 フィデリオ.フォン.ウーヴェ

王国騎士団長ご子息、カール.フォン.イグナーツ

おおう…攻略対象(フラグ)が群れでおるわ…

そしてもう一人、豊かなストロベリーブロンドの美少女

誰だろう?見た事無い、どう見ても貴族の令嬢なので、ヒロインとは多分違う。

ンンン?誰?って顔してたら、マルガレーテ様が小声で
(皇子殿下の婚約者候補の、コーネリア様だよ)と、教えてくれた。ほうほう!ん?

"候補者"て…まだ確定したお相手じゃ、無いんかい…。花の命は短いんじゃ、とっとと決めたれや。

そんな事を思いながら、皇子殿下御一行を見ていたら、そこから一人がこちらに近づいて来た、宰相ご子息 フィデリオ様だ

「…久しぶりだね、マルガレーテ…。」

遠慮がちに声をかけてくる、彼に

「やぁ、久しぶり、貴方も元気そうで何より。」

と、いつもの調子で返した、男友達かな?

…この未練も何も無いですよ?って態度
相手の方が、未練タラタラになる時があるんだよなぁ~。

「…君も、随分元気になったみたいで、安心したよ…。」

二人の事情を知っている者もいるんだろう、少し下卑な、好奇心を含んだ視線も感じる。ゴシップ好きは、どこにでもいるんだなぁ。

「ふふw心配してくれてありがとう、元気だよ、最近はやりたいことも出来た。」

そんなマルガレーテ様に、少し眉を寄せながら

「…うん、知ってるよ、ルカからも聞いている。」

その言葉に

「……へぇ。」

と、不愉快そうにマルガレーテ様が返事をした。
おい従者君、何自分ちのお嬢様の情報、よそに流してんだ?!横から流れてくる、マルガレーテ様の気配が怖い!

…どうすべと、思っていた所に

「ウィルミナ嬢」

と、皇子殿下が声をかけてきた。

豪奢な金の髪に、緑の目
未だ何処か幼さを残すが、将来が楽しみな美形が 、微笑みかけてくる、ひぇぇ

アンタもかい、周りの注目が、こちらに移るのが解った、や…やめてくれ。
とも、言っていられないので、スカートの端をつまんで、カーテシーでご挨拶

「はじめまして、皇子殿下、お声がけありがとうございます。」

そうなのだ、俺は婚約の話をお断りしたので、ゲームと違って殿下と直接会うのはこれが初めてだったりする。

殿下は、ちょっと困った様に笑い

「…色々あるが、これからの学園生活を通して、親しくなれれば嬉しい…よろしく頼む。」

「…光栄にございます、どうぞよろしくお願い致します。」

フィデリオ様と、マルガレーテ様の空気を和らげる為に、こちらに話してきたんだろう、だが!、止めろや!心臓に悪いわ!

つか、令嬢っぽい言葉遣い、舌噛みそう…

「そろそろ入学式の時間だ、フィデリオ行こう。」

そう言って、フィデリオ様と共に去って行ってくれた。…もしかして結構気遣い屋さんなのか?んん?

私も、マルガレーテ様のスカートを、ちょんとひいて、移動を促す。
マルガレーテ様は、笑顔で応じてくれたけど、やはり背後に般若が見えた。

おこですね…従者君ェ……。

殿下の背後にいた、コーネリア様からも、ちょっと黒い空気が漏れていた…気がするが…うん、気のせいだと思っとこ。

あ!そういえば、入学式に向かう最中に、攻略対象達とヒロインの出会いイベントあったんじゃね?!…ちょっと気になる…かも…。

それをこそっと告げると、マルガレーテ様も「そういえば、そうだった…遠くから確認しとこうか。」と言って

距離をとって、殿下達御一行の後に続いた

よくよく考えると、ヒロインちゃんて
俺等と違って攻略対象の分だけ、死亡フラグがあるんだよな…ちょっと心配

そんな事を考えながら歩いていたら、いつのまにか講堂に着いちゃってた…え?!

ヒロインちゃんは、現れなかった

……え?何どゆ事?!













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