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44話 最低限の資格
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あれからミィちゃんはDフォン越しに何度も連絡をくれた。
ただ内容はあってないようなもの。
今日こんなことがあった、こんなモンスターと会った。
俺ならどんな料理をするかなどの会話、無駄話。
もっと早く俺がこれを手にしてたら、もっと質問攻めになってたかもしれない。
一足早く探索者のトップに立ち、世界に羽ばたいたミィちゃん。
取り止めのない話ひとつできる相手もいなかった。
リンダさんやマイクさんとは仕事仲間で、このような会話をできる機会もなかったと打ち明けた。
日本の誇るSSSSランクの仮面を被り、本音を出せないまま過ごして来たと呟いた。
俺なんかが彼女の話し相手に相応しいかはわからないが、屋台の暖簾を外したタイミングで通知を受ける。
やっぱりそういうスキルとか持ってるんじゃなかろうか?
まだ向こうのほうで俺たちを呼び出すための準備に奔走してるとかで、実際のデリバリー期日は未定となっている。
それまでに俺たちの探索者ランクをSまで上げておく必要があるのだ。
現状、Dで困ってなかったんだけど。
彼女の力を持ってしても、ステータスが低い者はダンジョンに入れられない決まりだそうだ。
Dから入れる日本とは大違い。
海外は力こそ正義の勢力が強く、日本よりもカースト制度が強いのだそうだ。
「と、言うわけで今更だけどSランクを目指すことにしました」
なぜか受付に立っていた赤ら顔の卯保津さん。
ようやくか、とも今更かとも取れる顔で、理由を聞くように尋ねる。
支部長としてはダンジョンセンターに登録している探索者が上に行くのは喜ばしいと思うと同時に、外に行くのを手放しで喜べない複雑な感情を浮かべる。
「轟美玲にせっつかれたか? そんなに急ぐもんじゃないだろうに」
「それもありますが、世界に俺の料理がどこまで通じるか、試してみたくなりました」
「あくまでも料理か?」
「最初から最後まで料理です。拾ってもらった時から、俺はこっち一本ですよ。強さなんて二の次です」
「お前さんがそう思うんならそうなんだろうな。ヨッちゃんはどうするんだ?」
「俺もついていくに決まってんだろ? ダンジョン内で誰が俺以上にポンちゃんの望む炎が起こせる? ついでにSランク食材をつまみに世界の酒を飲んできてやる!」
ヨッちゃんの理由はあんまりにもあんまりだが、俺たち的には正解。
一切ブレることなく、徹頭徹尾そのためだけにダンジョンに潜る。
ヨッちゃんはモンスターを酒のつまみに、俺はモンスター食材で美味い飯を。
配信はついで。
いつしかこんな大所帯になってしまったが、元から俺たちは好き勝手やるためにこっちの道に来た。
今更安全な場所に引き返すのは、考えられない。
俺は知ってしまった。
モンスターの新たな可能性に、そしてその先も知りたくて堪らない。
俺はそう言うのを求めていたのだと、出会ってようやく理解した。
「で、まずはCになりたいのですが」
カウンターに身を乗り出して問う。
「実力的にはなんら問題ない。今すぐBに推したいが、流石に俺の独断じゃ無理だ。CからBに上がるのに、他に3名、計四名の支部長からの推薦が必要だ。BからAに行くのは、そこから踏破したダンジョン数が関わってくる。パーティにしろ、ソロにしろ。そこは切っても切り離せない」
「あと一人ですか」
「支部長っていうのは俺含め、どいつもこいつも曲者揃いでな。元Sであろうと、ルールを無視できないんだよ」
それはよく知ってます。
俺が生きて来た中で、ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ程の個性の塊を見たことないもんな。
「Cになるには、Dランクダンジョンボスの討伐素材を10種類納品する必要がある」
「ソーセージでいいなら最速で」
「それで嬉しいのは俺だけだよ」
卯保津さんが嬉しいならそれでいいのでは?
「Bに上がる時に恩を売りつける相手を見定めるには、きちんと討伐してこい」
「素材が勿体なくないですか?」
「ポンちゃんだけだと思うぞ? ボスまで美味しくいただくのは。普通はそう思わん」
「教えてくれたのは屋良さんですよ?」
「そういえばあいつが主犯か」
ぽりぽりと後頭部を掻き、卯保津さんは身内の犯行に目を瞑る。
「とはいえ、道中のモンスターは調理していいから、ボスだけは納品終わるまでお預けだ」
「先に堪能するのは?」
「お前それやったら、それに夢中になって轟美玲が招待する時に絶対間に合わないやつだろうがよ」
卯保津さんのツッコミに、頷きたくなる俺がいた。
ボス食材はノーマルモンスターに比べて美味なのだ。
もちろん特殊調理食材なので、扱う力量にもよるのだが、今のところ美味しくいただけてるのだ。
「やっぱり優先します」
「そうしとけ。それとうちの管轄内にDランクダンジョンは二個しかねぇ。他8種は、よその自治体に行くしかねぇな」
「井伊世さんと屋良さんの管轄ではどうでしょう?」
「あいつらのところか? ウチほど低ランクダンジョン抱えてないからな。一応話は当しておくよ。他は近隣のダンジョンか、配信でそれとなくおすすめダンジョンを教えてもらうとかな」
「ああ、配信!」
「普通はコメントに意識を寄せるもんだぞ? ダンチューバーならな」
ただの飲み会生中継垂れ流しの様式が当たり前になってたが、そりゃそうだよな。
普通はリスナーとやりとりするもんだ。俺たちはその前提が抜けてた。
料理するのに夢中になってたってのもある。
「と言うことで、武蔵野支部以外の管轄でも屋台の出張したいと思います。ライセンスがDなので、DかCでいい場所紹介してください。お誘いしてくれたら、一緒に飲みましょう。その地方のオススメ料理もあったら教えてください。まだまだ勉強中ですので、相談たくさん受け付けてます」
<コメント>
:出張サービス!?
:来たーーー!!
:恵比寿きて! 恵比寿!
:ポンちゃんの熱々の料理が食えると聞いて!
:いつも配信見てます!
:横浜にもきてください!
:ぜひ旭川にも!
:旭川は遠すぎる!
:えー、いいとこよ旭川。A~しかないけど
:地理的な問題だよ、アホ!
:まぁ武蔵野からは遠いよな
「物理的に遠いところはすいません。でもダンジョンセンターを通して食材は流通させますので、そっちのレストランの発展に期待します」
<コメント>
:それだけでも十分助かってる!
:入荷と同時に秒で売り切れてるけどな
:予約してる奴は恥じろ!
:実際運よく買えても後ろ指さされるのホンマ……
:圧倒的に供給不足なのよ
:ポンちゃんは一人しかいないしな
:金があれば俺だって買い占めたいわ
:いつも配信ありがとうございます!
:ダイエット中だから自分追い込むのによく見てる
:ダイエットニキはダンジョンに潜って、どうぞ
「あー、量が足りない場合は悪い。俺たちもなるべく残したいんだが……屋台してるとどうしても在庫がな」
<コメント>
:店やってりゃ在庫ないのはしゃーない
:お店やってるのにダンセンに回してくれるのありがたいのよ
:そのお店、お金もらってないけどな
:くそぅ! 俺も現場に行って食いたい!
:現場は無料だが、モンスター持ち込みがデフォだしな
:アルコールも持ち込みだし
:経営回せてるの頭おかしいよな
「俺は作るのも食うのも好きだから。趣味が高じてダンジョン配信したようなもんだしな」
カメラは手元の炭火に写り、串に刺した肉が焼かれていく工程がコメントを加速させる。
<コメント>
:あーーーーーーーダメです、これはダメです!
:プシュ
:カシュ
:プハーーッ
:肉の焼ける音ーーーー
:ところでこれなんの肉?
:美味そう、今はそれだけわかればいい
:食材聞くのは無粋
:いやーービールが美味い!
:俺二本目開けた
「これはそこで仕留めた水モグラ。捌いて煮たらら鶏肉に近い味わい。こりゃ串だ、と閃いた」
すぐ近くでビールの缶が開く音がした。
「おかえり、獲物は?」
「この通り。団体さんがいたから仕留めるのに手間取った」
「団体さん?」
するとゾロゾロと、獲物を背負った団体客が現れた。
どうやら獲物の取り合い一歩手前だったってところか。
「よろしくお願いしまーす」
「今日はパスタで!」
「俺はハンバーグ!」
「オムライスが可能であれば!」
「はいはい、順番に作るから待ってて。アルコールは持ち込みかお金払って買ってくれ」
「ソフトドリンクは?」
「持ち込み以外はダンセンからの出張サービスだな」
こういう時、Dフォンは便利だ。
場所が変わっても、屋台に武蔵野支部との直通パスが通ってるので、お使いとしてクララちゃんが来るか、卯保津さんがサボりに来る。
ほぼ後者だが、新素材が出た時は彼女に頼むことも多くなった。
複数化に対応できるのは一度変化させたものに限る。
俺は凝り性だからノーマル以外に活け〆の方も試したくなるのだ。
そんなわけで通い詰める回数はほぼ一緒となる。
「ソフトドリンクご注文の方ー! こちらメニュー表です!」
ウェイトレスよろしく、臨時収入になるからとクララちゃんがお手伝いしてくれる。
いい子なんだ、本当に。
この日は踏破そっちのけで夜まで騒いだ。
結局踏破したのは帰りに、時短するためというあんまりにもあんまりな理由だった。
ただ内容はあってないようなもの。
今日こんなことがあった、こんなモンスターと会った。
俺ならどんな料理をするかなどの会話、無駄話。
もっと早く俺がこれを手にしてたら、もっと質問攻めになってたかもしれない。
一足早く探索者のトップに立ち、世界に羽ばたいたミィちゃん。
取り止めのない話ひとつできる相手もいなかった。
リンダさんやマイクさんとは仕事仲間で、このような会話をできる機会もなかったと打ち明けた。
日本の誇るSSSSランクの仮面を被り、本音を出せないまま過ごして来たと呟いた。
俺なんかが彼女の話し相手に相応しいかはわからないが、屋台の暖簾を外したタイミングで通知を受ける。
やっぱりそういうスキルとか持ってるんじゃなかろうか?
まだ向こうのほうで俺たちを呼び出すための準備に奔走してるとかで、実際のデリバリー期日は未定となっている。
それまでに俺たちの探索者ランクをSまで上げておく必要があるのだ。
現状、Dで困ってなかったんだけど。
彼女の力を持ってしても、ステータスが低い者はダンジョンに入れられない決まりだそうだ。
Dから入れる日本とは大違い。
海外は力こそ正義の勢力が強く、日本よりもカースト制度が強いのだそうだ。
「と、言うわけで今更だけどSランクを目指すことにしました」
なぜか受付に立っていた赤ら顔の卯保津さん。
ようやくか、とも今更かとも取れる顔で、理由を聞くように尋ねる。
支部長としてはダンジョンセンターに登録している探索者が上に行くのは喜ばしいと思うと同時に、外に行くのを手放しで喜べない複雑な感情を浮かべる。
「轟美玲にせっつかれたか? そんなに急ぐもんじゃないだろうに」
「それもありますが、世界に俺の料理がどこまで通じるか、試してみたくなりました」
「あくまでも料理か?」
「最初から最後まで料理です。拾ってもらった時から、俺はこっち一本ですよ。強さなんて二の次です」
「お前さんがそう思うんならそうなんだろうな。ヨッちゃんはどうするんだ?」
「俺もついていくに決まってんだろ? ダンジョン内で誰が俺以上にポンちゃんの望む炎が起こせる? ついでにSランク食材をつまみに世界の酒を飲んできてやる!」
ヨッちゃんの理由はあんまりにもあんまりだが、俺たち的には正解。
一切ブレることなく、徹頭徹尾そのためだけにダンジョンに潜る。
ヨッちゃんはモンスターを酒のつまみに、俺はモンスター食材で美味い飯を。
配信はついで。
いつしかこんな大所帯になってしまったが、元から俺たちは好き勝手やるためにこっちの道に来た。
今更安全な場所に引き返すのは、考えられない。
俺は知ってしまった。
モンスターの新たな可能性に、そしてその先も知りたくて堪らない。
俺はそう言うのを求めていたのだと、出会ってようやく理解した。
「で、まずはCになりたいのですが」
カウンターに身を乗り出して問う。
「実力的にはなんら問題ない。今すぐBに推したいが、流石に俺の独断じゃ無理だ。CからBに上がるのに、他に3名、計四名の支部長からの推薦が必要だ。BからAに行くのは、そこから踏破したダンジョン数が関わってくる。パーティにしろ、ソロにしろ。そこは切っても切り離せない」
「あと一人ですか」
「支部長っていうのは俺含め、どいつもこいつも曲者揃いでな。元Sであろうと、ルールを無視できないんだよ」
それはよく知ってます。
俺が生きて来た中で、ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ程の個性の塊を見たことないもんな。
「Cになるには、Dランクダンジョンボスの討伐素材を10種類納品する必要がある」
「ソーセージでいいなら最速で」
「それで嬉しいのは俺だけだよ」
卯保津さんが嬉しいならそれでいいのでは?
「Bに上がる時に恩を売りつける相手を見定めるには、きちんと討伐してこい」
「素材が勿体なくないですか?」
「ポンちゃんだけだと思うぞ? ボスまで美味しくいただくのは。普通はそう思わん」
「教えてくれたのは屋良さんですよ?」
「そういえばあいつが主犯か」
ぽりぽりと後頭部を掻き、卯保津さんは身内の犯行に目を瞑る。
「とはいえ、道中のモンスターは調理していいから、ボスだけは納品終わるまでお預けだ」
「先に堪能するのは?」
「お前それやったら、それに夢中になって轟美玲が招待する時に絶対間に合わないやつだろうがよ」
卯保津さんのツッコミに、頷きたくなる俺がいた。
ボス食材はノーマルモンスターに比べて美味なのだ。
もちろん特殊調理食材なので、扱う力量にもよるのだが、今のところ美味しくいただけてるのだ。
「やっぱり優先します」
「そうしとけ。それとうちの管轄内にDランクダンジョンは二個しかねぇ。他8種は、よその自治体に行くしかねぇな」
「井伊世さんと屋良さんの管轄ではどうでしょう?」
「あいつらのところか? ウチほど低ランクダンジョン抱えてないからな。一応話は当しておくよ。他は近隣のダンジョンか、配信でそれとなくおすすめダンジョンを教えてもらうとかな」
「ああ、配信!」
「普通はコメントに意識を寄せるもんだぞ? ダンチューバーならな」
ただの飲み会生中継垂れ流しの様式が当たり前になってたが、そりゃそうだよな。
普通はリスナーとやりとりするもんだ。俺たちはその前提が抜けてた。
料理するのに夢中になってたってのもある。
「と言うことで、武蔵野支部以外の管轄でも屋台の出張したいと思います。ライセンスがDなので、DかCでいい場所紹介してください。お誘いしてくれたら、一緒に飲みましょう。その地方のオススメ料理もあったら教えてください。まだまだ勉強中ですので、相談たくさん受け付けてます」
<コメント>
:出張サービス!?
:来たーーー!!
:恵比寿きて! 恵比寿!
:ポンちゃんの熱々の料理が食えると聞いて!
:いつも配信見てます!
:横浜にもきてください!
:ぜひ旭川にも!
:旭川は遠すぎる!
:えー、いいとこよ旭川。A~しかないけど
:地理的な問題だよ、アホ!
:まぁ武蔵野からは遠いよな
「物理的に遠いところはすいません。でもダンジョンセンターを通して食材は流通させますので、そっちのレストランの発展に期待します」
<コメント>
:それだけでも十分助かってる!
:入荷と同時に秒で売り切れてるけどな
:予約してる奴は恥じろ!
:実際運よく買えても後ろ指さされるのホンマ……
:圧倒的に供給不足なのよ
:ポンちゃんは一人しかいないしな
:金があれば俺だって買い占めたいわ
:いつも配信ありがとうございます!
:ダイエット中だから自分追い込むのによく見てる
:ダイエットニキはダンジョンに潜って、どうぞ
「あー、量が足りない場合は悪い。俺たちもなるべく残したいんだが……屋台してるとどうしても在庫がな」
<コメント>
:店やってりゃ在庫ないのはしゃーない
:お店やってるのにダンセンに回してくれるのありがたいのよ
:そのお店、お金もらってないけどな
:くそぅ! 俺も現場に行って食いたい!
:現場は無料だが、モンスター持ち込みがデフォだしな
:アルコールも持ち込みだし
:経営回せてるの頭おかしいよな
「俺は作るのも食うのも好きだから。趣味が高じてダンジョン配信したようなもんだしな」
カメラは手元の炭火に写り、串に刺した肉が焼かれていく工程がコメントを加速させる。
<コメント>
:あーーーーーーーダメです、これはダメです!
:プシュ
:カシュ
:プハーーッ
:肉の焼ける音ーーーー
:ところでこれなんの肉?
:美味そう、今はそれだけわかればいい
:食材聞くのは無粋
:いやーービールが美味い!
:俺二本目開けた
「これはそこで仕留めた水モグラ。捌いて煮たらら鶏肉に近い味わい。こりゃ串だ、と閃いた」
すぐ近くでビールの缶が開く音がした。
「おかえり、獲物は?」
「この通り。団体さんがいたから仕留めるのに手間取った」
「団体さん?」
するとゾロゾロと、獲物を背負った団体客が現れた。
どうやら獲物の取り合い一歩手前だったってところか。
「よろしくお願いしまーす」
「今日はパスタで!」
「俺はハンバーグ!」
「オムライスが可能であれば!」
「はいはい、順番に作るから待ってて。アルコールは持ち込みかお金払って買ってくれ」
「ソフトドリンクは?」
「持ち込み以外はダンセンからの出張サービスだな」
こういう時、Dフォンは便利だ。
場所が変わっても、屋台に武蔵野支部との直通パスが通ってるので、お使いとしてクララちゃんが来るか、卯保津さんがサボりに来る。
ほぼ後者だが、新素材が出た時は彼女に頼むことも多くなった。
複数化に対応できるのは一度変化させたものに限る。
俺は凝り性だからノーマル以外に活け〆の方も試したくなるのだ。
そんなわけで通い詰める回数はほぼ一緒となる。
「ソフトドリンクご注文の方ー! こちらメニュー表です!」
ウェイトレスよろしく、臨時収入になるからとクララちゃんがお手伝いしてくれる。
いい子なんだ、本当に。
この日は踏破そっちのけで夜まで騒いだ。
結局踏破したのは帰りに、時短するためというあんまりにもあんまりな理由だった。
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