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3章 お爺ちゃんと古代の導き
146.お爺ちゃん、トップクランとの会談
飛空挺の旅は小一時間も掛からず現地へとたどり着く。本来は高度を取りながら推進する必要がある為に過剰なエンジンを積んでるが、雲の上にいかない程度の高度で飛行する分には超加速が出来るとしていた。運転手には山本氏、メカニックにダグラスさんも搭乗しているのはいつもの事だ。その上でトップ層に名売りをしてみないかと山本氏に話を持って行ったら是非にと賛同してくれた。
この人も結構野心家だよなと感嘆する。
飛空挺を指定の位置に下ろし、セーフティを掛ける。
これをかけないと勝手に他人に使われてしまう恐れがある為だ。光学迷彩が施される技術力のあるセーフティってなんなんだろうと思いきや、船から出たのにそこにはスズキさんを生き写した鯛が鎮座していた。
うん、まあこれなら飛空挺とは思われないか。
でもねぇ……
「隠すんならそのまま消えてくれてたらよかったのに」
「それはそれで問題あんだよ。なんも見えないからこそ、ぶつかったら怪我をすんだろう? そんで怪しいと思われたらそこへ攻撃されかねない。せっかく作り上げたテクノロジーの塊をこんなとこでパアにして溜まるかってんだ」
愚痴をこぼす私に山本氏が反論する。それはごもっとも。
ちなみにこの船、質量が重すぎてアイテムバッグに入らない。
だから置いていくしかなく、意外と管理に費用が掛かったりする。
「僕はここに残って船の護衛していましょうか? ほら、これは僕の乗り物だって言えば理解して貰いやすいですし」
スズキさんがはいはいと手を挙げながら提案する。
その場の全員がそうだねと和やかな雰囲気で満場一致。
彼女は鯛タニック号の護衛として抜擢された。
そして念のために噴水で登録をしていつでもホームエリアに帰れる準備をして置いた。船にはダグラスさんが残ってくれているので、緊急時にはコールでもして街にそのまま帰ってくれる。
オートパイロットシステムはあっても、帰走まではしてくれない欠点があった。あくまで乗組員ありきの船という定義が最優先になっている。そこら辺は飛行部のこだわりらしい。よくわからないけど頷いておく。
「これはこれは皆さんお揃いで」
案内された場所では各クランのトップ三名と、その傘下クランと思しきメンツが勢揃いしていた。こちらの言葉には一瞥もくれず、早く本題に入ってくれとクレーバーさを窺わせる。やれやれ、どこまでも自分が優先なのだろうね。
「ではオクト君、司会進行役を頼むよ」
「はい」
「悪ぃ、遅れた」
「我々も今到着したところだ。急かして悪いね」
金狼氏が遅れて入ってくると、とある傘下クランがざわめいた。やはり彼くらいになるとある程度顔が利くらしい。オクト君もこれで進行する上で不足はないと安堵したようだ。
しかしこうも威圧を放たれながらの会談と言うのはどうにも息苦しいね。彼らにとって平等と言うのは無いのだろうか?
オクト君は特に弱腰にならずに淡々と今回の新エリアの概要を改めて述べていく。話を聞いて俄然やる気を出すプレイヤーもいれば、何処かと連絡を取り合う者、情報のすり合わせをしつつ質問をする者が居た。やる気がある。けど真意が見えない。
彼らの瞳には影がさしたままだ。
「それで、今回の話を聞く限り俺たちがその場所を攻略して欲しいが見返りはなんだ? それが定かにならない限りは動くに動けん」
上位クラン5位の『餓狼の遠吠え』のマスター、リーガル氏が片手を上げて率直な意見を述べる。
「見返りも何も、我々は現在空の案件に関わってるので手が空いてない。それと我々が手を出すには些か難易度が高めだ。誰か攻略してくれる人はいないかなとオクト君を伝って情報を流したまでだ」
「なんだと? 見返り無しでその手の情報がもらえるとは思わなかった。しかし場所はまだ特定されてないのだろう? 行くにしたって空から行く必要があるわけだ」
「それを探す暇がこちらにないだけです。どうですか? これを機に軽い憂さ晴らしをしてみては」
リーガル氏の耳がピクリと動いた。
暫定5位。この位置にいるクランはそれなりに辛酸を舐めてる筈だと探りを入れる。思い当たる節があったのだろう、冷徹なマシーンに見えた表情が少しだけ変化を見せた。
「内容を聞こう」
「まずこのエリアについて、こちらはあまり情報を持ってません。と言う意味ではほぼ手付かずのままあなた達に丸投げします。クランのランキングがどのようにして決められてるかは私にはわかりませんが、それが未発見エリアの攻略に関わっているのであれば、これは貴方達にとってのチャンスだ。見逃す手はない。そう思いませんか?」
「知らないと言っておきながらそのものずばりを言い当ててる。この人は本当に初心者か?」
「つい半年前までリアルで元気に働いてましたよ。今は定年退職を受けて僕の妻がこっちに誘いました。掲示板にもついていけませんし、その手の情報に疎いのは確かですね」
「ちょっと、見ず知らずの人にリアル情報出さないでよ! びっくりしたじゃない」
「ああ、大丈夫ですよ。この人多分僕の母方の従兄弟なので。お義父さんにも後で紹介しますね」
「えっ」
「遠い親戚だ。リアルで顔も合わせたこともない、な」
えーーーっ!?
私以外にも周囲の人がギョッとしてますよ。
でもその人は良くてもその他大勢は良くないですよね?
不特定多数の人に私の経歴知られちゃったじゃないですか!
てへ、って言われても許しませんからね!
「さて、俺は今回の件。参加してもいいと思ってる。敵の情報はシャドウ型が多く存在する場所。陸路では到達できない未開の地。問題は移動手段だが……」
「それならば私達の飛空挺をお貸ししましょう。まぁ繋ぎ程度ですが、本格的な探索はともかく、視察ぐらいになら私達が空に行ってる間は自由に使ってくれていいですよ。ただし使い終わったらちゃんと返すことが前提です」
「優遇するにも程がある。船の資金はこっちで出す。それと造船までにかかる期間は?」
「突貫で作って2週間てとこだ。そっちの大将のは特別製でいろんな技術を突っ込んでる。それをすっぱ抜きゃあ鯨からヘイトは取るだろうが、爆速で振り切れば問題ないだろう。乗組員は30名まで。あとは必要な数だがそっちは俺のところに情報を寄越しな」
リーガル氏の質問に山本氏が待ってましたと身を乗り出す。
故に発言を許可した覚えはないぞとリーガル氏の眉が上がった。
「あんたは?」
「AWO飛行部のクランマスターをしてる山本ってもんだ。今回はうまいビジネスの話があるって聞いて飛びついてきた。期待してるぜ?」
「こちらこそ、よろしく頼む」
取り敢えず一つのクランが名乗りを上げたところで残り二つも話に乗ることになった。最初こそどうなることかと思ったが、オクトくんの機転でうまいこと切り抜けられた感じだ。
私は大恥かいたけど、それだけで済んだのは幸いだったよ。
そして山本氏はとても喜んでいた。
金の亡者なのかと思ったら、目論見は違うようだ。
「俺ぁよ、自分の手掛けた飛行機に他のプレイヤーを乗せて目ん玉飛び出るくらいに驚かせてやるのが好きなんだ。そいつらは今まで散々俺たちの事をバカにしてたんだぜ? だからよ、こいつはそれまでの仕返しなんだ」
悪戯を思いついた子供のような笑みを浮かべる山本氏。本当に楽しそうに笑うもんだからこっちまでつられて笑ってしまいそうだった。
取り敢えず情報収集をしたいと言うことで各クランの分析班を乗せて行く。
ああ、そうだとこちらからイスカ氏に連絡を取り付け、今回の専属マッパーとして雇い入れる。
リーガル氏から「身内に甘すぎないか?」とダメ出しを受けたが、オクト君が「それがお義父さんの持ち味ですよ」と言われて押し黙っていた。
身内と言っても遠い親戚だし、とリーガル氏は何やら申し訳なさそうにしていた。
それに比べてオクト君は日に日に私に図々しくなってる気がするんだけど気のせいだろうか?
船の近くではスズキさんが威嚇するように槍を構えて私達の帰りを待っていた。よく攻撃されなかったね、と声をかけたら攻撃はされたみたいです。街の中だからダメージは受けなかったと笑顔で返されました。何やってんですか、あなたは。
この人も結構野心家だよなと感嘆する。
飛空挺を指定の位置に下ろし、セーフティを掛ける。
これをかけないと勝手に他人に使われてしまう恐れがある為だ。光学迷彩が施される技術力のあるセーフティってなんなんだろうと思いきや、船から出たのにそこにはスズキさんを生き写した鯛が鎮座していた。
うん、まあこれなら飛空挺とは思われないか。
でもねぇ……
「隠すんならそのまま消えてくれてたらよかったのに」
「それはそれで問題あんだよ。なんも見えないからこそ、ぶつかったら怪我をすんだろう? そんで怪しいと思われたらそこへ攻撃されかねない。せっかく作り上げたテクノロジーの塊をこんなとこでパアにして溜まるかってんだ」
愚痴をこぼす私に山本氏が反論する。それはごもっとも。
ちなみにこの船、質量が重すぎてアイテムバッグに入らない。
だから置いていくしかなく、意外と管理に費用が掛かったりする。
「僕はここに残って船の護衛していましょうか? ほら、これは僕の乗り物だって言えば理解して貰いやすいですし」
スズキさんがはいはいと手を挙げながら提案する。
その場の全員がそうだねと和やかな雰囲気で満場一致。
彼女は鯛タニック号の護衛として抜擢された。
そして念のために噴水で登録をしていつでもホームエリアに帰れる準備をして置いた。船にはダグラスさんが残ってくれているので、緊急時にはコールでもして街にそのまま帰ってくれる。
オートパイロットシステムはあっても、帰走まではしてくれない欠点があった。あくまで乗組員ありきの船という定義が最優先になっている。そこら辺は飛行部のこだわりらしい。よくわからないけど頷いておく。
「これはこれは皆さんお揃いで」
案内された場所では各クランのトップ三名と、その傘下クランと思しきメンツが勢揃いしていた。こちらの言葉には一瞥もくれず、早く本題に入ってくれとクレーバーさを窺わせる。やれやれ、どこまでも自分が優先なのだろうね。
「ではオクト君、司会進行役を頼むよ」
「はい」
「悪ぃ、遅れた」
「我々も今到着したところだ。急かして悪いね」
金狼氏が遅れて入ってくると、とある傘下クランがざわめいた。やはり彼くらいになるとある程度顔が利くらしい。オクト君もこれで進行する上で不足はないと安堵したようだ。
しかしこうも威圧を放たれながらの会談と言うのはどうにも息苦しいね。彼らにとって平等と言うのは無いのだろうか?
オクト君は特に弱腰にならずに淡々と今回の新エリアの概要を改めて述べていく。話を聞いて俄然やる気を出すプレイヤーもいれば、何処かと連絡を取り合う者、情報のすり合わせをしつつ質問をする者が居た。やる気がある。けど真意が見えない。
彼らの瞳には影がさしたままだ。
「それで、今回の話を聞く限り俺たちがその場所を攻略して欲しいが見返りはなんだ? それが定かにならない限りは動くに動けん」
上位クラン5位の『餓狼の遠吠え』のマスター、リーガル氏が片手を上げて率直な意見を述べる。
「見返りも何も、我々は現在空の案件に関わってるので手が空いてない。それと我々が手を出すには些か難易度が高めだ。誰か攻略してくれる人はいないかなとオクト君を伝って情報を流したまでだ」
「なんだと? 見返り無しでその手の情報がもらえるとは思わなかった。しかし場所はまだ特定されてないのだろう? 行くにしたって空から行く必要があるわけだ」
「それを探す暇がこちらにないだけです。どうですか? これを機に軽い憂さ晴らしをしてみては」
リーガル氏の耳がピクリと動いた。
暫定5位。この位置にいるクランはそれなりに辛酸を舐めてる筈だと探りを入れる。思い当たる節があったのだろう、冷徹なマシーンに見えた表情が少しだけ変化を見せた。
「内容を聞こう」
「まずこのエリアについて、こちらはあまり情報を持ってません。と言う意味ではほぼ手付かずのままあなた達に丸投げします。クランのランキングがどのようにして決められてるかは私にはわかりませんが、それが未発見エリアの攻略に関わっているのであれば、これは貴方達にとってのチャンスだ。見逃す手はない。そう思いませんか?」
「知らないと言っておきながらそのものずばりを言い当ててる。この人は本当に初心者か?」
「つい半年前までリアルで元気に働いてましたよ。今は定年退職を受けて僕の妻がこっちに誘いました。掲示板にもついていけませんし、その手の情報に疎いのは確かですね」
「ちょっと、見ず知らずの人にリアル情報出さないでよ! びっくりしたじゃない」
「ああ、大丈夫ですよ。この人多分僕の母方の従兄弟なので。お義父さんにも後で紹介しますね」
「えっ」
「遠い親戚だ。リアルで顔も合わせたこともない、な」
えーーーっ!?
私以外にも周囲の人がギョッとしてますよ。
でもその人は良くてもその他大勢は良くないですよね?
不特定多数の人に私の経歴知られちゃったじゃないですか!
てへ、って言われても許しませんからね!
「さて、俺は今回の件。参加してもいいと思ってる。敵の情報はシャドウ型が多く存在する場所。陸路では到達できない未開の地。問題は移動手段だが……」
「それならば私達の飛空挺をお貸ししましょう。まぁ繋ぎ程度ですが、本格的な探索はともかく、視察ぐらいになら私達が空に行ってる間は自由に使ってくれていいですよ。ただし使い終わったらちゃんと返すことが前提です」
「優遇するにも程がある。船の資金はこっちで出す。それと造船までにかかる期間は?」
「突貫で作って2週間てとこだ。そっちの大将のは特別製でいろんな技術を突っ込んでる。それをすっぱ抜きゃあ鯨からヘイトは取るだろうが、爆速で振り切れば問題ないだろう。乗組員は30名まで。あとは必要な数だがそっちは俺のところに情報を寄越しな」
リーガル氏の質問に山本氏が待ってましたと身を乗り出す。
故に発言を許可した覚えはないぞとリーガル氏の眉が上がった。
「あんたは?」
「AWO飛行部のクランマスターをしてる山本ってもんだ。今回はうまいビジネスの話があるって聞いて飛びついてきた。期待してるぜ?」
「こちらこそ、よろしく頼む」
取り敢えず一つのクランが名乗りを上げたところで残り二つも話に乗ることになった。最初こそどうなることかと思ったが、オクトくんの機転でうまいこと切り抜けられた感じだ。
私は大恥かいたけど、それだけで済んだのは幸いだったよ。
そして山本氏はとても喜んでいた。
金の亡者なのかと思ったら、目論見は違うようだ。
「俺ぁよ、自分の手掛けた飛行機に他のプレイヤーを乗せて目ん玉飛び出るくらいに驚かせてやるのが好きなんだ。そいつらは今まで散々俺たちの事をバカにしてたんだぜ? だからよ、こいつはそれまでの仕返しなんだ」
悪戯を思いついた子供のような笑みを浮かべる山本氏。本当に楽しそうに笑うもんだからこっちまでつられて笑ってしまいそうだった。
取り敢えず情報収集をしたいと言うことで各クランの分析班を乗せて行く。
ああ、そうだとこちらからイスカ氏に連絡を取り付け、今回の専属マッパーとして雇い入れる。
リーガル氏から「身内に甘すぎないか?」とダメ出しを受けたが、オクト君が「それがお義父さんの持ち味ですよ」と言われて押し黙っていた。
身内と言っても遠い親戚だし、とリーガル氏は何やら申し訳なさそうにしていた。
それに比べてオクト君は日に日に私に図々しくなってる気がするんだけど気のせいだろうか?
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