261 / 497
4章 お爺ちゃんと生配信
227.おいでよ!アキカゼランド①
雑談を終えて一週間。
その間に週一で陣営に送る配信も開催したし、シェリル達が古代獣討伐戦を盛り上げてくれた。
私以外の古代獣発掘者も名乗り出ている。
ようやく楽しくなってきた。
そしていよいよ、私達のクランの企画が発動する。
まずはマナの大木の麓から頂上を繋ぐロープウェイ。
雲の上を走れるペダル式のカート。
赤の禁忌の停留所までついたら、横に三人まで乗れるリフトで直接赤の禁忌で乗り入れ、各試練で停車するモノレールに、各試練をジェットコースターのように走る乗り物達がお目見えする。
あれほど多くのプレイヤーが欲しがっていたクリア報酬をそんな簡単に入手させていいのかと思うのかもしれない。
けれど私はこれくらいなら誰が入手してもいいと思ってる。
これらを取れないだけで足踏みをするプレイヤーがあまりに多く、そして不平不満を漏らし続ける現実にピリオドを打ちたかった。
多少お金は貰うけど、楽しいだけじゃない、また来たいと思わせる仕掛けを施している。
そして決まった時間に陣営入りするための扉を開く。
それは多くのプレイヤーの念願が叶った瞬間だった。
もうゴールした気になってるプレイヤーの多くに言いたい。
ここはまだスタートに過ぎないよ、と。
ここからが本当のAtlantis World Onlineが始まるのだ。
GMに頼まれた義理はこれでようやく果たしたと言える。
彼の願望はゲームの中だけでもアトランティス人が賑わう事だ。
決して他陣営と血で血を洗う戦争をしたかったわけじゃない。
人で満ちていく陣営。シャッターが降りっぱなしの格納庫は今や閉まってる方が少ないくらいだ。
討伐戦もいろんなアイディアが出されてきた。
ジョブの固有能力に頼り過ぎず、培った派生スキルを駆使して討伐を果たすプレイヤーが出てきた。
やはり有名どころは名の売れてるプレイヤーが多くを占める。
「なかなかの盛況ぶりだねぇ」
「やぁ少年。ゴーカートに乗ってくかい?」
「空を飛べるのに?」
「これはそんなズルではなく純粋な勝負さ。足が速いだけでは一位は取れないよ」
「君はこういう乗り物得意だもんなぁ」
「ハッハッハ。桜町のスピードスターは伊達ではないよ」
暴走特急の間違えじゃないの?
「すいませーん。ゴーカートのチケット二枚ください!」
「はいはい。今行くよ。では少年、私は仕事に向かうよ。君もブラブラしてないでアキちゃんの売り場を手伝ってきたらどうだ?」
高笑いしながらおせっかい焼きの探偵さんがプレイヤーにゴーカートの貸し出しをしに行った。
ここはマナの大木の頂上から雲沿いの赤の禁忌停泊地。
つまりは雲の上だ。
赤の禁忌は都合上ずっとここに停泊させている。
ゆっくり時間をかけて登るロープウェイだと、ズル判定されないのか多くのプレイヤーが精霊の声を聞いたという。
こればかりは想定外の出来事だったが、赤の禁忌のヘイトを無駄に取らずに済んだと言える。
青の禁忌へはわざわざこっちへ寄せなくとも、赤の禁忌から直通で定期便を出した。
天空由来の称号が欲しいプレイヤーもいるだろうという配慮だ。
せっかく手にしてもAPを所持してないと使いようがないからね。
「あら貴方。散歩? 呑気なものね」
「そう言わないでよ。手伝いに来たのに」
「そう? じゃあ店番をお願いしようかしら。少しランダさんの所に用があるの」
「君も忙しないねぇ」
「だって初日でここまでお客さんが来るとは思わなかったんですもの。びっくりしちゃって、在庫とか全然ないのよ?」
赤の禁忌で天空人の服を販売している妻は、予想以上の来客に目を回していた。
普段ここまでプレイヤーが来ることはないからね。
けどここはイベント会場の入り口もいい所。
その一角にあるお土産屋さんだ。
「分かった。売り場は任せてよ。ランダさんによろしくね」
「ええ、少しの間よろしくね? それと、デザインのことについて聞かれたら、商品ケースの右にある棚にカタログがあるからそれを渡してちょうだい」
「分かった」
どこか私一人を残していくのか心配だったのだろう、妻は何度もこちらを振り返りながらランダさんのフードコーナーへと向かった。
「あら、母さんは?」
「いらっしゃいフィール。母さんならランダさんのところで作戦会議中だよ。どうも事前に仕入れた在庫が底をつきそうなようだ」
そこで真ん中の娘が店に顔を出した。
妻に用があったのだろうか?
キョロキョロと周囲を見渡してその姿を探している。
「用があるなら個人コール繋げようか?」
「あ、ううん。平気。そう言えばルリが父さんのこと凄いって褒めてたわよ。あの子があんなに感情を顔に出すのは初めてだからびっくりしちゃった」
どうも妻を探しているというよりは、妻に聞かれたくない話をこれからするから用心しているようだった。
「あの子は歳のわりにしっかりしてるけどね、まだまだ子供だよ。だからって親の言うことを聞きなさいと上から縛り付けてると萎縮してしまいがちだ。認めてあげて、自由にさせてあげるのがいいのさ。その上で頼ってきたら力になってあげなさい」
「父さんにはなんでもお見通しか。あの子、夫には懐いてるけど私には全然で」
「君は自分に厳しいからね。それを周囲にも敷いている。もりもりハンバーグ君は柔軟に対処できるけど、子供にそれを解れと言うのは酷だよ? 現に君は同じように家に帰れない私を呪っただろう?」
「ゔっ……それは、その」
「別に怒ってるわけじゃない。君も同じ体験してるから、子供のことはもっと理解できるはずだよ? 嫌いだった私の真似をしていたと自覚したのなら仲直りしてきなさい」
「はい……」
「あ、ちょっと待って」
とぼとぼと帰路につく娘を呼び止め、トレードでとあるアイテムを渡す。
アトランティス鋼だ。その数50以上。
これはそこまでレアなものじゃないけど、九の試練の二戦目の対アトランティ人以外では採掘できない貴重な品だ。
レアハンターの彼女なら、それをどのようにでも扱えるだろう。
「えっと?」
「君が周りにガミガミ言うのは功績を焦っているからだろう? 気持ちに余裕が生まれれば、君も素直になれる。私からはこんなものしか与えられないけど、君はあの子に慕われるような母親になってあげなさい」
「うん、ありがとうね父さん。でもタダで貰うのは怖いから、そのうち何かでお返しするから」
「何もいらないよ。孫の笑顔が見れればそれでいい。君まで私のようにならなくていいんだ。それが叶うのなら、それくらい安いものだ。どうせ私には過ぎた素材だし」
「そっか。じゃあ近いうちに家族揃って顔を見せに行くわ」
「うん。楽しみにしてるよ」
それからも顔見知りが顔を出してくれる。
話し相手には事欠かず、見知らぬプレイヤーからはサインを強請られる。
こんな年寄りのサインをもらってどうするんだろうね。
しかしサービス精神は旺盛なのでサインぐらい書いてやるかと二、三練習してから上手くいったやつを手渡した。
私のサイン入りの妻がデザインした天空ファッションは飛ぶように売れ、ついには在庫が切れた。
せっかく用意してもらったのに、カタログを使う暇もなかったな。
赤の禁忌の上空ではAWO飛行部がアトランティスの最新アーマーで空を飛んでいた。
そろそろヒーローショーの時間か。
妻が帰ってくるのを見計らい、私はすれ違うように広場に向かう。
「あら貴方、お出かけですか?」
「うん、ヒーローショーを見に」
「そういうのは子供向けのものでしょう? いい加減に卒業したらいかがです?」
「脚本は現役小説家の探偵さんが書いてるんだよ? その評価をしにね、彼からも頼まれてるんだ」
「そう、そう言うことだったらわかりました。では店は一時的に閉めて、裏で生産してますね」
「分かった。周囲のプレイヤーにも満員御礼と伝えておくよ」
「そこまでしなくていいです」
少し怒ったような声色の妻の言葉を背に、私はくつくつと肩を揺らした。
その間に週一で陣営に送る配信も開催したし、シェリル達が古代獣討伐戦を盛り上げてくれた。
私以外の古代獣発掘者も名乗り出ている。
ようやく楽しくなってきた。
そしていよいよ、私達のクランの企画が発動する。
まずはマナの大木の麓から頂上を繋ぐロープウェイ。
雲の上を走れるペダル式のカート。
赤の禁忌の停留所までついたら、横に三人まで乗れるリフトで直接赤の禁忌で乗り入れ、各試練で停車するモノレールに、各試練をジェットコースターのように走る乗り物達がお目見えする。
あれほど多くのプレイヤーが欲しがっていたクリア報酬をそんな簡単に入手させていいのかと思うのかもしれない。
けれど私はこれくらいなら誰が入手してもいいと思ってる。
これらを取れないだけで足踏みをするプレイヤーがあまりに多く、そして不平不満を漏らし続ける現実にピリオドを打ちたかった。
多少お金は貰うけど、楽しいだけじゃない、また来たいと思わせる仕掛けを施している。
そして決まった時間に陣営入りするための扉を開く。
それは多くのプレイヤーの念願が叶った瞬間だった。
もうゴールした気になってるプレイヤーの多くに言いたい。
ここはまだスタートに過ぎないよ、と。
ここからが本当のAtlantis World Onlineが始まるのだ。
GMに頼まれた義理はこれでようやく果たしたと言える。
彼の願望はゲームの中だけでもアトランティス人が賑わう事だ。
決して他陣営と血で血を洗う戦争をしたかったわけじゃない。
人で満ちていく陣営。シャッターが降りっぱなしの格納庫は今や閉まってる方が少ないくらいだ。
討伐戦もいろんなアイディアが出されてきた。
ジョブの固有能力に頼り過ぎず、培った派生スキルを駆使して討伐を果たすプレイヤーが出てきた。
やはり有名どころは名の売れてるプレイヤーが多くを占める。
「なかなかの盛況ぶりだねぇ」
「やぁ少年。ゴーカートに乗ってくかい?」
「空を飛べるのに?」
「これはそんなズルではなく純粋な勝負さ。足が速いだけでは一位は取れないよ」
「君はこういう乗り物得意だもんなぁ」
「ハッハッハ。桜町のスピードスターは伊達ではないよ」
暴走特急の間違えじゃないの?
「すいませーん。ゴーカートのチケット二枚ください!」
「はいはい。今行くよ。では少年、私は仕事に向かうよ。君もブラブラしてないでアキちゃんの売り場を手伝ってきたらどうだ?」
高笑いしながらおせっかい焼きの探偵さんがプレイヤーにゴーカートの貸し出しをしに行った。
ここはマナの大木の頂上から雲沿いの赤の禁忌停泊地。
つまりは雲の上だ。
赤の禁忌は都合上ずっとここに停泊させている。
ゆっくり時間をかけて登るロープウェイだと、ズル判定されないのか多くのプレイヤーが精霊の声を聞いたという。
こればかりは想定外の出来事だったが、赤の禁忌のヘイトを無駄に取らずに済んだと言える。
青の禁忌へはわざわざこっちへ寄せなくとも、赤の禁忌から直通で定期便を出した。
天空由来の称号が欲しいプレイヤーもいるだろうという配慮だ。
せっかく手にしてもAPを所持してないと使いようがないからね。
「あら貴方。散歩? 呑気なものね」
「そう言わないでよ。手伝いに来たのに」
「そう? じゃあ店番をお願いしようかしら。少しランダさんの所に用があるの」
「君も忙しないねぇ」
「だって初日でここまでお客さんが来るとは思わなかったんですもの。びっくりしちゃって、在庫とか全然ないのよ?」
赤の禁忌で天空人の服を販売している妻は、予想以上の来客に目を回していた。
普段ここまでプレイヤーが来ることはないからね。
けどここはイベント会場の入り口もいい所。
その一角にあるお土産屋さんだ。
「分かった。売り場は任せてよ。ランダさんによろしくね」
「ええ、少しの間よろしくね? それと、デザインのことについて聞かれたら、商品ケースの右にある棚にカタログがあるからそれを渡してちょうだい」
「分かった」
どこか私一人を残していくのか心配だったのだろう、妻は何度もこちらを振り返りながらランダさんのフードコーナーへと向かった。
「あら、母さんは?」
「いらっしゃいフィール。母さんならランダさんのところで作戦会議中だよ。どうも事前に仕入れた在庫が底をつきそうなようだ」
そこで真ん中の娘が店に顔を出した。
妻に用があったのだろうか?
キョロキョロと周囲を見渡してその姿を探している。
「用があるなら個人コール繋げようか?」
「あ、ううん。平気。そう言えばルリが父さんのこと凄いって褒めてたわよ。あの子があんなに感情を顔に出すのは初めてだからびっくりしちゃった」
どうも妻を探しているというよりは、妻に聞かれたくない話をこれからするから用心しているようだった。
「あの子は歳のわりにしっかりしてるけどね、まだまだ子供だよ。だからって親の言うことを聞きなさいと上から縛り付けてると萎縮してしまいがちだ。認めてあげて、自由にさせてあげるのがいいのさ。その上で頼ってきたら力になってあげなさい」
「父さんにはなんでもお見通しか。あの子、夫には懐いてるけど私には全然で」
「君は自分に厳しいからね。それを周囲にも敷いている。もりもりハンバーグ君は柔軟に対処できるけど、子供にそれを解れと言うのは酷だよ? 現に君は同じように家に帰れない私を呪っただろう?」
「ゔっ……それは、その」
「別に怒ってるわけじゃない。君も同じ体験してるから、子供のことはもっと理解できるはずだよ? 嫌いだった私の真似をしていたと自覚したのなら仲直りしてきなさい」
「はい……」
「あ、ちょっと待って」
とぼとぼと帰路につく娘を呼び止め、トレードでとあるアイテムを渡す。
アトランティス鋼だ。その数50以上。
これはそこまでレアなものじゃないけど、九の試練の二戦目の対アトランティ人以外では採掘できない貴重な品だ。
レアハンターの彼女なら、それをどのようにでも扱えるだろう。
「えっと?」
「君が周りにガミガミ言うのは功績を焦っているからだろう? 気持ちに余裕が生まれれば、君も素直になれる。私からはこんなものしか与えられないけど、君はあの子に慕われるような母親になってあげなさい」
「うん、ありがとうね父さん。でもタダで貰うのは怖いから、そのうち何かでお返しするから」
「何もいらないよ。孫の笑顔が見れればそれでいい。君まで私のようにならなくていいんだ。それが叶うのなら、それくらい安いものだ。どうせ私には過ぎた素材だし」
「そっか。じゃあ近いうちに家族揃って顔を見せに行くわ」
「うん。楽しみにしてるよ」
それからも顔見知りが顔を出してくれる。
話し相手には事欠かず、見知らぬプレイヤーからはサインを強請られる。
こんな年寄りのサインをもらってどうするんだろうね。
しかしサービス精神は旺盛なのでサインぐらい書いてやるかと二、三練習してから上手くいったやつを手渡した。
私のサイン入りの妻がデザインした天空ファッションは飛ぶように売れ、ついには在庫が切れた。
せっかく用意してもらったのに、カタログを使う暇もなかったな。
赤の禁忌の上空ではAWO飛行部がアトランティスの最新アーマーで空を飛んでいた。
そろそろヒーローショーの時間か。
妻が帰ってくるのを見計らい、私はすれ違うように広場に向かう。
「あら貴方、お出かけですか?」
「うん、ヒーローショーを見に」
「そういうのは子供向けのものでしょう? いい加減に卒業したらいかがです?」
「脚本は現役小説家の探偵さんが書いてるんだよ? その評価をしにね、彼からも頼まれてるんだ」
「そう、そう言うことだったらわかりました。では店は一時的に閉めて、裏で生産してますね」
「分かった。周囲のプレイヤーにも満員御礼と伝えておくよ」
「そこまでしなくていいです」
少し怒ったような声色の妻の言葉を背に、私はくつくつと肩を揺らした。
あなたにおすすめの小説
『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた
歩人
ファンタジー
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
無実の罪で謹慎中ですが、静かな暮らしが快適なので戻る気はありません
けろ
恋愛
王太子妃候補だった伯爵令嬢エレシア・ヴァレンティスは、ある日突然、身に覚えのない疑いをかけられ、婚約破棄と無期限謹慎を言い渡される。
外出禁止。職務停止。干渉禁止。
誰がどう見ても理不尽な処分――のはずだった。
けれどエレシアは、その命令を前にして気づいてしまう。
誰にも呼ばれない。誰にも期待されない。誰にも干渉されない。
それは、前世で決して手に入らなかった“静かな時間”そのものだと。
こうして始まった、誰にも邪魔されない穏やかな謹慎生活。
一方その頃、彼女を切り捨てた王城では、思わぬ方向へ事態が転がり始めて――?
これは、無実の罪で閉じ込められた令嬢が、皮肉にも理想の生活を手に入れてしまう物語。
叫ばず、争わず、ただ静かに距離を取ることで完成する、異色の婚約破棄ざまぁです。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。