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アズルド

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夏の雪

思い出

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 二年前に考えた夏の雪は十三章が最終章になる予定でした。夏海が部落出身だと伝えて、別れを切り出しても小雪は諦めてくれず、実はこの後に二人で手を繋いで、一緒に身を投げて死んでしまう…とか言うオチだった。

 おそらくそんなバッドエンドだと読者から苦情が来そうなので、二年間悩んだ末にやめました。昔のファンが読んだら確実に怒られます。と言うか小雪のモデルになってる昔のファンの20代のOLが読んだら死なせないで欲しかった…と言って泣かれます。

 昔の私なら植物状態の主人公が奇跡的に目覚めるとかで、適当に誤魔化して続編書いてたと思いますが、私の作品は読者の意見で結構、ストーリーが変化します。韓国ドラマは視聴者の意見で、◯◯を死なせないで!とか言われたら、死ななくなるのと同じですね。

 ちなみに人狼の作品が約六万文字で完結してますが、夏の雪も十三章までなら同じくらいの長さです。夏の雪の方が一章の長さが短い為、原稿用紙に換算すると一章あたり約十枚くらいかな。人狼の作品は原稿用紙に換算すると約十五枚程度なので、全十話で百五十枚になる計算に…。

 どこが短編なんだと怒られそうですが、私にしたら短い方なんですよ。ただ夏の雪は二年間に私の身に起こった出来事を盛り込んでいる為、現時点で十万文字を突破しようとしているから、長編に切り替えようか迷ってるところです。と言うか長編にしますね。

 十万文字突破してて短編とか言うのはあり得ないので。と言うか某小説コンクールの投稿のルールとか読んでたら、六万文字は長編扱いのようです。原稿用紙百五十枚分ですからね。多分、短編と言って許されるのは三十枚くらいなのかも。そんな短くまとめられない。長文しか書けない体質だから。

 十四章から出て来た新キャラの竹田先生なのですが、実在の人物がモデルになっておりまして、ハロウィンに会いに行く約束をしてたので、竹田先生の出てくるところを急いで仕上げて、本人にも少し見せましたが、喜んでくれてました。このアプリを教えたので、最初から読んでくれるみたいです。

 竹田先生を出す事に決めて、夏海と小雪は自殺するのではなく、結婚すると言うハッピーエンドを考えて、二年のブランクを経て復帰した訳ですが、私個人の意見としては、結婚は別にどうでも良いです。と言うか多分、私は一生、結婚などしません。なんでこのオチに決めたのかと言うと昔のファンが喜びそうだから。

 つまり小雪のモデルである20代のOLが喜びそうなオチを考えただけですので、私が恋愛至上主義ではない事は、ここに記して置きます。私は夏の雪をその20代OLに読ませるつもりで書いていますが、その子がまだ生きてるのかもわかりません。もしかしたら既に死んでる可能性もあります。幽霊になって私に憑依してるのかも…。

 私はよく幻聴が頭の中に響くので、昔のファンの声が聞こえてくるんですよ。特に小雪のモデルの20代のOLは、死にたい…が口癖でしたし、自殺してないとしても病気で亡くなってる可能性もある。胃に潰瘍が出来て入院してましたからね。胃がんだったとしたら…考えるのはよそう。

 私の作品を好む読者には、心に傷を抱えた人が多かった。なぜなら私の作品は先入観だけで書いてる嘘くさい自殺小説とは違うからです。実際に自殺未遂経験がある私が、他の読者から聞いた体験談などを元にストーリーを構築しています。半分は私の妄想で考えたフィクションですけどね。

 経験のない人が自殺をテーマにして書くと、リアリティがなくて感動も何もしなかったりします。自殺をする際に勇気を振り絞って飛ぶみたいな表現があるけど、自殺に勇気など必要なくて、勢いだけが重要なんです。死にたくなったら死なない為に勇気が必要になります。

 言ってる意味がわからない人は自殺未遂経験がない人ですね。名前は伏せますが、あい◯ょんのデビュー曲の歌詞にもそう言う表現があって、あい◯ょんそれは違うよとツッコミを入れてたんですが、そう言う台詞も本編に入れていこうかな。あい◯ょん批判するつもりはありません。ただ単に自殺経験がないだけなので。

 あい◯ょんとコラボしてた某バンドが好きで、あい◯ょんを聞くようになったのですが、天才気質で歌も上手いし、嫌いではないです。作品で似たような歌手の名前が出て来ますが、創作物に実在の歌手の名前を使うと問題があるかな?と思って配慮しました。

 あとクックパッ◯もそのまま書くとまずいので、似たような違う名前にしてますけど、竹田先生に見せたらクックパッ◯の台詞が面白い!って言ってました。竹田先生も偽名です。本名で書くとまずいので、微妙に変えてます。でも多分、みんな元ネタわかってると思う。ほぼそのままだし。

 私はよく自分の作品にテーマ曲を勝手に考えてるんですが、そんな豪華なアーティストが、私みたいに無名の作家の作品のテーマ曲を作るわけがないんですが、ただの妄想なので作家の卵は、結構そう言う妄想をするんじゃないでしょうか?あとドラマになるなら、あの俳優が良い!とか考えてそう。

 そんなわけで私が夏の雪のテーマ曲にしてるのはあい◯ょんとコラボしてた某バンドの螢と言う曲です。曲のタイトル書いたら某バンドがバレそうだけど、知る人ぞ知る名曲だから、そのバンドにこんな曲があるなんて、君の◯は。のファンは知るわけがない。ってもうモロに答えがわかる。

 ちなみに私は君の◯は。は見ておりませんが、天◯の子は見ました。天◯の子は私の好みの作風ではなかったです。何の苦労もせず生きてきた主人公が、ただ何となく家出した話に感動するわけがない。しかも銃刀法違反なのに逮捕されずに済んでるのも意味わからない。

 警察と関わった事がないから、あんなリアリティない作品になっちゃうんですね。私の作品の警察の台詞は実際に言われた台詞を元に構築している為、警察のお世話になった事のある人なら、リアルだ…と驚かれると思いますが、お世話になった事ない人はわかんないだろうね。

 天◯の子の感想は、映像と音楽はめちゃくちゃ素晴らしかった!だけですね。ストーリーは酷過ぎて、なんかもう君の◯は。を見る気なくなりました。君の◯は。が大ヒットして調子に乗って、駄作を作ってしまったのか?それとも周りがチヤホヤして悪いところを指摘しなかったのか?

 私も売れっ子になったら調子に乗って駄作を書いて、周りも指摘してくれなくて、恥をかかないようにしようと、悪いお手本のような気分で最後まで見ましたが、正直途中から見る気も失せてました。ただただ才能の無駄遣いを見せつけられて、映像と音楽の素晴らしさにだけ感動しました。

 あの監督を批判するつもりはなかったのですが、大好きなバンドの曲が使われてたので、楽しみにしていたのにガッカリですよ。私もいつかあのバンドにテーマ曲を書いて欲しい!と思ってたので、あのバンドを選んだセンスだけは素晴らしいと思いますが、ストーリーのセンスがなさ過ぎ。

 私だってここまで感動しないなんて思ってなくて、なんか最近どんなアニメを見ても感動しなくなってしまって、心の穢れた人間になってしまったのか?と悲しくなってたんですが、◯の錬金術師が最近になってリメイクされたとかで、久しぶりに見たら感動しましたけどね。

 ◯の錬金術師は私が若い頃にハマってたんですけど、アニメ化されてからミーハーなファンが増えて、なんかそいつらと一緒にされるのが嫌で心が離れました。アニメも原作と違い過ぎて、原作ファンの私には気に入らなかったので、ヒュ◯ズが死んだところから見るのやめた。

 ヒュ◯ズが死んだ回は原作で泣いて、アニメでも泣いて、良い最終回だったと言う感想を持ちつつ、アニメからは離脱。その後、弟がハマりまくって私の持ってた原作も持って行ってしまって、続きは弟だけ買って楽しんでたそうです。弟は遠くに婿養子に行ってしまったので、会う事もほとんどない…。

 弟と最後に会った時に言われたのは、姉さんは才能があったのに、親父に潰されたと言って去って行きましたが、私が作家を目指しているのを応援するどころか、足を引っ張って邪魔してただけですからね。小説なんかで食っていけないからやめろって何度も言われたし。

 と言うか父が生きてる間に売れたくないので早く死んでくれないかな?と待ってるところです。仮に夏の雪が売れたとしても父親が虐待をしたシーンはあまり書いてませんので、父親擁護派が良いお父さんとか褒め称えて、私を苦しめてくるから嫌なんですよ。

 虐待擁護派は虐待をさも大した事がないかのように言って、水に流して仲直りしろとか言ってきますが、そんなものは何の解決にもならないんです。私が父親と仲良くすればするほど奴はつけ上がって、私を苦しめ続けました。ニコニコ笑ってたら私が苦しんでないと周りは勘違いしました。

 だから父親と無理して仲良くするのはやめたし、ニコニコ笑うのもやめました。何一つ、私にとって良い事はなかったからです。父親にとっては娘が仲良くして笑ってくれたら楽しかったでしょうけど、私は生き地獄でした。しかも父親が褒め称えられるんです。被害者の私は罵られるのに。

 虐待被害者の子供を責め立てて、虐待加害者の親を褒め称える、心のケアと言う名の精神的な拷問はもうやめてください。私がこの作品で伝えたいのはそれだけです。日本に虐待が増えているのは虐待擁護派が多いのと、虐待被害者だけを責め立てる風潮のせいです。

 早くそれに気づいて欲しい。誰も気づかないのは、自分たちのしている虐待擁護の拷問は正しいのだと勘違いしたいからでしょうね。日本ほど遅れた医療の国はないですよ?健康寿命が先進国で最も低いとか言われてますし、無理やりベッドに縛り付けて金を稼ぐ病院はカルト宗教団体です。

 被害者を責め立てる心のケアは誰も癒やしていません。私の作品で癒されたと言っていた読者がいたのは、私は常に被害者の気持ちに立って書いていたからです。もちろん私の作品に腹を立てる人もいるでしょうけど、私のファンは私の作品のおかげで人間の心を取り戻せたと言ってたのも事実です。
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