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国語の乱
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国語。
田辺「えーではこれより国語の授業を始めたいと思います。ひとつ残念なお知らせがあるのですが先生はいまだに国語とはなにかわかっていません。誰か知ってる人がいたら教えてください。」
井田「げー。遂に降参宣言しちまったよー。坂井~国語とは何か先生におしえてやれよ~。」
坂井「そうね...国語...日本の言語だわ。日本の言語を学ぶといったところかしら。」
田辺「ふむ。大変丁寧でわかりやすかった...感謝しよう。日本の言語という言葉で思い出したのだが私は「鳥」という漢字を書くのが得意でな...多分鳥という漢字を私に書かせたら高校教師で私の右にでるものはまずいないだろう...」
坂井「鳥...それくらい高校2年生だったら誰でも書けるわ...」
田辺「なめるでないぞ坂井...私の高校教師としてのキャリアをみくびることなかれ...」
中田「はい!先生!」
田辺「ん?どうかしたか。なかやん。」
中田「今40度ちかく熱があります!」
田辺「廊下で立ってなさい。したがって今日はみんなに完全無欠の鳥の書き方を伝授したいと思う。」
澤「すごいです...先生の鳥..私も知りたいです!」
田辺「いいか澤...漢字というのは技術ではない。リズムだ。音楽と同じだよ。音程が合っていてもリズムが合っていなければなんの意味もない。漢字もそれと同じだよ。」
井田「つまるところあれか?鳥の気持ちになり切って書くってことかー?」
田辺「うむ。いい線いってるな。ちなみに全然違う。ただ書くだけなら誰でもできる。小学一年生だって書けるだろう。しかしな、フィーリングなんだよ。のるんだよ。かっこいい音楽きくとノリノリになっちゃうだろ?それと同じだ。感じながら鳥を書くんだよ。」
井田「ふぃーりんぐ...のりながら...こ、こんな感じか..?」
田辺「さすがだぞ井田。ちなみに全然違う。誰もロボットダンスを踊れとは言っていない。」
坂井「そ、そんな...ノリながら書くなんて私恥ずかしくてできないわ...」
田辺「坂井!恥じらいなんて捨てろ!そんなものもっていてもなんの役にも立たん!墓場までもっていけないものは今すぐここで捨てちまえ!」
中田「はい!先生!」
田辺「なんだ!田中!」
中田「僕..実は童貞です!」
田辺「それは知ってる。つまるところ私はフィーリングしながら鳥を書いている。ノリながらだ。したがって私の鳥を超えるものはいまだにいない。」
坂井「...じゃあ先生の鳥...お手並み拝見させてもらうわ..」
澤「はい...先生..私も見たいです!」
田辺「いいだろう。見せてしんぜよう。それでは私のアイフォーンで音楽を流させていただく。」
井田「おー..この曲知らないけど..多分ア、アメリカのヒップホップだぁ..」
田辺「...ではいくぞ..」
坂井「....なに....こ...これは...」
田辺「.....どうだ。これが私の鳥だ。」
井田「た、ただの鳥だな...。」
澤「と、鳥ですね...の、ノリノリになって書いた鳥ですね。」
坂井「...めっちゃ音楽にノリながら書いた鳥だわ。」
田辺「うむ。その通り。音楽にノリながら書いた鳥だよ。ここまで音にノリながら鳥をかけるものは私以外にはいない。総じてこれはアートなんだ。君たちもここまでたどり着けれるように。それでは国語の授業を終わりたいと思う。失礼する。」
こうして国語の乱は
無事幕を閉じたのでした。
めでたしめでたし
国語。
田辺「えーではこれより国語の授業を始めたいと思います。ひとつ残念なお知らせがあるのですが先生はいまだに国語とはなにかわかっていません。誰か知ってる人がいたら教えてください。」
井田「げー。遂に降参宣言しちまったよー。坂井~国語とは何か先生におしえてやれよ~。」
坂井「そうね...国語...日本の言語だわ。日本の言語を学ぶといったところかしら。」
田辺「ふむ。大変丁寧でわかりやすかった...感謝しよう。日本の言語という言葉で思い出したのだが私は「鳥」という漢字を書くのが得意でな...多分鳥という漢字を私に書かせたら高校教師で私の右にでるものはまずいないだろう...」
坂井「鳥...それくらい高校2年生だったら誰でも書けるわ...」
田辺「なめるでないぞ坂井...私の高校教師としてのキャリアをみくびることなかれ...」
中田「はい!先生!」
田辺「ん?どうかしたか。なかやん。」
中田「今40度ちかく熱があります!」
田辺「廊下で立ってなさい。したがって今日はみんなに完全無欠の鳥の書き方を伝授したいと思う。」
澤「すごいです...先生の鳥..私も知りたいです!」
田辺「いいか澤...漢字というのは技術ではない。リズムだ。音楽と同じだよ。音程が合っていてもリズムが合っていなければなんの意味もない。漢字もそれと同じだよ。」
井田「つまるところあれか?鳥の気持ちになり切って書くってことかー?」
田辺「うむ。いい線いってるな。ちなみに全然違う。ただ書くだけなら誰でもできる。小学一年生だって書けるだろう。しかしな、フィーリングなんだよ。のるんだよ。かっこいい音楽きくとノリノリになっちゃうだろ?それと同じだ。感じながら鳥を書くんだよ。」
井田「ふぃーりんぐ...のりながら...こ、こんな感じか..?」
田辺「さすがだぞ井田。ちなみに全然違う。誰もロボットダンスを踊れとは言っていない。」
坂井「そ、そんな...ノリながら書くなんて私恥ずかしくてできないわ...」
田辺「坂井!恥じらいなんて捨てろ!そんなものもっていてもなんの役にも立たん!墓場までもっていけないものは今すぐここで捨てちまえ!」
中田「はい!先生!」
田辺「なんだ!田中!」
中田「僕..実は童貞です!」
田辺「それは知ってる。つまるところ私はフィーリングしながら鳥を書いている。ノリながらだ。したがって私の鳥を超えるものはいまだにいない。」
坂井「...じゃあ先生の鳥...お手並み拝見させてもらうわ..」
澤「はい...先生..私も見たいです!」
田辺「いいだろう。見せてしんぜよう。それでは私のアイフォーンで音楽を流させていただく。」
井田「おー..この曲知らないけど..多分ア、アメリカのヒップホップだぁ..」
田辺「...ではいくぞ..」
坂井「....なに....こ...これは...」
田辺「.....どうだ。これが私の鳥だ。」
井田「た、ただの鳥だな...。」
澤「と、鳥ですね...の、ノリノリになって書いた鳥ですね。」
坂井「...めっちゃ音楽にノリながら書いた鳥だわ。」
田辺「うむ。その通り。音楽にノリながら書いた鳥だよ。ここまで音にノリながら鳥をかけるものは私以外にはいない。総じてこれはアートなんだ。君たちもここまでたどり着けれるように。それでは国語の授業を終わりたいと思う。失礼する。」
こうして国語の乱は
無事幕を閉じたのでした。
めでたしめでたし
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