4 / 27
数学の乱
しおりを挟む
二限目
数学。
田辺「えーではこれより数学の授業を始めたいと思います。えー私ごとで大変申し訳ないのですが先生はあまり数学得意ではありません。」
井田「あのさぁー..逆に先生なにが得意っていうか..なんの教科ならできるの?」
田辺「いい質問だ。先生はコンパスで円を書くのが得意です。小学校のとき先生からよく褒められていたんですよ。田辺くんの円は綺麗だって。」
井田「円...まるを書くのがとくいってことか...?」
澤「へぇー。先生の円、見てみたいです!」
坂井「でも..円を書くのが得意って言ったって何ができるっていうの?円はコンパスがあればだれにでもかけるわ。」
田辺「ふむ。鋭い指摘だな。先生今の指摘で汗が大量に吹き出たよ。おまけにうんこ漏れそうだ。」
井田「だからさー。うんこは休み時間にしとけよなー。」
田辺「しかしだなぁ坂井...俺は高校教師になった男だ...みくびってもらっては困る。キミは円周率をいくつまで言うことができるかな...??」
坂井「え..円周率..!?」
井田「円周率って..あの3.14のやつだよなぁ?」
田辺「そのとおり。私は高校教師だ。円を綺麗に書けるだけではない。なんとあの円周率を100桁まで暗記しているのだよ。」
澤「す、すごい...!」
中田「はい!先生!」
田辺「何の用だ...たなか。」
中田「朝の非常ベルのいたずら、あれ実は僕です!」
田辺「あとで校舎裏にこい。そこでだ。今日の授業は円周率バトルをする。このクラスの中で1番円周率を長く言えたものをこのクラスの数学王に選びたいと思う。」
坂井「くっ...円周率はあまり得意ではないわ..」
井田「おれなんか3.14の次すらわかんねぇよ..」
田辺「ルールは簡単だ。我こそはというものは手を上げてもらい私と円周率バトルをする..一対一だ。誰も私に勝てなければ...私がこのクラスの数学王だ。」
井田「なんかすげぇことになったなぁ..そもそも答え合わせっていうか..判定はどうすんだ..?」
田辺「井田くん..いい指摘だ。心配することなかれ。澤...審判は君に託そう。」
澤「はい!今からグーグルで答えを調べます。」
田辺「それでは鋭い指摘をしてくれた坂井..まずはキミが最初に私と闘う。」
中田「はい!先生!」
田辺「おう、たなか。なんか用か。」
中田「僕、実は中1までおねしょしてました!」
田辺「先生は中3までだ。では坂井。キミに先攻をゆずろう。」
坂井「すー...いくわよ...3.1415926535...ここまでだわ..」
澤「す、すごい..!11桁です!しかもちゃんとあっています!」
田辺「ほほう、すごいな。これは驚いたよ。敵ながらあっぱれだ」
坂井「はぁ..はぁ..次は..先生の番よ。」
田辺「いいだろう。ではゆくぞ....すーっ....
1192119211921192119211921192.....!!」
井田「1192?なんかちがくねぇー??澤どうなん?」
澤「...坂井さんの勝ちですね..。」
田辺「はっはっはっはっ。これはこれはしくじってしまった。うっかり円周率ではなく1192作ろう鎌倉幕府の方を100桁まで覚えてしまっていたようだな。やれやれ。とんだ間違いだったよ。坂井。今日から君が数学王だ。」
井田「おー!すっげー!おめでとう坂井~」
坂井「はぁ...や、やったわね。嬉しいわ。」
田辺「君たちも坂井を見習って、次の数学王の称号をとれるよう、日々頭脳を鍛えておくれよ。ではこれで私は失礼しよう。」
井田「結局先生の頭脳が1番弱い気がするけどなー。」
こうして数学の乱は無事
幕を閉じたのであった。
めでたしめでたし。
数学。
田辺「えーではこれより数学の授業を始めたいと思います。えー私ごとで大変申し訳ないのですが先生はあまり数学得意ではありません。」
井田「あのさぁー..逆に先生なにが得意っていうか..なんの教科ならできるの?」
田辺「いい質問だ。先生はコンパスで円を書くのが得意です。小学校のとき先生からよく褒められていたんですよ。田辺くんの円は綺麗だって。」
井田「円...まるを書くのがとくいってことか...?」
澤「へぇー。先生の円、見てみたいです!」
坂井「でも..円を書くのが得意って言ったって何ができるっていうの?円はコンパスがあればだれにでもかけるわ。」
田辺「ふむ。鋭い指摘だな。先生今の指摘で汗が大量に吹き出たよ。おまけにうんこ漏れそうだ。」
井田「だからさー。うんこは休み時間にしとけよなー。」
田辺「しかしだなぁ坂井...俺は高校教師になった男だ...みくびってもらっては困る。キミは円周率をいくつまで言うことができるかな...??」
坂井「え..円周率..!?」
井田「円周率って..あの3.14のやつだよなぁ?」
田辺「そのとおり。私は高校教師だ。円を綺麗に書けるだけではない。なんとあの円周率を100桁まで暗記しているのだよ。」
澤「す、すごい...!」
中田「はい!先生!」
田辺「何の用だ...たなか。」
中田「朝の非常ベルのいたずら、あれ実は僕です!」
田辺「あとで校舎裏にこい。そこでだ。今日の授業は円周率バトルをする。このクラスの中で1番円周率を長く言えたものをこのクラスの数学王に選びたいと思う。」
坂井「くっ...円周率はあまり得意ではないわ..」
井田「おれなんか3.14の次すらわかんねぇよ..」
田辺「ルールは簡単だ。我こそはというものは手を上げてもらい私と円周率バトルをする..一対一だ。誰も私に勝てなければ...私がこのクラスの数学王だ。」
井田「なんかすげぇことになったなぁ..そもそも答え合わせっていうか..判定はどうすんだ..?」
田辺「井田くん..いい指摘だ。心配することなかれ。澤...審判は君に託そう。」
澤「はい!今からグーグルで答えを調べます。」
田辺「それでは鋭い指摘をしてくれた坂井..まずはキミが最初に私と闘う。」
中田「はい!先生!」
田辺「おう、たなか。なんか用か。」
中田「僕、実は中1までおねしょしてました!」
田辺「先生は中3までだ。では坂井。キミに先攻をゆずろう。」
坂井「すー...いくわよ...3.1415926535...ここまでだわ..」
澤「す、すごい..!11桁です!しかもちゃんとあっています!」
田辺「ほほう、すごいな。これは驚いたよ。敵ながらあっぱれだ」
坂井「はぁ..はぁ..次は..先生の番よ。」
田辺「いいだろう。ではゆくぞ....すーっ....
1192119211921192119211921192.....!!」
井田「1192?なんかちがくねぇー??澤どうなん?」
澤「...坂井さんの勝ちですね..。」
田辺「はっはっはっはっ。これはこれはしくじってしまった。うっかり円周率ではなく1192作ろう鎌倉幕府の方を100桁まで覚えてしまっていたようだな。やれやれ。とんだ間違いだったよ。坂井。今日から君が数学王だ。」
井田「おー!すっげー!おめでとう坂井~」
坂井「はぁ...や、やったわね。嬉しいわ。」
田辺「君たちも坂井を見習って、次の数学王の称号をとれるよう、日々頭脳を鍛えておくれよ。ではこれで私は失礼しよう。」
井田「結局先生の頭脳が1番弱い気がするけどなー。」
こうして数学の乱は無事
幕を閉じたのであった。
めでたしめでたし。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件
こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。
・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。
・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。
・物静かで儚げな美術部員。
・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。
・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。
拓海の生活はどうなるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる