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体育の乱
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一時限目
体育。
マットと跳び箱である。
田辺「えーではこれよりマッド運動と跳び箱の授業を始めます。大変恐縮ですが先生はマッド運動できません。跳び箱も5段しか飛べません。みなさんこれについてどう思いますか?」
一同「....。」
井田「そのー..なんていうかいきなり俺たちに全てを委ねるのやめません?」
田辺「ゆだねる。なるほど。難しい言葉を知っているね。さすが高校2年生だ。澤。ゆだねるとはどういう意味か答えてみなさい」
澤「ゆだねるってゆうのは..その..任せるとゆう意味ではないでしょうか..?」
田辺「なるほど..まかせる..いい答えだ。正解かな?井田くん」
井田「てかなんで委ねるの意味しらねぇんだよw」
田辺「そのとおり。正解だ。先生は委ねるの意味知りません。帰ってから辞書で調べます。えーそれでですね、先生はマッド運動できないんです。この事実を今日まで隠蔽して生きてきました。」
坂井「えっと..すいませんさきからマッドマッド言ってるけど..マット運動ですよね??」
田辺「マッド?先生はマッドなんて言ってない。ちゃんとマッド運動と言ってるよ。」
中田「はい!先生!」
田辺「おう、なかやん。なんだい?」
中田「先週親が離婚しました!」
田辺「悪くないね。でーそのマッド運動隠蔽事件なんだがこれは良くないことだと先生は心の中で深く反省したんです。隠し事はよくないことだと。というわけなので先生はみんなと一緒に前転の練習から始めたいと考えている。」
井田「いやー..つっても前転て前回りだよなぁ..?でんぐり返りっていうの?それは、、、みんなできるよ。」
坂井「そ、そうね..高校2年生だったらもっと..倒立前転とかハンドスプリングとかハイレベルな技をやるはずだわ..」
田辺「ほう..倒立前転ねぇ..あの逆立ちしてからのゴロンと前回りする技か..」
澤「でも先生はマット運動できないんですよね..?だったら前回りからやったらいいと思いますよ?私たちは倒立前転とかハンドスプリングの練習してますんで..」
田辺「澤...きみは優しい。優しすぎる。では君の優しさに甘えて私はこの時間でんぐり返りの練習をしていることにするよ。」
井田「...別にいいけどよぅ..でも..普通は先生が俺たちに技を教えて俺たちの動きをチェックしたり評価したりすんじゃねぇのかな?なのになんで先生が1時間前回りの練習してんだよ...」
坂井「私たちの練習は一体だれが見るの..?」
田辺「それに関しては先生、まったくのアウトオブ眼中であった。
完全に今日は私ごとで申し訳ないが自分が前回りすることしか考えていなかったよ。」
井田「げー。田辺先生自己ちゅー。」
田辺「はっはっはっ。すまないすまない。大丈夫だ。君たちの通信簿には今日の評価はちゃんと5にしておくからね。心配することなかれ。中田だけ2にしとくけどね。」
中田「えーー。」
田辺「では澤。私にでんぐり返りとやらを伝授していただこうではないか。」
澤「はい..田辺先生!」
井田「すげぇなぁ、、先生太っ腹だぁ。」
こうして体育の乱は無事
終わったのであった。
めでたしめでたし。
体育。
マットと跳び箱である。
田辺「えーではこれよりマッド運動と跳び箱の授業を始めます。大変恐縮ですが先生はマッド運動できません。跳び箱も5段しか飛べません。みなさんこれについてどう思いますか?」
一同「....。」
井田「そのー..なんていうかいきなり俺たちに全てを委ねるのやめません?」
田辺「ゆだねる。なるほど。難しい言葉を知っているね。さすが高校2年生だ。澤。ゆだねるとはどういう意味か答えてみなさい」
澤「ゆだねるってゆうのは..その..任せるとゆう意味ではないでしょうか..?」
田辺「なるほど..まかせる..いい答えだ。正解かな?井田くん」
井田「てかなんで委ねるの意味しらねぇんだよw」
田辺「そのとおり。正解だ。先生は委ねるの意味知りません。帰ってから辞書で調べます。えーそれでですね、先生はマッド運動できないんです。この事実を今日まで隠蔽して生きてきました。」
坂井「えっと..すいませんさきからマッドマッド言ってるけど..マット運動ですよね??」
田辺「マッド?先生はマッドなんて言ってない。ちゃんとマッド運動と言ってるよ。」
中田「はい!先生!」
田辺「おう、なかやん。なんだい?」
中田「先週親が離婚しました!」
田辺「悪くないね。でーそのマッド運動隠蔽事件なんだがこれは良くないことだと先生は心の中で深く反省したんです。隠し事はよくないことだと。というわけなので先生はみんなと一緒に前転の練習から始めたいと考えている。」
井田「いやー..つっても前転て前回りだよなぁ..?でんぐり返りっていうの?それは、、、みんなできるよ。」
坂井「そ、そうね..高校2年生だったらもっと..倒立前転とかハンドスプリングとかハイレベルな技をやるはずだわ..」
田辺「ほう..倒立前転ねぇ..あの逆立ちしてからのゴロンと前回りする技か..」
澤「でも先生はマット運動できないんですよね..?だったら前回りからやったらいいと思いますよ?私たちは倒立前転とかハンドスプリングの練習してますんで..」
田辺「澤...きみは優しい。優しすぎる。では君の優しさに甘えて私はこの時間でんぐり返りの練習をしていることにするよ。」
井田「...別にいいけどよぅ..でも..普通は先生が俺たちに技を教えて俺たちの動きをチェックしたり評価したりすんじゃねぇのかな?なのになんで先生が1時間前回りの練習してんだよ...」
坂井「私たちの練習は一体だれが見るの..?」
田辺「それに関しては先生、まったくのアウトオブ眼中であった。
完全に今日は私ごとで申し訳ないが自分が前回りすることしか考えていなかったよ。」
井田「げー。田辺先生自己ちゅー。」
田辺「はっはっはっ。すまないすまない。大丈夫だ。君たちの通信簿には今日の評価はちゃんと5にしておくからね。心配することなかれ。中田だけ2にしとくけどね。」
中田「えーー。」
田辺「では澤。私にでんぐり返りとやらを伝授していただこうではないか。」
澤「はい..田辺先生!」
井田「すげぇなぁ、、先生太っ腹だぁ。」
こうして体育の乱は無事
終わったのであった。
めでたしめでたし。
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