孤高の教師

chandeme

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帰ってきた田辺翔一

保健体育の乱

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保健体育の授業。




田辺「えーそれではこれより保健体育あらため性教育の授業をはじめます。ひとつ残念なお知らせですが先生は性教育が大好きです。意義のある生徒は挙手してください。」


井田「別に異議はねぇよー。男ならみんな好きなんじゃねぇーの?」


田辺「では進めさせていただく。坂井。はじめて男とやったのはいつだ。」


坂井「...それは答えないとだめかしら...はじめてしたのは..たしか中学2年生ころかしらね..」


井田「えー、そんなはえーのー?勉強しか興味ないやつかと思ったわー。」


田辺「よろしい。どうだった?イったのか?」


坂井「イったって...憶えてないわよ..別に..まぁこんなもんねって感じよ..」


澤「そうなんですね...私はまだそうゆうのは..したことないです。」


田辺「よろしい。ちなみに先生のはじめては高校1年生なんだが...当時お金が無かったので私はホテルではなくカラオケボックスで童貞を捨てた男だ。これについて坂井。どう思う?」


井田「おいおい...先から坂井を集中狙いしてるけどあんまやりすぎるとセクハラで訴えられんぜ先生..?」


坂井「どうって..別にどうも思わないわよ..ただ狭かったんじゃないのぐらいにしか..」


田辺「狭い?坂井。申し訳ないが私は女のあそこの話しはしていない。これでも真剣な話をしているつもりなんだが...」


中田「はい!先生!」


田辺「ワッツ?なかやん。」


中田「今日UFOみました!」


田辺「薬はやるな。近年問題視されているのは高校生間の性の手軽さ..それゆえに望まない妊娠があとをたたないわけだな..井田..これはなぜ起こると思う。」


井田「それはさぁちゃんと避妊しないからじゃないの?」  


田辺「その通りだ。童貞の君でもわかる単純なクエスチョンだ。ではなぜちゃんと避妊しないのか...避妊具をちゃんと使わないのか。理由を3つのべてみろ。坂井。」


井田「何言わせたいんだよ..wつか童貞じゃねぇよ!」


坂井「し、知らないわよ...お金がないからでしょ..そんなの」


澤「やっぱり避妊具を使うのと使わないのとでは感覚ってゆうのが違うからじゃないでしょうか..?」


田辺「そう。その通りだ。では薄さ0.03ミリの壁があるのとないのとでは感覚がどう違うのか..答えてみろ。坂井。」


井田「もう許してやれよw女子にそんなこと聞くなよw」


坂井「し、知らないわよそんなの..私に聞かないでよ..」


田辺「いいか、坂井。これは試練だ。先生はお前の口から『気持ちがいいからです』とゆうセリフが出るまで一歩も引かないぞ...一歩もな。」


中田「はい!先生!」


田辺「どうしたなかやん。お前の口からはそのセリフ聞きたくないぞ」


中田「おとうさんが空き巣で捕まりました!」


田辺「死刑でいい。いいか。坂井。先生はどうしても勉強熱心なお前を救いたいんだ。この世は勉強だけが全てじゃない。性という楽しみもあるとゆうことをおまえに教えたいんだ。そのための試練だ。」


坂井「私がそれを言ったら救われるってゆうの..?別に勉強しか取り柄がないわけじゃないしそれに性以外だって..ピアノもするしバレエもするわよ..」


田辺「そうか。わかった。じゃあ選択肢をやろう。今ここでそのセリフを言い放つかこれから先男とするときは一生避妊具を使わないとここで私と神に誓うのか。2つに1つだ。どちらか選べ。」


井田「...どうしても言わせたいんだな..」


坂井「なによそれ..意味がわからないわ..恥ずかしくてみんなの前でなんか言えないわよ..」


澤「..でも先生は坂井さんのことを思ってそのセリフを言わせようとしてるのよ..坂井さんを救いたいのよ。」


坂井「..って言っても..私がそれを言ったら本当に私は救われるの..?先生。」


井田「騙されちゃだめだよー。先生はスケベだから坂井からそうゆうセリフを聞きたいだけなんだよ。」


田辺「はっはっはっはっ。人聞きの悪いことを言うなかれ。いやいや。思春期の君たちを戸惑わせてしまったようだな。世間では高校生が性に走るのはタブーとされているかもしれないが...先生はそうは思わんよ。生徒諸君。避妊具を捨てろ。それでは私は失礼する。」



こうして保健体育の乱は無事
幕を閉じるのでした。
めでたしめでたし。

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