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蘇れ田辺翔一
料理の乱
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料理の授業。
田辺「えーただいまより料理の授業を始めたいと思います。先生は人生でいちどだけ料理したことがあります一体なんでしょう。大ヒントは風邪を引いたときよく食べるやつです」
井田「よっしゃ今回の問題は超楽勝だなー。おかゆだな。てかお粥ってつくるの簡単すぎて料理の部類にはいるの?先生相変わらず冗談きついぜ~」
田辺「残念!正解はかっぱえびせんでした。罰として放課後阿波おどりしながらヤクザの事務所に乗り込みにいきなさい。以上ですお前が相模湾に沈められたあとニュースの取材にはちゃんと答えとくから心配するな井田くんは明るくて生徒思いの子だった、、とな。」
坂井「今日もなかなかハードな罰ゲームね。けど井田の冥福はちゃんと祈るわ..だから心配しないで。」
澤「井田くん大丈夫よ..きっと天国は暖かいところだから..きっと成仏できるわよなにも心配いらないわ!」
井田「イヤ...まずおまえらは俺の身の心配はしてくれないのか!」
田辺「時に坂井..なぜ料理のできる女は魅力的に見えるものなのだろうか。その理由を教えてくれないか?川柳で。」
坂井「...わからないわよ。その最後の一言は更に意味不明だわ。」
田辺「わからない?そんなはずはないきみはこのクラスでトップの成績を誇るレデぃーだ。アタマが賢いきみが俺の言ってる意味がわからないなんておかしい調子悪いのか...?は!!!おまえさては校舎裏の毒きのこ食べただろ!!」
坂井「川柳で答えるシステムがよくわからないってことよ。」
田中「はい!先生!」
田辺「どうかしましたか中田くん。」
田中「僕の来世ネズミ取りらしいです!」
田辺「今世よりは活躍しそうですね。日本人なのに川柳ひとつ読めないなんて恥です坂井さんワタシはおまえさんを愛してるよ。きみが立派なお嫁さんになるためには川柳が読めなきゃだめだでなきゃ坂井の最終形態千利休さんにいつまでたってもなれない。」
井田「おいおい..あんまり坂井に愛してるとかいうとまた澤が妬きもちやくぞ、、またヒステリックになっちまうかもしれないんぞ?」
田辺「なるほどな。ちなみにいまの井田くんのセリフは遺言として受け取っておく。ヤクザの組員に撃たれきみがいなくなったあときみの机にはテレ朝のゴーちゃん。のぬいぐるみ置いておくから何も心配するな。」
坂井「...そんなことどうだっていいけどた、大変よ...澤さんが拳を握って下を向いて小刻みに震えているわ..」
井田「だ、だからどうだってよくはねーけど先生..澤の様子が変だぞ..下を向いて小刻みに震えてやがる!」
田辺「それはもうわかった澤さんが下を向いて小刻みに震えていることは坂井さんから聞きましたなぜ同じことをもう一回言うんでしょうか。クラスメートに二回も同じ報告される澤さんのキモチをみなさんは考えたことありますか?」
中田「はい!先生!」
田辺「だから澤が下を向いて小刻みに震えてることはもうわかったと何回言わせるんだ....誘拐して親に身代金要求するぞ!!」
中田「気圧が低すぎて息ができません!!!」
田辺「我慢してください。澤よ大丈夫か..カニアレルギーの人はカニを食べてはいけないとお母さんに教わらなかったのか..」
澤「........。」
坂井「澤さん..どうしたの..先生が何か言ったのがイヤだったの?大丈夫?保健室一緒にいく..?」
澤「肉じゃがで~
胃袋つかめば
ゴールイン~」
井田「.......what.」
澤「毒キノコ~
よく洗っても、
毒キノコ~」
井田「.....はは..はははっ..
な、なーんだ澤のやつ一生懸命川柳考えてたから震えてたんだ..で、でも~川柳考えてたらそりゃ震えることくらいあるよな..な?先生..よっしゃー俺も俳句言っちゃおーかなー..
ど、どんぐりを~ご、ごはんと炊くと~ピ、ピピ、ピピピラフ」
田辺「井田よ....何をそんなに怯えているんだ。声が震えてるぞ。おまえが放課後誰もいない教室で萌香ちゃんの机におちんちんなすりつけちゃった事件のことは今もちゃんと内密にしてやってるというのに何をそんな怯えることがあるというのか....何も恐れるな!井田よ!胸を張って堂々と生きろ!」
井田「え~っと~.....なんでそれここでバラすの?」
澤「坂井さんは川柳言えないけどワタシは言えるんで。先生のお嫁ちんはワタシで決まりでいいですよね..先生。ワタシはなにがあっても先生だけを骨まで愛してあげますからね..」
坂井「...そ、そうね。先生は川柳が言える女子がタイプなのよ..だったら澤さんがピッたんこかんかんよ..それにワタシは先生と結婚する気なんて全然ないし..それでいいわよね?先生」
田辺「..............。」
井田「(おい坂井..大変だぞ..今度は先生が下向いて小刻みに震えだしちまったじゃねぇか..先生が暴れだしたりでもしたらどうする?責任とれよいまの絶対におまえのせいだろ結婚する気ないとか先生のキモチ踏みにじるようなこといったからだろ!)」
坂井「(し、知らないわよ...!! だって澤さんがヤキモチ爆発させたら何しでかすかわからないじゃないこのあいだだってあの子テニスラケットのあみあみで先生のこと殺そうとしてたのよ..さっきだってヒステリック起こす寸前だったじゃない..ぷるぷるぷるぷる震えちゃって...
ていうか大体なんで特別学級で習った手話で話しかけてくんのよ..あんたが手話で話しかけてくるとわたしも手話で返さなきゃなんなくなるからやめなさいよ!)」
中田「(占いに行ったら、西の方角に吉報あり、と言われたのでひたすら西の方角に歩き続けていたらなんと!西日暮里へと辿りついたのです。)」
田辺「亀っていいよね。」
坂井「そうよ。か、亀は最高なのよ。」
井田「(坂井..動揺を隠すんだ..いつも通りのおまえらしく応戦しろそしてなにも否定するな先生の言うことは全て肯定するんだ..
先生はいまとってもナイーブになってるウサギを相手してるとおもえ!先生は今一言でも誰かに傷つくこと言われたらたぶん壊れるそして教師をやめるきょうの失敗を取り返せ坂井先生を元気にしてやるんだ!)」
田辺「亀ってジャンプしますか?」
坂井「....!?
そうね...亀は..(亀ってジャンプするの!?)」
井田「(し、知らんがな!中田亀はジャンプするのか!?)」
田中「(お客様!日本製とイタリア製によってだいぶ異なりますよ!?)」
澤「亀は飛びますよ。だって...マリオの亀も空飛んでますよね。それで~センセーは一体いつまで落ち込んどるんどすえ..?女子生徒一人にフラれていつまでもいつまでもくよくよくよくよ..
情けない..ワレ男の子違うんか...男やったらもっと強く生きんかい...このザコが..殺すぞママのおっぱい吸っとくかい」
井田「(終わったな..まさか澤がトドメを刺すとは..ノーマークだった。)」
坂井「(..そうね..
それに極妻なのか舞妓さんなのかキャラ設定がまだ定まってないようだわ..
暴言も普段使いなれてないものを無理して使ってる感がいなめない..さながら舞台女優よ..なんなのいまの. .
だ、だめだわ..わたしもう我慢できない..大爆笑しそう..ごめんなさい井田あとは頼んだわなんとかこの修羅場をおさめて頂戴)..
ぷっ. ...」
井田「(坂井!こらえろ確かに今のはなんか少し変だったけど笑ったら澤の怒りの矛先がおまえに向くぞ澤はもう壊れてる。ラケットのあみあみで濾されるぞ!頼むからこらえてくれ..そしたらもうわけわからんくなるさらにカオスになっちまう)」
坂井「(も、もう無理よ、、ごめんなさいさようなら天国のおばあちゃん今いくわ..)ふふ..ははは..」
田辺「...くぁっはっはっはっッハッハッハッ!!
はーっはっはっはっはっはっはっ!はーっはっはっはっはっはっはっ!
舞妓ヤクザかおまえ..にゅにゅにゅニュータイプすぎるまじプリティ~..」
井田「こんな教室いるくらいならヤクザの事務所のりこんだほうがマシだぜ..」
こうして料理の乱は
無事幕を閉じましたとさ。
めでたしめでたし。
田辺「えーただいまより料理の授業を始めたいと思います。先生は人生でいちどだけ料理したことがあります一体なんでしょう。大ヒントは風邪を引いたときよく食べるやつです」
井田「よっしゃ今回の問題は超楽勝だなー。おかゆだな。てかお粥ってつくるの簡単すぎて料理の部類にはいるの?先生相変わらず冗談きついぜ~」
田辺「残念!正解はかっぱえびせんでした。罰として放課後阿波おどりしながらヤクザの事務所に乗り込みにいきなさい。以上ですお前が相模湾に沈められたあとニュースの取材にはちゃんと答えとくから心配するな井田くんは明るくて生徒思いの子だった、、とな。」
坂井「今日もなかなかハードな罰ゲームね。けど井田の冥福はちゃんと祈るわ..だから心配しないで。」
澤「井田くん大丈夫よ..きっと天国は暖かいところだから..きっと成仏できるわよなにも心配いらないわ!」
井田「イヤ...まずおまえらは俺の身の心配はしてくれないのか!」
田辺「時に坂井..なぜ料理のできる女は魅力的に見えるものなのだろうか。その理由を教えてくれないか?川柳で。」
坂井「...わからないわよ。その最後の一言は更に意味不明だわ。」
田辺「わからない?そんなはずはないきみはこのクラスでトップの成績を誇るレデぃーだ。アタマが賢いきみが俺の言ってる意味がわからないなんておかしい調子悪いのか...?は!!!おまえさては校舎裏の毒きのこ食べただろ!!」
坂井「川柳で答えるシステムがよくわからないってことよ。」
田中「はい!先生!」
田辺「どうかしましたか中田くん。」
田中「僕の来世ネズミ取りらしいです!」
田辺「今世よりは活躍しそうですね。日本人なのに川柳ひとつ読めないなんて恥です坂井さんワタシはおまえさんを愛してるよ。きみが立派なお嫁さんになるためには川柳が読めなきゃだめだでなきゃ坂井の最終形態千利休さんにいつまでたってもなれない。」
井田「おいおい..あんまり坂井に愛してるとかいうとまた澤が妬きもちやくぞ、、またヒステリックになっちまうかもしれないんぞ?」
田辺「なるほどな。ちなみにいまの井田くんのセリフは遺言として受け取っておく。ヤクザの組員に撃たれきみがいなくなったあときみの机にはテレ朝のゴーちゃん。のぬいぐるみ置いておくから何も心配するな。」
坂井「...そんなことどうだっていいけどた、大変よ...澤さんが拳を握って下を向いて小刻みに震えているわ..」
井田「だ、だからどうだってよくはねーけど先生..澤の様子が変だぞ..下を向いて小刻みに震えてやがる!」
田辺「それはもうわかった澤さんが下を向いて小刻みに震えていることは坂井さんから聞きましたなぜ同じことをもう一回言うんでしょうか。クラスメートに二回も同じ報告される澤さんのキモチをみなさんは考えたことありますか?」
中田「はい!先生!」
田辺「だから澤が下を向いて小刻みに震えてることはもうわかったと何回言わせるんだ....誘拐して親に身代金要求するぞ!!」
中田「気圧が低すぎて息ができません!!!」
田辺「我慢してください。澤よ大丈夫か..カニアレルギーの人はカニを食べてはいけないとお母さんに教わらなかったのか..」
澤「........。」
坂井「澤さん..どうしたの..先生が何か言ったのがイヤだったの?大丈夫?保健室一緒にいく..?」
澤「肉じゃがで~
胃袋つかめば
ゴールイン~」
井田「.......what.」
澤「毒キノコ~
よく洗っても、
毒キノコ~」
井田「.....はは..はははっ..
な、なーんだ澤のやつ一生懸命川柳考えてたから震えてたんだ..で、でも~川柳考えてたらそりゃ震えることくらいあるよな..な?先生..よっしゃー俺も俳句言っちゃおーかなー..
ど、どんぐりを~ご、ごはんと炊くと~ピ、ピピ、ピピピラフ」
田辺「井田よ....何をそんなに怯えているんだ。声が震えてるぞ。おまえが放課後誰もいない教室で萌香ちゃんの机におちんちんなすりつけちゃった事件のことは今もちゃんと内密にしてやってるというのに何をそんな怯えることがあるというのか....何も恐れるな!井田よ!胸を張って堂々と生きろ!」
井田「え~っと~.....なんでそれここでバラすの?」
澤「坂井さんは川柳言えないけどワタシは言えるんで。先生のお嫁ちんはワタシで決まりでいいですよね..先生。ワタシはなにがあっても先生だけを骨まで愛してあげますからね..」
坂井「...そ、そうね。先生は川柳が言える女子がタイプなのよ..だったら澤さんがピッたんこかんかんよ..それにワタシは先生と結婚する気なんて全然ないし..それでいいわよね?先生」
田辺「..............。」
井田「(おい坂井..大変だぞ..今度は先生が下向いて小刻みに震えだしちまったじゃねぇか..先生が暴れだしたりでもしたらどうする?責任とれよいまの絶対におまえのせいだろ結婚する気ないとか先生のキモチ踏みにじるようなこといったからだろ!)」
坂井「(し、知らないわよ...!! だって澤さんがヤキモチ爆発させたら何しでかすかわからないじゃないこのあいだだってあの子テニスラケットのあみあみで先生のこと殺そうとしてたのよ..さっきだってヒステリック起こす寸前だったじゃない..ぷるぷるぷるぷる震えちゃって...
ていうか大体なんで特別学級で習った手話で話しかけてくんのよ..あんたが手話で話しかけてくるとわたしも手話で返さなきゃなんなくなるからやめなさいよ!)」
中田「(占いに行ったら、西の方角に吉報あり、と言われたのでひたすら西の方角に歩き続けていたらなんと!西日暮里へと辿りついたのです。)」
田辺「亀っていいよね。」
坂井「そうよ。か、亀は最高なのよ。」
井田「(坂井..動揺を隠すんだ..いつも通りのおまえらしく応戦しろそしてなにも否定するな先生の言うことは全て肯定するんだ..
先生はいまとってもナイーブになってるウサギを相手してるとおもえ!先生は今一言でも誰かに傷つくこと言われたらたぶん壊れるそして教師をやめるきょうの失敗を取り返せ坂井先生を元気にしてやるんだ!)」
田辺「亀ってジャンプしますか?」
坂井「....!?
そうね...亀は..(亀ってジャンプするの!?)」
井田「(し、知らんがな!中田亀はジャンプするのか!?)」
田中「(お客様!日本製とイタリア製によってだいぶ異なりますよ!?)」
澤「亀は飛びますよ。だって...マリオの亀も空飛んでますよね。それで~センセーは一体いつまで落ち込んどるんどすえ..?女子生徒一人にフラれていつまでもいつまでもくよくよくよくよ..
情けない..ワレ男の子違うんか...男やったらもっと強く生きんかい...このザコが..殺すぞママのおっぱい吸っとくかい」
井田「(終わったな..まさか澤がトドメを刺すとは..ノーマークだった。)」
坂井「(..そうね..
それに極妻なのか舞妓さんなのかキャラ設定がまだ定まってないようだわ..
暴言も普段使いなれてないものを無理して使ってる感がいなめない..さながら舞台女優よ..なんなのいまの. .
だ、だめだわ..わたしもう我慢できない..大爆笑しそう..ごめんなさい井田あとは頼んだわなんとかこの修羅場をおさめて頂戴)..
ぷっ. ...」
井田「(坂井!こらえろ確かに今のはなんか少し変だったけど笑ったら澤の怒りの矛先がおまえに向くぞ澤はもう壊れてる。ラケットのあみあみで濾されるぞ!頼むからこらえてくれ..そしたらもうわけわからんくなるさらにカオスになっちまう)」
坂井「(も、もう無理よ、、ごめんなさいさようなら天国のおばあちゃん今いくわ..)ふふ..ははは..」
田辺「...くぁっはっはっはっッハッハッハッ!!
はーっはっはっはっはっはっはっ!はーっはっはっはっはっはっはっ!
舞妓ヤクザかおまえ..にゅにゅにゅニュータイプすぎるまじプリティ~..」
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めでたしめでたし。
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登場人物それぞれ愛すべきキャラですね😊
ぱふぱふぱふ😿🍊