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思い出の一手
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「しかしレスプブリカ皇国とエンリケ公国が接近していたとは…」
「国同士が国交を結んだのか…それとも船を買い入れただけなのか…」
「そこは今重要じゃないだろう。公国の位置を考えれば人的援護はないはずだ」
彼らの話し合いは日々白熱していく。その中でも特にオスビーは己のすべきことを常に考え続けている。
「この戦いが神々の導きであるならば此度の戦いにエンリケ公国の介入はない。今は皇国との戦いに集中せよ」
神官長の話ではエンリケ公国の崇める神はバルデルスの兄弟神なんだとか。
バルデルスの兄弟神といっても別に家族愛に溢れてはいない。
南の小国が崇めるのもまた別の兄弟神だが、これは教義の基が同じというだけで、それをどう受け止めどう理解しどう進化してきたか、はその国によって異なっている。
つまり普通に対立することもある。
バルデルスの兄弟は神話の時代においてバルデルスの側だった神々。これが巨神の仕掛けなら公国を利用はしても信用はしないだろう。
「ローマン、クリストフと共に指揮を執り防衛軍を率いて南西領に向かえ。そこが主戦場になる」
「はっ!」
「いいか、開戦まで一切の小舟を近づけさせるな。それは偵察船だ。こちらが警戒していると気取られてはならぬ」
「畏まりました。ところでサンクトリウムの入り江は…」
「この地の傭兵を率い私が指揮を執る」
「陛下!それでは御身の護りが足りません!」
「心配するなラインハルト。ここは大半が岸壁。護りは容易い」
「ですが…」
「なに、私には王妹邸から付き従ってくれた近衛たち、そして癒しの神子が居る。神子あるかぎり最悪は免れる」
「それはそうですが…」
「むしろ上陸を阻むためには南西に兵力を集めねばならない。私はお前たちの力を信じている」
「期待に応えてみせましょう」
「それからもう一つ」
「何でしょう」
「全ての兵に伝えよ。即死だけは避けよ、と。命さえあれば神子は必ず駆けつける」
「…なんと心強いお言葉でしょう…」
一瞬表情を陰らせたカーステンの胸には内乱時のことがよぎったに違いない。
あの内乱ではまさにその神子の力を押さえられて、何を仕掛けようが徒労に終わったんだから…
西領に面した南西のオルディング男爵領はフランケン男爵領の隣に位置する小さな領だ。このサンクトリウムへは単騎の馬ならまる一日強の距離。
当主は可もなく不可もない凡庸な男。そのため漁師の統率は平素よりフランケン男爵がまとめておこなっている。
フランケン男爵は騎士ローマンと騎士クリストフと共に西と南西を行き来しながら、奴らに気付かれないよう細心の注意を払い海岸の護りを固めているところだ。
「良いか、上陸を許し白兵戦になることを避けよ。海上からの攻撃であれば風に波、矢も石も目標は散逸する」
「内陸の奴らは浜辺を知らぬ!万一降り立った時のために浜には砂を撒け!慣れぬ奴らでは走れまい!」
「投石により波を起こせ!奴らは船酔いで酩酊するはずだ!」
「陛下、サンクトリウムの入り江はどのようにお考えでしょう…」
近衛である騎士ローマンはオスビーの身を案じている。
大挙して船がつけられるのは開けた海岸を持つ南西領なのは間違いないだろう。岩の多い西の入り江は下手すれば座礁する。
けれどそれは西から上陸を試みない、という事にはきっとならない。
「うむ。高台のこの位置は海上からの攻撃など届かない。よって奴らに白兵戦意外の道はない。そして船をつけられるのはあの小さな入り江のみ。一か所に集中できるのは実にありがたいな」
「作戦は」
「海岸から都市へと至る通路の出入り口で待ち構える。そしてもう一か所」
「崖の隠し通路でございますね」
「そうだ」
崖側面に作られた入り江横の岩場へと続く隠し通路。
これは岩肌を削って作った階段状のものだが、海側の木々により目隠しされ海上からはわからない仕様だ。
「罠を仕掛けますか?」
「いや。それはそこまでの侵攻を許すと言うことではないか。そうではない。見よ、あの位置からは向こう側の崖が良く見える」
「つまり…」
「崖を登ろうとするであろう賊の姿もまた良く見えるだろうな」
「狙い撃ちですか」
「もちろん上からも岩で狙うが漏れはあろう。一人残らず叩き落してくれる!」
「オスヴァルト様」
「何だクラーヴァル」
「海には満ち潮引き潮がございます。皇国がそれを知らないのであれば作戦に役立てることは出来ないでしょうか?」
「…素晴らしい意見だ。今すぐその旨を南西にも伝えよ。検討に入れ!」
「はっ!」
着々と進む出迎え準備。しかしそれらの大半は防御に偏っている。決め手が…攻めの決め手が欲しい!
「オスヴァルト様!」
そこへ駆けつけたのはエドヴィン。彼は少し興奮している。これは…
バルデルス像に創世期の記述を見つけた時と同じじゃないか!
「復元出来たのエド!」
「ええ!まさに神の戦いを記した場面の記述です!」
「読み上げよエドヴィン」
踏みつぶされた人型アドゥン、アドゥンを囲む名もなき四つ足の命、そして芽吹き始めていた種は巨神が一歩進むごとにひどく荒らされていく。
生命を軽んじる巨神に神バルデルスは怒りをあらわにした。
「巨神よ、今すぐこの地を去るが良い!であれば其方の領域に関与はせぬ!」
「大地とは地中を支配する我々の力あってのもの!天空の羽虫よ、おとなしく空に還るがいい!」
「生命を育む雨も光も全ては天空からの恵み。地下世界で脆弱な生命は永らえぬ。それが分からぬか!」
神バルデルスは巨神の歩みを止めるため天空から光の矢を浴びせた。
光の矢は触れた途端に火花を散らし燃えさかる。
次から次へと放たれる矢に狼狽えまごつく巨神。空に届くほどの巨体も一撃で山を吹き飛ばす剛腕も空から放たれる光の矢を前に無用の長物でしかない。
「無念の刻まれた地、この地はどれほどかかろうが必ず滅ぼす!努々忘れるな!」
巨神はついに戦いを諦め怨嗟をはきながら沖の向こうに消えていった。
こうして巨神の肌は焦げたような茶褐色に、髪は燃えさかる炎のような赤になったという。
「復元の完成度は七割ほどです。抜けは前後と全体の文脈から補完しております。いかがでしょう。役に立つでしょうか」
これが神バルデルスの巨神撃退方法。そりゃ上から来られたら敵わないよな…
「うむ…光の矢…天空…」
「火花…燃えさかる炎…、あ」
「あ?ウーリ何を思いだ、ああ」
ここは西の地。そして始まりの一手はあれからだった。そう。
「硝石だな!」
「火薬爆弾だ!」
「国同士が国交を結んだのか…それとも船を買い入れただけなのか…」
「そこは今重要じゃないだろう。公国の位置を考えれば人的援護はないはずだ」
彼らの話し合いは日々白熱していく。その中でも特にオスビーは己のすべきことを常に考え続けている。
「この戦いが神々の導きであるならば此度の戦いにエンリケ公国の介入はない。今は皇国との戦いに集中せよ」
神官長の話ではエンリケ公国の崇める神はバルデルスの兄弟神なんだとか。
バルデルスの兄弟神といっても別に家族愛に溢れてはいない。
南の小国が崇めるのもまた別の兄弟神だが、これは教義の基が同じというだけで、それをどう受け止めどう理解しどう進化してきたか、はその国によって異なっている。
つまり普通に対立することもある。
バルデルスの兄弟は神話の時代においてバルデルスの側だった神々。これが巨神の仕掛けなら公国を利用はしても信用はしないだろう。
「ローマン、クリストフと共に指揮を執り防衛軍を率いて南西領に向かえ。そこが主戦場になる」
「はっ!」
「いいか、開戦まで一切の小舟を近づけさせるな。それは偵察船だ。こちらが警戒していると気取られてはならぬ」
「畏まりました。ところでサンクトリウムの入り江は…」
「この地の傭兵を率い私が指揮を執る」
「陛下!それでは御身の護りが足りません!」
「心配するなラインハルト。ここは大半が岸壁。護りは容易い」
「ですが…」
「なに、私には王妹邸から付き従ってくれた近衛たち、そして癒しの神子が居る。神子あるかぎり最悪は免れる」
「それはそうですが…」
「むしろ上陸を阻むためには南西に兵力を集めねばならない。私はお前たちの力を信じている」
「期待に応えてみせましょう」
「それからもう一つ」
「何でしょう」
「全ての兵に伝えよ。即死だけは避けよ、と。命さえあれば神子は必ず駆けつける」
「…なんと心強いお言葉でしょう…」
一瞬表情を陰らせたカーステンの胸には内乱時のことがよぎったに違いない。
あの内乱ではまさにその神子の力を押さえられて、何を仕掛けようが徒労に終わったんだから…
西領に面した南西のオルディング男爵領はフランケン男爵領の隣に位置する小さな領だ。このサンクトリウムへは単騎の馬ならまる一日強の距離。
当主は可もなく不可もない凡庸な男。そのため漁師の統率は平素よりフランケン男爵がまとめておこなっている。
フランケン男爵は騎士ローマンと騎士クリストフと共に西と南西を行き来しながら、奴らに気付かれないよう細心の注意を払い海岸の護りを固めているところだ。
「良いか、上陸を許し白兵戦になることを避けよ。海上からの攻撃であれば風に波、矢も石も目標は散逸する」
「内陸の奴らは浜辺を知らぬ!万一降り立った時のために浜には砂を撒け!慣れぬ奴らでは走れまい!」
「投石により波を起こせ!奴らは船酔いで酩酊するはずだ!」
「陛下、サンクトリウムの入り江はどのようにお考えでしょう…」
近衛である騎士ローマンはオスビーの身を案じている。
大挙して船がつけられるのは開けた海岸を持つ南西領なのは間違いないだろう。岩の多い西の入り江は下手すれば座礁する。
けれどそれは西から上陸を試みない、という事にはきっとならない。
「うむ。高台のこの位置は海上からの攻撃など届かない。よって奴らに白兵戦意外の道はない。そして船をつけられるのはあの小さな入り江のみ。一か所に集中できるのは実にありがたいな」
「作戦は」
「海岸から都市へと至る通路の出入り口で待ち構える。そしてもう一か所」
「崖の隠し通路でございますね」
「そうだ」
崖側面に作られた入り江横の岩場へと続く隠し通路。
これは岩肌を削って作った階段状のものだが、海側の木々により目隠しされ海上からはわからない仕様だ。
「罠を仕掛けますか?」
「いや。それはそこまでの侵攻を許すと言うことではないか。そうではない。見よ、あの位置からは向こう側の崖が良く見える」
「つまり…」
「崖を登ろうとするであろう賊の姿もまた良く見えるだろうな」
「狙い撃ちですか」
「もちろん上からも岩で狙うが漏れはあろう。一人残らず叩き落してくれる!」
「オスヴァルト様」
「何だクラーヴァル」
「海には満ち潮引き潮がございます。皇国がそれを知らないのであれば作戦に役立てることは出来ないでしょうか?」
「…素晴らしい意見だ。今すぐその旨を南西にも伝えよ。検討に入れ!」
「はっ!」
着々と進む出迎え準備。しかしそれらの大半は防御に偏っている。決め手が…攻めの決め手が欲しい!
「オスヴァルト様!」
そこへ駆けつけたのはエドヴィン。彼は少し興奮している。これは…
バルデルス像に創世期の記述を見つけた時と同じじゃないか!
「復元出来たのエド!」
「ええ!まさに神の戦いを記した場面の記述です!」
「読み上げよエドヴィン」
踏みつぶされた人型アドゥン、アドゥンを囲む名もなき四つ足の命、そして芽吹き始めていた種は巨神が一歩進むごとにひどく荒らされていく。
生命を軽んじる巨神に神バルデルスは怒りをあらわにした。
「巨神よ、今すぐこの地を去るが良い!であれば其方の領域に関与はせぬ!」
「大地とは地中を支配する我々の力あってのもの!天空の羽虫よ、おとなしく空に還るがいい!」
「生命を育む雨も光も全ては天空からの恵み。地下世界で脆弱な生命は永らえぬ。それが分からぬか!」
神バルデルスは巨神の歩みを止めるため天空から光の矢を浴びせた。
光の矢は触れた途端に火花を散らし燃えさかる。
次から次へと放たれる矢に狼狽えまごつく巨神。空に届くほどの巨体も一撃で山を吹き飛ばす剛腕も空から放たれる光の矢を前に無用の長物でしかない。
「無念の刻まれた地、この地はどれほどかかろうが必ず滅ぼす!努々忘れるな!」
巨神はついに戦いを諦め怨嗟をはきながら沖の向こうに消えていった。
こうして巨神の肌は焦げたような茶褐色に、髪は燃えさかる炎のような赤になったという。
「復元の完成度は七割ほどです。抜けは前後と全体の文脈から補完しております。いかがでしょう。役に立つでしょうか」
これが神バルデルスの巨神撃退方法。そりゃ上から来られたら敵わないよな…
「うむ…光の矢…天空…」
「火花…燃えさかる炎…、あ」
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