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邪まな湯治 中盤戦※
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湯船に浸かる前から湯あたりのようになっているのは何故なんだろう…
僕はすでに魂が抜けかかっていた…。おや?
「ディディエも真っ赤だけど熱気にでもやられた?」
「ま、まあな…。色々とその…想像以上で…」
「ふうん…?そこの岩にでも腰かけて涼みなよ」
「そうするよ…」パタパタ
まあ、初めての温泉じゃこんなものか。
そこへいくとリオネルは相変わらず平静そのものである。
人の秘部に指を突っ込んでおきながら涼しい顔で…憎らしい。
大体それは本来僕のすべきことじゃないか!後でやり返してやるからな!
……ま、まあ…意外と悪くはなかったけど…
ブルブルブル!いかんいかん!何を考えているんだ僕は!
「フッ…」
ムッ「なにがおかしい!」
「いえ、表情がお忙しいな、と」
こ、コイツ…
「それよりあれぐらいでバテるとは…もう少し体力が必要ですね」
誰のせいで疲れたと…ま、まあいい。
「それよりほら、アレ持って来たんでしょ?」
「ああ。ホワイトライスで作った酒ですね」
「そう清酒」
麹の発見により僕はとうの昔に酒造りを命じていた。
その第一号がついに完成したのだ!
「ディディエー!お盆に徳利乗せてきて!つまみも!」
「これでいいか?」
「そうそう。じゃあ記念すべき最初のお酌はディディエに頼もうかな。こっちにおいでよ」ウキウキ
チャポ「ははっ、楽しそうだな。ほら」
トクトクトク…
「おっとっと。じゃ御返杯」
トクトクトク…
「リオネルにも」
トクトクトク…
「これはこれは」
「じゃあ僕たち主従の篤い絆に…カンパーイ!」
までは良かったのだが…
「…うぅ…熱い…それに目が回る…」
「湯の中であれだけ飲めば当たり前です」
「クイクイいってたからなぁ」
前世ぶりの清酒に浮かれて飲み過ぎたか…反省…
「ちょうど良かった。ベル様、そこでしばらくお休みになってください」
「そうだね…」
リオネルが指さしたのは僕が用意した洗い場代わりの平たい石の上だ。
僕は少しばかり酔っていたのだろう。自分の行動を何一つおかしいとも思わず、気が付いたら腰にタオルを巻いた状態で火照った身体を横たえていた。
「うーん、冷たい石が気持ちい~い」
「実は新しいアロマオイルの試作品も試してみたかったのですよ」
「へー…?」
「ベル様。これでお身体ほぐして差し上げます」
「え?いやぁでも…」
この状態で?ほとんど裸なのに?タオル一枚しかないよ?
「いつも肩をもんでいるではありませんか」
「それとこれとは違うって言うか…」
「違いません。従者が主人の身体を気遣うのは至極当然のことです。私の献身をどうぞお受け取りください」
「そうそう。これは命の洗濯なんだろう?ベル様はいつもお疲れだもんな。俺たちはベル様の従者なんだからなんでも命じてくれよ」
「リオネル…ディディエ…」
なんという忠心!
と、思ってしまった僕はやはり相当酔っていたんだろう。なんの疑問も抱かず、僕は身体を預けていた。
「ではうつぶせにどうぞ」
「ふむ…じゃ頼んだよ」
「ディディエ、選ばせてやる。背中と脚、どちらがいい」
「背中…い、いや脚だ!脚にする!」
「ふっ、いいだろう」
ディディエは何を張り切っているのだろう?
至福の時。薔薇の香りが場を満たす中、身体をすべるのは温められたオイルと小姓二人の手。
フフフ…、なんとも主人冥利に尽きるじゃないか。
極上の気分のまま、気がつけば僕はうとうとと眠りに誘われていた。
…ん、…んん?なんかうるさい…
フワフワした気分はそのままに、言い争う誰かの声で僕の意識は覚醒し始めていた。
「だから今度は上手くやるから!いいだろ!信じろよ!」
「二度の失態は許されないからな!」
「わ、わかってるって…、けどこればかりは譲れないんだよ!」
ハァ…「健気なものだな」
「うぅん…なんの話…」
「お、起きたのかベル様…」
「お気になさらず、こちらの話です」
「あっそう」
おやぁ?身体が反転している…
というか!
背後に座ったリオネルを背もたれにして上体を起こしている!
「え、あの…ねぇリオネル」
「なんでしょう」
「この体勢おかしくない?」
「おかしくありませんね。背中ばかりをほぐしているわけにはいきませんので」
「そうだけど…」
ダメだ…酔いの抜けきらない頭ではなんだかよくわからない…
「身体を洗って差し上げるのと何もかわりませんよ」
「そう…かな?…そう…かも」
「大体洗われるのが良くてこれが駄目な理由はなんです?」
「確かに…」
「さあ、腕をお貸しください」
「ん」
気がつけば僕は納得していた。
腕をリオネルが…、脚をディディエが…滑るように撫でているが、なんとも妙な感覚だ…。一言でいうと…気持ちいい。実に気持ちいい!ああ気持ちいいとも!
「悪くない」
「そうだろ?な、ここはどうだ?」
「んー」
「ここは?」
「…」モヤ…
確認しながらディディエの手は確実に付け根へと移動している…
こ、このままではあそこに到達してしまうな…
いやいい。いいんだけど…僕は主人としての威厳を保てるだろうか…
「!」
気が付けばリオネルの手は腕を終え胸をほぐそうとしているじゃないか!
「…っ」
洗われるだけとは違う、力の緩急を加えた動きに、僕の内側からは言い様のない感覚が生まれ始めていた。
「どうしましたベル様」
「いや別に」
落ち着け僕!威厳だ…!主人の威げ…はうあ!
「デ、ディディエ!そ、そこは!ああっ!」
なにするディディエー!!!
パクパク「あっ、ふぁ…」
口!口っておま!
「これもマッサージですよ」
嘘つけー!
「や、やめ」
いかん!ガッチリと羽交い絞めにされた身体はびくともしない!というか、リオネル摘むなー!!!
「ひぁ!」
「いかがですか?」
い、いかがもなにも…
「あ、ああん、リオネルダメだってぇ…」
「何故です?お嫌ではないのでしょう?」
「だ、だだ、だってそ、それもこれも僕がしようと…」
「ああ。確かにそのような楽しみ方もありますね。ですがこれはベル様にとって初めての行為。そうですね?」
「う、うん」
「ならば先ずは私たち二人の忠誠心をその身であますことなくお受けください。生涯の主人として」
「!」
そ、そうか…。僕は主人で二人は家臣。ならばいきなり僕から奉仕を受けるのは忠義に篤い二人にとって、このうえなく引け目を感じるに違いない!
「お分かりくださいましたか」
「わ、分かった…」
分った…けどぉーーー!!!
胸が!あそこが!あ、あ、熱い!!!いかん!もたない!
「あああああーーーー!!!」
グッタリ「…」
「大丈夫ですかベル様」
「…」コクコク
こ、これがまだ衆道の入り口だというのか…
ペロ「甘いな…」
ディディエーーー!!!
お、おそるべし衆道…その高みは遥か彼方よ…
僕はすでに魂が抜けかかっていた…。おや?
「ディディエも真っ赤だけど熱気にでもやられた?」
「ま、まあな…。色々とその…想像以上で…」
「ふうん…?そこの岩にでも腰かけて涼みなよ」
「そうするよ…」パタパタ
まあ、初めての温泉じゃこんなものか。
そこへいくとリオネルは相変わらず平静そのものである。
人の秘部に指を突っ込んでおきながら涼しい顔で…憎らしい。
大体それは本来僕のすべきことじゃないか!後でやり返してやるからな!
……ま、まあ…意外と悪くはなかったけど…
ブルブルブル!いかんいかん!何を考えているんだ僕は!
「フッ…」
ムッ「なにがおかしい!」
「いえ、表情がお忙しいな、と」
こ、コイツ…
「それよりあれぐらいでバテるとは…もう少し体力が必要ですね」
誰のせいで疲れたと…ま、まあいい。
「それよりほら、アレ持って来たんでしょ?」
「ああ。ホワイトライスで作った酒ですね」
「そう清酒」
麹の発見により僕はとうの昔に酒造りを命じていた。
その第一号がついに完成したのだ!
「ディディエー!お盆に徳利乗せてきて!つまみも!」
「これでいいか?」
「そうそう。じゃあ記念すべき最初のお酌はディディエに頼もうかな。こっちにおいでよ」ウキウキ
チャポ「ははっ、楽しそうだな。ほら」
トクトクトク…
「おっとっと。じゃ御返杯」
トクトクトク…
「リオネルにも」
トクトクトク…
「これはこれは」
「じゃあ僕たち主従の篤い絆に…カンパーイ!」
までは良かったのだが…
「…うぅ…熱い…それに目が回る…」
「湯の中であれだけ飲めば当たり前です」
「クイクイいってたからなぁ」
前世ぶりの清酒に浮かれて飲み過ぎたか…反省…
「ちょうど良かった。ベル様、そこでしばらくお休みになってください」
「そうだね…」
リオネルが指さしたのは僕が用意した洗い場代わりの平たい石の上だ。
僕は少しばかり酔っていたのだろう。自分の行動を何一つおかしいとも思わず、気が付いたら腰にタオルを巻いた状態で火照った身体を横たえていた。
「うーん、冷たい石が気持ちい~い」
「実は新しいアロマオイルの試作品も試してみたかったのですよ」
「へー…?」
「ベル様。これでお身体ほぐして差し上げます」
「え?いやぁでも…」
この状態で?ほとんど裸なのに?タオル一枚しかないよ?
「いつも肩をもんでいるではありませんか」
「それとこれとは違うって言うか…」
「違いません。従者が主人の身体を気遣うのは至極当然のことです。私の献身をどうぞお受け取りください」
「そうそう。これは命の洗濯なんだろう?ベル様はいつもお疲れだもんな。俺たちはベル様の従者なんだからなんでも命じてくれよ」
「リオネル…ディディエ…」
なんという忠心!
と、思ってしまった僕はやはり相当酔っていたんだろう。なんの疑問も抱かず、僕は身体を預けていた。
「ではうつぶせにどうぞ」
「ふむ…じゃ頼んだよ」
「ディディエ、選ばせてやる。背中と脚、どちらがいい」
「背中…い、いや脚だ!脚にする!」
「ふっ、いいだろう」
ディディエは何を張り切っているのだろう?
至福の時。薔薇の香りが場を満たす中、身体をすべるのは温められたオイルと小姓二人の手。
フフフ…、なんとも主人冥利に尽きるじゃないか。
極上の気分のまま、気がつけば僕はうとうとと眠りに誘われていた。
…ん、…んん?なんかうるさい…
フワフワした気分はそのままに、言い争う誰かの声で僕の意識は覚醒し始めていた。
「だから今度は上手くやるから!いいだろ!信じろよ!」
「二度の失態は許されないからな!」
「わ、わかってるって…、けどこればかりは譲れないんだよ!」
ハァ…「健気なものだな」
「うぅん…なんの話…」
「お、起きたのかベル様…」
「お気になさらず、こちらの話です」
「あっそう」
おやぁ?身体が反転している…
というか!
背後に座ったリオネルを背もたれにして上体を起こしている!
「え、あの…ねぇリオネル」
「なんでしょう」
「この体勢おかしくない?」
「おかしくありませんね。背中ばかりをほぐしているわけにはいきませんので」
「そうだけど…」
ダメだ…酔いの抜けきらない頭ではなんだかよくわからない…
「身体を洗って差し上げるのと何もかわりませんよ」
「そう…かな?…そう…かも」
「大体洗われるのが良くてこれが駄目な理由はなんです?」
「確かに…」
「さあ、腕をお貸しください」
「ん」
気がつけば僕は納得していた。
腕をリオネルが…、脚をディディエが…滑るように撫でているが、なんとも妙な感覚だ…。一言でいうと…気持ちいい。実に気持ちいい!ああ気持ちいいとも!
「悪くない」
「そうだろ?な、ここはどうだ?」
「んー」
「ここは?」
「…」モヤ…
確認しながらディディエの手は確実に付け根へと移動している…
こ、このままではあそこに到達してしまうな…
いやいい。いいんだけど…僕は主人としての威厳を保てるだろうか…
「!」
気が付けばリオネルの手は腕を終え胸をほぐそうとしているじゃないか!
「…っ」
洗われるだけとは違う、力の緩急を加えた動きに、僕の内側からは言い様のない感覚が生まれ始めていた。
「どうしましたベル様」
「いや別に」
落ち着け僕!威厳だ…!主人の威げ…はうあ!
「デ、ディディエ!そ、そこは!ああっ!」
なにするディディエー!!!
パクパク「あっ、ふぁ…」
口!口っておま!
「これもマッサージですよ」
嘘つけー!
「や、やめ」
いかん!ガッチリと羽交い絞めにされた身体はびくともしない!というか、リオネル摘むなー!!!
「ひぁ!」
「いかがですか?」
い、いかがもなにも…
「あ、ああん、リオネルダメだってぇ…」
「何故です?お嫌ではないのでしょう?」
「だ、だだ、だってそ、それもこれも僕がしようと…」
「ああ。確かにそのような楽しみ方もありますね。ですがこれはベル様にとって初めての行為。そうですね?」
「う、うん」
「ならば先ずは私たち二人の忠誠心をその身であますことなくお受けください。生涯の主人として」
「!」
そ、そうか…。僕は主人で二人は家臣。ならばいきなり僕から奉仕を受けるのは忠義に篤い二人にとって、このうえなく引け目を感じるに違いない!
「お分かりくださいましたか」
「わ、分かった…」
分った…けどぉーーー!!!
胸が!あそこが!あ、あ、熱い!!!いかん!もたない!
「あああああーーーー!!!」
グッタリ「…」
「大丈夫ですかベル様」
「…」コクコク
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