73 / 310
アレイスターと新たな分岐
しおりを挟む
「そうか…、あの茶会でそんなことが…」
シャノンから招待を受けたのは、アーロンを交えた高位貴族の子女を集めた茶会。
発案はコンラッドなのだという。彼は一体どうしたのだろう。学院に入るまでは、多少つむじ曲がりな所はあれど、シャノンの件を除けば明るく気安い、快活な少年だったというのに。
もともと母であるアドリアナ様に対し萎縮する傾向のあったコンラッドだ。そのアドリアナ様がお決めになられた婚約者という時点で、シャノンに対して彼は初めから拒否感を持っていたように感じられる。
それでも王子として生まれた己の立場をよく理解し、自分の足元が揺らぐような真似までは決してしなかったはずだ。
なのに入学、そしてアーロンと関わり出してからの彼は、呆れるのを通り越して、むしろ心配になるほどだ。
その原因が想像通りアーロンにあった。そしてあのシャノンを、清廉な人を、そのような下卑た神に捧げようとしていたとは…
私の中に怒りが灯る。それはもちろんアーロンに、そしてそれに易々と篭絡されるコンラッドにもだ。
「ですがアレイスター様。コンラッド様は体よくアーロンに利用されていますが、アーロンが真に盾としているのは陛下ですよ。どうなさいます」
「だからこそシャノンは「目指すものはその先にある」と言ったのだろう。「思う壺」と、そう言ったのだな」
「ええ。まだ足りないと」
「中途半端では終えられない」…その意味するところとは…
私はシャノンの望みを、王太子の交代だと思っていた。だがシャノンはすでにその先を視野に入れているのかもしれない。
王の退陣…。シャノンは王太子の地位でなく、王位そのものを手に入れよと言っているのか…。
欠片がはめられていく…。
シャノンによる、徹底した北部への支援。北部は私の母の故郷。北部…というのが私への符号だとしても、修道院を選んだ理由はそれだけではあるまい。
修道院を押さえることは、その国の未来を押さえるのに等しい。
修道院、そこは厳しい戒律のもと禁欲的に暮らす修業の場であるが、同時に写本を通じ学識と芸術を深め未来へと繋げる場所でもある。
学院と修道院こそがこの国を支える人材を育てるといっても過言ではない。
そして…、あまり知られていないことだが、北部の修道院は国境に沿って点在し、過去には北側諸国からの侵入を拒む要塞として、いわば避難所の役割を担っていた歴史も存在する。
ゆえにあの地の修道院は、今でも独立した自治権を持ち、社交界に与せず王家への恭順も低い。とは言えもともと力の無い取るに足りぬ僻地の修道院、捨て置かれているため、その事実を知らぬ者も多いのだが。
何かにつけ支援の手が後回しにされるのもそこに原因がある。…彼はそれをいつ知ったのだろうか。いや、あれだけの年月をお妃教育に費やしたのだ。それを知る機会などいくらでもあっただろう。
であれば、あの「神の戯れ」と題した娯楽本の内容も理解できるというものだ。
神の愛とは万物に宿り人々の心や暮らしを豊かにするもの。アーロンに備え、慈愛、博愛の意味を間違えてはならぬと、…先んじてそう広めようというのだろう。
人と知識と、そして文化芸術を守る修道院を押さえる。そこを足掛かりに決起しろと、そう言うのか。全く…まだ成人前の私を…えらく買いかぶられたものだ。
「ですが今から私の父を通し北部の家門をまとめ、状況を整え決起する頃には成人である18に達する事でしょう」
「そこまで計算のうちか…」
「そしてご自分は、本来ならば王太子、そして『聖なる力』の神子が守るべきである平民街を押さえ、庶民感情を揺さぶりアレイスター様の後押しをなさるというのですね」
「未だコンラッドの婚約者でありながら、なんという捨て身の策だ…」
ああそうか。彼は一度全てを失ったのだ。その彼が今さら何を惜しむというのか。彼の視線はすでに大局へと向けられている。
いいだろう。彼の望むまま全てを取り替えて見せよう。王も王太子も、そして…、…シャノンの婚約者も…
「アレイスター様、楽しそうですね」
「そう見えるか?」
「ええ。いつになく。あなたのそんな顔が見られて私は嬉しいですよ」
「これからは忙しくなりそうだ。さぞ楽しい毎日が続くことだろう」
「結構な事で」
驚いたことに私はこの状況に困惑するでもなく躊躇するでもなく、心躍っていたのだ。恐らくはこの王宮に第二王子として生まれて初めてのこと。
シャノンによって、私は人生の喜びを得る。
「アレイスター様、もう一つよろしいですか?」
「何だ」
「シャノン様はこう言いました。あの方は尊い世界、白く輝く光の向こう側におられたと」
白く輝く世界…、大窓から転落し、意識を失っていた時のことか。
また一つ欠片がはまった。
「殿下はおっしゃいましたね、シャノン様は『神託』を授ける方だと」
「ああ」
「神子は神託を授かる者です」
「そうだ」
「伝承を覚えておいでですか?」
「もちろんだ」
『人と人が相容れぬ大きな争いと混沌の中、国を平定に導くは聖なる力を司るものなり。神子は神託と共に出現し解放を以て人々に力を与える。迷える魂は救済され、万人への愛と共に国は栄華を極めるだろう』
王家のものならみな子供の頃から暗記している文言だ。
「『聖なる力』を司るものと『聖なる力』の適正者なる神子は同一人物でしょうか。神子は神託と共に出現するのですよね」
「ああ…」
「『神託』とはどういったものなのでしょう。それすら誰も分かってはいないのですよね?言葉なのか、物なのか、それとも…」
「人なのか…」
「その通りです」
私が行き当たった考えにヘクターもとうとう行きついたようだ。
『聖なる力』その意味するものとは。今一度、私たちは伝承について考察せねばなるまい…。
そして数日後、信頼できる医局より一通の封書が届けられた。
「読み上げても?」
「ああ、そうしてくれヘクター」
「あのスプーンに塗られたのはどうやら『コキ』の実から抽出した液体のようです」
「『コキ』の実…、あれは興奮作用のあるものではなかったのか?」
「それがですね…」
東南地域でしか採取できない貴重な薬草である『コキ』。通常であれば神経を興奮させるはずの『コキ』は、少量ならばカフェインと摂取することで眠気を誘発するのだとか。
「学院の医務室には麻酔代わりに常備してあったようですね」
「管理が甘い。学長にはもっと徹底させるように言っておこう」
ふと見れば何かを考えながら、浮かない顔で言いよどむヘクター。
「何かあるのか?」
「いえ、ふと思っただけです。もしやシャノン様のカップに混入された『コキ』は少量ではなかったのじゃないかと」
「 ‼ 」
「だからこそアーロンは中身を自分自身にかけたのではないでしょうか。調べられる事を警戒して」
「…可愛げのある顔をしておきながら舐めた真似を…!」
想像するだけで身体が怒りに震える。あの子供のように無邪気なシャノンを汚そうなどと…アーロン…
シャノンに言われるまでもない。私はアーロンもアーロンを信じる愚か者も、シャノンの周りから無事に全て取り除いて見せよう。
彼をこの腕に抱きしめ、何の懸念もなく、黄色いタンポポの中でもう一度あの、白いスープを味わうために。
シャノンから招待を受けたのは、アーロンを交えた高位貴族の子女を集めた茶会。
発案はコンラッドなのだという。彼は一体どうしたのだろう。学院に入るまでは、多少つむじ曲がりな所はあれど、シャノンの件を除けば明るく気安い、快活な少年だったというのに。
もともと母であるアドリアナ様に対し萎縮する傾向のあったコンラッドだ。そのアドリアナ様がお決めになられた婚約者という時点で、シャノンに対して彼は初めから拒否感を持っていたように感じられる。
それでも王子として生まれた己の立場をよく理解し、自分の足元が揺らぐような真似までは決してしなかったはずだ。
なのに入学、そしてアーロンと関わり出してからの彼は、呆れるのを通り越して、むしろ心配になるほどだ。
その原因が想像通りアーロンにあった。そしてあのシャノンを、清廉な人を、そのような下卑た神に捧げようとしていたとは…
私の中に怒りが灯る。それはもちろんアーロンに、そしてそれに易々と篭絡されるコンラッドにもだ。
「ですがアレイスター様。コンラッド様は体よくアーロンに利用されていますが、アーロンが真に盾としているのは陛下ですよ。どうなさいます」
「だからこそシャノンは「目指すものはその先にある」と言ったのだろう。「思う壺」と、そう言ったのだな」
「ええ。まだ足りないと」
「中途半端では終えられない」…その意味するところとは…
私はシャノンの望みを、王太子の交代だと思っていた。だがシャノンはすでにその先を視野に入れているのかもしれない。
王の退陣…。シャノンは王太子の地位でなく、王位そのものを手に入れよと言っているのか…。
欠片がはめられていく…。
シャノンによる、徹底した北部への支援。北部は私の母の故郷。北部…というのが私への符号だとしても、修道院を選んだ理由はそれだけではあるまい。
修道院を押さえることは、その国の未来を押さえるのに等しい。
修道院、そこは厳しい戒律のもと禁欲的に暮らす修業の場であるが、同時に写本を通じ学識と芸術を深め未来へと繋げる場所でもある。
学院と修道院こそがこの国を支える人材を育てるといっても過言ではない。
そして…、あまり知られていないことだが、北部の修道院は国境に沿って点在し、過去には北側諸国からの侵入を拒む要塞として、いわば避難所の役割を担っていた歴史も存在する。
ゆえにあの地の修道院は、今でも独立した自治権を持ち、社交界に与せず王家への恭順も低い。とは言えもともと力の無い取るに足りぬ僻地の修道院、捨て置かれているため、その事実を知らぬ者も多いのだが。
何かにつけ支援の手が後回しにされるのもそこに原因がある。…彼はそれをいつ知ったのだろうか。いや、あれだけの年月をお妃教育に費やしたのだ。それを知る機会などいくらでもあっただろう。
であれば、あの「神の戯れ」と題した娯楽本の内容も理解できるというものだ。
神の愛とは万物に宿り人々の心や暮らしを豊かにするもの。アーロンに備え、慈愛、博愛の意味を間違えてはならぬと、…先んじてそう広めようというのだろう。
人と知識と、そして文化芸術を守る修道院を押さえる。そこを足掛かりに決起しろと、そう言うのか。全く…まだ成人前の私を…えらく買いかぶられたものだ。
「ですが今から私の父を通し北部の家門をまとめ、状況を整え決起する頃には成人である18に達する事でしょう」
「そこまで計算のうちか…」
「そしてご自分は、本来ならば王太子、そして『聖なる力』の神子が守るべきである平民街を押さえ、庶民感情を揺さぶりアレイスター様の後押しをなさるというのですね」
「未だコンラッドの婚約者でありながら、なんという捨て身の策だ…」
ああそうか。彼は一度全てを失ったのだ。その彼が今さら何を惜しむというのか。彼の視線はすでに大局へと向けられている。
いいだろう。彼の望むまま全てを取り替えて見せよう。王も王太子も、そして…、…シャノンの婚約者も…
「アレイスター様、楽しそうですね」
「そう見えるか?」
「ええ。いつになく。あなたのそんな顔が見られて私は嬉しいですよ」
「これからは忙しくなりそうだ。さぞ楽しい毎日が続くことだろう」
「結構な事で」
驚いたことに私はこの状況に困惑するでもなく躊躇するでもなく、心躍っていたのだ。恐らくはこの王宮に第二王子として生まれて初めてのこと。
シャノンによって、私は人生の喜びを得る。
「アレイスター様、もう一つよろしいですか?」
「何だ」
「シャノン様はこう言いました。あの方は尊い世界、白く輝く光の向こう側におられたと」
白く輝く世界…、大窓から転落し、意識を失っていた時のことか。
また一つ欠片がはまった。
「殿下はおっしゃいましたね、シャノン様は『神託』を授ける方だと」
「ああ」
「神子は神託を授かる者です」
「そうだ」
「伝承を覚えておいでですか?」
「もちろんだ」
『人と人が相容れぬ大きな争いと混沌の中、国を平定に導くは聖なる力を司るものなり。神子は神託と共に出現し解放を以て人々に力を与える。迷える魂は救済され、万人への愛と共に国は栄華を極めるだろう』
王家のものならみな子供の頃から暗記している文言だ。
「『聖なる力』を司るものと『聖なる力』の適正者なる神子は同一人物でしょうか。神子は神託と共に出現するのですよね」
「ああ…」
「『神託』とはどういったものなのでしょう。それすら誰も分かってはいないのですよね?言葉なのか、物なのか、それとも…」
「人なのか…」
「その通りです」
私が行き当たった考えにヘクターもとうとう行きついたようだ。
『聖なる力』その意味するものとは。今一度、私たちは伝承について考察せねばなるまい…。
そして数日後、信頼できる医局より一通の封書が届けられた。
「読み上げても?」
「ああ、そうしてくれヘクター」
「あのスプーンに塗られたのはどうやら『コキ』の実から抽出した液体のようです」
「『コキ』の実…、あれは興奮作用のあるものではなかったのか?」
「それがですね…」
東南地域でしか採取できない貴重な薬草である『コキ』。通常であれば神経を興奮させるはずの『コキ』は、少量ならばカフェインと摂取することで眠気を誘発するのだとか。
「学院の医務室には麻酔代わりに常備してあったようですね」
「管理が甘い。学長にはもっと徹底させるように言っておこう」
ふと見れば何かを考えながら、浮かない顔で言いよどむヘクター。
「何かあるのか?」
「いえ、ふと思っただけです。もしやシャノン様のカップに混入された『コキ』は少量ではなかったのじゃないかと」
「 ‼ 」
「だからこそアーロンは中身を自分自身にかけたのではないでしょうか。調べられる事を警戒して」
「…可愛げのある顔をしておきながら舐めた真似を…!」
想像するだけで身体が怒りに震える。あの子供のように無邪気なシャノンを汚そうなどと…アーロン…
シャノンに言われるまでもない。私はアーロンもアーロンを信じる愚か者も、シャノンの周りから無事に全て取り除いて見せよう。
彼をこの腕に抱きしめ、何の懸念もなく、黄色いタンポポの中でもう一度あの、白いスープを味わうために。
3,855
あなたにおすすめの小説
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
もう一度君に会えたなら、愛してると言わせてくれるだろうか
まんまる
BL
王太子であるテオバルトは、婚約者の公爵家三男のリアンを蔑ろにして、男爵令嬢のミランジュと常に行動を共にしている。
そんな時、ミランジュがリアンの差し金で酷い目にあったと泣きついて来た。
テオバルトはリアンの弁解も聞かず、一方的に責めてしまう。
そしてその日の夜、テオバルトの元に訃報が届く。
大人になりきれない王太子テオバルト×無口で一途な公爵家三男リアン
ハッピーエンドかどうかは読んでからのお楽しみという事で。
テオバルドとリアンの息子の第一王子のお話を《もう一度君に会えたなら~2》として上げました。
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
嫌われ魔術師の俺は元夫への恋心を消去する
SKYTRICK
BL
旧題:恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する
☆11/28完結しました。
☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます!
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
分厚いメガネ令息の非日常
餅粉
BL
「こいつは俺の女だ。手を出したらどうなるかわかるよな」
「シノ様……素敵!」
おかしい。おかしすぎる!恥ずかしくないのか?高位貴族が平民の女学生に俺の女ってしかもお前は婚約者いるだろうが!!
その女学生の周りにはお慕いしているであろう貴族数名が立っていた。
「ジュリーが一番素敵だよ」
「そうだよ!ジュリーが一番可愛いし美人だし素敵だよ!!」
「……うん。ジュリーの方が…素敵」
ほんと何この状況、怖い!怖いすぎるぞ!あと妙にキモい
「先輩、私もおかしいと思います」
「だよな!」
これは真面目に学生生活を送ろうとする俺の日常のお話
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる