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王位交代開始編
真夜中のボーイズ・コレクション ※
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「ふむ、そのふくらんだ袖がお前の可憐さを引き立てているな。」
「………」
「そちらはどうだ。お前の髪色にペールグレーがよく映える。」
「これですか…」
「おお、思った通りだ。なかなか似合っているぞアデル」
ひらひらしてたりびらびらしてたりして恥ずかしい…子供のころだってこんな服は着た記憶がない。
もじもじする僕を見てグラナダ様はずいぶんとご機嫌だ。推しが楽しそうでよかったけど…
「次はこちらを着て見せよ。この網目のむこうにうっすらと浮かぶお前の肌を夢想して急ぎ仕上げさせたのだぞ」
だぞって…知りませんけどね…
「トラウザーズははくでない。脚を見せぬか」
んなっ!僕の旦那様はやっぱり変態だ…ううう…
「こ、こうですか…」
はずっ!恥ずかしい!グラナダ様が僕の周りをぐるりと回る。僕の心拍数がどんどん上がってくる。
「少し裾を持ち上げてみよ」
あ、なんかもう…こういうの…
「お前と過ごしたこの幾日間で分かったことがある。」
「…な、何ですか?」
「お前はこうして」
顎クイッ!からのバードキス。
「強引なほうが好きなのであろう?ん?」
ひぃーーーー!性癖がバレたーーーーーー!
「少しきつめの物言いをしてやると、ふっ、蕩けた顔になる」
僕真っ赤。
「どれ今日もお前の体液を取り込むとするか」
「うぅ…ほ、ほんとにこれが、じゅ、受精の下準備なんですか…?」
「ん?あ、ああ、そうだとも。閨の知識は夫に聞くよう言われたのであろう?」
「は、はい…それは、そうなんですケド…」
「受精行為に入るまでに、生誕珠に体液を注ぎ込む私自身がお前の体液を充分に取り込んでおかねばならぬ。そう言ったであろう?さあ、下穿きを外すぞ」
「うう…」
上手く言い含められている気がするが、事実僕にはこの異世界の当たり前がわからないから仕方ない…うう。
こんな珠で男同士の赤ちゃんを授かるんだから…こ、こんな事もある…のか?
「う、あ、あん」
じゅぷ
「はっあっダメッ、んん~」
くちゅくちゅ
「ーーーーーあっ、ふんんっ、もうっ」
「むぐ、まだ我慢できるだろう?」
「ふぅぅん、あ、もうむりぃっ、やぁ」
むりむりむりぃー!元気いっぱいの高校生が口でされて我慢なんてできるはずがないよー!
「あっあっあっ、あっーーー!」
力の抜けた僕をグラナダ様がベッドへ運んでくれる。
うぅ…コレクション必要なかったじゃん…
ああ、グラナダ様がいそいそと夜着を脱ぎ捨てる。夜はまだまだ終わりそうにない…
「………」
「そちらはどうだ。お前の髪色にペールグレーがよく映える。」
「これですか…」
「おお、思った通りだ。なかなか似合っているぞアデル」
ひらひらしてたりびらびらしてたりして恥ずかしい…子供のころだってこんな服は着た記憶がない。
もじもじする僕を見てグラナダ様はずいぶんとご機嫌だ。推しが楽しそうでよかったけど…
「次はこちらを着て見せよ。この網目のむこうにうっすらと浮かぶお前の肌を夢想して急ぎ仕上げさせたのだぞ」
だぞって…知りませんけどね…
「トラウザーズははくでない。脚を見せぬか」
んなっ!僕の旦那様はやっぱり変態だ…ううう…
「こ、こうですか…」
はずっ!恥ずかしい!グラナダ様が僕の周りをぐるりと回る。僕の心拍数がどんどん上がってくる。
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あ、なんかもう…こういうの…
「お前と過ごしたこの幾日間で分かったことがある。」
「…な、何ですか?」
「お前はこうして」
顎クイッ!からのバードキス。
「強引なほうが好きなのであろう?ん?」
ひぃーーーー!性癖がバレたーーーーーー!
「少しきつめの物言いをしてやると、ふっ、蕩けた顔になる」
僕真っ赤。
「どれ今日もお前の体液を取り込むとするか」
「うぅ…ほ、ほんとにこれが、じゅ、受精の下準備なんですか…?」
「ん?あ、ああ、そうだとも。閨の知識は夫に聞くよう言われたのであろう?」
「は、はい…それは、そうなんですケド…」
「受精行為に入るまでに、生誕珠に体液を注ぎ込む私自身がお前の体液を充分に取り込んでおかねばならぬ。そう言ったであろう?さあ、下穿きを外すぞ」
「うう…」
上手く言い含められている気がするが、事実僕にはこの異世界の当たり前がわからないから仕方ない…うう。
こんな珠で男同士の赤ちゃんを授かるんだから…こ、こんな事もある…のか?
「う、あ、あん」
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「はっあっダメッ、んん~」
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「ーーーーーあっ、ふんんっ、もうっ」
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「あっあっあっ、あっーーー!」
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