121 / 247
エンタメ充実編
それもフラグですから
しおりを挟む
幸い何事もなく概ね好評のうちにパーティーは終わり招待客は満足そうに帰っていった。
バーガンディの主な収入は魔物を抑えることに対して国から支払われる防衛費と、魔獣の森にある資源と魔物から得られる様々な益なんだって。
でも今までみたいに魔獣の森をあてにした運営だけじゃなく、産業を発展させることもこれからは大事なことなんだってグラナダ様が教えてくれた。
お母様はここに居られるギリギリまで滞在を伸ばしてくれた。けど、グラナダ様やセイラム師団長たちと打ち合わせをすることが多く、そんな時僕は離宮で過ごしている。
なにやら僕の魔法の力を狙う貴族や商会の人達がウロウロしてるらしいからしばらくは大人しくして居てほしいと言われちゃったから。そっか…久しぶりに護符とか作っても良いかもしれない。そうだ、お父様への胃薬作るのとかどうだろう!
僕は護符やポーションを作るのに必要な道具を机の上に揃え始めて…
「あれ?いろいろ足りないなぁ。そういえば討伐や叛乱…あの時あるだけ使い切ってたかな…?ねぇジョッシュさん、町に買い出しとか行きたいんだけど、ダメ?閉じこもりきりで…こうしてるのにも、もう飽きたよ、かえってストレスで胎教に悪い!」
「あ、あー、閣下にまず確認をとりましょうね。マカフィー頼む」
「お母様に町のご案内もまだ出来てない…。お父様には出来たのに…うぅ…」
ちぇ、ジョッシュさんならいけると思ったのに。
でもどのみちいつまでもこうしては過ごせないと思うんだけどな。僕が隠れて過ごす必要ってある?そうこうしてるとマカフィーさんが戻ってきた。
「ねぇマカフィーさん、こう…こっちから攻めるっていうのは無しなの?ああー!まだ何もされてないのが逆にうっとおしい!なんかこうイイ感じに一網打尽とかできたりしない?僕、囮になってもいいから」
「…アデル様って以外と好戦的ですね。でもどうですかね?閣下がお許しになるとは思えませんね。伯爵夫人も同じでしょう」
「むむ…、まだるっこしい…、攻撃は最大の防御らしいよ?」
「利害で動く者だけならそれも有りだったかも知れませんがね…」
いまいちハッキリしないけど…利害じゃない動機を持つ人が居るって事ね。それが何なのかわかんないけど、だからみんな、僕には話してくれないのかな?
お母様とグラナダ様がやってきたので町に行きたいって力説してみた。余計な場所にはいかない事、買い出しすんだらさっさと戻ること、絶対一人にならない事…、僕の説得が功を奏して?たくさんのことを約束したうえ、いつもの二人以外に何人か護衛を引き連れてなら…と厳戒態勢でお許しが出た。
「アデル良いか、絶対に勝手な行動はせぬよう心してくれるか。でなければここを出すわけにはいかぬ」
「絶対ぜったい!マカフィーさんやジョッシュさんから離れません。約束します!」
気軽に…と言う訳にはいかなかったけどこうしてようやくお母様に町を案内する許可が降りて多少は沈んだ気持ちが浮上した。
…カチリと何かの分岐を入れてしまった気がするのは…気のせいだよね?
バーガンディの主な収入は魔物を抑えることに対して国から支払われる防衛費と、魔獣の森にある資源と魔物から得られる様々な益なんだって。
でも今までみたいに魔獣の森をあてにした運営だけじゃなく、産業を発展させることもこれからは大事なことなんだってグラナダ様が教えてくれた。
お母様はここに居られるギリギリまで滞在を伸ばしてくれた。けど、グラナダ様やセイラム師団長たちと打ち合わせをすることが多く、そんな時僕は離宮で過ごしている。
なにやら僕の魔法の力を狙う貴族や商会の人達がウロウロしてるらしいからしばらくは大人しくして居てほしいと言われちゃったから。そっか…久しぶりに護符とか作っても良いかもしれない。そうだ、お父様への胃薬作るのとかどうだろう!
僕は護符やポーションを作るのに必要な道具を机の上に揃え始めて…
「あれ?いろいろ足りないなぁ。そういえば討伐や叛乱…あの時あるだけ使い切ってたかな…?ねぇジョッシュさん、町に買い出しとか行きたいんだけど、ダメ?閉じこもりきりで…こうしてるのにも、もう飽きたよ、かえってストレスで胎教に悪い!」
「あ、あー、閣下にまず確認をとりましょうね。マカフィー頼む」
「お母様に町のご案内もまだ出来てない…。お父様には出来たのに…うぅ…」
ちぇ、ジョッシュさんならいけると思ったのに。
でもどのみちいつまでもこうしては過ごせないと思うんだけどな。僕が隠れて過ごす必要ってある?そうこうしてるとマカフィーさんが戻ってきた。
「ねぇマカフィーさん、こう…こっちから攻めるっていうのは無しなの?ああー!まだ何もされてないのが逆にうっとおしい!なんかこうイイ感じに一網打尽とかできたりしない?僕、囮になってもいいから」
「…アデル様って以外と好戦的ですね。でもどうですかね?閣下がお許しになるとは思えませんね。伯爵夫人も同じでしょう」
「むむ…、まだるっこしい…、攻撃は最大の防御らしいよ?」
「利害で動く者だけならそれも有りだったかも知れませんがね…」
いまいちハッキリしないけど…利害じゃない動機を持つ人が居るって事ね。それが何なのかわかんないけど、だからみんな、僕には話してくれないのかな?
お母様とグラナダ様がやってきたので町に行きたいって力説してみた。余計な場所にはいかない事、買い出しすんだらさっさと戻ること、絶対一人にならない事…、僕の説得が功を奏して?たくさんのことを約束したうえ、いつもの二人以外に何人か護衛を引き連れてなら…と厳戒態勢でお許しが出た。
「アデル良いか、絶対に勝手な行動はせぬよう心してくれるか。でなければここを出すわけにはいかぬ」
「絶対ぜったい!マカフィーさんやジョッシュさんから離れません。約束します!」
気軽に…と言う訳にはいかなかったけどこうしてようやくお母様に町を案内する許可が降りて多少は沈んだ気持ちが浮上した。
…カチリと何かの分岐を入れてしまった気がするのは…気のせいだよね?
395
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】それ以上近づかないでください。
ぽぽ
BL
「誰がお前のことなんか好きになると思うの?」
地味で冴えない小鳥遊凪は、ずっと憧れていた蓮見馨に勢いで告白してしまう。
するとまさかのOK。夢みたいな日々が始まった……はずだった。
だけど、ある出来事をきっかけに二人の関係はあっけなく終わる。
過去を忘れるために転校した凪は、もう二度と馨と会うことはないと思っていた。
ところが、ひょんなことから再会してしまう。
しかも、久しぶりに会った馨はどこか様子が違っていた。
「今度は、もう離さないから」
「お願いだから、僕にもう近づかないで…」
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
【本編完結】才色兼備の幼馴染♂に振り回されるくらいなら、いっそ赤い糸で縛って欲しい。
ホマレ
BL
才色兼備で『氷の王子』と呼ばれる幼なじみ、藍と俺は気づけばいつも一緒にいた。
その関係が当たり前すぎて、壊れるなんて思ってなかった——藍が「彼女作ってもいい?」なんて言い出すまでは。
胸の奥がざわつき、藍が他の誰かに取られる想像だけで苦しくなる。
それでも「友達」のままでいられるならと思っていたのに、藍の言葉に行動に振り回されていく。
運命の赤い糸が見えていれば、この関係を紐解けるのに。
【完結】薄幸文官志望は嘘をつく
七咲陸
BL
サシャ=ジルヴァールは伯爵家の長男として産まれるが、紫の瞳のせいで両親に疎まれ、弟からも蔑まれる日々を送っていた。
忌々しい紫眼と言う両親に幼い頃からサシャに魔道具の眼鏡を強要する。認識阻害がかかったメガネをかけている間は、サシャの顔や瞳、髪色までまるで別人だった。
学園に入学しても、サシャはあらぬ噂をされてどこにも居場所がない毎日。そんな中でもサシャのことを好きだと言ってくれたクラークと言う茶色の瞳を持つ騎士学生に惹かれ、お付き合いをする事に。
しかし、クラークにキスをせがまれ恥ずかしくて逃げ出したサシャは、アーヴィン=イブリックという翠眼を持つ騎士学生にぶつかってしまい、メガネが外れてしまったーーー…
認識阻害魔道具メガネのせいで2人の騎士の間で別人を演じることになった文官学生の恋の話。
全17話
2/28 番外編を更新しました
すべてを奪われた英雄は、
さいはて旅行社
BL
アスア王国の英雄ザット・ノーレンは仲間たちにすべてを奪われた。
隣国の神聖国グルシアの魔物大量発生でダンジョンに潜りラスボスの魔物も討伐できたが、そこで仲間に裏切られ黒い短剣で刺されてしまう。
それでも生き延びてダンジョンから生還したザット・ノーレンは神聖国グルシアで、王子と呼ばれる少年とその世話役のヴィンセントに出会う。
すべてを奪われた英雄が、自分や仲間だった者、これから出会う人々に向き合っていく物語。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる