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渾沌の先にある光明
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「イヴ!それは本当なのかい!」
「でもあれは…」
つか、あれは場の空気を盛り上げる軽いジョークで…
きっとカタリーナ様も、王妃様がそのジョークを小耳に挟んだんだと思い、笑い話のつもりで軽く話したのだろうけど…これは…もしかして…
チャンスの匂いがプンプンする。僕はこういう勘はかなり良い方だ。なら本当の事は言わない方が…
「……本当です」ズバ
「まさかルイージがそんな大それたことを…」
「ルイージとはあの時同行していたおうて…君の…あの美しい弟君だね」
「…ええ。侯はご存知でしょうか?ルイージは現在第二王子第三王子とともに城にて統治教育を受けています。その……姫殿下同席のもと…」
「フラヴィオ様。何故あなたの弟が王子殿下方に混じって城で教育を…」
「どこから話せばいいのか…」
助け船を出してあげたいが…言えないよね、エヴァに気に入られようとロイヤル兄妹がこぞって気を回した、とは。
「ヴァレリア、それは今問題ではない!では弟君と姫殿下は非常に近しいと言うのだな!」
「え、ええ…。授業が終わればルイージは姫殿下の部屋で迎えを待つことが多いと…そう聞いています」
この国の成年は十八だが、青年と呼ばれるようになるのは十五からだ。つまりそれまでは少年、ってわけだね。男にカウントされない少年は女性の部屋にも出入りが出来る。(もちろん侍女は居るよ)
よってルイージ君は授業の後、第二王子と遊んで待つかカタリーナ様の部屋でお茶しながら待ってるんだって。
「みなさん、もう分かりましたね。僕とフラヴィオは無実です。カタリーナ様は僕とフラヴィオを想い人ルイージ君の家族として慕っているだけです」
「なんてことなの!」
「美しい…王宮に出入りする…王女に近しいあの方…」
「天使のようなルイージ君を愛でる女神のようなカタリーナ様…惹かれあうのは至極必然!あれは一枚の天上画です」
「ま…あ…」
「わたくしたちは勘違いをしていたのね…」
「ば、馬鹿を言うのではない!フラヴィオ君の弟君は美しいといってもまだほんの子供ではないか!」
おっとお父さん、正論パンチをかますつもりだな?そうはさせるか!
「チッチッチッ!ルイージ君は確かにまだ十一歳ですが潜在能力はどうでしょうかね」
「何が言いたいイヴァーノ」
僕の知る限り歴史上の偉人に年上女房は意外と多い。つまり今ここで問題にされているのはルイージ君の若さであって、歳の差ではないということだ。
「ルイージ君はその才気を見込まれカタリーナ様、アマーディオ殿下がいずれは弟の従者に、って見込んだ期待の新人ですよ?お父様、青田買い…って言葉知ってますか?」
成年になるまで軽視されやすいこの世界の子供だが、前世持ちの僕はよく知っている。
あちらではスポーツ、芸能、あらゆる分野において幼少期から目を付け育成するのが当たり前だと。
「つまりカタリーナ様はその将来性を見込んだんですよ。会ったこともない他国の王子やよく知りもしない諸侯の息子より自分の目で見て選んだんです。いっそ自分の手で理想の夫を育てよう…と。逆紫の上です」
「紫…高貴な色だね」
「意味は分からぬが言いたいことは分かった…」
「お父様はそんな愛と信頼で結ばれた恋人同士を引き離すおつもりですか!そうしてまたカタリーナ様を失意のどん底に叩き落とすつもりなんですね!」
「いや、そうは言ってな」
「やっと立ち直ったばかりのカタリーナ様になんてヒドイ!お父様のヒトデナシ!人非人!冷血漢!女の敵!」
「ま、待つんだイヴァーノ!」
「よしなさいイヴ!」
セコンドが入ったからこれぐらいにしといてやるか…
「つまり姫殿下とルイージ君は…信じられぬことだが愛し…あってると言うのだね…?」
「……はい!」
多分!確認はしてないけど!あの交わる視線と視線はそうに違いない!
ちょっと盛ったけど…
「確かに…彼であればあるいは…いやだが…うーむ…しかし今の状況であれば…」ブツブツ…
おや?風向きがなんか…
もっとゴチャゴチャ言うかと思ったのにこれは…?
お父さんの反応はカタリーナ様、ルイージ君の立場を考えたらあり得ないものだが、何故か好感触…
「フラヴィオ君、弟君は何歳かね?」
「現在十一、暮れに十二となります」
「ふむ…、いいだろう」
えっ?
「幸い婚約を解消してすぐに諸侯と縁を結ぶというのではブルボンに対し礼を欠くと宰相殿はお考えだ。ならばルイージ君が婚約可能な年齢である十二に達するまではもたせられよう」
「……」グッ!
「一か八かだが…そうしている間に状況も変化しよう」
「侯、それは…」
「うむ…」
なんかわからないけどまとまったっぽい!ならここはもひとつおまけに丸投げの術!!!
「じゃあお父様、ついでに王家も説得しといてください」
オナシャス!
「…おまえに任せるよりはましであろうな。よかろう」
なんか信用ないけど結果オーライ!これぞ大団円!
ってことで翌々週の水曜。
社交界に新たな爆弾を投下しながら僕たちはカタリーナ様の部屋で事の顛末を笑い合っていた。
「ホホホ、わたくしとルイージが…そう…愉快ね」
「ふふ、そのような名誉をいただけるとは…イヴ様に感謝をしなければ。ですがカタリーナ様、お嫌ではありませんか?私のような子供と恋仲などと噂されて…」
「ルイージ、あなたは聡明で思慮深く話していて本当に楽しいお相手よ。嫌なものですか。あなたとエヴァはいつでもわたくしを王女でも少女でもなく一人の人として向き合ってくれる。それがわたくし嬉しいの」
いやー王族には慣れっこでね。二次元の王族いっぱいいたから…コス会場に。
「そのうえでエヴァとは出来ない哲学を気安く論じ合える相手など…あなたぐらいだもの。むしろ尊敬していてよ」
「お褒めに預かり光栄です」
あ、あれ?軽くディスられた?
「ではカタリーナ様、仮初ですが当面私たちは相思相愛ということで」
「色々と迷惑をかけるわね、ルイージ」
「カタリーナ様。十二になれば正式に婚約届を出すことが可能になります。それまでは精一杯カタリーナ様に豊かな時間をお過ごしいただき、…そうですね…これが噓から出た誠になるよう私も精進しましょう」
「まっ!ルイージったら…ふふふ。楽しみね」
…あっれぇ?もしかしてルイルイけっこうその気?
今はまだ、ほんの少し身長だってカタリーナ様に届かないルイージ君。けどあと数年したら…
僕とフラヴィオに次ぐ、目に優しくない美男美女カップルになること間違いない。
もう一回言うよ?僕とフラヴィオの次にね。
「でもあれは…」
つか、あれは場の空気を盛り上げる軽いジョークで…
きっとカタリーナ様も、王妃様がそのジョークを小耳に挟んだんだと思い、笑い話のつもりで軽く話したのだろうけど…これは…もしかして…
チャンスの匂いがプンプンする。僕はこういう勘はかなり良い方だ。なら本当の事は言わない方が…
「……本当です」ズバ
「まさかルイージがそんな大それたことを…」
「ルイージとはあの時同行していたおうて…君の…あの美しい弟君だね」
「…ええ。侯はご存知でしょうか?ルイージは現在第二王子第三王子とともに城にて統治教育を受けています。その……姫殿下同席のもと…」
「フラヴィオ様。何故あなたの弟が王子殿下方に混じって城で教育を…」
「どこから話せばいいのか…」
助け船を出してあげたいが…言えないよね、エヴァに気に入られようとロイヤル兄妹がこぞって気を回した、とは。
「ヴァレリア、それは今問題ではない!では弟君と姫殿下は非常に近しいと言うのだな!」
「え、ええ…。授業が終わればルイージは姫殿下の部屋で迎えを待つことが多いと…そう聞いています」
この国の成年は十八だが、青年と呼ばれるようになるのは十五からだ。つまりそれまでは少年、ってわけだね。男にカウントされない少年は女性の部屋にも出入りが出来る。(もちろん侍女は居るよ)
よってルイージ君は授業の後、第二王子と遊んで待つかカタリーナ様の部屋でお茶しながら待ってるんだって。
「みなさん、もう分かりましたね。僕とフラヴィオは無実です。カタリーナ様は僕とフラヴィオを想い人ルイージ君の家族として慕っているだけです」
「なんてことなの!」
「美しい…王宮に出入りする…王女に近しいあの方…」
「天使のようなルイージ君を愛でる女神のようなカタリーナ様…惹かれあうのは至極必然!あれは一枚の天上画です」
「ま…あ…」
「わたくしたちは勘違いをしていたのね…」
「ば、馬鹿を言うのではない!フラヴィオ君の弟君は美しいといってもまだほんの子供ではないか!」
おっとお父さん、正論パンチをかますつもりだな?そうはさせるか!
「チッチッチッ!ルイージ君は確かにまだ十一歳ですが潜在能力はどうでしょうかね」
「何が言いたいイヴァーノ」
僕の知る限り歴史上の偉人に年上女房は意外と多い。つまり今ここで問題にされているのはルイージ君の若さであって、歳の差ではないということだ。
「ルイージ君はその才気を見込まれカタリーナ様、アマーディオ殿下がいずれは弟の従者に、って見込んだ期待の新人ですよ?お父様、青田買い…って言葉知ってますか?」
成年になるまで軽視されやすいこの世界の子供だが、前世持ちの僕はよく知っている。
あちらではスポーツ、芸能、あらゆる分野において幼少期から目を付け育成するのが当たり前だと。
「つまりカタリーナ様はその将来性を見込んだんですよ。会ったこともない他国の王子やよく知りもしない諸侯の息子より自分の目で見て選んだんです。いっそ自分の手で理想の夫を育てよう…と。逆紫の上です」
「紫…高貴な色だね」
「意味は分からぬが言いたいことは分かった…」
「お父様はそんな愛と信頼で結ばれた恋人同士を引き離すおつもりですか!そうしてまたカタリーナ様を失意のどん底に叩き落とすつもりなんですね!」
「いや、そうは言ってな」
「やっと立ち直ったばかりのカタリーナ様になんてヒドイ!お父様のヒトデナシ!人非人!冷血漢!女の敵!」
「ま、待つんだイヴァーノ!」
「よしなさいイヴ!」
セコンドが入ったからこれぐらいにしといてやるか…
「つまり姫殿下とルイージ君は…信じられぬことだが愛し…あってると言うのだね…?」
「……はい!」
多分!確認はしてないけど!あの交わる視線と視線はそうに違いない!
ちょっと盛ったけど…
「確かに…彼であればあるいは…いやだが…うーむ…しかし今の状況であれば…」ブツブツ…
おや?風向きがなんか…
もっとゴチャゴチャ言うかと思ったのにこれは…?
お父さんの反応はカタリーナ様、ルイージ君の立場を考えたらあり得ないものだが、何故か好感触…
「フラヴィオ君、弟君は何歳かね?」
「現在十一、暮れに十二となります」
「ふむ…、いいだろう」
えっ?
「幸い婚約を解消してすぐに諸侯と縁を結ぶというのではブルボンに対し礼を欠くと宰相殿はお考えだ。ならばルイージ君が婚約可能な年齢である十二に達するまではもたせられよう」
「……」グッ!
「一か八かだが…そうしている間に状況も変化しよう」
「侯、それは…」
「うむ…」
なんかわからないけどまとまったっぽい!ならここはもひとつおまけに丸投げの術!!!
「じゃあお父様、ついでに王家も説得しといてください」
オナシャス!
「…おまえに任せるよりはましであろうな。よかろう」
なんか信用ないけど結果オーライ!これぞ大団円!
ってことで翌々週の水曜。
社交界に新たな爆弾を投下しながら僕たちはカタリーナ様の部屋で事の顛末を笑い合っていた。
「ホホホ、わたくしとルイージが…そう…愉快ね」
「ふふ、そのような名誉をいただけるとは…イヴ様に感謝をしなければ。ですがカタリーナ様、お嫌ではありませんか?私のような子供と恋仲などと噂されて…」
「ルイージ、あなたは聡明で思慮深く話していて本当に楽しいお相手よ。嫌なものですか。あなたとエヴァはいつでもわたくしを王女でも少女でもなく一人の人として向き合ってくれる。それがわたくし嬉しいの」
いやー王族には慣れっこでね。二次元の王族いっぱいいたから…コス会場に。
「そのうえでエヴァとは出来ない哲学を気安く論じ合える相手など…あなたぐらいだもの。むしろ尊敬していてよ」
「お褒めに預かり光栄です」
あ、あれ?軽くディスられた?
「ではカタリーナ様、仮初ですが当面私たちは相思相愛ということで」
「色々と迷惑をかけるわね、ルイージ」
「カタリーナ様。十二になれば正式に婚約届を出すことが可能になります。それまでは精一杯カタリーナ様に豊かな時間をお過ごしいただき、…そうですね…これが噓から出た誠になるよう私も精進しましょう」
「まっ!ルイージったら…ふふふ。楽しみね」
…あっれぇ?もしかしてルイルイけっこうその気?
今はまだ、ほんの少し身長だってカタリーナ様に届かないルイージ君。けどあと数年したら…
僕とフラヴィオに次ぐ、目に優しくない美男美女カップルになること間違いない。
もう一回言うよ?僕とフラヴィオの次にね。
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