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フェリシア神国魔獣・魔物辞典
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フェリシア神国のフォレストサイド村近辺で現れる魔獣や魔物を中心に紹介します。
所々巡礼の旅編に入ってからのネタバレを含みますので、ネタバレを避けたい方は※印以下の段落は飛ばしてください。
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■岩鳥
魔獣ランク─D(魔獣の中で最弱と言われるランク)
出没エリア─西の森
入手出来る素材─土の魔石(小) 羽根(鳥系魔獣の中で最も価値が低い) トサカ(土属性〇) 爪 卵(産卵期のみ入手可能 薬の材料または食用 土耐性〇)
□特徴
岩のようなトサカのある雉に似た薄灰色の鳥で、トサカで突き刺すように突撃したり、爪で引っ掻いたりしてくる。
飛ぶのはそれ程得意ではないのか低空をのろのろと飛んでいることが多く、ボウガン初心者でも当てやすい。
銀色狼が3歳の頃、兄にボウガンの使い方を初めて教わった際に仕留めた獲物である。
南の森には上位種の石化毒を持つAランク魔獣コカトリスがいる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
鶏の肉より筋肉質で弾力があるが、噛むとプリッと口の中で砕け、ジューシーな肉の旨味が広がり美味しい。
留鳥なので年中食べることが出来る。
卵は殻が薄灰色で硬く、金槌等で叩かないと割れないが、味が濃く美味で食べると土魔法の耐性が少し上がる。
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■茸トカゲ
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森の洞窟内
入手出来る素材─闇の魔石(小) 茸(頭と背中に生えている茸) 皮(鞄や靴など革製品の素材として需要あり) エリマキ(魔道具の材料 銀色狼は生理的にこの部位が苦手で、裏にある赤紫色のひだを見るとゾワゾワする)
□特徴
洞窟など暗くてジメジメした場所にいる頭と背中に茸を生やした緑色のトカゲ。
エリマキをバタバタし胞子を飛ばして目潰ししてから尾撃を食らわしてくる。
たまに頭と背に毒茸を生やした黒い個体がいて、普通の茸トカゲよりも獰猛な上パラメータも全体的に高く、猛毒の胞子を広範囲に撒き散らし大変危険なので毒茸トカゲはAランクとされている。(詳細は毒茸トカゲの欄を参照。)
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
肉はキメが細かくしっとりとした肉質で淡白な味わい。
頭と背中に生えた茸はその種類もまちまちだが、しめじ、椎茸等の食用茸であれば食べられる。
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■ロックドッグ
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森
入手出来る素材─土の魔石(小) 毛皮(土耐性○)
□特徴
土属性の茶色い犬の魔獣で、砂をかけて目潰しをしてから噛み付いて来るのが基本パターンだが、たまに広範囲に及ぶイシツブテを飛ばしてくることもあり、Dランク魔獣の中では攻撃が多彩で戦闘に慣れない者泣かせである。
上位種に南の森に出てくるハイクラス魔獣ヘルハウンドがいる。
収穫祭(フォレスト村で秋に開催される収穫を祝うお祭りで仮装パレードがある)での仮装の題材として男女共に人気。
□食材として
食用不可
獣臭くて食用に向かない。
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■竜巻うさぎ
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森
入手出来る素材─風の魔石(小) 毛皮(風耐性○) 竜巻尻尾(魔道具の材料となる 風属性○)
□特徴
春にフォレストサイド西の森に出てくる尻尾が竜巻のように巻いているうさぎで敏捷性が高く、尻尾から風魔法を飛ばして攻撃してくる。
体毛は彼らが出没する春には白いが夏になると茶色くなり、特徴的な竜巻尻尾も落ちて普通の丸い尻尾が生え、更には魔獣としての攻撃性も影を潜めるため、普通の野うさぎと区別がつかなくなる。
そうなると魔獣専門の狩人である銀色狼達の狩りの対象ではなくなるため(この世界の野生動物は魔獣に種の存続を脅かされているので、必要がない限り魔獣以外の動物は狩らないようにというのが彼等狩人のルール)、狩人達は春以外にうさぎを見ると、”可愛い成りすまし野郎”(竜巻うさぎかもしれない奴という意)と呼んでいる。
竜巻うさぎの上位種で水晶うさぎ(Aランク魔獣)がおり、フォレストサイド南の森に冬限定で出てくる。
また、普通の野うさぎと竜巻うさぎとで繁殖することも可能だが、生まれる子供は竜巻うさぎであることが多く、稀に魔石を持たない普通のうさぎが産まれても、魔獣であるほうの親や兄弟に春になると食べられてしまうようだ。
見た目の可愛らしさから収穫祭(フォレストサイド村で秋に開催される収穫を祝うお祭りで仮装パレードがある)での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
臭みがなく柔らかくジューシーで淡白な味わい。
上記理由により春限定の肉。
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■雷羊
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森
入手出来る素材─雷の魔石(小) 角(色々な形があるが、雄のアモン角と螺旋角は高値 雷属性○) 体毛(魔道具の材料 雷耐性○)
□特徴
普通の羊とほぼ同じ大きさで角の形も様々だが、皮膚の色が黒くて体毛と瞳の色は濃い黄色をしているので簡単に見分けがつく。
性格は獰猛なものの多い魔獣の中では大人しいが、警戒している相手に対して体毛に電気を貯めてから放電してくる。
銀色狼は眠れない夜に普通の羊ではなく雷羊を数えていた。
見た目の可愛らしさから竜巻うさぎ同様に収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
※以下ネタバレ
その特性故に普通は飼うことは出来ないが、ネーザ村では雷の魔石を用いることで普通の羊と一緒の飼育を成功させている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
大人の個体であっても普通の羊の子羊のように臭みが無くて柔らかく美味。
銀色狼が好きな肉で、レストラン等で注文する際には大抵雷羊料理を選ぶ。
また春雷の銀狼曰く、「雷羊の乳は普通の羊乳より臭みが無くて濃厚ですげー美味いんだよ。ただし普通の羊と同じで乳が採れる季節は春から初夏の間に限られてっから、牛乳みてーに年中飲めないのが難点だな。」とのこと。
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■光虫
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森の洞窟内
入手出来る素材─光の魔石(小)
□特徴
直径3cmくらいの丸い虫で、背中に生えた羽根で宙を漂うように飛ぶ。
体内にある光の魔石が透けて暗い洞窟内を穏やかに照らし出す。
こちらから刺激しない限り攻撃してくることはないので、狩人は光の魔石が必要なとき以外は狩らない。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
食べられないこともないが体の殆どが魔石であり、可食部が少なく食べてもそれ程美味くない。
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■一角魚
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森の水域
入手出来る素材─水の魔石(小)一本角 魚鱗(綺麗なため装飾用として需要がある 水耐性○)骨(薬の材料)
□特徴
鋭い角のある全長1m(角を含まないサイズ)くらいの魚で西の森の魔界ゲートから湧き出て川や池に住み着く。
魚なので基本的に水中から出ることはなく、水辺に近づかなければ人に害が出ることはないが、一角魚がいる水域は他の魚が襲われてあっという間に死滅してしまうので、生態系を守るため一角魚の仕業だと解る魚の死体を見つけたらすぐに狩るのが狩人の仕事となっている。
一角魚等の水中の獲物を狩るときは、通常装備を脱ぎ水泳用のパンツに履き替えてから行う。
(丈夫なハント家の男とはいえ流石に冬の水に入るのはキツイが、幸いなことに魔界魚も冬には大人しくなるため、今まで狩りが行われたことはない。)
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
淡白な味の白身魚で少し臭みがあるが、調理の仕方によっては美味しく食べられる。
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■ブルースライム
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森 未開エリア
入手出来る素材─水の魔石(中)浄化の魔石(特殊魔石 ドロップ率20%)
□特徴
青くゲル状の丸い形をした魔物で中には核と呼ばれる白い玉が入っている。
有機物なら何でも吸収・分解して水として排出する特性を持っている。
核以外の部分を削るとその欠片に核が生まれ、新しいブルースライムが発生してしまうので、消滅させるには核を確実に狙う必要があるが、核自体は脆く、力が弱い者でも簡単に潰せる。
有機物を吸収してどんどん大きくなり、ある程度の大きさになると勝手に分裂するので、放っておくと草木が無くなり、スライムばかりが無限に増えていく。
そのため狩人による定期的な間引きが必要となる。
狩人はブルースライムの欠片を瓶に入れて持ち歩き、汚水やゴミの処理に利用している。
ブルースライムが分解し排出した水は人が飲むと有害だが、植物や大地には無害なので、森を汚さずに済むからだ。
ブルースライムが時々落とす浄化の魔石は一般家庭の排水やトイレ等の浄化に利用され、環境汚染を防いでいる。
これの上位種でレッドスライム(Cランク)がいる。
□食材として
食用不可
味自体は無味無臭だが、一般人には有毒なため普通は食べない。
だが疾風の銀狼は料理の際手軽なアク抜きの手段として仕上げにこれの欠片を加えており、銀色狼達ハント家の男は毒耐性があり食べても平気だったため、銀色狼もある頃までは有毒とは知らずに料理に加えていた。
空駒鳥が銀色狼の料理を食べて食あたりを起こしたことで、初めてその事実を知ることになった。
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■火炎鳥
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─火の魔石(小~中)羽毛(防寒着や布団の材料 火耐性○) 燃え盛る冠羽(個体が息絶えると炎は消えるが、火を通しやすい素材のため魔道具の材料や着火剤として需要がある 火属性◎) 卵(薬の材料または食用 食べると一定期間火耐性が上昇)
□特徴
岩鳥とは別の系統の鳥で姿形は水鳥に近く、柔らかな羽毛と燃え盛る冠羽を持ち、人を見ると口から火の玉を吐き飛ばしたり燃え盛る冠羽を鞭のように振り回したりして攻撃してくる。
ただし体内にある火の魔石が小さい為か、火の玉を連続して吐くとすぐにガス欠を起こし、冠羽の炎も消えてしまう。
個体の魔力が戻れば再び火が灯るが、魔力がなくなった途端に臆病になり、飛んで逃げ去ってしまう。
寒い季節は苦手なようで寒くなると暖かい地方へ渡ってしまうが、暖かくなるにつれ段々と戻ってくる。
夏は特に火炎鳥出没のピークで、これを狩らない日は無い。
上位種の雪鳥(Sランク魔獣)が南の森に冬限定で出てくる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
岩鳥と並び人気があるが肉のタイプは異なり、ふわっと柔らかくコクのある味わい。
冬の寒さに弱く寒くなると暖かい土地へと渡るので、冬には食べることが出来ない。
逆に夏は個体数が増えるため、どの家庭でも頻繁に食卓に上るが、夏の火炎鳥は味も良くなり栄養価も高いので、これを食べていれば夏バテしないとされている。
卵は殻と卵黄部分が赤く、岩鳥同様に味が濃く美味で食べると暫く火傷しなくなる。
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■角イノシシ
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(小) 一本角 牙 毛皮 睾丸(薬の材料または食用)
□特徴
頭に立派な一本角が生えた通常よりも一回り大きくてパワフルな魔界のイノシシで、この物語中で最もその名を聞く機会が多いかもしれない魔獣。
西の森に昼間出てくる魔獣の中ではトップクラスの強さを誇る。
人が持ち帰れる魔獣の中では最大で、大きい個体だと50kgはあるが、銀色狼達初級狩人はそれを背負って持ち帰っている。
体重が人に近いので、空駒鳥が薬や毒を試すための治験や、銀色狼が自分の力を知るための実験の相棒として用いられたりもしている。
これの上位種である鬼イノシシというAランク魔獣が南の森に出てくる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
繁殖期の雄は獣臭が強くて不味いので食用としない。
家畜豚の肉よりも柔らかく脂身が旨い。
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■ワイルドホーン
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(小) 闇の魔石(小) 角 毛皮(まあまあの売値)
□特徴
銀色狼が初めて力を発動させて空を翔けた時、見知らぬ森に降り立ってすぐに現れた茶色い牛の魔獣で、普通の牛よりも力が強く凶暴性が高い。
これの上位種でブラックオーガホーン(略称:黒牛)というBランク魔獣がいるが、それとは別に夜になるとワイルドホーンの一部が魔界ゲートの影響を受けて進化しブラックオーガホーンとなることがある。
それらの進化は大抵一時的なもので、朝になるとワイルドホーンに戻ってしまう。
□食材として
食用可 美味しさ★★☆☆☆
肉は硬くて野性味があり、調理に工夫が必要。
また、ワイルドホーンの乳など通常採取する者はいないが、春雷の銀狼が食材への探求心から搾乳に挑戦し成功しており、その味は彼曰く、
「肉と同じ野性味がして不味かったわ。乳牛様はやっぱ偉大だな。」とのこと。
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■ワイルドベア
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(中) 牙 爪 胆嚢(薬の材料) 毛皮(手触りはゴワつくので装飾としての価値は低いが、強靭なためマントとして装備する狩人や冒険者も多い 銀色狼はこの皮の胸当てを持っており、鉄の胸当てと使い分けている)
□特徴
ヒグマくらいの大きさの茶色い熊で、通常の熊よりパワーがあり獰猛。
アイテムボックスを持っていない初級狩人の銀色狼には狩った後に担いで帰れないため、その場でざっくりと解体して他の魔獣を引き寄せないようにブルースライムで解体跡を浄化してから皮の袋に詰めて、回数を分けて家まで持ち帰る必要があり、ワイルドベアを狩った日はその作業だけで一日が終わってしまう。
そのためアイテムボックスを持っている兄や父に手が開いていれば場所を伝えて死体の回収を依頼することもある。
収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★☆☆☆
肉は硬くて野性味があり、調理に工夫が必要。
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■ワイルドタイガー
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(中) 毛皮(装飾品として高値で売れる) 牙 爪 肝(薬の材料)
□特徴
通常のトラよりもパワフルな魔界のトラ。
足もそこそこ早くタフな上カッコイイので、風狼と並び狩人の使役魔獣として人気がある。
また、収穫祭での仮装の題材としても男性人気が高い。
□食材として
食用不可
食用にならないか春雷の銀狼が試したことがあるが、「灰汁が強くて調理も大変だし、筋張ってて噛んでも噛んでも噛み切れねぇし、何かひたすら小便臭いし最悪だった。」と感想を述べている。
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■ワイルドホーク
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─風の魔石(小) 速さの魔石(小) 羽根(飾り羽のみ装飾品として需要あり) 嘴 爪 眼球(薬の材料になる)
□特徴
風を操る魔界の鷹で、人間界の鷹よりずっと大きく人を乗せて飛べそうなほどの個体もいる。
アルパインイーグルというワイルドホークを更に大きくしたような上位種(Bランク)がいるが、その2種の境目は一定以上の大きさであること、そして高い場所に生息しているかどうかで決めている。
※以下ネタバレ
銀色狼が親友であるハシバミの漫画家の仕事の助けとなるようにと使役し、プレゼントしている。
彼のつがいの薔薇の蕾がホーくんと名付けた。
□食材として
食用不可
ワイルドタイガー同様に食用にならないか春雷の銀狼が試したが、灰汁が強く硬くて臭く、とても食べられるものではなかったらしい。
また卵も食べてみたが、これも生臭くて無理だったらしい。
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■毛長猿
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森
入手出来る素材─力の魔石(中) 体毛(薬の材料、または装飾品の材料として需要あり)
□特徴
オランウータンのような見た目のとても毛の長い魔界の猿。
物凄い握力で掴みかかってきたり、長い毛を振り回したりして攻撃してくる。
※以下ネタバレ
対ダルダンテ神用の毒として男性ならば誰でも嫌がるであろう[ハゲ+不能になる毒]を空駒鳥と女神フェリシアとで発案したが、その治験として用いられたフサフサの魔獣とはこれのことである。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
食べることは可能だが、非常に肉が硬く旨味も少ないため、余程食料不足でもない限りは態々食べることはしない。
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■鎌鼬
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森
入手出来る素材─風の魔石(中) 速さの魔石(中) 毛皮(服飾品として需要あり 風耐性○)油・肝(薬の材料)
□特徴
腕の部分が鎌になっている風属性の灰色のイタチ。
素早い動きで距離を詰めてきて鎌で切りつけたり、風魔法かまいたちを繰り出したりして攻撃してくる。
西の森に出る魔獣の中では最強クラスで、素人が遭遇すると即死もあり得る危険な魔獣。
南の森の西の森に近いエリアにも出てくる。
毛並みは普通のイタチよりも滑らかでミンクに近い品質で、貴婦人の襟巻やコートとして人気。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
食べられないこともないが、独特の癖があり硬い肉なので店に並ぶことはない。
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■鎧海老
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森の水域
入手出来る素材─水の魔石(中) 守りの魔石(中) 外殻(水耐性○) 尾扇(水耐性○)触角(強力な鞭になる)
□特徴
フォレストサイド村近辺の水域で見られる人くらいの大きさのある大型のエビで、その装甲は非常に硬く、触角を振り回して攻撃してきたり、尾扇で叩いてきたり、低級の水魔法を使ったりして水の中を泳ぐ人、または船に乗る人や水辺に近づく人を襲う。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
プリップリの身は甘く芳醇で水生の魔生物の中ではトップクラスに美味しいとされる。
春雷の銀狼はこれのエビ味噌部分も好きだが、銀色狼は苦手とする。
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■レッドスライム
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森
入手出来る素材─火の魔石(中) 溶解の魔石(特殊な魔石 ドロップ率10%)
□特徴
赤いゲル状で丸い形をしている。
ブルースライムの上位種で、核以外の部分に触れたものは有機物だろうと無機物だろうと全てを溶かすため、経験の浅い狩人や冒険者は大抵武器を溶かされて泣き目に遭う。
銀色狼も効果的な倒し方がわかるまでは何本か剣を溶かされたが、そのうちレッドスライムは有機物よりも無機物のほうが溶かすまでに時間がかかり、何かを溶かしている間は動かなくなることに気が付き、石などを投げつけてそれをレッドスライムが溶かしている間に核を狙うことで簡単に倒せるようになった。
後にブルースライムの欠片をレッドスライムに投げつけると、ブルースライムの分解とレッドスライムの溶解とで相殺し合うのか、無機物を与えたときよりも長い間レッドスライムの動きを止めることが出来、最も簡単に倒せることを発見する。
その方法は父と兄も気付いていなかったため、二人に沢山褒めてもらえて銀色狼は嬉しかったようだ。
これの上位種でブラックスライム(Aランク)がいる。
□食材として
食用不可
苺ゼリーみたいな見た目で美味しそうだが、食べたら胃の中から溶かされて死亡すると思われる。
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■ブラックオーガホーン(略称:黒牛)
魔獣ランク─B(B以上A以下はハイクラス魔獣とされる)
出没エリア─西の森(夜のみ)または南の森
入手出来る素材─闇の魔石(中) 力の魔石(中) 亜空間魔石(別名:アイテムボックス ドロップ率0.1%以下)毛皮(高級品)角
□特徴
ワイルドホーンよりも一回り大きい、黒くて暗闇の中で赤く光る眼を持つ魔獣。
ハイクラス魔獣の中では弱いほうで、初めての射精で降り立った森でまだ初級狩人の銀色狼が薪割り斧一つで倒していたが、そのパワーやスピードは脅威でハント家以外の狩人や経験の浅い冒険者では即死もあり得る危険な魔獣。
銀色狼が空駒鳥とつがいになりたての頃、フォレストサイド南の森の魔界ゲートから300頭を超える数が現れたことがあり、フォレストサイド村に魔獣警報が発令され、ハント家の男3人で4日かけて討伐した。
極めて貴重な魔石のアイテムボックスをかなりの低確率だが持っていることがある。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
体内に持つ魔石の影響なのか、そのパワーから想像も出来ない程その肉は柔らかくて風味豊かかつジューシー。
ワイルドホーン同様に春雷の銀狼が食材の探求のため子育て中の雌から搾乳したが、
「ワイルドホーンとは比べ物にならねー程美味い乳だったが、黒牛から搾乳するのは相当しんどいし、その危険を冒してまで飲む乳とも思えねーわ。普通の牛乳で充分。」とのこと。
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■アルパインイーグル
魔獣ランク─B
出没エリア─西の森または南の森の高い場所
入手出来る素材─風の魔石(中) 速さの魔石(中) 羽根(飾り羽のみ装飾品として需要あり 銀色狼の耳飾りもこの魔獣の飾り羽で、祖父からの贈り物 風耐性○) 嘴 爪 眼球(薬の材料になる)
□特徴
高い場所を好む魔界の鷲で、フォレストサイド周辺には高い場所が少ないためレアだが、山の上にあるスイズリー村近辺では多く見られる。
800年ほど昔の魔王がいた時代にはこれの上位種でグリフォンという魔獣がいたらしいが、ここ数百年その姿を目撃した者がいないため、現在では存在しないとされていた。
※以下ネタバレ
だがその昔女神フェリシアが創造神に内緒で怪我を負ったアルパインイーグルを保護して可愛がったことがあり、その個体を手に入れたダルダンテ神が強制的にグリフォンへと進化させた上に◆の印を与え、銀色狼の前に立ちはだかった。
結局銀色狼によりそのグリフォンは使役されてデイブレイクと名付けられるが、世界唯一のグリフォンとなり繁殖相手がいないことを悩むデイブレイクの気持ちを察した銀色狼が、フェリシアの姉であるセラフィア神の力で◆の印の除去とともにアルパインイーグルへと戻してもらう運びとなった。
□食材として
食用不可
春雷の銀狼曰く、「食ったことはねーけど、ワイルドホークの上位種だし肉も卵も同様に不味いんじゃねーの?」とのこと。
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■オーガレインボートラウト
魔獣ランク─?
出没エリア─以前はフォレストサイド村の川の主だったが、後に川を登ったのかスイズリー山脈で目撃される
入手出来る素材─水の魔石(大) ヒレ(珍しい王冠の形をしている 水耐性○)魚鱗(虹色に光って綺麗 未回収素材のため推測だが水耐性○)
□特徴
人を丸呑み出来そうな大きさのレインボートラウト(ニジマスのこと)。
魔界ゲートから湧いた魔物ではなく、元は普通のレインボートラウトだったのが、魔界ゲートの瘴気に充てられて魔物化したイレギュラーで、世界で単一の個体である。
※以下ネタバレ
空駒鳥がまだジュニアスクールに通っていた頃、イクラ食べたさに村人に隠れて釣りをしたところ、オーガレインボートラウトを引き当てるが、逆に強い力で引かれて川に落ちてしまったという。
その個体が後に北上し、スイズリー山脈に流れる川で巡礼の旅をしている銀色狼達に目撃されたが、銀色狼が使役したグリフォンのデイブレイクが一撃で倒し、銀色狼が魔石と珍しい王冠形のヒレを回収したのち食べてしまったので、味の詳細は不明。
ヒレは売ればかなりの値が付くと予想されるが、二度と手に入らないと思われるため、銀色狼は売らずに大切に保管している。
□食材として
食用可 美味しさ─?
銀色狼は食べていないので推測だが、普通のレインボートラウトと同じ味だと思われる。
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■光魚
魔獣ランク─B
出没エリア─南の森の水域
入手出来る素材─光の魔石(中~大)水の魔石(中~大)魚鱗(キラキラして綺麗なため装飾用として需要がある 水耐性〇)骨(薬の材料)ヒレ(水耐性〇)
□特徴
南の森の池や泉に住む体長1メートル程の大きな魚で、夜になると池や泉の中から幻想的な美しい明かりを灯し、人を誘い水中に引き摺り込んで食う。
その光での表現は実に豊かで、光で美女の形を作り出したり、金や銀、月や星を模していたりと人が興味を引きそうな物のことが多い。
昼間は大人しく、水底でじっとしている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
太刀魚に似た柔らかく上品な白身で美味。
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■炎狐
魔獣ランク─B
出没エリア─南の森
入手出来る素材─火の魔石(中~大)力の魔石(中)毛皮(個体が息絶えると炎は消えるが火の耐性◎ 装備品として高値がつく) 油(薬の材料)
□特徴
狩人は炎狐と呼ぶが、冒険者の間ではフレイムフォックスと呼ばれている全身に炎を纏った狐の魔獣。
中級程度までの火の魔法と長い尾や牙での物理攻撃をしてくる。
カッコイイので収穫祭での仮装の題材としても男女共に人気が高い。
□食材として
食用不可
灰汁と臭みが強く食用には向かない。
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■風狼
魔獣ランク─B
出没エリア─南の森
入手出来る素材─風の魔石(中~大)速さの魔石(中)毛皮(銀色狼がマントにしている毛皮 毛並みが良く非常に軽い上物理防御力も高い 風耐性◎) 牙(銀色狼の右耳の飾りと首飾りになっているもの)
□特徴
狩人は風狼と呼ぶが、冒険者の間ではウィングウルフと呼ばれている普通の狼より一回り大きいくすんだ灰色とサックスブルーの目をした魔界の狼。
魔獣最速と言われる疾風馬には及ばないものの魔獣の中でかなりの駿足で、その素早さを生かした物理攻撃の他、中級程度までの風魔法を自在に使いこなす。
足の速さと見た目のカッコ良さから狩人の使役魔獣としてワイルドタイガーと並び人気がある。
銀色狼の祖父である星屑の銀狼も使役しており、ブラストと名付けられている。
また、収穫祭での仮装の題材としても男性人気が高い。
※以下ネタバレ
巡礼の旅編にてこれの上位種と思われるシルバーファングウルフという風と闇属性、長い牙を持つ◆の魔獣が現れるが、長く人間界を見守ってきた女神フェリシアや神使ヴィセルテもこれと同種の魔獣を把握していなかったため、シルバーファングウルフは風狼を元にダルダンテ神が魔術で編み出した特殊な進化個体だと思われる。
また創造神の臣下にフェンリルという名の狼がいることが神使ヴィセルテの口から明かされたことがあるが、銀色狼がフェリシアから授かった"フェンリルの首飾り"はその名の通りフェンリルから大量の最高級肉と引き換えに分けてもらった牙から作られている。
おそらくフェンリルはシルバーファングウルフとはまた別の進化を辿って神獣へと昇華した風狼の最終進化形態であり、その力はシルバーファングウルフを遥かに凌ぐものだと予想される。
□食材として
食用不可
灰汁と臭みが強く食用には向かない。
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■鬼熊
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 力の魔石(大) 牙 爪 胆嚢(薬の材料) 毛皮(ワイルドベアより丈夫で防御力が高く、鎧の材料しての需要が高い 春雷の銀狼の胸当てにもなっている)
□特徴
狩人は鬼熊と呼ぶが、冒険者の間ではオーガベアと呼ばれている魔獣でワイルドベアよりも一回り大きく黒く、暗闇で光る赤い目を持っている。
パワーもスタミナもワイルドベアと比較にならない程ある。
冬になると冬籠りする。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
とろけるほど柔らかく旨味豊かでワイルドベアとは比べ物にならない美味しさ。
冬以外に出回る。
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■鬼イノシシ
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 力の魔石(大) 牙 角 毛皮
□特徴
角イノシシの上位種で体が一回り大きく黒い。
角イノシシとはパワーとタフさが桁違い。
闇属性の魔法シャドウブラインドに似た目潰し技を使ってくるが、銀色狼も闇属性を持つためか食らってもあまり視覚に影響を受けることはない。
だがそうではない冒険者にとっては命取りとなる危険な技のようだ。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
角イノシシよりも更に柔らかく風味豊かな油を含んだ肉が非常に美味。
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■鋼蜘蛛
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 皮(鎧等の加工用として高値がつく) 糸(世界最強の強度を誇る糸で様々な用途に使えるため需要がとても高い 銀色狼もボウガンの弦、釣り糸の他、ハイクラス以上の魔獣を捕獲時に使うロープとしても活用している)
□特徴
全長1m程の巨大な蜘蛛で、全身光沢のある鋼色で、鋼のような硬い皮で覆われているためこの名がついた。
この皮は剣などで突き破ることは出来ないので、銀色狼達狩人は唯一脆い関節を狙って倒しいる。
この蜘蛛が作り出す糸は世界で一番強度があるうえとても細いので、糸が張られているとは知らずに猛スピードで突進してきた生き物の身体を切り裂くこともあるので、鋼蜘蛛が出そうな場所では糸に注意しながら進む必要がある。
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
魔獣はいけても虫は・・・という人が多いため店に並ぶことはないが、春雷の銀狼が試食してみて、「腹んとこはクリーミーな蟹味噌みたいな味で俺的には結構いけるんだが、蟹味噌好きな俺でも流石にこれだけの量は完食できねーわ・・・ギブ・・・!(笑)足の部分ならお前でもいけるんじゃね?」とボイルした足の部分を渡しそれを口にした銀色狼は、「あっ、少し独特な風味があるけど蟹肉みたいで美味い。」と感想を述べた。
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■オーガワスプ
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 針(巡礼の旅編にて空駒鳥のヴェノムクリシュマルドの代用品として活用) 毒(調合の材料)蜂の子(薬の材料)
□特徴
頭と胴体を合わせて50cm程の大きさがある超大型のスズメバチ。
強力な毒針を持っており、一度決めた標的はとことん追い回す獰猛な性格。
単体を相手するならならまだいいが、巣を刺激すると大群で襲ってくるので超危険。
収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
※以下ネタバレ
針は金属のような硬さを持っているのに透き通っており、更には中が空洞になっているので、液体の量を確認しながら体内へ送り込む、または採血する等の使い方が出来ることが空駒鳥により判明した。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
鋼蜘蛛と同様に虫は客に好まれないため店には出ないが、春雷の銀狼が毒の器官を取り除いてから調理し食べてみたらしく、「素揚げにしてみたが外はカリカリ、中はほろ苦くて酒のつまみに良さそう。」とのことだった。
更にオーガワスプの蜂の子を薬の材料にしている空駒鳥に食べたことがあるのかを訊いてみたら、「蜂の子?薬の材料で余ったらおやつとして生のまま食べちゃうよ?甘くてクリーミーで美味しいの!」と笑顔で答えたので、「えっ、生で!?見た目があれなのによく食えるな!」と笑うと、「そんなの気にしてたら薬師なんてやってられないってば!」と笑い飛ばされた。
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■毒茸トカゲ
魔獣ランク─A
出没エリア─西の森の洞窟内
入手出来る素材─闇の魔石(大) 毒茸(頭と背中に生えているもので毒茸の種類はまちまち 天狗茸等は調合の材料として使用) 皮 ※毒茸トカゲのエリマキは、この部分から毒を吐き出し毒を取り除くことが困難なため利用しない)
□特徴
茸トカゲの毒茸バージョンで、普通の茸トカゲよりも獰猛な上パラメータが高く、猛毒の胞子を広範囲に撒き散らし大変危険。
特に虹色天狗茸のものは最も毒性が強く、毒耐性の無い者がまともに吸い込めば即死、毒耐性の強い銀色狼でも解毒せずに放置すれば死に至る。
またこの毒は普通の道具屋で売っている解毒薬では解毒出来ないので注意が必要だ。
(桜駒鳥、または空駒鳥製のものならきちんと虹色天狗茸に対応した解毒薬なので解毒出来る。)
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*(五つ星の更に上をいく評価)
毒の器官を取り除けば茸トカゲと同様に食用となるが、茸トカゲよりも更にキメが細かく舌触りが良い肉質で、最高級食材として高値で取引される。
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■水晶うさぎ
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─冷気の魔石(大) 速さの魔石(大) 毛皮(魔法を一切通さない為非常に高値で取引される)
□特徴
特殊なオーラにより辺りの景色を反射し、まるで透き通ったかのように見えることから水晶うさぎと呼ばれている。
魔獣最強の魔法耐性を持っており、いかなる魔法も一切通用しないので物理攻撃で倒すしかないのだが、特殊なオーラによりその姿が視認しにくい上とても素早く動き、装甲が硬くダメージが通りにくいため狩るのは大変。
銀色狼は魔法攻撃が厄介な魔獣対策としてこの魔獣の皮を売らずに盾に加工して一つ持っている。
竜巻うさぎ同様に冬以外は特有のオーラが消えて普通の野うさぎと見分けがつかなくなるため、狩人達は冬以外に野うさぎを見ると、”可愛い成りすまし野郎”(※水晶うさぎかもしれない奴の意)と呼んでいる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
竜巻うさぎを更に上質にした柔らかくジューシーで深い味わい。
冬限定。
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■マンティコア
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─火の魔石(大) 雷の魔石(大) 毛皮 獅子の鬣 蝙蝠の羽根 サソリの尾 サソリ毒(調合用)
□特徴
※準備中
□食材として
食用不可
あまり美味しくないとされる猫系の獣がベースなだけあり灰汁が強く肉も硬く食用には向かない。
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■コカトリス
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─土の魔石(大) 守りの魔石(大) 卵(中身は大変美味で食べると一定期間石化耐性がつく最高級品 殻も石化解除薬の材料になる) 石化毒(薬の材料)
□特徴
上半身は鶏で下半身は蛇の石化毒を持つ魔獣。
この石化毒は治療方法がなく、石化した部位を切り落とすしかないとされている。
※以下ネタバレ
だが空駒鳥が石化した冒険者のバスターを救うため、神秘の薬の力により石化解除薬の調合を成功させた。
ただし神秘の薬の力が発動していないときに同じように調合してもその効果は望めず、その理由は世界の創造神が人間界のバランスを保つために設定したリミッターの所為だということがセラフィア神の神使クリスティナにより判明し、現在はその問題の解決策をセラフィア神から創造神に進言してもらうことになり、その返答を待っている状態である。
上位種として金剛鳥(S+ランク魔獣)がおり、南の森最深部魔界ゲート付近に出てくる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
鶏の部分は岩鳥を更に濃厚にジューシーにした感じで、蛇の部分は繊細かつ上品な舌触りで淡白な味わい。
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■魔法狸
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─全属性の魔石(大 一個ずつ)速さの魔石(大)毛皮(手触りが良いだけでなく全ての属性魔法の耐性がとても高いため高値がつく 火水風土雷冷光闇◎)睾丸(薬の材料)油(薬の材料)
□特徴
全属性魔法(火水風土雷冷光闇)を自在に使いこなす魔法のスペシャリスト狸。
しかも素早いので物理攻撃も当てにくい。
銀色狼は水晶うさぎの盾で魔法を防ぎつつ隙を見て攻撃し、仕留めている。
可愛いので収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
上位種に透明狸(Sランク魔獣)がいる。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
実際に食べてみた春雷の銀狼曰く、「臭みがすげー強くて臭みを抜くのに滅茶苦茶手間暇かかる。しかもその苦労に見合う程美味くもないから、肉はブルースライムに分解させて処理してるわ俺。」とのこと。
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■ナイトメアシープ
魔獣ランク─A
出没エリア─羊がいる村・集落から突然発生する
入手出来る素材─闇の魔石(大)体毛 角
□特徴
非常にレアな魔獣で雷羊からの進化形態ではなく、普通の羊が魔界ゲートから漏れ出る瘴気に影響されて魔獣化したもので、恨みのある人の夢の中に入り、悪夢に変えて生気を吸い取る能力を持つ。
見た目などは進化前の羊の姿のままで、力が発動している時にだけ瞳の色が紫に変わるので、ナイトメアシープを昼間に特定することは難しい。
ナイトメアシープになりたての頃は悪夢を見せられた人がなんとなくだるいと感じる程度で済むが、ナイトメアシープが経験を積むと、一度の悪夢で対象を死に追いやり、またナイトメアシープにとって大切な者に対しても力が及んでしまうため、放置すれば村の全滅もあり得る。
早めにナイトメアシープを特定し、対処することが重要である。
※以下ネタバレ
銀色狼と空駒鳥がネーザ村で出会ったズワルトという名の羊がナイトメアシープだったが、空駒鳥の神秘の薬の力により無力化させることに成功している。
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
滅多に出ない魔獣のため食用にした例は少ないが、疾風の銀狼が一度ある村からの依頼で退治した際に村の人と共にナイトメアシープを食べたが、普通の羊と何も変わらなかったらしい。
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■ヘルハウンド
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─火の魔石(大)闇の魔石(大)毛皮(火耐性◎ 装備品として高値がつく)牙
□特徴
※準備中
□食材として
食用不可
ロックドッグ同様に獣臭くて食用に向かない。
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■ブラックスライム
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大)亜空間魔石(別名:アイテムボックス ドロップ率0.5%)
□特徴
黒いゲル状で丸い形をしており、核以外に触れると触れた部分が亜空間に飛ばされてしまうという大変洒落にならない力を持つスライム。
ただしブルーやレッドに比べて成長スピードは極めて遅く、草や石等も捕食せず、魔獣以外の生命体だけを餌として取り込み亜空間に送るので、多少放置しても害は出にくい。
そのため南の森に入れる中級以上の狩人であっても無理に相手をする必要はないが、村の近くに出た場合は村人に被害が出る怖れがあるので退治が必要となる。
ブラックスライムを退治するときは触れないように細心の注意を払う必要はあるが、攻略法はレッドより逆に簡単で、リーチの長い武器で核を狙えばいいだけだ。
(ただし核を外して欠片を飛ばせば分裂してしまうので注意!)
もし武器が取り込まれても、しばらく待てば捕食対象ではないとして吐き出されるため、決して焦って取り返そうと触れてはいけない。
アイテムボックスの魔石をたまに落とす。
□食材として
食用不可
核以外に触れると亜空間に飛ばされてしまうため触れることはおろか食べることは出来ないが、銀色狼が持っている魔獣図鑑でブラックスライムの図を見た空駒鳥が「コーヒーゼリーみたいで美味しそう!生クリームかけてスプーンで掬いたい!」と言っており、銀色狼は(可愛い・・・)とほっこりしたのだった。
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■ワイバーン
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─風の魔石(大)守りの魔石(大) 皮(強靭なため防具の素材として高値がつく 風耐性◎) 角 牙 羽根(風耐性◎)
□特徴
緑色をした飛竜で大変賢く飛行速度も速い。
銀色狼の祖父である星屑の銀狼が使役している魔獣のうちの1体で、ウインディと名付けられている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
祖父が使役している魔獣で小さい頃背に乗せて貰っりして家族同然の付き合いをした記憶があるため、銀色狼と春雷の銀狼は違う個体であっても食べようとは思わないが、最高級肉ドラゴンと似た味わいなのに手軽な価格で流通していることから、小金持ちに人気がある。
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■グリーンドラゴン
魔獣ランク─A+(ウルトラクラス魔獣)
出没エリア─南の森
入手出来る素材─力の魔石(大)守りの魔石(大) 皮(強靭なため防具の素材として高値がつく) 角 牙 龍鱗
□特徴
無属性のドラゴンでドラゴン種の中では一番弱いが、力・硬さ共に最上級で尾撃とブレスの威力が半端ない。
上位種にレッドドラゴン(Sランク魔獣)がいる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
弾力があるが歯で簡単に噛み砕け、ジュワッと甘くて芳醇な肉汁が溢れ出すとても美味しい肉。
高級料理店ではフルーツソースと合わせてステーキにするのが定番。
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■水蛇
魔獣ランク─A+
出没エリア─南の森の水域
入手出来る素材─水の魔石(特大)風の魔石(大)速さの魔石(大) 皮(革製品の材料) 鱗(スパンコールのように煌めき美しい 水耐性●←◎の更に上の耐性という意) 羽根(透明な膜の部分を鎧や盾として加工 水耐性●)
□特徴
背中に羽根のある巨大な水蛇で、水生の魔物の中でトップクラスに強く、特に体の中に溜め込んだ水を超高速で噴射する水鉄砲の威力は絶大。
基本的には水生生物だが、肺があるため背中の羽根で空を飛んで移動することも可能で、海水、淡水、どちらにも対応できるという特性を持つ。
フォレストサイド村は海に面しておらず、手に入る魚介類は淡水性のもの、もしくは海水性のものが入ってきても鮮度の悪いものばかりなのが不満だった春雷の銀狼により使役されリップルと名付けられたが、「リップルちゃんのお陰で新鮮な海の幸を定期的に届けて貰えるようになったから、様々な魚介料理が作れるようになったわ。マジありがてぇ!」と銀色狼に語っていたそうだ。
800年ほど昔の魔王がいた時代にはこれの上位種でレヴィアタンいう水竜がいたらしいが、ここ数百年その姿を目撃した者がいないため、現在では存在しないとされている。
収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
淡白で上品な味わいで柑橘類のような爽やかな香味がある。
水蛇のスープは絶品で、高級料理店のメニューにもある。
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■透明狸
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森深部
入手出来る素材─全属性(火水風土雷冷光闇)の魔石(大)速さの魔石(特大)透過の魔石(特殊な魔石 使うと一定時間透明になれる) 毛皮(普段は透明だが息絶えると普通の狸の毛色に戻る ハント家のリビングに飾られている 全属性魔法耐性●)
□特徴
※準備中
□食材として
食用可? 美味しさ─?
激レア魔獣のため銀色狼と春雷の銀狼は一度も出くわしたことがないが、過去に狩った経験のある疾風の銀狼曰く、「魔法狸よりも肉が臭くて強烈だった。肉を見せたサアラにも「うわ・・・すごい匂いね。これを食べれるようにするのは相当大変よ?しかも狸だから味も今ひとつだと思うの。それでも食べたい?」と鼻をつまみながら渋い顔をされたため食ったことはないが、「珍しいから臭くてもいい!」と欲しがっていた貴族がいたから売ってやった。彼はあれを食ったのだろうか?」とのこと。
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■コマンダーマウス
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森深部
入手出来る素材─闇の魔石(特大)従属の魔石(特殊な魔石 取り付けたものを血で従わせることが出来る)速さの魔石(特大)
□特徴
普通より一回り小さく黒いネズミで、暗闇の中で赤く光る目を持っている。
コマンダーマウス自体の戦闘力は弱いが、噛み付いた相手を従わせる危険な力を持っているためSランクとされている。
従わせた魔獣を盾にして自分の身を守るだけでなく、体が小さく非常に俊敏なことから退治難易度がとても高いため、彼等から手に入る従属の魔石は貴重なものとなっている。
この魔石を使うことで狩人達は仕事を助ける使役魔獣を作ることが出来るが、貴重な魔石のため中級以上の狩人一人につき2体(従属の魔石2個)までと制限が設けられている。
また、この魔石を一般に流通させると悪用する人間もいるであろうことから、疾風の銀狼が責任を持って管理し、自身が認めた狩人のみにしか所持を認めていない。
収穫祭での仮装の題材として意外にも人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
体が小さくドブネズミと同じネズミというイメージからまず食べようとする者はいないが、試食した春雷の銀狼曰く、「ネズミといっても奴等魔獣を従わせるとき以外は山の中の木の実ばっか食ってる奴だし、食っても衛生的には問題ねーと思って食ってみたんだがよ。小さいし魔石と内臓取ったら食うとこあんまねーけど、臭みも無くて鶏肉みてーで割といけたぜ。もっとでかくて量が確保できりゃあ店に出せるのにな。」とのこと。
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■セージオウル
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森深部
入手出来る素材─鑑定の魔石(特殊魔石 触れた物を鑑定出来る) 羽根(装備すると知力上昇●)嘴 眼球(薬の材料になる)
□特徴
鑑定を得意とする魔界の白梟で瞳の色はエメラルドグリーン。
出没頻度はかなり低いレア魔獣である。
セーシオウルは単体で出ることはまずなく、別の魔獣の肩で佇みながら銀色狼達狩人の弱点を鑑定し、それを魔獣に教えるという役割を担っている。
セーシオウルから取り出した鑑定の魔石はエメラルドのように美しいため装飾品として欲しいという声も多く上がるが、手に入りにくい貴重な魔石のため、疾風の銀狼が冒険者ギルド等の鑑定が求められる施設への提供を最優先にしている。
ハント家のリビングにも一つ置いてあり、銀色狼達はこれに触れて自分のステータスを確認したりアイテムを鑑定したりしている。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
春雷の銀狼曰く「食えねーこともないが、猛禽類の肉だからやっぱ不味いわ。だがあれ食ったあと鑑定の魔石で自分のステータスを確認したら、結構知力が上昇してたぜ!一日したら元のアホに戻っちまったけどな!テスト前とかに食うといいんじゃね?」とのこと。
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■雪鳥(ゆきどり)
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森最深部
入手出来る素材─冷気の魔石(小~特大 複数個) 羽毛(ダウンジャケットや羽毛布団の材料として非常に高値がつく 冷耐性●)
□特徴
火炎鳥の上位種で、冬になると南の森に現れる白く大きく美しい冷気属性の魔獣。
吹雪のブレスと大きな羽根からまき散らすスノーストリームの威力は絶大。
1体の撃破で沢山の冷気の魔石を入手出来る。
冷気の魔石は魔道具である冷蔵庫の材料として需要が高いため、銀色狼達は冬の間にできるだけ雪鳥から魔石を手に入れておき何時でも供給できるようにするため、毎年冬になると疾風の銀狼、春雷の銀狼、銀色狼の3人で雪鳥のコロニーへ討伐に向かう。
全部狩り尽くしてもまた次の冬になれば雪鳥達は魔界ゲートから現れる。
800年ほど昔の魔王がいた時代にはこれの上位種でフェニックスという魔獣がいたらしいが、ここ数百年その姿を目撃した者がいないため、現在では存在しないとみなし、火炎鳥の進化形態ではこの雪鳥が最終段階とされている。
収穫祭での仮装の題材として人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
ふわっととろけるように柔らかく、噛むと口の中で芳醇な肉汁が溢れ出す、鳥系統の中でコカトリスと並び美味しいとされる肉。
冬季限定。
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■レッドドラゴン
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森最深部
入手出来る素材─火の魔石(小~特大 複数個)守りの魔石(特大) 速さの魔石(特大)皮(非常に強靭なため防具の素材として高値がつく 火耐性●)角 牙 龍鱗(火耐性●)
□特徴
火属性のドラゴンで強力な炎のブレスを吐く。
またグリーンドラゴンよりも皮膚が硬くて素早い。
レッドドラゴンと出くわした経験のある春雷の銀狼曰く、「グリーンより機敏だしやべぇブレスを吐いてきやがった!しかもアホほど装甲が硬くてヤコブんとこで買った愛用の斧を駄目にされたから、リップルちゃん(使役している水蛇のこと)呼んで逃げて親父に丸投げしちまったわ。ありゃあ親父みたいにスルキラの武器職人に作ってもらった武器じゃねーと通用しねーな。」とのこと。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
グリーンドラゴンと同様にとても美味しい肉だがレッドのほうが香り高く、更に高値で取引される。
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■疾風馬
魔獣ランク─S+
出没エリア─南の森最深部の魔界ゲート付近
入手出来る素材─風の魔石(特大)速さの魔石(小~特大 複数個)毛皮 鬣と尾(最高級な魔道具の材料)
□特徴
世界最速と言われる駿足を持つ魔獣で疾風の銀狼が使役している魔獣のうちの1体。
使役している疾風馬の色は白(白以外にも芦毛や栗毛もいるらしい)で、名前はアウラ。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
魔界ゲートに最も近い辺りでしか見られない希少な魔獣のため食用とした例は少ないが、銀色狼がまだジュニアスクールに通っていた頃、疾風の銀狼が狩って持ち帰ったものをハント家の皆で食べたことがあり、「普通の馬肉同様に柔らかくあっさりとしているが、もっと旨味が強く爽やかな香味があって大変美味だった。いつか自分で狩る機会があったらリーネにも食わせてやりたい。」と銀色狼が感想を述べている。
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■亀王
魔獣ランク─S+
出没エリア─フォレストサイドの水域
入手出来る素材─水の魔石(小~特大 複数個)守りの魔石(小~特大 複数個)甲羅(最高強度故に加工は出来ないが甲羅そのままの見た目さえ気にしなければ最強の盾 水耐性◉←●の更に上という意)卵(食用 食べると一定期間水耐性が上昇)
□特徴
紺碧の最強高度を誇る甲羅を持つ亀で、強力な水魔法を放ってくる。
亀といえば陸地では歩行が遅いイメージだが、亀王は陸地であっても水魔法で全身を保護することで早く動くことが出来る。
ウルトラクラス魔獣といえば大きいのが多い中、亀王は全長1.5mと小さいため亀王を知らない者は侮りがちだが、その強さはまさにウルトラクラス。
魔法で大津波を生み出し村を水没させることも可能である。
レヴィアタンがいない今、水生生物最強と言われている。
ハント家の物置にはいざというときに村人が身を守れるようにと亀王の甲羅で作られた盾が保管されている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
空駒鳥がハント家で同居するようになったあとに疾風の銀狼が狩ってきて家族皆で食べたことがあるが、淡白かつ旨味の濃い甘い香りのある肉で、大変美味だった。
非常に人気のある肉のため手に入ったら売ってくれと商人から常に予約が入っており、家族で食べきれなかった肉は店に並ぶことなく商人達の元に渡ってしまった。
卵は産卵期になると南の森の魔界ゲート近くの湖に産卵するので、比較的簡単に採取することができる。(ただし母亀に襲われる可能性あり!)
卵はピンポン玉のように丸いが、中身は少し独特で、白身は加熱しても固まらないため黄身だけを食べる。
黄身の味は鶏のものに近く、より濃厚にした感じ。
完全に火を通すよりも半熟が美味しい。
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■金剛鳥
魔獣ランク─S+
出没エリア─南の森最深部の魔界ゲート付近
入手出来る素材─土の魔石(小~特大 複数個)光の魔石(小~特大 複数個)守りの魔石(小~特大 複数個)ダイヤの羽根(超高値 土耐性◉)卵(食用 食べると一定期間土耐性が上昇)
□特徴
世界一美しく亀王と並び装甲が硬いとされている魔獣で、ダイヤモンドの羽根と土属性の魔法を駆使して魔界ゲートに近づく者に襲い来る。
疾風の銀狼が使役している魔獣のうちの1体で、名前はアダマスという。
岩鳥の進化形態ではこの金剛鳥が最終段階とされている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
銀色狼が小さい頃に疾風の銀狼が狩ってきてハント家の皆で食べたことがあるが、プリップリジューシーな旨味あふれる肉でとても美味しかったらしい。
亀王同様に大変人気のある肉で、手に入ったら売ってくれと商人から常に予約が入っており、家族で食べきれなかった肉は店に並ぶことなく商人達の元に渡ってしまった。
銀色狼が空駒鳥にいつか自分で狩ったものを食べさせたいと思う肉の一つ。
金剛鳥は大抵魔界ゲート付近に巣を作るので、産卵期に巣を見つけ卵を採取することが可能。
その味はコカトリスの卵を更に香り高く甘くしたような味わいで、とても美味しい。
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■ブラックドラゴン
魔獣ランク─S+
出没エリア─南の森最深部の魔界ゲート付近
入手出来る素材─光以外全属性の魔石(小~特大)亜空間魔石(別名:アイテムボックス ドロップ率100%)皮(非常に強靭で光以外全ての魔法耐性も高いため人間界で手に入る防具の素材最強 光以外全属性耐性◉)角 牙 龍鱗(光以外全属性耐性◉)
□特徴
黒い鱗を持つドラゴンの最終進化形態とされる存在で、人間界の偵察のため30年に一度現れると言われている。
光以外すべての魔法を自在に使いこなし、物理防御力も亀王、金剛鳥に並ぶほど高く、その巨体からは想像もできない程素早い。
特に口から放つブレスは強力で、食らったものは跡形もなく消し飛ぶと言われている。
30年に一度しか現れないため春雷の銀狼と銀色狼はまだ出くわしたことがないが、疾風の銀狼が20歳の時に一度倒している。
歴代ハント家の中もでブラックドラゴン退治を任せられるほどの実力者はそうおらず、彼が誕生する前は神使ヴィセルテが対応していた。
次のブラックドラゴンは10年後に現れ、銀色狼が倒すであろうと神使ヴィセルテにより予言されている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
疾風の銀狼が20歳の頃に現れそれを狩ったが、その時春雷の銀狼は産まれてばかりで銀色狼も誕生していなかったため、二人はまだ食べたことがない。
母である宵の菫の話では、その時のブラックドラゴンによりフォレストサイド村で人死はなかったものの、建物等に被害が出たらしく、疾風の銀狼が「自分がもっと早く倒せていればこんなことにはならなかった」と言って肉を売らずに皆に振舞ったそうだ。
(勿論村人は疾風の銀狼の所為ではない、あんなに危険な魔獣を倒してくれてありがとうと感謝していたが、疾風の銀狼が振る舞うと言って訊かなかったため、宵の菫が調理し皆に提供した。)
その時にブラックドラゴンの肉を食べた村人の話では、生きてて良かったと思い涙するほどに美味しい肉だったらしい。
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ひとまず現在設定のある魔獣・魔物(◆の魔獣を除く)のざっとした設定を出してみました。
まだ魔獣の特性について説明が準備中のものもありますので、少しずつ暇を見て更新できればと思います。
また、物語の進行上必要な魔獣・魔物があれば新しく加えるかもしれません。
よろしくお願いします。
所々巡礼の旅編に入ってからのネタバレを含みますので、ネタバレを避けたい方は※印以下の段落は飛ばしてください。
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■岩鳥
魔獣ランク─D(魔獣の中で最弱と言われるランク)
出没エリア─西の森
入手出来る素材─土の魔石(小) 羽根(鳥系魔獣の中で最も価値が低い) トサカ(土属性〇) 爪 卵(産卵期のみ入手可能 薬の材料または食用 土耐性〇)
□特徴
岩のようなトサカのある雉に似た薄灰色の鳥で、トサカで突き刺すように突撃したり、爪で引っ掻いたりしてくる。
飛ぶのはそれ程得意ではないのか低空をのろのろと飛んでいることが多く、ボウガン初心者でも当てやすい。
銀色狼が3歳の頃、兄にボウガンの使い方を初めて教わった際に仕留めた獲物である。
南の森には上位種の石化毒を持つAランク魔獣コカトリスがいる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
鶏の肉より筋肉質で弾力があるが、噛むとプリッと口の中で砕け、ジューシーな肉の旨味が広がり美味しい。
留鳥なので年中食べることが出来る。
卵は殻が薄灰色で硬く、金槌等で叩かないと割れないが、味が濃く美味で食べると土魔法の耐性が少し上がる。
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■茸トカゲ
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森の洞窟内
入手出来る素材─闇の魔石(小) 茸(頭と背中に生えている茸) 皮(鞄や靴など革製品の素材として需要あり) エリマキ(魔道具の材料 銀色狼は生理的にこの部位が苦手で、裏にある赤紫色のひだを見るとゾワゾワする)
□特徴
洞窟など暗くてジメジメした場所にいる頭と背中に茸を生やした緑色のトカゲ。
エリマキをバタバタし胞子を飛ばして目潰ししてから尾撃を食らわしてくる。
たまに頭と背に毒茸を生やした黒い個体がいて、普通の茸トカゲよりも獰猛な上パラメータも全体的に高く、猛毒の胞子を広範囲に撒き散らし大変危険なので毒茸トカゲはAランクとされている。(詳細は毒茸トカゲの欄を参照。)
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
肉はキメが細かくしっとりとした肉質で淡白な味わい。
頭と背中に生えた茸はその種類もまちまちだが、しめじ、椎茸等の食用茸であれば食べられる。
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■ロックドッグ
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森
入手出来る素材─土の魔石(小) 毛皮(土耐性○)
□特徴
土属性の茶色い犬の魔獣で、砂をかけて目潰しをしてから噛み付いて来るのが基本パターンだが、たまに広範囲に及ぶイシツブテを飛ばしてくることもあり、Dランク魔獣の中では攻撃が多彩で戦闘に慣れない者泣かせである。
上位種に南の森に出てくるハイクラス魔獣ヘルハウンドがいる。
収穫祭(フォレスト村で秋に開催される収穫を祝うお祭りで仮装パレードがある)での仮装の題材として男女共に人気。
□食材として
食用不可
獣臭くて食用に向かない。
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■竜巻うさぎ
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森
入手出来る素材─風の魔石(小) 毛皮(風耐性○) 竜巻尻尾(魔道具の材料となる 風属性○)
□特徴
春にフォレストサイド西の森に出てくる尻尾が竜巻のように巻いているうさぎで敏捷性が高く、尻尾から風魔法を飛ばして攻撃してくる。
体毛は彼らが出没する春には白いが夏になると茶色くなり、特徴的な竜巻尻尾も落ちて普通の丸い尻尾が生え、更には魔獣としての攻撃性も影を潜めるため、普通の野うさぎと区別がつかなくなる。
そうなると魔獣専門の狩人である銀色狼達の狩りの対象ではなくなるため(この世界の野生動物は魔獣に種の存続を脅かされているので、必要がない限り魔獣以外の動物は狩らないようにというのが彼等狩人のルール)、狩人達は春以外にうさぎを見ると、”可愛い成りすまし野郎”(竜巻うさぎかもしれない奴という意)と呼んでいる。
竜巻うさぎの上位種で水晶うさぎ(Aランク魔獣)がおり、フォレストサイド南の森に冬限定で出てくる。
また、普通の野うさぎと竜巻うさぎとで繁殖することも可能だが、生まれる子供は竜巻うさぎであることが多く、稀に魔石を持たない普通のうさぎが産まれても、魔獣であるほうの親や兄弟に春になると食べられてしまうようだ。
見た目の可愛らしさから収穫祭(フォレストサイド村で秋に開催される収穫を祝うお祭りで仮装パレードがある)での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
臭みがなく柔らかくジューシーで淡白な味わい。
上記理由により春限定の肉。
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■雷羊
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森
入手出来る素材─雷の魔石(小) 角(色々な形があるが、雄のアモン角と螺旋角は高値 雷属性○) 体毛(魔道具の材料 雷耐性○)
□特徴
普通の羊とほぼ同じ大きさで角の形も様々だが、皮膚の色が黒くて体毛と瞳の色は濃い黄色をしているので簡単に見分けがつく。
性格は獰猛なものの多い魔獣の中では大人しいが、警戒している相手に対して体毛に電気を貯めてから放電してくる。
銀色狼は眠れない夜に普通の羊ではなく雷羊を数えていた。
見た目の可愛らしさから竜巻うさぎ同様に収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
※以下ネタバレ
その特性故に普通は飼うことは出来ないが、ネーザ村では雷の魔石を用いることで普通の羊と一緒の飼育を成功させている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
大人の個体であっても普通の羊の子羊のように臭みが無くて柔らかく美味。
銀色狼が好きな肉で、レストラン等で注文する際には大抵雷羊料理を選ぶ。
また春雷の銀狼曰く、「雷羊の乳は普通の羊乳より臭みが無くて濃厚ですげー美味いんだよ。ただし普通の羊と同じで乳が採れる季節は春から初夏の間に限られてっから、牛乳みてーに年中飲めないのが難点だな。」とのこと。
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■光虫
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森の洞窟内
入手出来る素材─光の魔石(小)
□特徴
直径3cmくらいの丸い虫で、背中に生えた羽根で宙を漂うように飛ぶ。
体内にある光の魔石が透けて暗い洞窟内を穏やかに照らし出す。
こちらから刺激しない限り攻撃してくることはないので、狩人は光の魔石が必要なとき以外は狩らない。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
食べられないこともないが体の殆どが魔石であり、可食部が少なく食べてもそれ程美味くない。
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■一角魚
魔獣ランク─D
出没エリア─西の森の水域
入手出来る素材─水の魔石(小)一本角 魚鱗(綺麗なため装飾用として需要がある 水耐性○)骨(薬の材料)
□特徴
鋭い角のある全長1m(角を含まないサイズ)くらいの魚で西の森の魔界ゲートから湧き出て川や池に住み着く。
魚なので基本的に水中から出ることはなく、水辺に近づかなければ人に害が出ることはないが、一角魚がいる水域は他の魚が襲われてあっという間に死滅してしまうので、生態系を守るため一角魚の仕業だと解る魚の死体を見つけたらすぐに狩るのが狩人の仕事となっている。
一角魚等の水中の獲物を狩るときは、通常装備を脱ぎ水泳用のパンツに履き替えてから行う。
(丈夫なハント家の男とはいえ流石に冬の水に入るのはキツイが、幸いなことに魔界魚も冬には大人しくなるため、今まで狩りが行われたことはない。)
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
淡白な味の白身魚で少し臭みがあるが、調理の仕方によっては美味しく食べられる。
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■ブルースライム
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森 未開エリア
入手出来る素材─水の魔石(中)浄化の魔石(特殊魔石 ドロップ率20%)
□特徴
青くゲル状の丸い形をした魔物で中には核と呼ばれる白い玉が入っている。
有機物なら何でも吸収・分解して水として排出する特性を持っている。
核以外の部分を削るとその欠片に核が生まれ、新しいブルースライムが発生してしまうので、消滅させるには核を確実に狙う必要があるが、核自体は脆く、力が弱い者でも簡単に潰せる。
有機物を吸収してどんどん大きくなり、ある程度の大きさになると勝手に分裂するので、放っておくと草木が無くなり、スライムばかりが無限に増えていく。
そのため狩人による定期的な間引きが必要となる。
狩人はブルースライムの欠片を瓶に入れて持ち歩き、汚水やゴミの処理に利用している。
ブルースライムが分解し排出した水は人が飲むと有害だが、植物や大地には無害なので、森を汚さずに済むからだ。
ブルースライムが時々落とす浄化の魔石は一般家庭の排水やトイレ等の浄化に利用され、環境汚染を防いでいる。
これの上位種でレッドスライム(Cランク)がいる。
□食材として
食用不可
味自体は無味無臭だが、一般人には有毒なため普通は食べない。
だが疾風の銀狼は料理の際手軽なアク抜きの手段として仕上げにこれの欠片を加えており、銀色狼達ハント家の男は毒耐性があり食べても平気だったため、銀色狼もある頃までは有毒とは知らずに料理に加えていた。
空駒鳥が銀色狼の料理を食べて食あたりを起こしたことで、初めてその事実を知ることになった。
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■火炎鳥
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─火の魔石(小~中)羽毛(防寒着や布団の材料 火耐性○) 燃え盛る冠羽(個体が息絶えると炎は消えるが、火を通しやすい素材のため魔道具の材料や着火剤として需要がある 火属性◎) 卵(薬の材料または食用 食べると一定期間火耐性が上昇)
□特徴
岩鳥とは別の系統の鳥で姿形は水鳥に近く、柔らかな羽毛と燃え盛る冠羽を持ち、人を見ると口から火の玉を吐き飛ばしたり燃え盛る冠羽を鞭のように振り回したりして攻撃してくる。
ただし体内にある火の魔石が小さい為か、火の玉を連続して吐くとすぐにガス欠を起こし、冠羽の炎も消えてしまう。
個体の魔力が戻れば再び火が灯るが、魔力がなくなった途端に臆病になり、飛んで逃げ去ってしまう。
寒い季節は苦手なようで寒くなると暖かい地方へ渡ってしまうが、暖かくなるにつれ段々と戻ってくる。
夏は特に火炎鳥出没のピークで、これを狩らない日は無い。
上位種の雪鳥(Sランク魔獣)が南の森に冬限定で出てくる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
岩鳥と並び人気があるが肉のタイプは異なり、ふわっと柔らかくコクのある味わい。
冬の寒さに弱く寒くなると暖かい土地へと渡るので、冬には食べることが出来ない。
逆に夏は個体数が増えるため、どの家庭でも頻繁に食卓に上るが、夏の火炎鳥は味も良くなり栄養価も高いので、これを食べていれば夏バテしないとされている。
卵は殻と卵黄部分が赤く、岩鳥同様に味が濃く美味で食べると暫く火傷しなくなる。
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■角イノシシ
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(小) 一本角 牙 毛皮 睾丸(薬の材料または食用)
□特徴
頭に立派な一本角が生えた通常よりも一回り大きくてパワフルな魔界のイノシシで、この物語中で最もその名を聞く機会が多いかもしれない魔獣。
西の森に昼間出てくる魔獣の中ではトップクラスの強さを誇る。
人が持ち帰れる魔獣の中では最大で、大きい個体だと50kgはあるが、銀色狼達初級狩人はそれを背負って持ち帰っている。
体重が人に近いので、空駒鳥が薬や毒を試すための治験や、銀色狼が自分の力を知るための実験の相棒として用いられたりもしている。
これの上位種である鬼イノシシというAランク魔獣が南の森に出てくる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
繁殖期の雄は獣臭が強くて不味いので食用としない。
家畜豚の肉よりも柔らかく脂身が旨い。
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■ワイルドホーン
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(小) 闇の魔石(小) 角 毛皮(まあまあの売値)
□特徴
銀色狼が初めて力を発動させて空を翔けた時、見知らぬ森に降り立ってすぐに現れた茶色い牛の魔獣で、普通の牛よりも力が強く凶暴性が高い。
これの上位種でブラックオーガホーン(略称:黒牛)というBランク魔獣がいるが、それとは別に夜になるとワイルドホーンの一部が魔界ゲートの影響を受けて進化しブラックオーガホーンとなることがある。
それらの進化は大抵一時的なもので、朝になるとワイルドホーンに戻ってしまう。
□食材として
食用可 美味しさ★★☆☆☆
肉は硬くて野性味があり、調理に工夫が必要。
また、ワイルドホーンの乳など通常採取する者はいないが、春雷の銀狼が食材への探求心から搾乳に挑戦し成功しており、その味は彼曰く、
「肉と同じ野性味がして不味かったわ。乳牛様はやっぱ偉大だな。」とのこと。
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■ワイルドベア
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(中) 牙 爪 胆嚢(薬の材料) 毛皮(手触りはゴワつくので装飾としての価値は低いが、強靭なためマントとして装備する狩人や冒険者も多い 銀色狼はこの皮の胸当てを持っており、鉄の胸当てと使い分けている)
□特徴
ヒグマくらいの大きさの茶色い熊で、通常の熊よりパワーがあり獰猛。
アイテムボックスを持っていない初級狩人の銀色狼には狩った後に担いで帰れないため、その場でざっくりと解体して他の魔獣を引き寄せないようにブルースライムで解体跡を浄化してから皮の袋に詰めて、回数を分けて家まで持ち帰る必要があり、ワイルドベアを狩った日はその作業だけで一日が終わってしまう。
そのためアイテムボックスを持っている兄や父に手が開いていれば場所を伝えて死体の回収を依頼することもある。
収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★☆☆☆
肉は硬くて野性味があり、調理に工夫が必要。
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■ワイルドタイガー
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─力の魔石(中) 毛皮(装飾品として高値で売れる) 牙 爪 肝(薬の材料)
□特徴
通常のトラよりもパワフルな魔界のトラ。
足もそこそこ早くタフな上カッコイイので、風狼と並び狩人の使役魔獣として人気がある。
また、収穫祭での仮装の題材としても男性人気が高い。
□食材として
食用不可
食用にならないか春雷の銀狼が試したことがあるが、「灰汁が強くて調理も大変だし、筋張ってて噛んでも噛んでも噛み切れねぇし、何かひたすら小便臭いし最悪だった。」と感想を述べている。
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■ワイルドホーク
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森
入手出来る素材─風の魔石(小) 速さの魔石(小) 羽根(飾り羽のみ装飾品として需要あり) 嘴 爪 眼球(薬の材料になる)
□特徴
風を操る魔界の鷹で、人間界の鷹よりずっと大きく人を乗せて飛べそうなほどの個体もいる。
アルパインイーグルというワイルドホークを更に大きくしたような上位種(Bランク)がいるが、その2種の境目は一定以上の大きさであること、そして高い場所に生息しているかどうかで決めている。
※以下ネタバレ
銀色狼が親友であるハシバミの漫画家の仕事の助けとなるようにと使役し、プレゼントしている。
彼のつがいの薔薇の蕾がホーくんと名付けた。
□食材として
食用不可
ワイルドタイガー同様に食用にならないか春雷の銀狼が試したが、灰汁が強く硬くて臭く、とても食べられるものではなかったらしい。
また卵も食べてみたが、これも生臭くて無理だったらしい。
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■毛長猿
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森
入手出来る素材─力の魔石(中) 体毛(薬の材料、または装飾品の材料として需要あり)
□特徴
オランウータンのような見た目のとても毛の長い魔界の猿。
物凄い握力で掴みかかってきたり、長い毛を振り回したりして攻撃してくる。
※以下ネタバレ
対ダルダンテ神用の毒として男性ならば誰でも嫌がるであろう[ハゲ+不能になる毒]を空駒鳥と女神フェリシアとで発案したが、その治験として用いられたフサフサの魔獣とはこれのことである。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
食べることは可能だが、非常に肉が硬く旨味も少ないため、余程食料不足でもない限りは態々食べることはしない。
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■鎌鼬
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森
入手出来る素材─風の魔石(中) 速さの魔石(中) 毛皮(服飾品として需要あり 風耐性○)油・肝(薬の材料)
□特徴
腕の部分が鎌になっている風属性の灰色のイタチ。
素早い動きで距離を詰めてきて鎌で切りつけたり、風魔法かまいたちを繰り出したりして攻撃してくる。
西の森に出る魔獣の中では最強クラスで、素人が遭遇すると即死もあり得る危険な魔獣。
南の森の西の森に近いエリアにも出てくる。
毛並みは普通のイタチよりも滑らかでミンクに近い品質で、貴婦人の襟巻やコートとして人気。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
食べられないこともないが、独特の癖があり硬い肉なので店に並ぶことはない。
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■鎧海老
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森の水域
入手出来る素材─水の魔石(中) 守りの魔石(中) 外殻(水耐性○) 尾扇(水耐性○)触角(強力な鞭になる)
□特徴
フォレストサイド村近辺の水域で見られる人くらいの大きさのある大型のエビで、その装甲は非常に硬く、触角を振り回して攻撃してきたり、尾扇で叩いてきたり、低級の水魔法を使ったりして水の中を泳ぐ人、または船に乗る人や水辺に近づく人を襲う。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
プリップリの身は甘く芳醇で水生の魔生物の中ではトップクラスに美味しいとされる。
春雷の銀狼はこれのエビ味噌部分も好きだが、銀色狼は苦手とする。
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■レッドスライム
魔獣ランク─C
出没エリア─西の森または南の森
入手出来る素材─火の魔石(中) 溶解の魔石(特殊な魔石 ドロップ率10%)
□特徴
赤いゲル状で丸い形をしている。
ブルースライムの上位種で、核以外の部分に触れたものは有機物だろうと無機物だろうと全てを溶かすため、経験の浅い狩人や冒険者は大抵武器を溶かされて泣き目に遭う。
銀色狼も効果的な倒し方がわかるまでは何本か剣を溶かされたが、そのうちレッドスライムは有機物よりも無機物のほうが溶かすまでに時間がかかり、何かを溶かしている間は動かなくなることに気が付き、石などを投げつけてそれをレッドスライムが溶かしている間に核を狙うことで簡単に倒せるようになった。
後にブルースライムの欠片をレッドスライムに投げつけると、ブルースライムの分解とレッドスライムの溶解とで相殺し合うのか、無機物を与えたときよりも長い間レッドスライムの動きを止めることが出来、最も簡単に倒せることを発見する。
その方法は父と兄も気付いていなかったため、二人に沢山褒めてもらえて銀色狼は嬉しかったようだ。
これの上位種でブラックスライム(Aランク)がいる。
□食材として
食用不可
苺ゼリーみたいな見た目で美味しそうだが、食べたら胃の中から溶かされて死亡すると思われる。
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■ブラックオーガホーン(略称:黒牛)
魔獣ランク─B(B以上A以下はハイクラス魔獣とされる)
出没エリア─西の森(夜のみ)または南の森
入手出来る素材─闇の魔石(中) 力の魔石(中) 亜空間魔石(別名:アイテムボックス ドロップ率0.1%以下)毛皮(高級品)角
□特徴
ワイルドホーンよりも一回り大きい、黒くて暗闇の中で赤く光る眼を持つ魔獣。
ハイクラス魔獣の中では弱いほうで、初めての射精で降り立った森でまだ初級狩人の銀色狼が薪割り斧一つで倒していたが、そのパワーやスピードは脅威でハント家以外の狩人や経験の浅い冒険者では即死もあり得る危険な魔獣。
銀色狼が空駒鳥とつがいになりたての頃、フォレストサイド南の森の魔界ゲートから300頭を超える数が現れたことがあり、フォレストサイド村に魔獣警報が発令され、ハント家の男3人で4日かけて討伐した。
極めて貴重な魔石のアイテムボックスをかなりの低確率だが持っていることがある。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
体内に持つ魔石の影響なのか、そのパワーから想像も出来ない程その肉は柔らかくて風味豊かかつジューシー。
ワイルドホーン同様に春雷の銀狼が食材の探求のため子育て中の雌から搾乳したが、
「ワイルドホーンとは比べ物にならねー程美味い乳だったが、黒牛から搾乳するのは相当しんどいし、その危険を冒してまで飲む乳とも思えねーわ。普通の牛乳で充分。」とのこと。
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■アルパインイーグル
魔獣ランク─B
出没エリア─西の森または南の森の高い場所
入手出来る素材─風の魔石(中) 速さの魔石(中) 羽根(飾り羽のみ装飾品として需要あり 銀色狼の耳飾りもこの魔獣の飾り羽で、祖父からの贈り物 風耐性○) 嘴 爪 眼球(薬の材料になる)
□特徴
高い場所を好む魔界の鷲で、フォレストサイド周辺には高い場所が少ないためレアだが、山の上にあるスイズリー村近辺では多く見られる。
800年ほど昔の魔王がいた時代にはこれの上位種でグリフォンという魔獣がいたらしいが、ここ数百年その姿を目撃した者がいないため、現在では存在しないとされていた。
※以下ネタバレ
だがその昔女神フェリシアが創造神に内緒で怪我を負ったアルパインイーグルを保護して可愛がったことがあり、その個体を手に入れたダルダンテ神が強制的にグリフォンへと進化させた上に◆の印を与え、銀色狼の前に立ちはだかった。
結局銀色狼によりそのグリフォンは使役されてデイブレイクと名付けられるが、世界唯一のグリフォンとなり繁殖相手がいないことを悩むデイブレイクの気持ちを察した銀色狼が、フェリシアの姉であるセラフィア神の力で◆の印の除去とともにアルパインイーグルへと戻してもらう運びとなった。
□食材として
食用不可
春雷の銀狼曰く、「食ったことはねーけど、ワイルドホークの上位種だし肉も卵も同様に不味いんじゃねーの?」とのこと。
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■オーガレインボートラウト
魔獣ランク─?
出没エリア─以前はフォレストサイド村の川の主だったが、後に川を登ったのかスイズリー山脈で目撃される
入手出来る素材─水の魔石(大) ヒレ(珍しい王冠の形をしている 水耐性○)魚鱗(虹色に光って綺麗 未回収素材のため推測だが水耐性○)
□特徴
人を丸呑み出来そうな大きさのレインボートラウト(ニジマスのこと)。
魔界ゲートから湧いた魔物ではなく、元は普通のレインボートラウトだったのが、魔界ゲートの瘴気に充てられて魔物化したイレギュラーで、世界で単一の個体である。
※以下ネタバレ
空駒鳥がまだジュニアスクールに通っていた頃、イクラ食べたさに村人に隠れて釣りをしたところ、オーガレインボートラウトを引き当てるが、逆に強い力で引かれて川に落ちてしまったという。
その個体が後に北上し、スイズリー山脈に流れる川で巡礼の旅をしている銀色狼達に目撃されたが、銀色狼が使役したグリフォンのデイブレイクが一撃で倒し、銀色狼が魔石と珍しい王冠形のヒレを回収したのち食べてしまったので、味の詳細は不明。
ヒレは売ればかなりの値が付くと予想されるが、二度と手に入らないと思われるため、銀色狼は売らずに大切に保管している。
□食材として
食用可 美味しさ─?
銀色狼は食べていないので推測だが、普通のレインボートラウトと同じ味だと思われる。
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■光魚
魔獣ランク─B
出没エリア─南の森の水域
入手出来る素材─光の魔石(中~大)水の魔石(中~大)魚鱗(キラキラして綺麗なため装飾用として需要がある 水耐性〇)骨(薬の材料)ヒレ(水耐性〇)
□特徴
南の森の池や泉に住む体長1メートル程の大きな魚で、夜になると池や泉の中から幻想的な美しい明かりを灯し、人を誘い水中に引き摺り込んで食う。
その光での表現は実に豊かで、光で美女の形を作り出したり、金や銀、月や星を模していたりと人が興味を引きそうな物のことが多い。
昼間は大人しく、水底でじっとしている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
太刀魚に似た柔らかく上品な白身で美味。
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■炎狐
魔獣ランク─B
出没エリア─南の森
入手出来る素材─火の魔石(中~大)力の魔石(中)毛皮(個体が息絶えると炎は消えるが火の耐性◎ 装備品として高値がつく) 油(薬の材料)
□特徴
狩人は炎狐と呼ぶが、冒険者の間ではフレイムフォックスと呼ばれている全身に炎を纏った狐の魔獣。
中級程度までの火の魔法と長い尾や牙での物理攻撃をしてくる。
カッコイイので収穫祭での仮装の題材としても男女共に人気が高い。
□食材として
食用不可
灰汁と臭みが強く食用には向かない。
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■風狼
魔獣ランク─B
出没エリア─南の森
入手出来る素材─風の魔石(中~大)速さの魔石(中)毛皮(銀色狼がマントにしている毛皮 毛並みが良く非常に軽い上物理防御力も高い 風耐性◎) 牙(銀色狼の右耳の飾りと首飾りになっているもの)
□特徴
狩人は風狼と呼ぶが、冒険者の間ではウィングウルフと呼ばれている普通の狼より一回り大きいくすんだ灰色とサックスブルーの目をした魔界の狼。
魔獣最速と言われる疾風馬には及ばないものの魔獣の中でかなりの駿足で、その素早さを生かした物理攻撃の他、中級程度までの風魔法を自在に使いこなす。
足の速さと見た目のカッコ良さから狩人の使役魔獣としてワイルドタイガーと並び人気がある。
銀色狼の祖父である星屑の銀狼も使役しており、ブラストと名付けられている。
また、収穫祭での仮装の題材としても男性人気が高い。
※以下ネタバレ
巡礼の旅編にてこれの上位種と思われるシルバーファングウルフという風と闇属性、長い牙を持つ◆の魔獣が現れるが、長く人間界を見守ってきた女神フェリシアや神使ヴィセルテもこれと同種の魔獣を把握していなかったため、シルバーファングウルフは風狼を元にダルダンテ神が魔術で編み出した特殊な進化個体だと思われる。
また創造神の臣下にフェンリルという名の狼がいることが神使ヴィセルテの口から明かされたことがあるが、銀色狼がフェリシアから授かった"フェンリルの首飾り"はその名の通りフェンリルから大量の最高級肉と引き換えに分けてもらった牙から作られている。
おそらくフェンリルはシルバーファングウルフとはまた別の進化を辿って神獣へと昇華した風狼の最終進化形態であり、その力はシルバーファングウルフを遥かに凌ぐものだと予想される。
□食材として
食用不可
灰汁と臭みが強く食用には向かない。
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■鬼熊
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 力の魔石(大) 牙 爪 胆嚢(薬の材料) 毛皮(ワイルドベアより丈夫で防御力が高く、鎧の材料しての需要が高い 春雷の銀狼の胸当てにもなっている)
□特徴
狩人は鬼熊と呼ぶが、冒険者の間ではオーガベアと呼ばれている魔獣でワイルドベアよりも一回り大きく黒く、暗闇で光る赤い目を持っている。
パワーもスタミナもワイルドベアと比較にならない程ある。
冬になると冬籠りする。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
とろけるほど柔らかく旨味豊かでワイルドベアとは比べ物にならない美味しさ。
冬以外に出回る。
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■鬼イノシシ
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 力の魔石(大) 牙 角 毛皮
□特徴
角イノシシの上位種で体が一回り大きく黒い。
角イノシシとはパワーとタフさが桁違い。
闇属性の魔法シャドウブラインドに似た目潰し技を使ってくるが、銀色狼も闇属性を持つためか食らってもあまり視覚に影響を受けることはない。
だがそうではない冒険者にとっては命取りとなる危険な技のようだ。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
角イノシシよりも更に柔らかく風味豊かな油を含んだ肉が非常に美味。
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■鋼蜘蛛
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 皮(鎧等の加工用として高値がつく) 糸(世界最強の強度を誇る糸で様々な用途に使えるため需要がとても高い 銀色狼もボウガンの弦、釣り糸の他、ハイクラス以上の魔獣を捕獲時に使うロープとしても活用している)
□特徴
全長1m程の巨大な蜘蛛で、全身光沢のある鋼色で、鋼のような硬い皮で覆われているためこの名がついた。
この皮は剣などで突き破ることは出来ないので、銀色狼達狩人は唯一脆い関節を狙って倒しいる。
この蜘蛛が作り出す糸は世界で一番強度があるうえとても細いので、糸が張られているとは知らずに猛スピードで突進してきた生き物の身体を切り裂くこともあるので、鋼蜘蛛が出そうな場所では糸に注意しながら進む必要がある。
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
魔獣はいけても虫は・・・という人が多いため店に並ぶことはないが、春雷の銀狼が試食してみて、「腹んとこはクリーミーな蟹味噌みたいな味で俺的には結構いけるんだが、蟹味噌好きな俺でも流石にこれだけの量は完食できねーわ・・・ギブ・・・!(笑)足の部分ならお前でもいけるんじゃね?」とボイルした足の部分を渡しそれを口にした銀色狼は、「あっ、少し独特な風味があるけど蟹肉みたいで美味い。」と感想を述べた。
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■オーガワスプ
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大) 針(巡礼の旅編にて空駒鳥のヴェノムクリシュマルドの代用品として活用) 毒(調合の材料)蜂の子(薬の材料)
□特徴
頭と胴体を合わせて50cm程の大きさがある超大型のスズメバチ。
強力な毒針を持っており、一度決めた標的はとことん追い回す獰猛な性格。
単体を相手するならならまだいいが、巣を刺激すると大群で襲ってくるので超危険。
収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
※以下ネタバレ
針は金属のような硬さを持っているのに透き通っており、更には中が空洞になっているので、液体の量を確認しながら体内へ送り込む、または採血する等の使い方が出来ることが空駒鳥により判明した。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★☆
鋼蜘蛛と同様に虫は客に好まれないため店には出ないが、春雷の銀狼が毒の器官を取り除いてから調理し食べてみたらしく、「素揚げにしてみたが外はカリカリ、中はほろ苦くて酒のつまみに良さそう。」とのことだった。
更にオーガワスプの蜂の子を薬の材料にしている空駒鳥に食べたことがあるのかを訊いてみたら、「蜂の子?薬の材料で余ったらおやつとして生のまま食べちゃうよ?甘くてクリーミーで美味しいの!」と笑顔で答えたので、「えっ、生で!?見た目があれなのによく食えるな!」と笑うと、「そんなの気にしてたら薬師なんてやってられないってば!」と笑い飛ばされた。
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■毒茸トカゲ
魔獣ランク─A
出没エリア─西の森の洞窟内
入手出来る素材─闇の魔石(大) 毒茸(頭と背中に生えているもので毒茸の種類はまちまち 天狗茸等は調合の材料として使用) 皮 ※毒茸トカゲのエリマキは、この部分から毒を吐き出し毒を取り除くことが困難なため利用しない)
□特徴
茸トカゲの毒茸バージョンで、普通の茸トカゲよりも獰猛な上パラメータが高く、猛毒の胞子を広範囲に撒き散らし大変危険。
特に虹色天狗茸のものは最も毒性が強く、毒耐性の無い者がまともに吸い込めば即死、毒耐性の強い銀色狼でも解毒せずに放置すれば死に至る。
またこの毒は普通の道具屋で売っている解毒薬では解毒出来ないので注意が必要だ。
(桜駒鳥、または空駒鳥製のものならきちんと虹色天狗茸に対応した解毒薬なので解毒出来る。)
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*(五つ星の更に上をいく評価)
毒の器官を取り除けば茸トカゲと同様に食用となるが、茸トカゲよりも更にキメが細かく舌触りが良い肉質で、最高級食材として高値で取引される。
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■水晶うさぎ
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─冷気の魔石(大) 速さの魔石(大) 毛皮(魔法を一切通さない為非常に高値で取引される)
□特徴
特殊なオーラにより辺りの景色を反射し、まるで透き通ったかのように見えることから水晶うさぎと呼ばれている。
魔獣最強の魔法耐性を持っており、いかなる魔法も一切通用しないので物理攻撃で倒すしかないのだが、特殊なオーラによりその姿が視認しにくい上とても素早く動き、装甲が硬くダメージが通りにくいため狩るのは大変。
銀色狼は魔法攻撃が厄介な魔獣対策としてこの魔獣の皮を売らずに盾に加工して一つ持っている。
竜巻うさぎ同様に冬以外は特有のオーラが消えて普通の野うさぎと見分けがつかなくなるため、狩人達は冬以外に野うさぎを見ると、”可愛い成りすまし野郎”(※水晶うさぎかもしれない奴の意)と呼んでいる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
竜巻うさぎを更に上質にした柔らかくジューシーで深い味わい。
冬限定。
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■マンティコア
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─火の魔石(大) 雷の魔石(大) 毛皮 獅子の鬣 蝙蝠の羽根 サソリの尾 サソリ毒(調合用)
□特徴
※準備中
□食材として
食用不可
あまり美味しくないとされる猫系の獣がベースなだけあり灰汁が強く肉も硬く食用には向かない。
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■コカトリス
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─土の魔石(大) 守りの魔石(大) 卵(中身は大変美味で食べると一定期間石化耐性がつく最高級品 殻も石化解除薬の材料になる) 石化毒(薬の材料)
□特徴
上半身は鶏で下半身は蛇の石化毒を持つ魔獣。
この石化毒は治療方法がなく、石化した部位を切り落とすしかないとされている。
※以下ネタバレ
だが空駒鳥が石化した冒険者のバスターを救うため、神秘の薬の力により石化解除薬の調合を成功させた。
ただし神秘の薬の力が発動していないときに同じように調合してもその効果は望めず、その理由は世界の創造神が人間界のバランスを保つために設定したリミッターの所為だということがセラフィア神の神使クリスティナにより判明し、現在はその問題の解決策をセラフィア神から創造神に進言してもらうことになり、その返答を待っている状態である。
上位種として金剛鳥(S+ランク魔獣)がおり、南の森最深部魔界ゲート付近に出てくる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
鶏の部分は岩鳥を更に濃厚にジューシーにした感じで、蛇の部分は繊細かつ上品な舌触りで淡白な味わい。
────────────────────────
■魔法狸
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─全属性の魔石(大 一個ずつ)速さの魔石(大)毛皮(手触りが良いだけでなく全ての属性魔法の耐性がとても高いため高値がつく 火水風土雷冷光闇◎)睾丸(薬の材料)油(薬の材料)
□特徴
全属性魔法(火水風土雷冷光闇)を自在に使いこなす魔法のスペシャリスト狸。
しかも素早いので物理攻撃も当てにくい。
銀色狼は水晶うさぎの盾で魔法を防ぎつつ隙を見て攻撃し、仕留めている。
可愛いので収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
上位種に透明狸(Sランク魔獣)がいる。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
実際に食べてみた春雷の銀狼曰く、「臭みがすげー強くて臭みを抜くのに滅茶苦茶手間暇かかる。しかもその苦労に見合う程美味くもないから、肉はブルースライムに分解させて処理してるわ俺。」とのこと。
────────────────────────
■ナイトメアシープ
魔獣ランク─A
出没エリア─羊がいる村・集落から突然発生する
入手出来る素材─闇の魔石(大)体毛 角
□特徴
非常にレアな魔獣で雷羊からの進化形態ではなく、普通の羊が魔界ゲートから漏れ出る瘴気に影響されて魔獣化したもので、恨みのある人の夢の中に入り、悪夢に変えて生気を吸い取る能力を持つ。
見た目などは進化前の羊の姿のままで、力が発動している時にだけ瞳の色が紫に変わるので、ナイトメアシープを昼間に特定することは難しい。
ナイトメアシープになりたての頃は悪夢を見せられた人がなんとなくだるいと感じる程度で済むが、ナイトメアシープが経験を積むと、一度の悪夢で対象を死に追いやり、またナイトメアシープにとって大切な者に対しても力が及んでしまうため、放置すれば村の全滅もあり得る。
早めにナイトメアシープを特定し、対処することが重要である。
※以下ネタバレ
銀色狼と空駒鳥がネーザ村で出会ったズワルトという名の羊がナイトメアシープだったが、空駒鳥の神秘の薬の力により無力化させることに成功している。
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
滅多に出ない魔獣のため食用にした例は少ないが、疾風の銀狼が一度ある村からの依頼で退治した際に村の人と共にナイトメアシープを食べたが、普通の羊と何も変わらなかったらしい。
────────────────────────
■ヘルハウンド
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─火の魔石(大)闇の魔石(大)毛皮(火耐性◎ 装備品として高値がつく)牙
□特徴
※準備中
□食材として
食用不可
ロックドッグ同様に獣臭くて食用に向かない。
────────────────────────
■ブラックスライム
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─闇の魔石(大)亜空間魔石(別名:アイテムボックス ドロップ率0.5%)
□特徴
黒いゲル状で丸い形をしており、核以外に触れると触れた部分が亜空間に飛ばされてしまうという大変洒落にならない力を持つスライム。
ただしブルーやレッドに比べて成長スピードは極めて遅く、草や石等も捕食せず、魔獣以外の生命体だけを餌として取り込み亜空間に送るので、多少放置しても害は出にくい。
そのため南の森に入れる中級以上の狩人であっても無理に相手をする必要はないが、村の近くに出た場合は村人に被害が出る怖れがあるので退治が必要となる。
ブラックスライムを退治するときは触れないように細心の注意を払う必要はあるが、攻略法はレッドより逆に簡単で、リーチの長い武器で核を狙えばいいだけだ。
(ただし核を外して欠片を飛ばせば分裂してしまうので注意!)
もし武器が取り込まれても、しばらく待てば捕食対象ではないとして吐き出されるため、決して焦って取り返そうと触れてはいけない。
アイテムボックスの魔石をたまに落とす。
□食材として
食用不可
核以外に触れると亜空間に飛ばされてしまうため触れることはおろか食べることは出来ないが、銀色狼が持っている魔獣図鑑でブラックスライムの図を見た空駒鳥が「コーヒーゼリーみたいで美味しそう!生クリームかけてスプーンで掬いたい!」と言っており、銀色狼は(可愛い・・・)とほっこりしたのだった。
────────────────────────
■ワイバーン
魔獣ランク─A
出没エリア─南の森
入手出来る素材─風の魔石(大)守りの魔石(大) 皮(強靭なため防具の素材として高値がつく 風耐性◎) 角 牙 羽根(風耐性◎)
□特徴
緑色をした飛竜で大変賢く飛行速度も速い。
銀色狼の祖父である星屑の銀狼が使役している魔獣のうちの1体で、ウインディと名付けられている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
祖父が使役している魔獣で小さい頃背に乗せて貰っりして家族同然の付き合いをした記憶があるため、銀色狼と春雷の銀狼は違う個体であっても食べようとは思わないが、最高級肉ドラゴンと似た味わいなのに手軽な価格で流通していることから、小金持ちに人気がある。
────────────────────────
■グリーンドラゴン
魔獣ランク─A+(ウルトラクラス魔獣)
出没エリア─南の森
入手出来る素材─力の魔石(大)守りの魔石(大) 皮(強靭なため防具の素材として高値がつく) 角 牙 龍鱗
□特徴
無属性のドラゴンでドラゴン種の中では一番弱いが、力・硬さ共に最上級で尾撃とブレスの威力が半端ない。
上位種にレッドドラゴン(Sランク魔獣)がいる。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
弾力があるが歯で簡単に噛み砕け、ジュワッと甘くて芳醇な肉汁が溢れ出すとても美味しい肉。
高級料理店ではフルーツソースと合わせてステーキにするのが定番。
────────────────────────
■水蛇
魔獣ランク─A+
出没エリア─南の森の水域
入手出来る素材─水の魔石(特大)風の魔石(大)速さの魔石(大) 皮(革製品の材料) 鱗(スパンコールのように煌めき美しい 水耐性●←◎の更に上の耐性という意) 羽根(透明な膜の部分を鎧や盾として加工 水耐性●)
□特徴
背中に羽根のある巨大な水蛇で、水生の魔物の中でトップクラスに強く、特に体の中に溜め込んだ水を超高速で噴射する水鉄砲の威力は絶大。
基本的には水生生物だが、肺があるため背中の羽根で空を飛んで移動することも可能で、海水、淡水、どちらにも対応できるという特性を持つ。
フォレストサイド村は海に面しておらず、手に入る魚介類は淡水性のもの、もしくは海水性のものが入ってきても鮮度の悪いものばかりなのが不満だった春雷の銀狼により使役されリップルと名付けられたが、「リップルちゃんのお陰で新鮮な海の幸を定期的に届けて貰えるようになったから、様々な魚介料理が作れるようになったわ。マジありがてぇ!」と銀色狼に語っていたそうだ。
800年ほど昔の魔王がいた時代にはこれの上位種でレヴィアタンいう水竜がいたらしいが、ここ数百年その姿を目撃した者がいないため、現在では存在しないとされている。
収穫祭での仮装の題材として女の子からの人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★
淡白で上品な味わいで柑橘類のような爽やかな香味がある。
水蛇のスープは絶品で、高級料理店のメニューにもある。
────────────────────────
■透明狸
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森深部
入手出来る素材─全属性(火水風土雷冷光闇)の魔石(大)速さの魔石(特大)透過の魔石(特殊な魔石 使うと一定時間透明になれる) 毛皮(普段は透明だが息絶えると普通の狸の毛色に戻る ハント家のリビングに飾られている 全属性魔法耐性●)
□特徴
※準備中
□食材として
食用可? 美味しさ─?
激レア魔獣のため銀色狼と春雷の銀狼は一度も出くわしたことがないが、過去に狩った経験のある疾風の銀狼曰く、「魔法狸よりも肉が臭くて強烈だった。肉を見せたサアラにも「うわ・・・すごい匂いね。これを食べれるようにするのは相当大変よ?しかも狸だから味も今ひとつだと思うの。それでも食べたい?」と鼻をつまみながら渋い顔をされたため食ったことはないが、「珍しいから臭くてもいい!」と欲しがっていた貴族がいたから売ってやった。彼はあれを食ったのだろうか?」とのこと。
────────────────────────
■コマンダーマウス
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森深部
入手出来る素材─闇の魔石(特大)従属の魔石(特殊な魔石 取り付けたものを血で従わせることが出来る)速さの魔石(特大)
□特徴
普通より一回り小さく黒いネズミで、暗闇の中で赤く光る目を持っている。
コマンダーマウス自体の戦闘力は弱いが、噛み付いた相手を従わせる危険な力を持っているためSランクとされている。
従わせた魔獣を盾にして自分の身を守るだけでなく、体が小さく非常に俊敏なことから退治難易度がとても高いため、彼等から手に入る従属の魔石は貴重なものとなっている。
この魔石を使うことで狩人達は仕事を助ける使役魔獣を作ることが出来るが、貴重な魔石のため中級以上の狩人一人につき2体(従属の魔石2個)までと制限が設けられている。
また、この魔石を一般に流通させると悪用する人間もいるであろうことから、疾風の銀狼が責任を持って管理し、自身が認めた狩人のみにしか所持を認めていない。
収穫祭での仮装の題材として意外にも人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★☆☆
体が小さくドブネズミと同じネズミというイメージからまず食べようとする者はいないが、試食した春雷の銀狼曰く、「ネズミといっても奴等魔獣を従わせるとき以外は山の中の木の実ばっか食ってる奴だし、食っても衛生的には問題ねーと思って食ってみたんだがよ。小さいし魔石と内臓取ったら食うとこあんまねーけど、臭みも無くて鶏肉みてーで割といけたぜ。もっとでかくて量が確保できりゃあ店に出せるのにな。」とのこと。
────────────────────────
■セージオウル
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森深部
入手出来る素材─鑑定の魔石(特殊魔石 触れた物を鑑定出来る) 羽根(装備すると知力上昇●)嘴 眼球(薬の材料になる)
□特徴
鑑定を得意とする魔界の白梟で瞳の色はエメラルドグリーン。
出没頻度はかなり低いレア魔獣である。
セーシオウルは単体で出ることはまずなく、別の魔獣の肩で佇みながら銀色狼達狩人の弱点を鑑定し、それを魔獣に教えるという役割を担っている。
セーシオウルから取り出した鑑定の魔石はエメラルドのように美しいため装飾品として欲しいという声も多く上がるが、手に入りにくい貴重な魔石のため、疾風の銀狼が冒険者ギルド等の鑑定が求められる施設への提供を最優先にしている。
ハント家のリビングにも一つ置いてあり、銀色狼達はこれに触れて自分のステータスを確認したりアイテムを鑑定したりしている。
□食材として
食用可 美味しさ★☆☆☆☆
春雷の銀狼曰く「食えねーこともないが、猛禽類の肉だからやっぱ不味いわ。だがあれ食ったあと鑑定の魔石で自分のステータスを確認したら、結構知力が上昇してたぜ!一日したら元のアホに戻っちまったけどな!テスト前とかに食うといいんじゃね?」とのこと。
────────────────────────
■雪鳥(ゆきどり)
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森最深部
入手出来る素材─冷気の魔石(小~特大 複数個) 羽毛(ダウンジャケットや羽毛布団の材料として非常に高値がつく 冷耐性●)
□特徴
火炎鳥の上位種で、冬になると南の森に現れる白く大きく美しい冷気属性の魔獣。
吹雪のブレスと大きな羽根からまき散らすスノーストリームの威力は絶大。
1体の撃破で沢山の冷気の魔石を入手出来る。
冷気の魔石は魔道具である冷蔵庫の材料として需要が高いため、銀色狼達は冬の間にできるだけ雪鳥から魔石を手に入れておき何時でも供給できるようにするため、毎年冬になると疾風の銀狼、春雷の銀狼、銀色狼の3人で雪鳥のコロニーへ討伐に向かう。
全部狩り尽くしてもまた次の冬になれば雪鳥達は魔界ゲートから現れる。
800年ほど昔の魔王がいた時代にはこれの上位種でフェニックスという魔獣がいたらしいが、ここ数百年その姿を目撃した者がいないため、現在では存在しないとみなし、火炎鳥の進化形態ではこの雪鳥が最終段階とされている。
収穫祭での仮装の題材として人気が高い。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
ふわっととろけるように柔らかく、噛むと口の中で芳醇な肉汁が溢れ出す、鳥系統の中でコカトリスと並び美味しいとされる肉。
冬季限定。
────────────────────────
■レッドドラゴン
魔獣ランク─S
出没エリア─南の森最深部
入手出来る素材─火の魔石(小~特大 複数個)守りの魔石(特大) 速さの魔石(特大)皮(非常に強靭なため防具の素材として高値がつく 火耐性●)角 牙 龍鱗(火耐性●)
□特徴
火属性のドラゴンで強力な炎のブレスを吐く。
またグリーンドラゴンよりも皮膚が硬くて素早い。
レッドドラゴンと出くわした経験のある春雷の銀狼曰く、「グリーンより機敏だしやべぇブレスを吐いてきやがった!しかもアホほど装甲が硬くてヤコブんとこで買った愛用の斧を駄目にされたから、リップルちゃん(使役している水蛇のこと)呼んで逃げて親父に丸投げしちまったわ。ありゃあ親父みたいにスルキラの武器職人に作ってもらった武器じゃねーと通用しねーな。」とのこと。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
グリーンドラゴンと同様にとても美味しい肉だがレッドのほうが香り高く、更に高値で取引される。
────────────────────────
■疾風馬
魔獣ランク─S+
出没エリア─南の森最深部の魔界ゲート付近
入手出来る素材─風の魔石(特大)速さの魔石(小~特大 複数個)毛皮 鬣と尾(最高級な魔道具の材料)
□特徴
世界最速と言われる駿足を持つ魔獣で疾風の銀狼が使役している魔獣のうちの1体。
使役している疾風馬の色は白(白以外にも芦毛や栗毛もいるらしい)で、名前はアウラ。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
魔界ゲートに最も近い辺りでしか見られない希少な魔獣のため食用とした例は少ないが、銀色狼がまだジュニアスクールに通っていた頃、疾風の銀狼が狩って持ち帰ったものをハント家の皆で食べたことがあり、「普通の馬肉同様に柔らかくあっさりとしているが、もっと旨味が強く爽やかな香味があって大変美味だった。いつか自分で狩る機会があったらリーネにも食わせてやりたい。」と銀色狼が感想を述べている。
────────────────────────
■亀王
魔獣ランク─S+
出没エリア─フォレストサイドの水域
入手出来る素材─水の魔石(小~特大 複数個)守りの魔石(小~特大 複数個)甲羅(最高強度故に加工は出来ないが甲羅そのままの見た目さえ気にしなければ最強の盾 水耐性◉←●の更に上という意)卵(食用 食べると一定期間水耐性が上昇)
□特徴
紺碧の最強高度を誇る甲羅を持つ亀で、強力な水魔法を放ってくる。
亀といえば陸地では歩行が遅いイメージだが、亀王は陸地であっても水魔法で全身を保護することで早く動くことが出来る。
ウルトラクラス魔獣といえば大きいのが多い中、亀王は全長1.5mと小さいため亀王を知らない者は侮りがちだが、その強さはまさにウルトラクラス。
魔法で大津波を生み出し村を水没させることも可能である。
レヴィアタンがいない今、水生生物最強と言われている。
ハント家の物置にはいざというときに村人が身を守れるようにと亀王の甲羅で作られた盾が保管されている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
空駒鳥がハント家で同居するようになったあとに疾風の銀狼が狩ってきて家族皆で食べたことがあるが、淡白かつ旨味の濃い甘い香りのある肉で、大変美味だった。
非常に人気のある肉のため手に入ったら売ってくれと商人から常に予約が入っており、家族で食べきれなかった肉は店に並ぶことなく商人達の元に渡ってしまった。
卵は産卵期になると南の森の魔界ゲート近くの湖に産卵するので、比較的簡単に採取することができる。(ただし母亀に襲われる可能性あり!)
卵はピンポン玉のように丸いが、中身は少し独特で、白身は加熱しても固まらないため黄身だけを食べる。
黄身の味は鶏のものに近く、より濃厚にした感じ。
完全に火を通すよりも半熟が美味しい。
────────────────────────
■金剛鳥
魔獣ランク─S+
出没エリア─南の森最深部の魔界ゲート付近
入手出来る素材─土の魔石(小~特大 複数個)光の魔石(小~特大 複数個)守りの魔石(小~特大 複数個)ダイヤの羽根(超高値 土耐性◉)卵(食用 食べると一定期間土耐性が上昇)
□特徴
世界一美しく亀王と並び装甲が硬いとされている魔獣で、ダイヤモンドの羽根と土属性の魔法を駆使して魔界ゲートに近づく者に襲い来る。
疾風の銀狼が使役している魔獣のうちの1体で、名前はアダマスという。
岩鳥の進化形態ではこの金剛鳥が最終段階とされている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
銀色狼が小さい頃に疾風の銀狼が狩ってきてハント家の皆で食べたことがあるが、プリップリジューシーな旨味あふれる肉でとても美味しかったらしい。
亀王同様に大変人気のある肉で、手に入ったら売ってくれと商人から常に予約が入っており、家族で食べきれなかった肉は店に並ぶことなく商人達の元に渡ってしまった。
銀色狼が空駒鳥にいつか自分で狩ったものを食べさせたいと思う肉の一つ。
金剛鳥は大抵魔界ゲート付近に巣を作るので、産卵期に巣を見つけ卵を採取することが可能。
その味はコカトリスの卵を更に香り高く甘くしたような味わいで、とても美味しい。
────────────────────────
■ブラックドラゴン
魔獣ランク─S+
出没エリア─南の森最深部の魔界ゲート付近
入手出来る素材─光以外全属性の魔石(小~特大)亜空間魔石(別名:アイテムボックス ドロップ率100%)皮(非常に強靭で光以外全ての魔法耐性も高いため人間界で手に入る防具の素材最強 光以外全属性耐性◉)角 牙 龍鱗(光以外全属性耐性◉)
□特徴
黒い鱗を持つドラゴンの最終進化形態とされる存在で、人間界の偵察のため30年に一度現れると言われている。
光以外すべての魔法を自在に使いこなし、物理防御力も亀王、金剛鳥に並ぶほど高く、その巨体からは想像もできない程素早い。
特に口から放つブレスは強力で、食らったものは跡形もなく消し飛ぶと言われている。
30年に一度しか現れないため春雷の銀狼と銀色狼はまだ出くわしたことがないが、疾風の銀狼が20歳の時に一度倒している。
歴代ハント家の中もでブラックドラゴン退治を任せられるほどの実力者はそうおらず、彼が誕生する前は神使ヴィセルテが対応していた。
次のブラックドラゴンは10年後に現れ、銀色狼が倒すであろうと神使ヴィセルテにより予言されている。
□食材として
食用可 美味しさ★★★★★*
疾風の銀狼が20歳の頃に現れそれを狩ったが、その時春雷の銀狼は産まれてばかりで銀色狼も誕生していなかったため、二人はまだ食べたことがない。
母である宵の菫の話では、その時のブラックドラゴンによりフォレストサイド村で人死はなかったものの、建物等に被害が出たらしく、疾風の銀狼が「自分がもっと早く倒せていればこんなことにはならなかった」と言って肉を売らずに皆に振舞ったそうだ。
(勿論村人は疾風の銀狼の所為ではない、あんなに危険な魔獣を倒してくれてありがとうと感謝していたが、疾風の銀狼が振る舞うと言って訊かなかったため、宵の菫が調理し皆に提供した。)
その時にブラックドラゴンの肉を食べた村人の話では、生きてて良かったと思い涙するほどに美味しい肉だったらしい。
────────────────────────
ひとまず現在設定のある魔獣・魔物(◆の魔獣を除く)のざっとした設定を出してみました。
まだ魔獣の特性について説明が準備中のものもありますので、少しずつ暇を見て更新できればと思います。
また、物語の進行上必要な魔獣・魔物があれば新しく加えるかもしれません。
よろしくお願いします。
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