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二章 私の大事なモノとの出会い
卵の中身は何だろう?
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私の家に卵が来て一週間がたった朝の出来事だ。
「ん?何か少し光ってる?、、、学園に持って行ってコンくんに見てもらおう」
私は学園に卵を持って行った。
「コンくん、卵が光ってきたみたいなんだけど、どうかな?」
「あー、これは今日中に生まれるね。オレの卵達もそうみたいだから持ってきたんだ」
「あ、本当だ。コンくんの卵も光ってる。卵によって光の強さも違うのか」
「ああ、そうだよ」
「あ、あのー、コンくんっていますか?」
声の方を見るとマナカくんが居る。
光っている大きな卵を持って。
「ここだよ、マナカくん」
「あ、コンくん!あの!卵が、」
「見れば分かるよ。もう少しで生まれそうなんだろ?」
「そうなんだ!どうすれば、」
「落ち着いて、大丈夫だから」
「う、うん。ごめん」
「卵にヒビが入っても出てくるまで一時間くらいかかるから、その時にまた見せに来てくれるか?」
「分かった、ありがとう。また来るね」
「卵はここに置いてても大丈夫だよ」
マナカくんは吟遊科に卵を置いて教室に戻った。
なので、休み時間のたびに吟遊科に顔を見せにくる。
吟遊科のみんなも気になっているので卵に触ったりしていた。
そして、昼休み。
“ビシビシ”
「コンくん、マナカくん、みんなの卵が一斉にヒビが入ってきたよ」
「え!一斉に?凄いな、普通は兄弟の卵でもバラバラに生まれてくるのに」
「そうなんだ。知らなかった」
「マナカくん、先生にモンスターの卵が生まれそうだから午後の授業を休みたいって言ってきなよ」
「え?そんな事言って怒られないかな?」
「大丈夫だよ。モンスターが卵から生まれる所を見られるのは凄い珍しい事だから許可してくれるよ。むしろ先生達が授業を自習にして見に来るかもな」
コンくんの言った事が当たった。
午後の授業はほとんど自習になった。
ほとんどの先生が吟遊科に集まって卵を見ている。
ちなみに吟遊科は、卵から生まれてくる子を見よう!っていう授業になった。(吟遊科の先生も吟遊科のみんなと同類で楽しい先生なのだ)
「もう少しで生まれるな。オレの卵2つが先みたいだ」
「どんな子だろうね?」
コンくんの卵からもう少しで生まれそうだ。
1つ目の卵がいきなり真っ二つに割れた。
「クゥン、すぴすぴ、わふ」
「ワンコ?」
「いや、違う。この子の毛の色、白く見えるけど銀色だ。空狼だよ」
「「空狼!」」
空狼は銀色の毛をしていて空を駆ける(羽が無いのに空中に浮く)事が出来る幻のモンスターだ。
そうしていると、もう1つの卵が割れた。
「もす、もふ」
「何?この子はねず、いや、モグラ?」
「もすって鳴いてたね」
「うわー、、、。海モグラだよ。足がヒレになってるだろ?」
「あー、、、本当だ」
「凄いじゃないか、コンくん!どちらも幻のモンスターじゃないか!」
少し疲れているコンくんとテンションが高いマナカくんが話していると、今度はマナカくんの大きな卵が割れた。
「ピギ~、ぴ、ぴよ」
「鳴き声はヒヨコみたいだけど、、、」
「そうだね、セイカちゃん。どう見てもキメラだよな」
「え、キメラってあの、幻レアのキメラ?」
「うん、そのキメラ」
マナカくんが驚いて固まった。
キメラはマナカくんが主人だと分かっているのか、マナカくんの足にすり寄る。
キメラの見た目は、顔が熊で胴体が多分獅子で背中に鳥の羽根が生えていて尾っぽは牛みたいな見た目だけど先が針みたいに固く尖っている。
私の卵ももう少しで割れそうだ。
「あ、割れた」
「みぃ~、ミャ~」
「ねこ?いや、違うか。猫と鳥のダブルだね」
「私の子が可愛くて良かったよ」
ダブルっていうのは、二匹の違う種類のモンスターが混ざったモンスターでレアではあるけど、二人のモンスター達ほどでは無い。
探せば金持ちの人がペットにしている事もあるくらいのレアだ。
私のモンスターの見た目は、顔と前足が猫で背中と後ろ足が鳥で尻尾は猫みたいにしなやかで長いモノに鳥の長い羽がついている。
全体的に水色をしている。
「よろしくね?」
「みぃ」
「返事してるみたいだね」
「二人共、モンスターに名前を付けてあげなよ」
「コンくんは決まってるのか?」
「まぁな。マナカくんは?」
「うーん、もう少しで思いつきそうなんだけど、、」
「名前か、、、」
私とマナカくんは名前を決めるのに悩む。
けど、先にマナカくんは思いついたみたいだ。
(名前か、、、水色だな、、、そうだ!)
「私も決まったよ」
「なら、生まれた順に言おうか。まず、オレからだな」
「コンくんの次は僕か」
「私が最後だね」
「まずは、空狼の名前からな。こいつの名前は、、、、」
私達は今日、生まれた自分のモンスターに名前を付けた。
「ん?何か少し光ってる?、、、学園に持って行ってコンくんに見てもらおう」
私は学園に卵を持って行った。
「コンくん、卵が光ってきたみたいなんだけど、どうかな?」
「あー、これは今日中に生まれるね。オレの卵達もそうみたいだから持ってきたんだ」
「あ、本当だ。コンくんの卵も光ってる。卵によって光の強さも違うのか」
「ああ、そうだよ」
「あ、あのー、コンくんっていますか?」
声の方を見るとマナカくんが居る。
光っている大きな卵を持って。
「ここだよ、マナカくん」
「あ、コンくん!あの!卵が、」
「見れば分かるよ。もう少しで生まれそうなんだろ?」
「そうなんだ!どうすれば、」
「落ち着いて、大丈夫だから」
「う、うん。ごめん」
「卵にヒビが入っても出てくるまで一時間くらいかかるから、その時にまた見せに来てくれるか?」
「分かった、ありがとう。また来るね」
「卵はここに置いてても大丈夫だよ」
マナカくんは吟遊科に卵を置いて教室に戻った。
なので、休み時間のたびに吟遊科に顔を見せにくる。
吟遊科のみんなも気になっているので卵に触ったりしていた。
そして、昼休み。
“ビシビシ”
「コンくん、マナカくん、みんなの卵が一斉にヒビが入ってきたよ」
「え!一斉に?凄いな、普通は兄弟の卵でもバラバラに生まれてくるのに」
「そうなんだ。知らなかった」
「マナカくん、先生にモンスターの卵が生まれそうだから午後の授業を休みたいって言ってきなよ」
「え?そんな事言って怒られないかな?」
「大丈夫だよ。モンスターが卵から生まれる所を見られるのは凄い珍しい事だから許可してくれるよ。むしろ先生達が授業を自習にして見に来るかもな」
コンくんの言った事が当たった。
午後の授業はほとんど自習になった。
ほとんどの先生が吟遊科に集まって卵を見ている。
ちなみに吟遊科は、卵から生まれてくる子を見よう!っていう授業になった。(吟遊科の先生も吟遊科のみんなと同類で楽しい先生なのだ)
「もう少しで生まれるな。オレの卵2つが先みたいだ」
「どんな子だろうね?」
コンくんの卵からもう少しで生まれそうだ。
1つ目の卵がいきなり真っ二つに割れた。
「クゥン、すぴすぴ、わふ」
「ワンコ?」
「いや、違う。この子の毛の色、白く見えるけど銀色だ。空狼だよ」
「「空狼!」」
空狼は銀色の毛をしていて空を駆ける(羽が無いのに空中に浮く)事が出来る幻のモンスターだ。
そうしていると、もう1つの卵が割れた。
「もす、もふ」
「何?この子はねず、いや、モグラ?」
「もすって鳴いてたね」
「うわー、、、。海モグラだよ。足がヒレになってるだろ?」
「あー、、、本当だ」
「凄いじゃないか、コンくん!どちらも幻のモンスターじゃないか!」
少し疲れているコンくんとテンションが高いマナカくんが話していると、今度はマナカくんの大きな卵が割れた。
「ピギ~、ぴ、ぴよ」
「鳴き声はヒヨコみたいだけど、、、」
「そうだね、セイカちゃん。どう見てもキメラだよな」
「え、キメラってあの、幻レアのキメラ?」
「うん、そのキメラ」
マナカくんが驚いて固まった。
キメラはマナカくんが主人だと分かっているのか、マナカくんの足にすり寄る。
キメラの見た目は、顔が熊で胴体が多分獅子で背中に鳥の羽根が生えていて尾っぽは牛みたいな見た目だけど先が針みたいに固く尖っている。
私の卵ももう少しで割れそうだ。
「あ、割れた」
「みぃ~、ミャ~」
「ねこ?いや、違うか。猫と鳥のダブルだね」
「私の子が可愛くて良かったよ」
ダブルっていうのは、二匹の違う種類のモンスターが混ざったモンスターでレアではあるけど、二人のモンスター達ほどでは無い。
探せば金持ちの人がペットにしている事もあるくらいのレアだ。
私のモンスターの見た目は、顔と前足が猫で背中と後ろ足が鳥で尻尾は猫みたいにしなやかで長いモノに鳥の長い羽がついている。
全体的に水色をしている。
「よろしくね?」
「みぃ」
「返事してるみたいだね」
「二人共、モンスターに名前を付けてあげなよ」
「コンくんは決まってるのか?」
「まぁな。マナカくんは?」
「うーん、もう少しで思いつきそうなんだけど、、」
「名前か、、、」
私とマナカくんは名前を決めるのに悩む。
けど、先にマナカくんは思いついたみたいだ。
(名前か、、、水色だな、、、そうだ!)
「私も決まったよ」
「なら、生まれた順に言おうか。まず、オレからだな」
「コンくんの次は僕か」
「私が最後だね」
「まずは、空狼の名前からな。こいつの名前は、、、、」
私達は今日、生まれた自分のモンスターに名前を付けた。
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