涙袋 PART2 ~現代居酒屋千夜一夜物語~

与四季団地

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「哀・戦士」編

   第321夜・『クリスマス明けて…』

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☆・・・遅番を終えて帰宅する。

 何故だか、私の部屋にはいつも、休日になると姪っ子(15歳)がいる。

 もう、1,2年、そんな生活だ。

 別に、姪の家庭に不和があるわけではない。

 休日は、祖父母の家に行くと言う考え方なのだろう(親父は逝ったが・・・)。

 そして、その家には、長男の私がいるというわけだ。

 でも、今夜は、クリスマス・イブなので、家族でケーキでも食べに帰宅しているだろうと思いつつ、午前3時半に部屋に戻ると、ちゃんと寝ていやがった^^;

 やはり、世間的にイブで賑わっているときに、コンビニでインスタントの日本ソバを買って、家で一人で啜るのは寂しいものである。

 故に、寝ているとは言え、ティーンエイジャーの娘っ子が部屋にいるというものは、いいものである^^

   ◇

 姪っ子は、それはもう、なかなかの美女子中学生である。

 ナイスバディなので、連れて歩くと、すれ違う男は必ず「二度見」する。

 映画館に入ろうとすると、生徒手帳を見せることを要求されるほどの完成度だ。

 しかし、私は、10年ほど前は女子高生に魅かれたが、

 5年前から、女子中学生、

 3年前から、女子小学生、

 1年ほど前から、幼女、

 最近では、赤ちゃんが好きなので、

 女子中学生の、しかも大人顔の姪は、もはや「おばさん」レベルなので、例え、一緒の部屋にいようと興味がないのである。

 ただ、世の中は、輪廻転生!!!(⇦ん?)

 おそらく、私的には、私の中の「赤ちゃん」ブームの後には、私の中だけで「美熟女」ブームが来ると睨んでいる。

   ◇

 ただ、私は、この姪に感謝していることがある。

 一年前に、とあるカルト組織の陰謀で、私は職を追われたことがある。

 その時、深刻に落ち込む私に、姪が、「また、仕事は、すぐ見つかるっしょ^^」と言ってくれたのだ。

 その気軽な物言いが、私にはとても助かったのだ。

 深刻な問題と思っていたことが、その一言で、それ程のことじゃあないと、好転の思いにさせられたのだ。

 あの時は、肩の荷が下りて、嬉しかったなあ^^;

   ◇

   
     
     幼い頃の姪っ子

 でも、姪にはクリスマスプレゼントはやらない!

 いつも月に映画を何本も見せてやっているからだ・・・^^;

                                     (2009/12/26)
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