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第3章・風雲竜虎編
第228夜・『現場は橋本ッ!』
しおりを挟むお店を始めてから、ポスティングのバイトは、月に二回にしている。
ここでの私の働きは非常にいいので、とても待遇がいいということは、いつも書いている。
だが、月二回しか働かなくなっていて、それでも社内最高日給なので、同僚には、やや顰蹙の気配がある。
私は面倒くさいので、無表情でやり過ごすのだが。
しかし、同僚がポスティングチラシのメンバー間での配分を考えているのだが、最近、私の分が異常に多かった。
昨日は、3000件超だった。
一種の「嫌がらせ」だろう。
一枚だけのチラシを配る場合は「単チラ」と言って楽なのだが、この日は、三つの会社のチラシを配るという3併配(3000×3)であった。
・・・こりゃ、終わらんわ・・・、と思った。
しかし、早く終わらせなくちゃ、店が早くに開けない・・・(ポスティングバイトの日は、あらかじめ遅い開店時間と店先に表示してある)。
私は、気持ちを、根本から「絶対に終わらせる精神」モードに切り替えた。
知り合いたちには「メールはすぐに返せない」と送り、ラジオ番組の「ゴゴモンズ」への投稿もやめ、
彼女が、橋本のモールでバイトしているのだが、休憩時間に会うなんて余裕もなく、
橋本3・4・5・7・8丁目を、一秒たりとも休まず、9時間 小走りで作業をし続けた。
私 基本は、肩掛けバッグにチラシ一丁目分を詰め込み、作業をするのだが、いつもよりも重くて、重みが右の鎖骨にズシッと掛かる。
いつか鎖骨を骨折するんじゃなかろうかとドキドキしながらやっている。
鎖骨から 肩掛けベルトを首にズラすと、窒息しそうになる。
だけども、バッグを腹のほうに回すと、なんか太り過ぎの人が歩くかのようなふんぞり返った歩き方になって、遅くなってしまいます^^;
やっぱ、鎖骨掛けが早いのだ。
汗もダクダクで、真冬なのに、私、Tシャツになりました・・・。
雪もチラホラ振ったけど、走りまくって、体を温めましたよ。
しかも、ラジオ番組の「MONAKA」内・午後一占いのコーナーで、「ワーストはさそり座。特に仕事運が悪い」と言われ、
私は、「運命を変える」つもりで頑張りまして、見事に終わらせました!!!
橋下7丁目に、こんなのがありました。
・・・私、「女学院」って言葉を見るだけで、シャッターを切らずにはいられませんでした^^;
・・・(2014/01/21)
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