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第3章・風雲竜虎編
第296夜・『理想の上司像に悩む私(後編:人事を尽くして天命を…)』
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(前回の途中からの続き^^;)
・常識の異なる異国の妻をもつ男。
・有能で可愛いが、作業中にフラフラする十代の娘。
・バイト気分で、一週間に一遍、必ず休む十代の男。
・派遣仕事が身について、三ヶ月で仕事を辞める癖がついていて、次の仕事の話ばかりする五十代の男の方。
・鳴り物入りで入ってきて、私の右腕になる男とされていたが、
すぐに社員としての素養のないことが判明した五十後半の男の方。
・どうやら、頭の病気の人(解雇に至った)。
・他の人の二時間分の量の仕事を、一生懸命に一日かけてする人。
・エンゲルバーグみたいな人。
・時間がなく、何か頼むと、その前に議論せずにはいられない四十代。
・ガムを噛む人(職場によってはいいのだろうが)。
・一度も来ない人。
# # # #
▼私は、かつて、PHP文庫などの、「歴史上の人物に学ぶリーダー像」なんてのはバカにしていたものだが、段々と、それを読む会社員の気持ちが分かってきた。
悪名高き参謀・辻政信は、自分の優秀さが、努力や状況次第で他の兵卒達にも備わると言う「性善説」に立ったから、失敗したとされているのだろう。
『坂の上の雲』などを読むと、特に、日露戦争時の陸軍の状況を鑑みると、司馬遼太郎は、とにかく日本陸軍の人員や兵器や弾薬の不備を繰り返し強調する。
それが、作品に妙なサスペンス要素を醸していた。
・・・しかし、どうにかして勝った。
それは、日本人の「性善」がかろうじて効果を発揮できる時代であった。
だが、その後、日本のささやかなる正義は、世界の悪徳に踏み潰されるに至る歴史が始まった。
井沢元彦は、旧日本軍の悪弊には「員数合わせの愚」があると言った。
日露戦争時の、多国間戦争ビギナーズラックを、日本のリーダー達が「我々は世界に問題なく通用する」と慢心してしまった結果、体裁さえ整えれば、後は、「日本人に本来備えられた精神」が勝利に導いてくれると信じこんでしまったわけだ。
私の職場も、人員及びスキルと足りない。
どうにか、頭数は集めてあるが、それでは全く敵(作業量)に打ち克てない。
みんながみんな、有能ではない。
オールマイティーなタイプも一部いるし、一芸に秀でた奴もちょっといる。
・・・無能者もいる。
それぞれの特性を把握し、とにかく人を回し続けなくてはならない。
最終的には、小刻みなヤリクリである。
正に、【人事を尽くして天命を待つ】しかないのである。
ここで言う「人事」とは、
1・人間(個人)として為しうる事柄
2・企業・団体・組織などにおける個人の処遇などの決定
二種類の意味がある。
・・・(2007/05/12)
・常識の異なる異国の妻をもつ男。
・有能で可愛いが、作業中にフラフラする十代の娘。
・バイト気分で、一週間に一遍、必ず休む十代の男。
・派遣仕事が身について、三ヶ月で仕事を辞める癖がついていて、次の仕事の話ばかりする五十代の男の方。
・鳴り物入りで入ってきて、私の右腕になる男とされていたが、
すぐに社員としての素養のないことが判明した五十後半の男の方。
・どうやら、頭の病気の人(解雇に至った)。
・他の人の二時間分の量の仕事を、一生懸命に一日かけてする人。
・エンゲルバーグみたいな人。
・時間がなく、何か頼むと、その前に議論せずにはいられない四十代。
・ガムを噛む人(職場によってはいいのだろうが)。
・一度も来ない人。
# # # #
▼私は、かつて、PHP文庫などの、「歴史上の人物に学ぶリーダー像」なんてのはバカにしていたものだが、段々と、それを読む会社員の気持ちが分かってきた。
悪名高き参謀・辻政信は、自分の優秀さが、努力や状況次第で他の兵卒達にも備わると言う「性善説」に立ったから、失敗したとされているのだろう。
『坂の上の雲』などを読むと、特に、日露戦争時の陸軍の状況を鑑みると、司馬遼太郎は、とにかく日本陸軍の人員や兵器や弾薬の不備を繰り返し強調する。
それが、作品に妙なサスペンス要素を醸していた。
・・・しかし、どうにかして勝った。
それは、日本人の「性善」がかろうじて効果を発揮できる時代であった。
だが、その後、日本のささやかなる正義は、世界の悪徳に踏み潰されるに至る歴史が始まった。
井沢元彦は、旧日本軍の悪弊には「員数合わせの愚」があると言った。
日露戦争時の、多国間戦争ビギナーズラックを、日本のリーダー達が「我々は世界に問題なく通用する」と慢心してしまった結果、体裁さえ整えれば、後は、「日本人に本来備えられた精神」が勝利に導いてくれると信じこんでしまったわけだ。
私の職場も、人員及びスキルと足りない。
どうにか、頭数は集めてあるが、それでは全く敵(作業量)に打ち克てない。
みんながみんな、有能ではない。
オールマイティーなタイプも一部いるし、一芸に秀でた奴もちょっといる。
・・・無能者もいる。
それぞれの特性を把握し、とにかく人を回し続けなくてはならない。
最終的には、小刻みなヤリクリである。
正に、【人事を尽くして天命を待つ】しかないのである。
ここで言う「人事」とは、
1・人間(個人)として為しうる事柄
2・企業・団体・組織などにおける個人の処遇などの決定
二種類の意味がある。
・・・(2007/05/12)
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