サバイバー最弱の俺はハズレスキル『フェイカー』で天使な彼女とSランクを目指す

海翔

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学校ではロンリーサバイバー

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翌朝になり俺はいつものように学園へ登校した。
実は俺の学園は生徒全員がサバイバーだ。
日本全国に点在しているサバイバー専門校の一つで、サバイバーとしての成長を主眼として運営されている学校だ。
中学生以前にサバイバーとして能力が発現した者が集められている。
ちなみに俺の在籍するクラスは一年三組だが、残念ながら特段仲の良いクラスメイトはいない。
入学してから一ヶ月程は、クラスメイト同士でお試しパーティを組んでモンスターの討伐に励んだが、俺が攻撃手段を持たない事が分かると、自然と誰も誘ってくれなくなってしまった。
その為、俺は、中学の時と同じ様に外部の初級パーティに入れてもらっていたのだ。
サバイバーとして援助を受けての進学だったので、この学校はもともと住んでいた場所からはかなり離れた場所にある。
恐らく、モンスターの被害が多いエリアに振り分けられているのだと思うが、中学からの知り合いは一人もおらず、サバイバーとしての実績も全く伸びなかったので、学校が始まってから既に半年が経過しているが未だに友達がいない。
正直少し寂しい気もするが、今までサバイバーとして生活していく事に必死で、友達を作ろうという心の余裕も無かったので止む終えない事だろう。
学園の授業はそれなりに為にはなっているが、これも生活に追われて、勉強にそこまで力が入っていないせいで成績は中の下ぐらいだ。
半年を経て学園ではボッチと化していたが、サバイバーとして段々ステップアップして来た事を実感している俺の機嫌は最近ずっと良い。
「昨日はゴブリン倒したんだよね~。最新メンバーが増えたおかげで楽勝だったよ」
「え~っ。さすが~新城君かっこよすぎでしょ~」
「いや~それほどでもあるけど」
この新城というクラスメイトもサバイバーだが、パーティでゴブリンを倒したという事は俺同様に最下層ランクのサバイバーだと思われるが、ルックスが良いようでやたらと女の子達にモテている。
「いや俺だって昨日、コボルト倒したぜ!」
「本田君もやるね~」
「まあな、余裕だったぜ」
コボルトはゴブリン程頻出するわけでは無いがゴブリンと同じGランクのモンスターなので、本田も同じく最低ランクGランクのサバイバーなのだろう。
俺の限られた経験で言うと低ランクのサバイバー程偉そうに自慢している気がする。
日々何処かで倒されているはずの高ランクのモンスターを倒したと言うサバイバーの自慢話はあまり聞こえて来ない。
自慢したい気持ちも分からなくは無いが、そういうのは俺の感覚だとかっこ悪いと感じてしまう。
今日も俺は事務的な事以外は誰とも喋らずに学校での一日を過ごしたが、今日こそ端末に呼び出しがかかると良いな~
その日の夜、カップラーメンを食べ終わってゆっくりしていた所、久々に端末が鳴りモンスターの位置情報を受け取る事が出来た。
いよいよだ。
俺は自転車をかっ飛ばして現場へと急行する。
はやる気持ちを抑えながら全速力で自転車を漕ぐが、なかなか目的地につかない。それでも目一杯漕いでいるとようやく目的地に着く事が出来たので、早速自転車を降りて、臨戦態勢を整えてから対象へ向かう。
「グギャギャギャ」
いつもの不快なゴブリンの声が聞こえてくるが、気にせずにさらに進むと醜悪なモンスターであるゴブリンの姿が見えてきた。
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