39 / 179
第二章 初学院編
38
しおりを挟む
「失礼ながらアルベルト殿下、少しばかり事実と違うようですがどなたからお聞きになったのでしょうか?」
俺がそう聞くと、アルベルト殿下はニヤッと笑った。あ、なんかとなく嫌な予感がする………。
「調べた情報を俺が解釈した結果だが、何か違ったか?」
はーーーーー。あなたの解釈が間違っていた、それでいてあなたがすべての元凶だったのですね。まったく、何をどう解釈したらそうなるのだろうか?
「だいぶ異なりますね。騎士団長様は剣士の才能のない私に時間をかける必要はないと正当に判断され、私に足りない要素である体力強化を命じました。また、私は少々場を(物理的に)凍らせてしまいましたが、魔導士団団長様を氷漬けにしかけたわけではありませんよ。」
俺がそう貴族スマイルで言うと、アルベルト殿下は肩をすくめた。
「まあまあ、そう怒るな。俺はただ、脆弱だと噂のアースに少し箔をつけてやろうと思っただけだ。逆に感謝してほしいくらいだな?」
アルベルト殿下がそういうと大体の人が頭を抱えていた。きっと、こういうことを狙って何回もやってきたのだろう。うん、俺はわかったよ。キルの方が何十倍も素敵な人だ。この方はいい人なんだろうけど、色々な意味で恐ろしい。とりあえず、お礼を言っておこう。
「………ありがとうございました。」
「それは光栄だな。………ところで、俺に何か聞きたいことがあると思ったが違うか?」
え? まさか、国王様の話を聞きたいと思っていたことだろうか? いや、そんなはずはない。思っていただけで、まだ口に出したことはないのだから。これはきっとあれだ、鎌をかけられているに違いない。
「いえ、特にありませんがなぜでしょうか?」
俺がそういうと、アルベルト殿下は面白そうに前のめりになって笑った。あ、これは気付かれているかもしれない。本当にこの人はただものではない。
「ほぉーー。じゃあ、こちらからも条件を付けようか。今俺に聞けば、お前が考えているであろう失礼なことについて不問にする。これでもまだ話さないか?」
あ………、まじで気付かれてるみたいだ。失礼なことには………心当たりがある。アルフォンスさんやキルの口から、父親である国王陛下のお名前が登場していない。アルベルト殿下がキルのことを大切にしていることは伝わってくるけど、国王陛下は未知だ。だから俺は、陛下のことを息子に対して何もしない薄情な父親かそれとも、何もすることができないポンコツだと思っていた。これについても誰にも言ったことがないのに、どうしてわかったのだろうか? もしかして、変な無属性魔法でも所持しているのだろうか?
「………では、アルフォンスさんと少々お話を」
「アルフォンスと俺なら、構わないぞ?」
「僕のかわいいアース! 僕はダメなのかい!?」
マクウェル兄上………。今日は穏やかだと思ったけど、そうではなかったらしい。まあ、兄上がいても大丈夫か………。すると、キルが不安げな表情を浮かべて俺の肩を掴んだ。
「アース、何かあるのか………?」
「えーと、キル。少し確認したいことがあるだけなんだ。決して、キルに話せないとかそういうのではないから安心してほしい。あとでみんなにも話すから、少し席を外してもいいかな?」
「………わかった。」
キルはそういうと、掴んでいた手を離した。危うく頭をなでそうになってしまったけど、すんでのところで思いとどまった。危ない………今度お願いしたらさせてくれるだろうか?
「では早速行こうか!」
アルベルト殿下はそういうと、俺とアルフォンスさんを掴んでもう一つの個室の方へと引っ張っていった。黄金の世代の呼ばれる人の腕力にかなうはずもなく、俺はなすがまま引きずられていった。マクウェル兄上は俺の空いている手を取って、楽しそうに歩いていた。
――
「アースが聞きたいことというのは、父上のことだろう?」
本当にばれていたのか………。アルベルト殿下の特殊能力か、それともとんでもなく頭がいいのかはわからないが、深入りすると面倒ごとになりそうなので今はやめておこう。
「はい、その通りです。アルフォンスさんからお話を聞いたときアルベルト殿下のお話は聞きましたが、国王陛下のお話は話題に上がりませんでした。キルからも特に何も言われなかったので、気になっていました。」
「アースごめんね、その当時は少し事情があったんだ。当時のキルベルト殿下は自責の念から陛下についての話題を特に避けておられました。また、陛下の方も少々事情がありそれが重なり話題にあげることができなかったんだ。」
アルフォンスさんはまるで核心を避けるかのように、言葉を選びながら話してくれた。お互いに事情があったのか。キルの方はなんとなくわかるけど、陛下の方はどのような事情があったのだろうか? キルのことを極端に毛嫌いしているとか、そういう悲しい事情でなければいいけど………。
俺がそう考えていると、アルベルト殿下がふっと笑った。
「まあそんな深刻そうな表情をするな。話は単純だ。ただ父上が親ばかで、キルとのかかわり方がわからなかった、それだけだ。」
ん? 親ばかでキルとのかかわり方がわからなかった? 言葉の意味は分かるけど、どうしてそうなったのだろうか………。
俺が首をかしげていると、アルフォンスさんが代わりに教えてくれた。
どうやら国王陛下は、自分の子供を溺愛しすぎてどう接していいかわからない相当な親ばからしい。それに加えて、キルのあの不名誉な呼び方が陰でささやかれキル自身も身内や人と距離をとるようになってしまい、それも相まって二人の間には大きな溝ができたというわけらしい。
………要は、もっと父親らしくしっかりしてくれ、国王陛下というわけらしい。
「父上はあれだ、国王としては非常に優秀な方だ。だけど、方や親となると少しばかり残念になるようだ。でも安心してくれ。キルのネックレスは父上がキルに付けたんだ。父上はキルのこともしっかり愛している。今は二人の仲は良好だ。父上もお忙しいからなかなか時間をとることはできないが、時間があるときは家族で食事をしている。」
アルベルト殿下はそういうと、ゆっくりと息を吐いた。
良かった………。国王陛下の親ばかさには少し驚いたけれど、キルのことを息子としてしっかりと愛しているらしい。アルベルト殿下がそういうなら間違いないだろう。今も仲は良好みたいだし、俺の心配しすぎだったらしい。キルが話さなかったのは、陛下の溺愛ぶりが恥ずかしかったからだろう。
「お話くださりありがとうございました。私の早とちりで、不敬なことを考えてしまい申し訳ございませんでした。アルベルト殿下のお話を聞くことができて、安心しました。」
「その不敬なこととやらを詳しく聞いてみたいが、あまりいじめすぎるとお前の兄が大変なことになりそうだから聞かないでおこう。また何かあったら聞いてくれ。まあ聞きに来なくても俺が呼んでやる。」
「アース! 今度からは、僕に聞いてくれると嬉しいな! 殿下やアルフォンスではなくてね!」
………この世界の兄という存在が恐ろしいものだということを、今日改めて実感することができた。俺は貴族スマイルでうなずいて、その場を流すことにした。
俺がそう聞くと、アルベルト殿下はニヤッと笑った。あ、なんかとなく嫌な予感がする………。
「調べた情報を俺が解釈した結果だが、何か違ったか?」
はーーーーー。あなたの解釈が間違っていた、それでいてあなたがすべての元凶だったのですね。まったく、何をどう解釈したらそうなるのだろうか?
「だいぶ異なりますね。騎士団長様は剣士の才能のない私に時間をかける必要はないと正当に判断され、私に足りない要素である体力強化を命じました。また、私は少々場を(物理的に)凍らせてしまいましたが、魔導士団団長様を氷漬けにしかけたわけではありませんよ。」
俺がそう貴族スマイルで言うと、アルベルト殿下は肩をすくめた。
「まあまあ、そう怒るな。俺はただ、脆弱だと噂のアースに少し箔をつけてやろうと思っただけだ。逆に感謝してほしいくらいだな?」
アルベルト殿下がそういうと大体の人が頭を抱えていた。きっと、こういうことを狙って何回もやってきたのだろう。うん、俺はわかったよ。キルの方が何十倍も素敵な人だ。この方はいい人なんだろうけど、色々な意味で恐ろしい。とりあえず、お礼を言っておこう。
「………ありがとうございました。」
「それは光栄だな。………ところで、俺に何か聞きたいことがあると思ったが違うか?」
え? まさか、国王様の話を聞きたいと思っていたことだろうか? いや、そんなはずはない。思っていただけで、まだ口に出したことはないのだから。これはきっとあれだ、鎌をかけられているに違いない。
「いえ、特にありませんがなぜでしょうか?」
俺がそういうと、アルベルト殿下は面白そうに前のめりになって笑った。あ、これは気付かれているかもしれない。本当にこの人はただものではない。
「ほぉーー。じゃあ、こちらからも条件を付けようか。今俺に聞けば、お前が考えているであろう失礼なことについて不問にする。これでもまだ話さないか?」
あ………、まじで気付かれてるみたいだ。失礼なことには………心当たりがある。アルフォンスさんやキルの口から、父親である国王陛下のお名前が登場していない。アルベルト殿下がキルのことを大切にしていることは伝わってくるけど、国王陛下は未知だ。だから俺は、陛下のことを息子に対して何もしない薄情な父親かそれとも、何もすることができないポンコツだと思っていた。これについても誰にも言ったことがないのに、どうしてわかったのだろうか? もしかして、変な無属性魔法でも所持しているのだろうか?
「………では、アルフォンスさんと少々お話を」
「アルフォンスと俺なら、構わないぞ?」
「僕のかわいいアース! 僕はダメなのかい!?」
マクウェル兄上………。今日は穏やかだと思ったけど、そうではなかったらしい。まあ、兄上がいても大丈夫か………。すると、キルが不安げな表情を浮かべて俺の肩を掴んだ。
「アース、何かあるのか………?」
「えーと、キル。少し確認したいことがあるだけなんだ。決して、キルに話せないとかそういうのではないから安心してほしい。あとでみんなにも話すから、少し席を外してもいいかな?」
「………わかった。」
キルはそういうと、掴んでいた手を離した。危うく頭をなでそうになってしまったけど、すんでのところで思いとどまった。危ない………今度お願いしたらさせてくれるだろうか?
「では早速行こうか!」
アルベルト殿下はそういうと、俺とアルフォンスさんを掴んでもう一つの個室の方へと引っ張っていった。黄金の世代の呼ばれる人の腕力にかなうはずもなく、俺はなすがまま引きずられていった。マクウェル兄上は俺の空いている手を取って、楽しそうに歩いていた。
――
「アースが聞きたいことというのは、父上のことだろう?」
本当にばれていたのか………。アルベルト殿下の特殊能力か、それともとんでもなく頭がいいのかはわからないが、深入りすると面倒ごとになりそうなので今はやめておこう。
「はい、その通りです。アルフォンスさんからお話を聞いたときアルベルト殿下のお話は聞きましたが、国王陛下のお話は話題に上がりませんでした。キルからも特に何も言われなかったので、気になっていました。」
「アースごめんね、その当時は少し事情があったんだ。当時のキルベルト殿下は自責の念から陛下についての話題を特に避けておられました。また、陛下の方も少々事情がありそれが重なり話題にあげることができなかったんだ。」
アルフォンスさんはまるで核心を避けるかのように、言葉を選びながら話してくれた。お互いに事情があったのか。キルの方はなんとなくわかるけど、陛下の方はどのような事情があったのだろうか? キルのことを極端に毛嫌いしているとか、そういう悲しい事情でなければいいけど………。
俺がそう考えていると、アルベルト殿下がふっと笑った。
「まあそんな深刻そうな表情をするな。話は単純だ。ただ父上が親ばかで、キルとのかかわり方がわからなかった、それだけだ。」
ん? 親ばかでキルとのかかわり方がわからなかった? 言葉の意味は分かるけど、どうしてそうなったのだろうか………。
俺が首をかしげていると、アルフォンスさんが代わりに教えてくれた。
どうやら国王陛下は、自分の子供を溺愛しすぎてどう接していいかわからない相当な親ばからしい。それに加えて、キルのあの不名誉な呼び方が陰でささやかれキル自身も身内や人と距離をとるようになってしまい、それも相まって二人の間には大きな溝ができたというわけらしい。
………要は、もっと父親らしくしっかりしてくれ、国王陛下というわけらしい。
「父上はあれだ、国王としては非常に優秀な方だ。だけど、方や親となると少しばかり残念になるようだ。でも安心してくれ。キルのネックレスは父上がキルに付けたんだ。父上はキルのこともしっかり愛している。今は二人の仲は良好だ。父上もお忙しいからなかなか時間をとることはできないが、時間があるときは家族で食事をしている。」
アルベルト殿下はそういうと、ゆっくりと息を吐いた。
良かった………。国王陛下の親ばかさには少し驚いたけれど、キルのことを息子としてしっかりと愛しているらしい。アルベルト殿下がそういうなら間違いないだろう。今も仲は良好みたいだし、俺の心配しすぎだったらしい。キルが話さなかったのは、陛下の溺愛ぶりが恥ずかしかったからだろう。
「お話くださりありがとうございました。私の早とちりで、不敬なことを考えてしまい申し訳ございませんでした。アルベルト殿下のお話を聞くことができて、安心しました。」
「その不敬なこととやらを詳しく聞いてみたいが、あまりいじめすぎるとお前の兄が大変なことになりそうだから聞かないでおこう。また何かあったら聞いてくれ。まあ聞きに来なくても俺が呼んでやる。」
「アース! 今度からは、僕に聞いてくれると嬉しいな! 殿下やアルフォンスではなくてね!」
………この世界の兄という存在が恐ろしいものだということを、今日改めて実感することができた。俺は貴族スマイルでうなずいて、その場を流すことにした。
350
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【完結 一気読み推奨】片想いの相手が「そろそろ恋愛したい」と言ったので、用済みの俺はニートになることにしました。
はぴねこ
BL
高校生の頃、片想いの親友に告白した。
彼はノンケだったから玉砕して友人関係も終わるものだと思っていた。
もしかすると気持ち悪いと軽蔑される覚悟までしていたのに、彼は「今は恋愛をしている時間がないんだ」と自分の夢を語ってくれた。
彼は会社を興した祖父のことをとても尊敬していて、自分も起業したいと熱く語ってくれた。
そして、俺の手を握って「できれば親友のお前には俺の右腕になってほしい」と言われた。
同性愛者の俺のことを気持ち悪いと遠ざけることもせずに、親友のままでいてくれた彼に俺は感謝して、同じ大学に進学して、大学の頃に彼と一緒にゲームを作成する会社を起業した。
あれから二十年間、本当に二人三脚で駆け抜けてきた。
そして、昨年売り出したVRMMOが世界的に大ヒットし、ゲーム大賞を取ったことを祝うパーティーで親友が語った言葉に俺の覚悟も決まった。
「俺もそろそろ恋愛したい」
親友のその言葉に、俺は、長年の片想いを終わらせる覚悟をした。
不憫な拗らせアラフォーが”愛”へと踏み出すお話です。
運命の番は僕に振り向かない
ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。
それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。
オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。
ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。
ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。
ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。
ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
悪役の僕 何故か愛される
いもち
BL
BLゲーム『恋と魔法と君と』に登場する悪役 セイン・ゴースティ
王子の魔力暴走によって火傷を負った直後に自身が悪役であったことを思い出す。
悪役にならないよう、攻略対象の王子や義弟に近寄らないようにしていたが、逆に構われてしまう。
そしてついにゲーム本編に突入してしまうが、主人公や他の攻略対象の様子もおかしくて…
ファンタジーラブコメBL
シリアスはほとんどないです
不定期更新
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる