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第二章 初学院編
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※ローウェル視点
俺たちは今、最大級のピンチに陥っている。そんな中、様々な意味で俺たちの支えとなっているアースが瀕死の重傷を負って倒れてしまった。しかし、アースは血を流し、だんだんと顔色を悪くさせながらも、魔物たちに立ち向かっている。さらに、俺たちを生きて逃すとも言っている。
この状況でアース、お前がそんな瀕死の状況で逃げられると本当に思っているのか?先ほど、上級魔法の詠唱を教えて欲しいと言ったが、それをあてにしているのか?そのような隙はないし、それに仮に上級魔法を打ったところでA 級たちを倒せるかはわからない。
俺たちがただただ、アースとナレハテの言葉の応酬を眺めている事しかできないでいると、アースが主に別れ言葉のようなことを述べた。そして、一つ息を吐いて叫んだ。すると、主のネックレスにかかっている指輪が光だし、何かが現れた。
こいつは一体何なんだ……? アースは、一体何を呼び出したんだ?
見たことない服装に、見慣れない剣。人のような体型と顔立ちをしているが、一つだけ俺たちとは明らかに違うものがあった。それは、額から生えている一本の角だ。人では無い事は確かなようだ。だとすると、こいつは魔物なのだろうか……?
アースは、もうほとんど開いていない目で、この何かの姿を確認すると、最初で最後だと言い、命令を下した。最初で最後なんて、まるでもうすぐ死ぬやつのような言葉を……。いや、アースは、自分の命がつきかけていることを悟っているのかもしれない。だけど、そんなことは絶対させない。俺自身がそう望むのと同時に、主のためにアースには生きてもらわなければならない。なぜなら、主は今、アースを腕の中で抱え込んだまま、焦点の合わない目から涙を流し続けている。ようやく、ヴィーナ様のことを乗り越えられたのに、ここで側近を目の前に失うようなことになれば、主はもう立ち直れないかもしれない。だから、アースには何が何でも生きてもらわなければならない。
……なぁ、アース。お前はまだ、生きていたいだろ?
「アース! お前、何が最初で最後の命令だよ! お前が死んだら、俺たちも……何より主が壊れてしまうぞ! ……だから、気をしっかりもて!」
俺がそう言うと、主と同じように呆然としていたジールとキースも、主とアースに声かけた。
「アース、しっかりしろ! ここで死んだら……許さねぇからな!」
「そうッスよ、アース! 殿下、殿下もアースに声をかけてくださいッス! 殿下、殿下!」
ジールが主の肩を揺らしながら、そういうも、主はただただ呆然と涙を流すだけで声をかけようとしない。
クソッ、もう時間がない。俺たちの中で回復魔法を扱えるのは、アースだけだ。回復魔法をかけてもらうには、戦場のジーマル辺境伯爵領が最も近いが、回復魔導士が都合よく捕まるかもわからない。そして何より、襲われる危険がある。……ここは、得体の知らない奴にかけるしかなさそうだ。だけど、こいつはこちらの様子を静かに窺っているだけで、何かをする様子はない。それに、魔物たちも静かだ。見ると、この得体の知らないやつをかなり警戒しているようで、出方をうかがっているようだ。
というか、ナレハテはどこに行った? それに、他のA級たちもいなくなっている。まさか、全員が透明化して、奇襲を仕掛けてくるつもりでは……? いや、あの爬虫類なら、まだしも、他の二体が透明化を使えるとは考えにくい。だとすると、逃げたのか?
「おい、そこのお前! アースの命令はどうしたんだよ! アースは、この場にいるすべての魔物を殲滅するように言ったはずだ。A級の魔物たちが既にこの場からいなくなっているぞ!」
俺がそう言うと、その得体の知れない奴は、退屈そうな表情で俺の方を向いた。……召喚魔法には、命令の拘束力がないのだろうか?
「あ? あー、あのきもい見た目の奴らは、俺が現れた瞬間にすぐに逃げたようだな。逃げ足の速さは、まあまあといったところか。その死にかけの命令なんて俺には聞く道理がないが、退屈しのぎに最初で最後くらいは守ってやるかぁ。」
得体の知れないそいつは、アースと俺らをからかうような顔で見た後に、大きなあくびをした。
「……既に守れていないだろう。魔物たちはもう三体も、この場から逃げ出しているんだぞ!」
「はぁ? お前は頭が悪いのか? 俺が現れた瞬間に、あの雑魚どもは逃げ出したんだ。その死に損ないが、命令を下した時の「この場」には、 既にあの三体はいなかったんだから、対象外だぞ?」
ちっ……。確かにその通りだ。それにしても、A級の魔物を雑魚呼ばわりだと? 相当こいつが強いのか、それとも相手の強さをはかれない愚か者か。どちらにしろ、アースの命令を実行すると口に出したのだから、それを利用させてもらおう。こういう口の勝負は、文官である俺の仕事だ。
「じゃあ、この場にいる魔物はさっさと始末してくれ。アースの命令を実行すると口に出しただろう?」
「実行すると約束したわけじゃないだろ?
まあ、退屈だから付き合ってやるが、この程度なら……暇つぶしにもならないなぁ。」
すると、B級の魔物の全てが一斉に血飛沫をあげてその場に倒れた。
なっ……。なにが、何が起こったんだ? 俺たちが呆気に取られていると、得体の知れないそいつは退屈そうにあくびをしながら、俺たちの方に近づいてきた。
「さて、二つ目の命令は、お前たちを王都とやらまで護衛すればいいのか? 残念ながら、運んでやることはできないけどなぁ? その王都とやらまでは、遠いのか?」
……そう、それが問題なのだ。王都に行けば、最上級の回復魔導士を手配してもらいアースを回復してもらえるかもしれない。だけど、数日かけてやってきたこの道のりをこの足で移動することになるし、何より現在地がわからない。他力本願になるが、こいつに賭けるしかなさそうだ。
俺たちは今、最大級のピンチに陥っている。そんな中、様々な意味で俺たちの支えとなっているアースが瀕死の重傷を負って倒れてしまった。しかし、アースは血を流し、だんだんと顔色を悪くさせながらも、魔物たちに立ち向かっている。さらに、俺たちを生きて逃すとも言っている。
この状況でアース、お前がそんな瀕死の状況で逃げられると本当に思っているのか?先ほど、上級魔法の詠唱を教えて欲しいと言ったが、それをあてにしているのか?そのような隙はないし、それに仮に上級魔法を打ったところでA 級たちを倒せるかはわからない。
俺たちがただただ、アースとナレハテの言葉の応酬を眺めている事しかできないでいると、アースが主に別れ言葉のようなことを述べた。そして、一つ息を吐いて叫んだ。すると、主のネックレスにかかっている指輪が光だし、何かが現れた。
こいつは一体何なんだ……? アースは、一体何を呼び出したんだ?
見たことない服装に、見慣れない剣。人のような体型と顔立ちをしているが、一つだけ俺たちとは明らかに違うものがあった。それは、額から生えている一本の角だ。人では無い事は確かなようだ。だとすると、こいつは魔物なのだろうか……?
アースは、もうほとんど開いていない目で、この何かの姿を確認すると、最初で最後だと言い、命令を下した。最初で最後なんて、まるでもうすぐ死ぬやつのような言葉を……。いや、アースは、自分の命がつきかけていることを悟っているのかもしれない。だけど、そんなことは絶対させない。俺自身がそう望むのと同時に、主のためにアースには生きてもらわなければならない。なぜなら、主は今、アースを腕の中で抱え込んだまま、焦点の合わない目から涙を流し続けている。ようやく、ヴィーナ様のことを乗り越えられたのに、ここで側近を目の前に失うようなことになれば、主はもう立ち直れないかもしれない。だから、アースには何が何でも生きてもらわなければならない。
……なぁ、アース。お前はまだ、生きていたいだろ?
「アース! お前、何が最初で最後の命令だよ! お前が死んだら、俺たちも……何より主が壊れてしまうぞ! ……だから、気をしっかりもて!」
俺がそう言うと、主と同じように呆然としていたジールとキースも、主とアースに声かけた。
「アース、しっかりしろ! ここで死んだら……許さねぇからな!」
「そうッスよ、アース! 殿下、殿下もアースに声をかけてくださいッス! 殿下、殿下!」
ジールが主の肩を揺らしながら、そういうも、主はただただ呆然と涙を流すだけで声をかけようとしない。
クソッ、もう時間がない。俺たちの中で回復魔法を扱えるのは、アースだけだ。回復魔法をかけてもらうには、戦場のジーマル辺境伯爵領が最も近いが、回復魔導士が都合よく捕まるかもわからない。そして何より、襲われる危険がある。……ここは、得体の知らない奴にかけるしかなさそうだ。だけど、こいつはこちらの様子を静かに窺っているだけで、何かをする様子はない。それに、魔物たちも静かだ。見ると、この得体の知らないやつをかなり警戒しているようで、出方をうかがっているようだ。
というか、ナレハテはどこに行った? それに、他のA級たちもいなくなっている。まさか、全員が透明化して、奇襲を仕掛けてくるつもりでは……? いや、あの爬虫類なら、まだしも、他の二体が透明化を使えるとは考えにくい。だとすると、逃げたのか?
「おい、そこのお前! アースの命令はどうしたんだよ! アースは、この場にいるすべての魔物を殲滅するように言ったはずだ。A級の魔物たちが既にこの場からいなくなっているぞ!」
俺がそう言うと、その得体の知れない奴は、退屈そうな表情で俺の方を向いた。……召喚魔法には、命令の拘束力がないのだろうか?
「あ? あー、あのきもい見た目の奴らは、俺が現れた瞬間にすぐに逃げたようだな。逃げ足の速さは、まあまあといったところか。その死にかけの命令なんて俺には聞く道理がないが、退屈しのぎに最初で最後くらいは守ってやるかぁ。」
得体の知れないそいつは、アースと俺らをからかうような顔で見た後に、大きなあくびをした。
「……既に守れていないだろう。魔物たちはもう三体も、この場から逃げ出しているんだぞ!」
「はぁ? お前は頭が悪いのか? 俺が現れた瞬間に、あの雑魚どもは逃げ出したんだ。その死に損ないが、命令を下した時の「この場」には、 既にあの三体はいなかったんだから、対象外だぞ?」
ちっ……。確かにその通りだ。それにしても、A級の魔物を雑魚呼ばわりだと? 相当こいつが強いのか、それとも相手の強さをはかれない愚か者か。どちらにしろ、アースの命令を実行すると口に出したのだから、それを利用させてもらおう。こういう口の勝負は、文官である俺の仕事だ。
「じゃあ、この場にいる魔物はさっさと始末してくれ。アースの命令を実行すると口に出しただろう?」
「実行すると約束したわけじゃないだろ?
まあ、退屈だから付き合ってやるが、この程度なら……暇つぶしにもならないなぁ。」
すると、B級の魔物の全てが一斉に血飛沫をあげてその場に倒れた。
なっ……。なにが、何が起こったんだ? 俺たちが呆気に取られていると、得体の知れないそいつは退屈そうにあくびをしながら、俺たちの方に近づいてきた。
「さて、二つ目の命令は、お前たちを王都とやらまで護衛すればいいのか? 残念ながら、運んでやることはできないけどなぁ? その王都とやらまでは、遠いのか?」
……そう、それが問題なのだ。王都に行けば、最上級の回復魔導士を手配してもらいアースを回復してもらえるかもしれない。だけど、数日かけてやってきたこの道のりをこの足で移動することになるし、何より現在地がわからない。他力本願になるが、こいつに賭けるしかなさそうだ。
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