24 / 95
魔界<人間の村>
無から有を生み出せ
しおりを挟む
「今まで、どうやって仕立屋を営んでいたんだよ」
「魔法使いは定期的に魔力を消耗しなければ、身体に異常をきたすので……。私が必要な素材を魔力で錬成していました」
「闇の魔力で、ドレスの素材を錬成したの?それって呪いのドレスだよね?大丈夫なの?」
「この村に暮らす住人は全員闇属性の使い手なので、問題ありません」
「そういうものかなぁ……?」
闇の魔力は、人間の身体に悪影響を及ぼす。不吉な存在。
呪われし忌み子として人間界では蔑まれてきた。
闇の魔力を持って生まれた者同士を一緒にすると潰し合いを始めるから、闇の魔力を持つ子どもが生まれた地域に、複数の子どもが生まれることはないと言い伝えられていたはずだ。
この村では人間界から迫害された闇の魔力を持って生まれた人間が、身を寄せ合い静かに暮らしている。
人間が闇の魔力を持って生まれた子どもたちを、魔界へ追放する為にでっちあげた嘘の可能性が高いんだよな。これ。
誰が考えたのか知らねぇけど……。
やっぱり癌は、皇帝か……?
「おい、ババア」
「ババアじゃないと、何度言えばわかるんだい!?」
「皇女様のドレスを10着作る為に、必要な材料を記せ」
「10着だって?バカ言わないでおくれよ。タダ働きなんて、ごめんだね!」
「金は払う。言い値でいいぞ」
「私のドレスだけじゃなくて、ハレルヤの服も頼まなくちゃ!」
「俺の服は、後でもいいんだよ。大事なのは、皇女様の麗しい身体を覆い隠すドレスだ」
「私の醜い身体を、褒めてくれるなんて……!」
皇女様は感動しているようだ。
瞳を潤ませて俺に飛びつく皇女様といちゃついていれば、嗚咽が聞こえてくる。あのロリコン野郎、まだいたのかよ。
てめぇが付け入る隙はねぇから。すっこんでろ。
「うぅ……。キサネ皇女殿下の幸せそうなお姿を確認できて、私は天にも登る気持ちです……」
そのまま昇天しろよとは言えず、俺はババアが必要な素材を記載するまで、皇女様と戯れていた。
ハムチーズから、俺が思い描いたものはなんでも実現できるって聞いているからな。
業者レベルの材料を用意しろとババアから命令されたって、どうとでもなんだろ。
「ほんとにこの量、全部調達してくれんだろうね?」
「俺は魔王だぜ?不可能なんざねぇんだよ」
「大丈夫なのかい?この量は、スミリーズだって1回じゃ出せないよ」
「そうですね……。僕だったら3日に分けます」
ロリコン野郎に格の違いを見せつける、いい機会じゃねぇか。
俺はババアから差し出された紙を手に取り、皇女様を地面に下ろす。
巻き込んじまったら困るからな。皇女様は地に足をつけると当然のように俺の腰へしがみつき、キラキラと期待を込めた様子で見つめてくる。
その期待に、答えてやろうじゃねぇの。
俺は目を瞑ると、右手の平を床へ掲げる。
身体の奥底に秘めたる魔力へ呼びかけ、ドレスに必要な素材を生み出した。
「わぁ……!魔力ってすごいね!」
皇女様は魔法みたいに何もない場所へ、大量の素材が生み出されたことに大はしゃぎしている。魔法みたいじゃなくて、魔法なんだけどな。
床の上に山積みとなった素材を生み出しても、ピンピンしてるとか……魔王ってすげぇ。
「化け物じゃないか。どうなってんだい?」
「ハレルヤは魔王様だもん!このくらい、朝飯前だよ!」
「魔力を使う分には、まったく問題ねぇな」
「わーい。これで露出の激しい服を着なくてよくなるし、ハレルヤがもっとイケメンな魔王様になるね!お姉さん。私、ハレルヤとペアルックがいいなぁ~」
「どんなデザインがいいんだい」
「リクエスト、聞いてくれるの!?」
皇女様は全身をすっぽりフードで覆い隠し、仮面で顔を隠したババアにも物怖じしなかった。
キラキラと瞳を輝かせて、あれこれドレスのデザインを提案する皇女様がかわいくて辛い。
おい、そこ。皇女様を見て涙を流すな。俺のもんだぞ?
「キサネ皇女殿下は、私の光です。必ず、私のものに……。二度と失敗を、繰り返すことはしません──」
なんだって?
二度と失敗を、繰り返すことはない?
一度目の失敗が何を指すかによって、俺はこいつを放置しておくわけには行かなくなるんだよな。どうやって確かめる?
そう。それが問題だ。
ロリコン教師の名前を出して、ド直球に問い質すか?
大量に魔力を消費した後だ。相手は闇の魔法使い。魔王になって1日目の俺が皇女様を守りながら、こいつを黙らせられるかどうかは怪しいもんだ。
こいつは要注意人物として、マークしておくに留めるべきだ。
勝てると確証を持ってから、喧嘩を売らねぇと後悔する。俺はこの魔界を統べる魔王だからな。魔王に敗北の二文字はねぇんだよ。
絶対に勝てる勝負しか挑まねぇ魔王ってのも、それはそれで卑怯だけどな。
今日だけは、見ないふりをしてやる。
次、あのロリコン教師を連想させたら──皇女様の前に、二度と姿を見せられねぇようにしてやるからな。覚悟しとけよ。
「あんたら、時間あるかい?」
「時間、あるよ!ね?ハレルヤ!」
「おう。あんまり時間掛けると側近が乗り込んでくるからな。一度連絡はしてぇけど」
「時間があんなら、採寸させとくれ。一着ずつなら、今日中に渡せるよ」
「ほんと!?やったー!」
皇女様は大喜び。採寸は男女禁制だと追い出されそうになったが、俺の腰に引っ付いたまま離れたがらない皇女様と、絶対離れないとババアへ宣言をしたことで、どうにか目を瞑ることによって採寸の同行を許された。
「キサネ皇女殿下。お会いできて、良かったです」
「スミリーズ先生、ばいばーい!」
熱っぽい視線でロリコン野郎が皇女様の姿を見ていることなど一切気にした様子のない彼女は、屈託のない笑顔でロリコン野郎へ別れを告げると、ロリコン野郎が仕立屋に戻ってくることがないように内鍵を締める。
用意周到だな。笑顔を浮かべていても、内心では……そんな感じか。
俺は皇女様の心がロリコン野郎へ奪われることなく別れたことに安堵しながら、ゆっくりと目を瞑った。
「魔法使いは定期的に魔力を消耗しなければ、身体に異常をきたすので……。私が必要な素材を魔力で錬成していました」
「闇の魔力で、ドレスの素材を錬成したの?それって呪いのドレスだよね?大丈夫なの?」
「この村に暮らす住人は全員闇属性の使い手なので、問題ありません」
「そういうものかなぁ……?」
闇の魔力は、人間の身体に悪影響を及ぼす。不吉な存在。
呪われし忌み子として人間界では蔑まれてきた。
闇の魔力を持って生まれた者同士を一緒にすると潰し合いを始めるから、闇の魔力を持つ子どもが生まれた地域に、複数の子どもが生まれることはないと言い伝えられていたはずだ。
この村では人間界から迫害された闇の魔力を持って生まれた人間が、身を寄せ合い静かに暮らしている。
人間が闇の魔力を持って生まれた子どもたちを、魔界へ追放する為にでっちあげた嘘の可能性が高いんだよな。これ。
誰が考えたのか知らねぇけど……。
やっぱり癌は、皇帝か……?
「おい、ババア」
「ババアじゃないと、何度言えばわかるんだい!?」
「皇女様のドレスを10着作る為に、必要な材料を記せ」
「10着だって?バカ言わないでおくれよ。タダ働きなんて、ごめんだね!」
「金は払う。言い値でいいぞ」
「私のドレスだけじゃなくて、ハレルヤの服も頼まなくちゃ!」
「俺の服は、後でもいいんだよ。大事なのは、皇女様の麗しい身体を覆い隠すドレスだ」
「私の醜い身体を、褒めてくれるなんて……!」
皇女様は感動しているようだ。
瞳を潤ませて俺に飛びつく皇女様といちゃついていれば、嗚咽が聞こえてくる。あのロリコン野郎、まだいたのかよ。
てめぇが付け入る隙はねぇから。すっこんでろ。
「うぅ……。キサネ皇女殿下の幸せそうなお姿を確認できて、私は天にも登る気持ちです……」
そのまま昇天しろよとは言えず、俺はババアが必要な素材を記載するまで、皇女様と戯れていた。
ハムチーズから、俺が思い描いたものはなんでも実現できるって聞いているからな。
業者レベルの材料を用意しろとババアから命令されたって、どうとでもなんだろ。
「ほんとにこの量、全部調達してくれんだろうね?」
「俺は魔王だぜ?不可能なんざねぇんだよ」
「大丈夫なのかい?この量は、スミリーズだって1回じゃ出せないよ」
「そうですね……。僕だったら3日に分けます」
ロリコン野郎に格の違いを見せつける、いい機会じゃねぇか。
俺はババアから差し出された紙を手に取り、皇女様を地面に下ろす。
巻き込んじまったら困るからな。皇女様は地に足をつけると当然のように俺の腰へしがみつき、キラキラと期待を込めた様子で見つめてくる。
その期待に、答えてやろうじゃねぇの。
俺は目を瞑ると、右手の平を床へ掲げる。
身体の奥底に秘めたる魔力へ呼びかけ、ドレスに必要な素材を生み出した。
「わぁ……!魔力ってすごいね!」
皇女様は魔法みたいに何もない場所へ、大量の素材が生み出されたことに大はしゃぎしている。魔法みたいじゃなくて、魔法なんだけどな。
床の上に山積みとなった素材を生み出しても、ピンピンしてるとか……魔王ってすげぇ。
「化け物じゃないか。どうなってんだい?」
「ハレルヤは魔王様だもん!このくらい、朝飯前だよ!」
「魔力を使う分には、まったく問題ねぇな」
「わーい。これで露出の激しい服を着なくてよくなるし、ハレルヤがもっとイケメンな魔王様になるね!お姉さん。私、ハレルヤとペアルックがいいなぁ~」
「どんなデザインがいいんだい」
「リクエスト、聞いてくれるの!?」
皇女様は全身をすっぽりフードで覆い隠し、仮面で顔を隠したババアにも物怖じしなかった。
キラキラと瞳を輝かせて、あれこれドレスのデザインを提案する皇女様がかわいくて辛い。
おい、そこ。皇女様を見て涙を流すな。俺のもんだぞ?
「キサネ皇女殿下は、私の光です。必ず、私のものに……。二度と失敗を、繰り返すことはしません──」
なんだって?
二度と失敗を、繰り返すことはない?
一度目の失敗が何を指すかによって、俺はこいつを放置しておくわけには行かなくなるんだよな。どうやって確かめる?
そう。それが問題だ。
ロリコン教師の名前を出して、ド直球に問い質すか?
大量に魔力を消費した後だ。相手は闇の魔法使い。魔王になって1日目の俺が皇女様を守りながら、こいつを黙らせられるかどうかは怪しいもんだ。
こいつは要注意人物として、マークしておくに留めるべきだ。
勝てると確証を持ってから、喧嘩を売らねぇと後悔する。俺はこの魔界を統べる魔王だからな。魔王に敗北の二文字はねぇんだよ。
絶対に勝てる勝負しか挑まねぇ魔王ってのも、それはそれで卑怯だけどな。
今日だけは、見ないふりをしてやる。
次、あのロリコン教師を連想させたら──皇女様の前に、二度と姿を見せられねぇようにしてやるからな。覚悟しとけよ。
「あんたら、時間あるかい?」
「時間、あるよ!ね?ハレルヤ!」
「おう。あんまり時間掛けると側近が乗り込んでくるからな。一度連絡はしてぇけど」
「時間があんなら、採寸させとくれ。一着ずつなら、今日中に渡せるよ」
「ほんと!?やったー!」
皇女様は大喜び。採寸は男女禁制だと追い出されそうになったが、俺の腰に引っ付いたまま離れたがらない皇女様と、絶対離れないとババアへ宣言をしたことで、どうにか目を瞑ることによって採寸の同行を許された。
「キサネ皇女殿下。お会いできて、良かったです」
「スミリーズ先生、ばいばーい!」
熱っぽい視線でロリコン野郎が皇女様の姿を見ていることなど一切気にした様子のない彼女は、屈託のない笑顔でロリコン野郎へ別れを告げると、ロリコン野郎が仕立屋に戻ってくることがないように内鍵を締める。
用意周到だな。笑顔を浮かべていても、内心では……そんな感じか。
俺は皇女様の心がロリコン野郎へ奪われることなく別れたことに安堵しながら、ゆっくりと目を瞑った。
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜
リョウ
ファンタジー
僕は十年程闘病の末、あの世に。
そこで出会った神様に手違いで寿命が縮められたという説明をされ、地球で幸せな転生をする事になった…が何故か異世界転生してしまう。なんでだ?
幸い優しい両親と、兄と姉に囲まれ事なきを得たのだが、兄達が優秀で僕はいずれ家を出てかなきゃいけないみたい。そんな空気を読んだ僕は将来の為努力をしはじめるのだが……。
※画像はAI作成しました。
※現在毎日2話投稿。11時と19時にしております。
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる