41 / 53
見えない、見たい
しおりを挟む
朝学校に着いて
「おはよう」と言う
代わり映えの無い1日
そこで私がいつもと違うと感じたのは
ゆうくんの席が近いことよりも
挨拶を返された相手の顔が
ぼやけていることだった
なぜだろう
あ
コンタクトを入れてなかった
メガネも忘れてきてしまった
最悪だ
何も見えないも同じ
ゆうくんが近くにいても何も見えない
でも
見えないからこそ見ていたい
きっと
君の本心を知らないからこんなにも想っていられるんだ
「手作りしなきゃなぁ」
「材料買わなきゃ」
そんな声がチラホラ聞こえていた
明日のホワイトデーは
私の人生が終わる日だ
きっと
この世で1番辛い日だ
私は
元々二次元やらアニメが好きな方で
三次元なんていいわなんて
この前まで笑って過ごしていた
だけど
バレンタインから1ヶ月間
二次元を考えようと思っても
どんなにアニメを観ようとも
何もときめかないのはなぜだろう
いつもなら
このキャラクターかっこいいとか
二次元行きたい!なんて言えるのに
何でだろう
全部
アニメの主人公は
君になって
全部
かっこいいシーンは
君が演じていて
笑ったり怒ったり悲しんだりするのも
全部君で
いつもなら
友達とアニメのここがいい!なんて話すのに
なぜか良いところが言えなくなって
代わりにゆうくんの良いところばっかり言ってて
「なんか変わったね☆」
病んでる子は☆マークをメッセージに付けてきた
あの子は私が変わったことに気づいていた
次に送られたメッセージ
「でも明日で終わりだね☆」
☆マークで言えば何でも許されるのかな
「早く戻ってきてね☆」
もう見たくもなかった
現実を
明日
明日
これで最後だということ。
私は想いを伝えた
君の想いは明日聞かなきゃ
もし
ホワイトデーのお返しが来なかったら?
返事を聞けなかったら?
私は
また、後悔したくない
明日はコンタクトを付けて
ゆうくんの顔をはっきり見よう
お返しを貰えたら「ありがとう」って言おう
その時は
バレンタインのように君の手を握ろう
ただ握って
そして
最後を迎えよう
ゆうくんへの片想いを
ゆうくんの片想いが
私だったら良いのになんて
何回祈っただろう
どんなに願ったって叶わないけど
ゆうくんが少しでも振り向いてくれるたらなんて
何回思っただろう
ゆうくんの片想いが
叶わなければいいのになんて
残酷な考えをしていたのだろう
ゆうくんを好きな人が
ゆうくんと付き合ったらどうしようとか
悩んで悩んで
そんな長い1ヶ月だった
明日で
終わる
こんなこと言うのもあれだけど
明日はきっと辛くて
人生が終わる日なのは知っている
でもきっと
それはまた人生の始まりで
君にフラれたとしても
泣いたりなんかしない
君を忘れたりはしない
どんなに辛くても
ゆうくんに恋をしてしまった
その記憶は
悲しいこともあったけど
嬉しいこともあったから
『明日が一生来なければいいのに』
そんな思いを蹴っ飛ばして
浅い眠りにつこう
「おはよう」
「おはよう」と言う
代わり映えの無い1日
そこで私がいつもと違うと感じたのは
ゆうくんの席が近いことよりも
挨拶を返された相手の顔が
ぼやけていることだった
なぜだろう
あ
コンタクトを入れてなかった
メガネも忘れてきてしまった
最悪だ
何も見えないも同じ
ゆうくんが近くにいても何も見えない
でも
見えないからこそ見ていたい
きっと
君の本心を知らないからこんなにも想っていられるんだ
「手作りしなきゃなぁ」
「材料買わなきゃ」
そんな声がチラホラ聞こえていた
明日のホワイトデーは
私の人生が終わる日だ
きっと
この世で1番辛い日だ
私は
元々二次元やらアニメが好きな方で
三次元なんていいわなんて
この前まで笑って過ごしていた
だけど
バレンタインから1ヶ月間
二次元を考えようと思っても
どんなにアニメを観ようとも
何もときめかないのはなぜだろう
いつもなら
このキャラクターかっこいいとか
二次元行きたい!なんて言えるのに
何でだろう
全部
アニメの主人公は
君になって
全部
かっこいいシーンは
君が演じていて
笑ったり怒ったり悲しんだりするのも
全部君で
いつもなら
友達とアニメのここがいい!なんて話すのに
なぜか良いところが言えなくなって
代わりにゆうくんの良いところばっかり言ってて
「なんか変わったね☆」
病んでる子は☆マークをメッセージに付けてきた
あの子は私が変わったことに気づいていた
次に送られたメッセージ
「でも明日で終わりだね☆」
☆マークで言えば何でも許されるのかな
「早く戻ってきてね☆」
もう見たくもなかった
現実を
明日
明日
これで最後だということ。
私は想いを伝えた
君の想いは明日聞かなきゃ
もし
ホワイトデーのお返しが来なかったら?
返事を聞けなかったら?
私は
また、後悔したくない
明日はコンタクトを付けて
ゆうくんの顔をはっきり見よう
お返しを貰えたら「ありがとう」って言おう
その時は
バレンタインのように君の手を握ろう
ただ握って
そして
最後を迎えよう
ゆうくんへの片想いを
ゆうくんの片想いが
私だったら良いのになんて
何回祈っただろう
どんなに願ったって叶わないけど
ゆうくんが少しでも振り向いてくれるたらなんて
何回思っただろう
ゆうくんの片想いが
叶わなければいいのになんて
残酷な考えをしていたのだろう
ゆうくんを好きな人が
ゆうくんと付き合ったらどうしようとか
悩んで悩んで
そんな長い1ヶ月だった
明日で
終わる
こんなこと言うのもあれだけど
明日はきっと辛くて
人生が終わる日なのは知っている
でもきっと
それはまた人生の始まりで
君にフラれたとしても
泣いたりなんかしない
君を忘れたりはしない
どんなに辛くても
ゆうくんに恋をしてしまった
その記憶は
悲しいこともあったけど
嬉しいこともあったから
『明日が一生来なければいいのに』
そんな思いを蹴っ飛ばして
浅い眠りにつこう
「おはよう」
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
王宮に薬を届けに行ったなら
佐倉ミズキ
恋愛
王宮で薬師をしているラナは、上司の言いつけに従い王子殿下のカザヤに薬を届けに行った。
カザヤは生まれつき体が弱く、臥せっていることが多い。
この日もいつも通り、カザヤに薬を届けに行ったラナだが仕事終わりに届け忘れがあったことに気が付いた。
慌ててカザヤの部屋へ行くと、そこで目にしたものは……。
弱々しく臥せっているカザヤがベッドから起き上がり、元気に動き回っていたのだ。
「俺の秘密を知ったのだから部屋から出すわけにはいかない」
驚くラナに、カザヤは不敵な笑みを浮かべた。
「今日、国王が崩御する。だからお前を部屋から出すわけにはいかない」
※ベリーズカフェにも掲載中です。そちらではラナの設定が変わっています。(貴族→庶民)それにより、内容も少し変更しておりますのであわせてお楽しみください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冷徹公爵の誤解された花嫁
柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。
冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。
一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる