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第3章『双子の少女を救出する事にした』
翻弄する道化師と副長を辞めた土方歳三
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「ほっ!…よっと!」
No.02は土方の猛攻に身軽にそして優雅に回避する
「チマチマ動くんじゃねぇ!!当たらねぇだろうが!」
土方は紙一重という所で避けられる事に苛立ちを覚えていた
「あっはは~、力任せに振っててもこのNo.02ちゃんには一生当たらないよ~」
No.02は土方の一挙一動から次の攻撃位置を予測しあえて紙一重で避けているのだ
理由としては…現在狂戦士状態に陥っている土方は単純バカな思考だとすぐに察知しイラつかせる事によって攻撃を単調にさせているのだ
「当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれェェェェェ!」
No.02の読みは正しく、現在の土方歳三は狂戦士であるという表現は最も正しいと言えるだろう
冷静沈着な先程までの土方は僅かな隙間にも刀身を通す程の精密性を持っているが…
No.02が相手の場合はそれは逆効果なのである
No.02は言うなれば戦場で踊る道化師の様な戦闘スタイル
正確で生真面目な剣では翻弄されると一太刀目で判断した土方は遺伝粒子を発動して自らのスイッチを切り替えたのだ
まさに鬼のように荒々しく、相対する敵を力で屈服させる鬼神の剣に変えたのだ
だがしかし…No.02にとってこの様な相手こそが理想的な相手であり…自らの思い通りに動かす事が可能なのだ
即ち、No.02は土方歳三の天敵とも言える相手であったのだ
だが…それは今の段階までの土方歳三としての話である
「チッ…仕方ねぇ…」
土方は一旦No.02と距離を置き遺伝粒子を解除する
「あり?もう終わりなの?まだ準備運動なのに」
No.02は動き足りなくてその場で跳躍をしている
「いえ…今のままの私、新選組副長の土方歳三では貴方が言った通り一生掛けても貴方には適わないでしょう」
「ですので…少しの間だけ…副長を辞める事にしました」
土方はそう言って新選組の誇りとも言えるだんだら羽織の隊服を脱ぎ斬り捨てる
「今の私は一個人としての土方歳三です…以後お見知りおきを」
土方はそう言って刀を鞘に収めたままNo.02に突っ込んでいく
「服を脱いだ所で特に変化があるとは思えないけどな~…」
No.02は向かってきた土方をまた子犬と戯れる様に遊ぼうとまた回避行動を始めたが…何か悪寒を感じて一歩引いておく事にした
土方が予測通り右斜め下からの斬撃を繰り出してきた
No.02はその攻撃を左に半歩移動して避けようとする
だが次の瞬間、移動しようとした矢先に土方は右足を強く踏み込みタイルを少しだけ浮かせる
No.02はその行動を見ていなかった為対処できずに少し出っ張ったタイルに足を引っ掛け体勢を崩してしまう
体勢が崩れた所に土方は一太刀No.02に浴びせる
仮にNo.02が一歩後ろに引いていなければまともに食らい死んでしまっていたのだった
「何故かわかりませんがやっと当たってくれましたね」
土方はニヤリと笑いNo.02を嘲笑する
「攻撃が当たってくれてる内にどんどん斬っておきましょう」
土方は今度は突きの姿勢になりNo.02を牽制するように突く
No.02は当然、当たらぬように後ろに避けようとする…だが、後ろに下がれなくなった…下がろうとしたら何かにぶつかり後退できなかった
後ろを振り返るとそこには部屋の壁があった
No.02は仕方なく右にそれて避けようとするが後退できず困惑していたNo.02の一部の隙も土方は見逃さなかった
即座に突きの姿勢から居合の構えに入り一気に斬り込む
だが突きによる牽制していた距離が予測以上に離れていた為、トドメの一撃というには少しばかり決定打に欠ける一撃となってしまう
No.02はその場に崩れるように倒れ…呼吸を荒くしながら土方を睨み付ける事しか出来なくなっていた
「それでは逝きなさい…でもご安心を…近藤さんが貴方のお姉さんもすぐにそちらに送り届けますので寂しくはないですよ」
土方は倒れているNo.02に確実なトドメとして首を切り落とす為に一歩一歩No.02に近づいていく
「あっはは…ごめんね…お姉ちゃん…ユウお兄さん…レイお姉さん…こんな事なら出し惜しみしないでさっさと決めちゃえば良かった…」
No.02は己の未熟さを噛み締めながら土方を待った…
その気分はまるで断頭台にて処刑人の到着を待つ死刑囚の気分であった
No.02が死を覚悟した…その時である
『キュォォォォォォォォォォォォン』
No.01が戦っている方角から何やら声が聞こえてきた
「何の声でしょう?…あれは…狐?成程…あちらのお姉さんは使い魔を召喚出来るのですね…貴方を斬った後は近藤さんの手助けに行った方が良さそうです」
土方は一瞬足を止めて声が聞こえてきた方を見るがそれも数秒の間だけであった
だが…今のNo.02に与えられた時間にしては充分すぎる程であった
「あれは…お姉ちゃんの焔狐…ふふっ…わかったよお姉ちゃん」
「私も…全力で戦うよ!」
No.02は一瞬微笑んだ後にその場で飛び上がる
「あの傷で立ち上がれるのですか…流石は人工的生命体と言ったところでしょうか…ですが…立ちたがったのなら何度でも斬り伏せれば良い話です」
土方は刀を構えてそのまま突撃しようとしたが急停止する
その理由がNo.02が懐から何かを取り出した為警戒の為攻撃を中断したのだ
「ねぇお兄さん…『タロットカード』って知ってる?」
No.02は土方の猛攻に身軽にそして優雅に回避する
「チマチマ動くんじゃねぇ!!当たらねぇだろうが!」
土方は紙一重という所で避けられる事に苛立ちを覚えていた
「あっはは~、力任せに振っててもこのNo.02ちゃんには一生当たらないよ~」
No.02は土方の一挙一動から次の攻撃位置を予測しあえて紙一重で避けているのだ
理由としては…現在狂戦士状態に陥っている土方は単純バカな思考だとすぐに察知しイラつかせる事によって攻撃を単調にさせているのだ
「当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれェェェェェ!」
No.02の読みは正しく、現在の土方歳三は狂戦士であるという表現は最も正しいと言えるだろう
冷静沈着な先程までの土方は僅かな隙間にも刀身を通す程の精密性を持っているが…
No.02が相手の場合はそれは逆効果なのである
No.02は言うなれば戦場で踊る道化師の様な戦闘スタイル
正確で生真面目な剣では翻弄されると一太刀目で判断した土方は遺伝粒子を発動して自らのスイッチを切り替えたのだ
まさに鬼のように荒々しく、相対する敵を力で屈服させる鬼神の剣に変えたのだ
だがしかし…No.02にとってこの様な相手こそが理想的な相手であり…自らの思い通りに動かす事が可能なのだ
即ち、No.02は土方歳三の天敵とも言える相手であったのだ
だが…それは今の段階までの土方歳三としての話である
「チッ…仕方ねぇ…」
土方は一旦No.02と距離を置き遺伝粒子を解除する
「あり?もう終わりなの?まだ準備運動なのに」
No.02は動き足りなくてその場で跳躍をしている
「いえ…今のままの私、新選組副長の土方歳三では貴方が言った通り一生掛けても貴方には適わないでしょう」
「ですので…少しの間だけ…副長を辞める事にしました」
土方はそう言って新選組の誇りとも言えるだんだら羽織の隊服を脱ぎ斬り捨てる
「今の私は一個人としての土方歳三です…以後お見知りおきを」
土方はそう言って刀を鞘に収めたままNo.02に突っ込んでいく
「服を脱いだ所で特に変化があるとは思えないけどな~…」
No.02は向かってきた土方をまた子犬と戯れる様に遊ぼうとまた回避行動を始めたが…何か悪寒を感じて一歩引いておく事にした
土方が予測通り右斜め下からの斬撃を繰り出してきた
No.02はその攻撃を左に半歩移動して避けようとする
だが次の瞬間、移動しようとした矢先に土方は右足を強く踏み込みタイルを少しだけ浮かせる
No.02はその行動を見ていなかった為対処できずに少し出っ張ったタイルに足を引っ掛け体勢を崩してしまう
体勢が崩れた所に土方は一太刀No.02に浴びせる
仮にNo.02が一歩後ろに引いていなければまともに食らい死んでしまっていたのだった
「何故かわかりませんがやっと当たってくれましたね」
土方はニヤリと笑いNo.02を嘲笑する
「攻撃が当たってくれてる内にどんどん斬っておきましょう」
土方は今度は突きの姿勢になりNo.02を牽制するように突く
No.02は当然、当たらぬように後ろに避けようとする…だが、後ろに下がれなくなった…下がろうとしたら何かにぶつかり後退できなかった
後ろを振り返るとそこには部屋の壁があった
No.02は仕方なく右にそれて避けようとするが後退できず困惑していたNo.02の一部の隙も土方は見逃さなかった
即座に突きの姿勢から居合の構えに入り一気に斬り込む
だが突きによる牽制していた距離が予測以上に離れていた為、トドメの一撃というには少しばかり決定打に欠ける一撃となってしまう
No.02はその場に崩れるように倒れ…呼吸を荒くしながら土方を睨み付ける事しか出来なくなっていた
「それでは逝きなさい…でもご安心を…近藤さんが貴方のお姉さんもすぐにそちらに送り届けますので寂しくはないですよ」
土方は倒れているNo.02に確実なトドメとして首を切り落とす為に一歩一歩No.02に近づいていく
「あっはは…ごめんね…お姉ちゃん…ユウお兄さん…レイお姉さん…こんな事なら出し惜しみしないでさっさと決めちゃえば良かった…」
No.02は己の未熟さを噛み締めながら土方を待った…
その気分はまるで断頭台にて処刑人の到着を待つ死刑囚の気分であった
No.02が死を覚悟した…その時である
『キュォォォォォォォォォォォォン』
No.01が戦っている方角から何やら声が聞こえてきた
「何の声でしょう?…あれは…狐?成程…あちらのお姉さんは使い魔を召喚出来るのですね…貴方を斬った後は近藤さんの手助けに行った方が良さそうです」
土方は一瞬足を止めて声が聞こえてきた方を見るがそれも数秒の間だけであった
だが…今のNo.02に与えられた時間にしては充分すぎる程であった
「あれは…お姉ちゃんの焔狐…ふふっ…わかったよお姉ちゃん」
「私も…全力で戦うよ!」
No.02は一瞬微笑んだ後にその場で飛び上がる
「あの傷で立ち上がれるのですか…流石は人工的生命体と言ったところでしょうか…ですが…立ちたがったのなら何度でも斬り伏せれば良い話です」
土方は刀を構えてそのまま突撃しようとしたが急停止する
その理由がNo.02が懐から何かを取り出した為警戒の為攻撃を中断したのだ
「ねぇお兄さん…『タロットカード』って知ってる?」
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