異世界転移した俺は異世界ライフを満喫する事にした

森崎駿

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第3章『双子の少女を救出する事にした』

メタ発言と新選組出陣

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魔族の数は800体に対してユート達の数は20人
前回の魔族の侵攻により隊長クラスの者達はまだまだ若手が多かった

「正直数の比を見れば結構辛そうね…」
レイカは不知火を構えて全身の力を抜き何時でも斬り込める体制をとる

「《否》単純に一人が40体程度を殺せばノルマ達成です」
No.01は七つの不適合セブンスドラッグを展開し制限リミッターを解除する

「たったの40かぁ…まぁ余裕だね」
No.02も制限リミッターを解除して手足をばたつかせる等の準備運動をしている

「そう言ってやんなよNo.…なぁ…もう名前で呼んで良いか?正直呼びにくいんだが」
ユートはNo.02の心無い一言にため息を吐きつつとある提案をする

「《仰天》今のタイミングでですか…」
「お兄さん…タイミング悪すぎでしょ~」
二人はなんの前触れもなく呼び方を変えようとするユートに驚きつつも呆れを加えて渋々了承する

「ほらあれだよ…書く時の都合でさ…名前の方が打ちやすくて…」
ユートがそう呟くとレイカは「なんの事?」と反応するがユートは「レイカは知らなくて良い事だ」と答えておく

「それじゃあ…距離も中々近くなってきたし…初めよっか」
レンカは一歩踏み出して先手を取ろうとするがユートが静止する

「まぁ待てレンカ、最初の一撃は大将がやるもんなんだ…という訳で梨華!一発派手なのをぶちかましてやれ」
ユートはそう言って梨華の方を振り返るとそこには氷に横たわる梨華の姿があった

「え?俺がやらなきゃダメなのか?正直海を凍らせるなんて結構辛いんだ…もうMPがカツカツで…だが旦那様の頼みとあらばやるしかないようだ」

梨華は立ち上がり右手を魔族の軍勢に向け詠唱を始める
『無に落ちるは荘厳の雫…踊り狂う亡者に導を与えん…堕ちろ』
神の御業ゴッドノーツー堕天降雷ー』

空に分厚い雲が発生して詠唱が終えると同時に魔族の大軍に鋭い無数の雷が鳴り響く
勢い余ってユート達の方にも雷が降り注ぐアクシデントがあったが、ユートは微量の電気を自ら発生させ避雷針の役割を果たし落ちた雷は全てユートが受け止めた

ユートはその際雷光化フルミネを発動して雷を体の表面で海に逃がして体内への感電を避けた

「梨華…確かに派手だったが…俺が避雷針をやらなきゃ一気に俺達が死ぬ所だったじゃないか!」
ユートはMP切れで倒れている梨華に説教をする

「うぅ…すまぬ旦那様…ただ旦那様に褒めて欲しくて…」
梨華の上目遣いにユートは怯むが説教を再開させようとするがレイカに止められる

「説教は後だユート君…魔族達の攻撃が始まるよ」
レイカの真面目な顔を見たユートは気持ちを切り替えて一歩前に出る


「さぁ…始めよう……俺を退屈させるなよ?」
ユートはそう言って劣化のスキルを少し解除する

『ー全劣化を30%解除ー』
ユートは飛翔フライを使い低空飛行で一気に魔族達に詰め寄る

「あいつが指揮官的な奴か?なんか適宜指示だしてるっぽいし…先に始末しといて損は無いだろ」



『人間からの攻撃だ!総員戦闘態勢をとれ!』
今回のヘルヘイム軍の幹部の一体である『ミノタウロス族』の軍が先鋒を務めていた

『ガウル様!人間が一人こちらに向かってきております!』
部下の一体がユートの存在に気づき隊長のガウルに伝えた

『死にに来たか!このガウル様自らが刺し殺してやる』
ガウルは真っ黒に染められた槍を手に持ち飛んできたユートに向けて構えるが…
次の瞬間ガウルは死んだ事に気付ぬまま首を刎ねられ絶命した



「やっぱ魔族となると喋れる様になるのか…」
ユートは炎を剣のようにかたどりガウルの首を刎ねたのだ

「鏡花水月を失ったのは結構痛手だな…ドーラに頼んでまた造ってもらうか…」
ユートは敵に一矢重い手を与えた後そのままこの魔族の軍の総大将がいると思わしき方へ飛んでいった



「ユート君…先に行っちゃった…」
一方、レイカ達は取り残されて呆然としていた

「…《提案》こう考えましょう…ユートがいなくなった事によって取り分が増えたと…すみませんやはり先程の提案は無しでお願いします」
ランカはため息をついた後に自らの頬を叩く

「新選組の人達も集まったみたいだしね…私達も早く殺ろうよ!もう我慢出来ない…」
レンカは呼吸を荒くし、まるで餌を我慢させられている猛獣のようだった


「沖田さん…貴方の遺伝粒子アーツの一つの…『最強無敵の隊長沖田さん!』でしたっけ…それは使わない方が良いですよ…オチが見えますので」
土方も合流してちょうど近くにいた沖田にそう注意する

「うっ…僕だって別にわざと転んでる訳じゃないのにぃ…わかったよぉ…」
沖田は三本刀のみを発動すると『大和守安定』が出現する

「それじゃあ!ゆくぞ新選組!『悪・即・斬』だ!!!」
近藤勇の号令と同時に土方や隊長達は出陣した
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