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第4章『猫耳貴族を復興させる事にした』
天地逆転と傍観終了のお知らせ
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『化け物じみた豪運~表裏一体の世界の理~』
マキの詠唱と共にマキ本人やトシイエ、それの身体の周りに二重三重に重ねられた光の輪が回り始める
『なんだ…これは……』
それは目障りに思ったのか力を込めてその輪を壊そうと手を振り下ろしたり、魔法を撃ち込んでみるが、光の輪には傷一つ付いておらず絶えず回り続けている
「ムダムダァ、その輪は俺様が死ぬか俺様が解除するまで永遠に解かれないんだよ!!」
マキのその言葉を聞いたそれはいい事を聞いたと言わんばかりに頬を釣り上げ、マキに向けて巨大な火球を放り投げる
「……ってそりゃあ攻撃してくるよな、無駄なんだがな」
マキはニヤリと笑い、その火球に向けて手を伸ばすと火球にも光の輪が現れマキが天に向かって指を上げると、二重三重に重なった光の輪はそれぞれが乱雑に回転を始めると……
『消えた…だと……そんな事が…』
それの放った火球はまるで元々無かったかのように痕跡も残さず空中で消え失せた
「俺様に攻撃が当たることは決して無い、例え天と地がひっくり返ってもな」
マキはそう言って、今度はそれの周りにある光の輪に向けて手を伸ばし同じように手のひら毎、天に向かって指を上げようとする
「これでテメェを消せば終わりなんだよ!!!」
マキはそうそれに向かって叫ぶ
『……成程、そういう事か』
辺りに大きな土煙が舞い散り、トシイエは勝ったと確信した
だが…【現実はそう甘くはなかった】
『……わかれば大した事はなかったな』
土煙が収まると、そこにはそれが不敵な笑みを浮かべて佇んでいた
『さし詰め、今の能力は"逆転させる能力"だな?』
それの予想通り、マキが持つ遊戯神の加護の【極】のスキル
『化け物じみた豪運』最強の能力、その効果は『存在しているものを無くし、またその場に無いものを存在させる』という能力である
例えば、個室トイレに慌てて入り用を足したあとに紙が無いことに気付き絶望する事があるが、この能力を使えばその場にトイレの紙はない為出現するというのだ
先程火球を消したのは、空中に存在している為無かったことにしたのだ
『そしてお前は……俺の中にいる本物の俺…という表現は多少違うがそういう事にしよう、つまりは今存在している俺という人格を消せば』
『存在していない本来の俺が出現する…成程、正解だ限りなく近いな』
それはマキの考えを読み取り、その内容に対し賞賛を送り拍手する
『だが……ならば一旦本来の俺に戻せば存在しているのは本来の俺となる』
『それなら消えるのは本来の俺でその場にいない俺が現れる……そこまで計算できなかったお前の負けだ』
それはマキに対し皮肉と蔑みの念を込めて声高らかに笑い出す
そして、次の瞬間マキの逆立っていた髪がブラシをかけたように垂れ始め、瞳の中の螺旋状の黒線が消失する
マキはまきとなってしまった
「あれ…ここは…ひっ……?!」
まきは目の前のそれを目の当たりにするとスグに半壊状態のコロッセオの崩れた岩の塊の陰に隠れる
『レイカに聞いていたが…ここまで変わるとは予想外だな』
まきに戻った瞬間、それやトシイエの身体の周りを回っていた光の輪が消失し、完全にまきの術も解かれてしまった
『ククク……もうマキ…否、まきのスキルも解かれた今、もう護ってくれるものは何も無いぞ?終わりだ』
『絶望よ……闇の底から出でる終焉の使者よ…我が望みを叶えたまへ』
それの詠唱の後、コロッセオの大地が裂け、中を覗けば鎖や札によって縛り付けられたあらゆる罪人たちの魂が集まった、言うなれば『怨霊体』と呼ぶにふさわしいだろう
『これで……終わりだ!!!』
それは完全に勝利を確信し、口の端が耳まで裂けるのではないかという程まで釣り上がり歓喜に満ちた声を上げる
『悪いけど……おいたが過ぎるんじゃないかなユート君』
『何の為にチュートリアルをやらせたと思っているんだい?本当は傍観決めておくのか神様ってモノなんだろうけど……見ていた限りユート君は殆ど神になっているみたいだから"神VS神"なら問題ないかなと思って現れちゃいました♪』
天井の大地から一筋の光が零れ落ち、そこから一人の少年が降臨した
その名を……
『よぉ……魔法神……来てもらったとこ悪いが帰れ』
『フフ…そうはいかないよ……これから君にお仕置きをするんだからね♪君いつもやってたじゃない、アルカちゃん達にお尻ペンペンを…だから僕がお尻ペンペンしてあげるね♪』
マキの詠唱と共にマキ本人やトシイエ、それの身体の周りに二重三重に重ねられた光の輪が回り始める
『なんだ…これは……』
それは目障りに思ったのか力を込めてその輪を壊そうと手を振り下ろしたり、魔法を撃ち込んでみるが、光の輪には傷一つ付いておらず絶えず回り続けている
「ムダムダァ、その輪は俺様が死ぬか俺様が解除するまで永遠に解かれないんだよ!!」
マキのその言葉を聞いたそれはいい事を聞いたと言わんばかりに頬を釣り上げ、マキに向けて巨大な火球を放り投げる
「……ってそりゃあ攻撃してくるよな、無駄なんだがな」
マキはニヤリと笑い、その火球に向けて手を伸ばすと火球にも光の輪が現れマキが天に向かって指を上げると、二重三重に重なった光の輪はそれぞれが乱雑に回転を始めると……
『消えた…だと……そんな事が…』
それの放った火球はまるで元々無かったかのように痕跡も残さず空中で消え失せた
「俺様に攻撃が当たることは決して無い、例え天と地がひっくり返ってもな」
マキはそう言って、今度はそれの周りにある光の輪に向けて手を伸ばし同じように手のひら毎、天に向かって指を上げようとする
「これでテメェを消せば終わりなんだよ!!!」
マキはそうそれに向かって叫ぶ
『……成程、そういう事か』
辺りに大きな土煙が舞い散り、トシイエは勝ったと確信した
だが…【現実はそう甘くはなかった】
『……わかれば大した事はなかったな』
土煙が収まると、そこにはそれが不敵な笑みを浮かべて佇んでいた
『さし詰め、今の能力は"逆転させる能力"だな?』
それの予想通り、マキが持つ遊戯神の加護の【極】のスキル
『化け物じみた豪運』最強の能力、その効果は『存在しているものを無くし、またその場に無いものを存在させる』という能力である
例えば、個室トイレに慌てて入り用を足したあとに紙が無いことに気付き絶望する事があるが、この能力を使えばその場にトイレの紙はない為出現するというのだ
先程火球を消したのは、空中に存在している為無かったことにしたのだ
『そしてお前は……俺の中にいる本物の俺…という表現は多少違うがそういう事にしよう、つまりは今存在している俺という人格を消せば』
『存在していない本来の俺が出現する…成程、正解だ限りなく近いな』
それはマキの考えを読み取り、その内容に対し賞賛を送り拍手する
『だが……ならば一旦本来の俺に戻せば存在しているのは本来の俺となる』
『それなら消えるのは本来の俺でその場にいない俺が現れる……そこまで計算できなかったお前の負けだ』
それはマキに対し皮肉と蔑みの念を込めて声高らかに笑い出す
そして、次の瞬間マキの逆立っていた髪がブラシをかけたように垂れ始め、瞳の中の螺旋状の黒線が消失する
マキはまきとなってしまった
「あれ…ここは…ひっ……?!」
まきは目の前のそれを目の当たりにするとスグに半壊状態のコロッセオの崩れた岩の塊の陰に隠れる
『レイカに聞いていたが…ここまで変わるとは予想外だな』
まきに戻った瞬間、それやトシイエの身体の周りを回っていた光の輪が消失し、完全にまきの術も解かれてしまった
『ククク……もうマキ…否、まきのスキルも解かれた今、もう護ってくれるものは何も無いぞ?終わりだ』
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それの詠唱の後、コロッセオの大地が裂け、中を覗けば鎖や札によって縛り付けられたあらゆる罪人たちの魂が集まった、言うなれば『怨霊体』と呼ぶにふさわしいだろう
『これで……終わりだ!!!』
それは完全に勝利を確信し、口の端が耳まで裂けるのではないかという程まで釣り上がり歓喜に満ちた声を上げる
『悪いけど……おいたが過ぎるんじゃないかなユート君』
『何の為にチュートリアルをやらせたと思っているんだい?本当は傍観決めておくのか神様ってモノなんだろうけど……見ていた限りユート君は殆ど神になっているみたいだから"神VS神"なら問題ないかなと思って現れちゃいました♪』
天井の大地から一筋の光が零れ落ち、そこから一人の少年が降臨した
その名を……
『よぉ……魔法神……来てもらったとこ悪いが帰れ』
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