1 / 3
プロローグ 1
しおりを挟む
ー日本ー
「んんー、この本最っ高!」
私、福嶋結城は、バリバリのオタクである。今、新しく発売された異世界トリップものの本を読み終えたところだ。オタクだからと言ってもなめるなよ…何を隠そう、私は社でも営業成績はいい方で、しかも洋服のデザインまでも得意なのだ!しかしながら、私よりも少し、ほんと~に少しだけ負けていると噂のやつがいるのだ…
ま、まぁ私は認めてないけどね!ぜったいに私が勝ってるもん!
「おい、食堂で百面相してんじゃねえよ。気色わっる。」
「うわっ。出た!クソメガネ!」
今私にいちゃもんつけてきたこいつが、その噂の今宮だ。とてつもなくウザイのだが、顔だけはいい。
そのせいか、とにかくモテる。
例えば、バレンタインには社内の女子の半分以上がこいつにチョコを渡していた。
他にも、月に10人は告白してるとかって噂もある。ほんとーにモテるのだ。
これが、漫画みたいに普段から猫かぶってんならともかく、かぶってないのに、モテている。
「ねえねえ、またあの二人、一緒にいるよ。仲いいのかな~?」
「確かにな~。わが社の美男美女は絵になるねえ。」
「もしかしたら、本当に付き合ってるんじゃね?」
「福嶋さんはオタクらしいけど、全然気にならねえ!ムッチャ付き合いてー」
周りが何か言ってるけど、何見てんだろう。何が付き合ってるだ!冗談もほどほどにしてほしい。
「こいつとカレカノって冗談じゃねえ…」
「そこに関しては、同感ね。というか、あんたに彼女がいないから、騒がれるのよ!
早く適当に彼女作りなさいよ。」
「それなら、お前がつくりゃいいだろ、好きっていうやつは山ほどいるんだから」
そう、私は、こいつほどではないが、それなりにモテる。こいつの半分くらいだろうか。
「私は二次元が好きなの。三次元なんて、面倒なだけだし、クソくらえだわ。」
「うわぁ、こいつ言い切ったよ…」
そう
二次元なら誰も傷つかないし、二次元最高なのだ!
「んんー、この本最っ高!」
私、福嶋結城は、バリバリのオタクである。今、新しく発売された異世界トリップものの本を読み終えたところだ。オタクだからと言ってもなめるなよ…何を隠そう、私は社でも営業成績はいい方で、しかも洋服のデザインまでも得意なのだ!しかしながら、私よりも少し、ほんと~に少しだけ負けていると噂のやつがいるのだ…
ま、まぁ私は認めてないけどね!ぜったいに私が勝ってるもん!
「おい、食堂で百面相してんじゃねえよ。気色わっる。」
「うわっ。出た!クソメガネ!」
今私にいちゃもんつけてきたこいつが、その噂の今宮だ。とてつもなくウザイのだが、顔だけはいい。
そのせいか、とにかくモテる。
例えば、バレンタインには社内の女子の半分以上がこいつにチョコを渡していた。
他にも、月に10人は告白してるとかって噂もある。ほんとーにモテるのだ。
これが、漫画みたいに普段から猫かぶってんならともかく、かぶってないのに、モテている。
「ねえねえ、またあの二人、一緒にいるよ。仲いいのかな~?」
「確かにな~。わが社の美男美女は絵になるねえ。」
「もしかしたら、本当に付き合ってるんじゃね?」
「福嶋さんはオタクらしいけど、全然気にならねえ!ムッチャ付き合いてー」
周りが何か言ってるけど、何見てんだろう。何が付き合ってるだ!冗談もほどほどにしてほしい。
「こいつとカレカノって冗談じゃねえ…」
「そこに関しては、同感ね。というか、あんたに彼女がいないから、騒がれるのよ!
早く適当に彼女作りなさいよ。」
「それなら、お前がつくりゃいいだろ、好きっていうやつは山ほどいるんだから」
そう、私は、こいつほどではないが、それなりにモテる。こいつの半分くらいだろうか。
「私は二次元が好きなの。三次元なんて、面倒なだけだし、クソくらえだわ。」
「うわぁ、こいつ言い切ったよ…」
そう
二次元なら誰も傷つかないし、二次元最高なのだ!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる