異世界幼児化トリップ

プロローグ ３ (居酒屋にて)

さて、こうして居酒屋に来たわけだし、たのみまくってやろう！なんか私と今宮は
タダみたいだしね！
「すみませーん、
ビールとタコワサ、あと枝豆をおねがいしまーす！」
隣に座ってる今宮が何か言いたげにしてたので、聞いてやろう。
「なによ？なにかいいたことでもあるの？」
「いや、女と思えない注文に、愕然としてただけだ…気にするな。」
なんだこいつ。すっごい失礼だな！
「なに、なんか悪いの？だって美味しいじゃない、
ビール飲んで、枝豆つまむの！」
「考え方がおっさんのそれだな。ま、わかるけどな。確かに
枝豆とビールの組み合わせは最高だ。
『お待たせしましたー。ビールとタコワサ、あと枝豆でございまーす。
ポリッ、ゴクン。ああ、やっぱし美味え。」
「て、ああ！今宮！なに人が頼んだもの勝手に食べてんの!
あげるとか言った覚えないんですけど！」
「そりゃ、お前、言ってないんだからな。なに？自分が言ったことと
言ってないことの区別もつかないの？ぷっ。」
腹たつなー、こいつ。
そんなこんなしてたら、課長が乾杯の音頭を取った。
「えー、それでは、今宮君と福嶋さんの成功を祝って、
      乾杯！」
「「「「「乾杯」」」」」
まあ、いっか、そんなことはもうきにせずに楽しく飲もっと。
「すみませーん、日本酒のロックを一杯お願いします！」
「おい、そんないっぺんに飲んだら、酔うぞー」
うーん、それはいやだ。
よし
「酔わない程度に、飲みまくるぞー！」
「いや、飲みまくったら、ダメだろ…」
そしてこのあと、課長が変なことを言いだすまで、
私と今宮は飲み続けたのだった。
まさか、このあとの課長の思いつきであんなことになるとは、
思いもせずに…