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24. 三人目の聖女候補生
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「ライラ、ちょっと来て!」
教室に着くと、興奮したように私を呼ぶアネットが手招きをした。ざわついていた教室が急に静まり、視線がこちらに集まる。
ルーク様は真後ろの席の生徒と何かを話していたけれど、私達の姿を見ると同様に口を閉じられた。
一緒に教室に入ったディノとエイデンはちらりと女子たちに目をやり、そのまま自分の席へと歩いてゆく。
私は呼ばれるがまま、アネットを中心にした女子生徒の輪の中に入っていった。
「ねぇ、今日この教室に転入生が来るらしいの。ライラは知ってる?」
アネットは声を潜めながら鼻息荒く私に訊ねた。その勢いにやや気圧されながらとりあえず肯く。
「やっぱりライラも知っていたのね! さっき廊下でルーク様の話を通りすがりに聞いた人がいて、今その内容で話がもちきりなのよ。それに……」
言いにくそうに少し口ごもる。
「その転入生、どうやら聖女候補生らしいって。本当だとしたらどういうことなの!?」
「変な話よね。同い年の令嬢ならば、仮に地方に住んでいたとしても一年から通うはずでしょう? 今更そんな人が現れるのかと皆で話していたのよ」
アネットに続いてエミリアも不可解そうな口調で話す。
疑問に思うことはもっともだ。この国の貴族の多くは王都に住み国政を担っているけれど、中には地方に居を構えている貴族もいる。
十五歳になればミリシア学園で学ぶことを義務付けられているため、本来ならば親と離れてでも入学をしなければならない。だから途中から貴族クラスに入るなんてことは、特別な事情でも無い限りありえないのだ。
「王宮のお茶会にも参加しないで、いきなりやってきて聖女候補生だなんて考えられないわ。どういうことかわからないけれど、とにかく私達はライラの味方だし、応援してるから!」
そうアネットが熱く語ってくれる。
「あら、皆さん集まってどうしたの?」
聞き慣れた、のんびりした声が耳に入った。
「ごきげんようマリー。ちょっと聞いて、大変よ」
新参者を逃がさないとばかりに一斉にマリーを取り囲み、また最初から同じ話が繰り広げられた。
そしてチャイムが鳴り、いよいよヒロインが皆の前に登場する時が来た。
扉が開きマルクス先生とジュリアが入室すると、言葉にならないどよめきが教室内に沸き上がる。
無理もない。一緒に入ってきた生徒は、私たちの白制服と違いグレーの制服に身を包んでいるのだから。
「みなさん静かに。今日から二年生となり新たな学園生活が始まりますが、まず始めにお話しすることがあります」
マルクス先生の挨拶に一同が静まり返る。
「今日からこのクラスに新しい生徒が加わることになります。彼女は地方の学校で学んでいましたが、高い精霊力を持つ特待生としてこの学園へ通うことになりました。ジュリア=ノースさん、まずは自己紹介を」
そう促されてジュリアは一歩前に出でると、少し緊張した声で挨拶をした。
「初めまして。ジュリア=ノースです。今日から皆さんと一緒にお勉強させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします」
澄んだハリのある可愛らしい声が教室に響いた。簡単な挨拶だけれどとても印象に残る声だ。
「制服を見ても分かる通り、彼女は平民です。しかし平民ながら異例の精霊力を持っていること、その能力が高いこと。それが国に認められたことにより新たな聖女候補生としてこのAクラスで学ぶことになりました」
ざわざわとした重い空気を後ろから感じて、ちらりと振り返って見た。すると女子たちがものすごい顔をしてジュリアを凝視している。
朝の彼女達の様子から、なんとなく予想はしていたけれど、これはヒロイン……改めジュリアにとって厳しい環境になりそうだ。
このどうみてもアウェーな状況、皆が私を応援してくれる気持ちはとても嬉しいけれど、それが行き過ぎてしまわないか心配になる。
たしかに私は対ヒロインに向けて、自分の味方を増やそうと頑張ってきた。そのおかげで今ではクラスに強い絆が芽生えているといってもいい。
しかしそれは私に不利な状況を回避するためであって、ヒロインに対して敵意を向けてもらうつもりではなかった。
どうしよう、この空気を変えないとちょっとまずいかもしれない。
先生の話を聞きながら、そんなことを考えていた。
案内されたジュリアの席は教室の最後列、家格順となっているため文字通り末席に座る。
紹介を終えた先生は、今後の授業内容と予定などの話を始めた。その中で一年生から変わったこととして、精霊学の授業では魔法の実技を学ぶこと、それから聖女候補生は課外活動が始まることを説明する。
それらのスケジュールの確認を終え、本日の授業は終了となった。
チャイムが鳴ると同時に先生はジュリアを呼び出し、帰り支度をするよう言って教室から連れていった。
「ねぇ、平民て本当なの?」「聖女候補生だとしたらルーク様の婚約者候補ってことよね?」「そもそも平民が聖女だなんてありえないわ」
二人が教室を出ていった途端、蜂の巣をつついた様に教室中がざわめいた。
ただ男子生徒はまだ比較的落ち着いていて、どちらかといえば頬を緩めながらジュリアについて語り合っているようだ。あのヒロインオーラと圧倒的可愛らしさを目の当たりにしたら身分関係なく男なら惹かれてしまうのも頷ける。
ルーク様やディノ達は特にいつもと変わらず帰り支度をしているけれど、攻略キャラなだけあってヒロインへの抵抗力でもあるのだろうか。
私はそういった周囲の様子を見て、少し考えてから騒いでいる女子達に伝えた。
「私、ちょっと先生の所へ行ってくる。皆もどういうことか気になるでしょう? 私も聖女候補生として疑問に思うことがあるから色々と聞いてくるわ。少し待っていてくれる?」
突然現れた聖女候補生が平民という事で、さらにジュリアにヘイトが集まってしまっている。
どうにか一度落ち着いてもらいたかったけれど、今は皆も動揺して冷静ではいられないのだろう。そのためにも先生からしっかり話を聞いておこうと思った。
「私も一緒に行こうか?」
マリーが心配そうに言ってきた。本人は全く意識していないようだけれど、彼女も立派な聖女候補生の一人である。そんなつもりではなかったのだろうけど、マリー自身も理解しておいた方がいいと思ったので頷いた。
「そうね、私も少し狼狽えているし、付いてきてもらってもいい?」
そうお願いして、私たちはマルクス先生の元へ向かった。
教室に着くと、興奮したように私を呼ぶアネットが手招きをした。ざわついていた教室が急に静まり、視線がこちらに集まる。
ルーク様は真後ろの席の生徒と何かを話していたけれど、私達の姿を見ると同様に口を閉じられた。
一緒に教室に入ったディノとエイデンはちらりと女子たちに目をやり、そのまま自分の席へと歩いてゆく。
私は呼ばれるがまま、アネットを中心にした女子生徒の輪の中に入っていった。
「ねぇ、今日この教室に転入生が来るらしいの。ライラは知ってる?」
アネットは声を潜めながら鼻息荒く私に訊ねた。その勢いにやや気圧されながらとりあえず肯く。
「やっぱりライラも知っていたのね! さっき廊下でルーク様の話を通りすがりに聞いた人がいて、今その内容で話がもちきりなのよ。それに……」
言いにくそうに少し口ごもる。
「その転入生、どうやら聖女候補生らしいって。本当だとしたらどういうことなの!?」
「変な話よね。同い年の令嬢ならば、仮に地方に住んでいたとしても一年から通うはずでしょう? 今更そんな人が現れるのかと皆で話していたのよ」
アネットに続いてエミリアも不可解そうな口調で話す。
疑問に思うことはもっともだ。この国の貴族の多くは王都に住み国政を担っているけれど、中には地方に居を構えている貴族もいる。
十五歳になればミリシア学園で学ぶことを義務付けられているため、本来ならば親と離れてでも入学をしなければならない。だから途中から貴族クラスに入るなんてことは、特別な事情でも無い限りありえないのだ。
「王宮のお茶会にも参加しないで、いきなりやってきて聖女候補生だなんて考えられないわ。どういうことかわからないけれど、とにかく私達はライラの味方だし、応援してるから!」
そうアネットが熱く語ってくれる。
「あら、皆さん集まってどうしたの?」
聞き慣れた、のんびりした声が耳に入った。
「ごきげんようマリー。ちょっと聞いて、大変よ」
新参者を逃がさないとばかりに一斉にマリーを取り囲み、また最初から同じ話が繰り広げられた。
そしてチャイムが鳴り、いよいよヒロインが皆の前に登場する時が来た。
扉が開きマルクス先生とジュリアが入室すると、言葉にならないどよめきが教室内に沸き上がる。
無理もない。一緒に入ってきた生徒は、私たちの白制服と違いグレーの制服に身を包んでいるのだから。
「みなさん静かに。今日から二年生となり新たな学園生活が始まりますが、まず始めにお話しすることがあります」
マルクス先生の挨拶に一同が静まり返る。
「今日からこのクラスに新しい生徒が加わることになります。彼女は地方の学校で学んでいましたが、高い精霊力を持つ特待生としてこの学園へ通うことになりました。ジュリア=ノースさん、まずは自己紹介を」
そう促されてジュリアは一歩前に出でると、少し緊張した声で挨拶をした。
「初めまして。ジュリア=ノースです。今日から皆さんと一緒にお勉強させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします」
澄んだハリのある可愛らしい声が教室に響いた。簡単な挨拶だけれどとても印象に残る声だ。
「制服を見ても分かる通り、彼女は平民です。しかし平民ながら異例の精霊力を持っていること、その能力が高いこと。それが国に認められたことにより新たな聖女候補生としてこのAクラスで学ぶことになりました」
ざわざわとした重い空気を後ろから感じて、ちらりと振り返って見た。すると女子たちがものすごい顔をしてジュリアを凝視している。
朝の彼女達の様子から、なんとなく予想はしていたけれど、これはヒロイン……改めジュリアにとって厳しい環境になりそうだ。
このどうみてもアウェーな状況、皆が私を応援してくれる気持ちはとても嬉しいけれど、それが行き過ぎてしまわないか心配になる。
たしかに私は対ヒロインに向けて、自分の味方を増やそうと頑張ってきた。そのおかげで今ではクラスに強い絆が芽生えているといってもいい。
しかしそれは私に不利な状況を回避するためであって、ヒロインに対して敵意を向けてもらうつもりではなかった。
どうしよう、この空気を変えないとちょっとまずいかもしれない。
先生の話を聞きながら、そんなことを考えていた。
案内されたジュリアの席は教室の最後列、家格順となっているため文字通り末席に座る。
紹介を終えた先生は、今後の授業内容と予定などの話を始めた。その中で一年生から変わったこととして、精霊学の授業では魔法の実技を学ぶこと、それから聖女候補生は課外活動が始まることを説明する。
それらのスケジュールの確認を終え、本日の授業は終了となった。
チャイムが鳴ると同時に先生はジュリアを呼び出し、帰り支度をするよう言って教室から連れていった。
「ねぇ、平民て本当なの?」「聖女候補生だとしたらルーク様の婚約者候補ってことよね?」「そもそも平民が聖女だなんてありえないわ」
二人が教室を出ていった途端、蜂の巣をつついた様に教室中がざわめいた。
ただ男子生徒はまだ比較的落ち着いていて、どちらかといえば頬を緩めながらジュリアについて語り合っているようだ。あのヒロインオーラと圧倒的可愛らしさを目の当たりにしたら身分関係なく男なら惹かれてしまうのも頷ける。
ルーク様やディノ達は特にいつもと変わらず帰り支度をしているけれど、攻略キャラなだけあってヒロインへの抵抗力でもあるのだろうか。
私はそういった周囲の様子を見て、少し考えてから騒いでいる女子達に伝えた。
「私、ちょっと先生の所へ行ってくる。皆もどういうことか気になるでしょう? 私も聖女候補生として疑問に思うことがあるから色々と聞いてくるわ。少し待っていてくれる?」
突然現れた聖女候補生が平民という事で、さらにジュリアにヘイトが集まってしまっている。
どうにか一度落ち着いてもらいたかったけれど、今は皆も動揺して冷静ではいられないのだろう。そのためにも先生からしっかり話を聞いておこうと思った。
「私も一緒に行こうか?」
マリーが心配そうに言ってきた。本人は全く意識していないようだけれど、彼女も立派な聖女候補生の一人である。そんなつもりではなかったのだろうけど、マリー自身も理解しておいた方がいいと思ったので頷いた。
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そうお願いして、私たちはマルクス先生の元へ向かった。
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