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57. 光の王
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その時、誰かに呼ばれたような気がして振り向いた。同時に大きくひしゃげたような金属音が耳をつんざき、私に向かってくる車の存在に気が付いた。
ヘッドライトを全身に浴びて、私は自分の最後を悟った。せめて大好きな彼を抱えて逝けたなら。
私は咄嗟に買ったばかりドラマCDを胸に抱きしめる。
―――― ……ライラ、こっちへおいで。
私を呼ぶ声が聞こえた。自分の名前じゃないのに、不思議と私が呼ばれたのだと理解した。
大好きなあの人の声のような気がして、夢中でその声がする方へ手を伸ばした。どうか間に合って、と心の中で祈る。
すると私を照らすヘッドライトの明かりは、いつの間にかとてもやさしい、包まれたような暖かな光となっていた。
私はおそるおそる目を開けた。そこには迫り来る車はなく、それどころか行き交う人々、電柱、建物、それらの見慣れた景色が全て消え失せていた。
ただの真っ白な空間に私は一人で立っている。
わけが分からず、何もない白い空間をあてもなく歩いた。でも不思議と不安に思うこともなければ、怖いと思うこともない。
そこにあったのは満たされたような幸福感。
天国ってこういうところなのかな、なんて思っていると、次第に眠くなりまどろみはじめた。
歩くのをやめ、眠たくなったら寝ることを繰り返す。
ここはどこだろうなんて思ったことも、もう昔の事のように思えた。さっき来たばかりのような、でも昔からいたような不思議な感覚。
今はもう、自分がどこから来たのかさえ憶えていなかった。自分自身が誰なのかさえ忘れてしまった。
でも幸せだった。
時間の感覚もなくなっていたある日、突然嵐に襲われることになった。轟々とものすごい音がして叩き起こされると、身が引きちぎられるほどの衝撃を体に受ける。
あれ、そういえば私、死ぬかもしれないと思っていなかったっけ?
忘れていた何かを思い出して、慌てて身を守るべく縮こまった。どうにか嵐を耐え、それが過ぎ去った後は音も止んだ。
やっと苦痛から解放されたと思ったら、今度は猛烈な孤独と不安が全身を覆った。状況もわからないまま知らない所に放り出されてしまったようで、私は感情を抑えられずに泣き出してしまった。
「おお、おお…ローズ、よく頑張ったな」
「奥様、旦那様。元気なお嬢様ですよ。是非お顔を見てあげてください」
誰かの話し声が聞こえる。何を言っているのかわからなくて、何がなんだかわからずただ泣くことしかできなかった。
安らぎも温もりもこの身から消え去り、ただ言いようのない不安に押しつぶされる。
「あなた見て。この子、少しだけ髪があるわ」
「ああ、本当だ……君の青と、私のブロンドの色を混ぜたような綺麗な色だ」
「そう、まるでライラックの花のように可愛らしい子。ねぇ、この子の名前はその花から名付けるのはどうかしら」
「良い案だね、ではこの子の名前は……ライラ、ライラと名付けようか」
泣き疲れて再びまどろむと、懐かしい名を耳にした。
そこで、意識がゆっくりと浮上して目が覚めた。左手に違和感を覚えて目を向けると、私の手を握りしめ俯いているルーク様が目に入った。
「ルーク様!」
慌てて身を起こし、彼の手に自分の手を重ねた。それに気付いたのか、握っていた手を緩めて彼はゆっくりと顔を上げた。
「ライラ」
「ルーク、様……」
なんだか懐かしい気持ちで彼の声を聞いた。愛おしい、大好きなこの声に導かれて私はここに辿り着いた。
「あの時、あなたがここまで連れてきてくださったのですね……ルーク様」
「ライラ……おかえり」
なぜ私がこの世界に生まれ落ちたのか。その理由を知って、気が付けば涙が頬に零れ落ちていた。
「失礼します! 今の光は!?」
勢いよくドアが開き、私は驚いて周囲を見渡すとここが見知らぬ部屋であることに気が付いた。
「先程王宮内が大きな光に包まれ、騒ぎになっています。発生場所がここだと聞きつけて来た…のですが……」
入ってきた一人の騎士が慌てたように話すけれど、すぐに言葉が小さくしぼんでいった。
そこで初めて、暗闇だというのにルーク様の姿がはっきりと見えていることに気付いた。
彼の全身からは、光が溢れていた。
「……奇跡が起きたのです……」
ドア近くにいたもう一人の騎士らしき人物が、呆然と口を開く。
「光の王……」
ルーク様は立ち上がり、ゆっくりと彼らに歩み寄った。畏れおののくように彼らは一斉に跪き頭を垂れる。
「私はこれから我が父国王のもとへ行く。私が戻るまで、この部屋には誰も入れるな」
そう言ってルーク様は部屋を後にした。私も呆然としてその後ろ姿を見送る。
そこからは怒涛の展開があったことを後から知ることとなった。
夜が明けて両親の面会だけが許されると、早々にやってきて私の側に駆けつけた。
「あなたは、本当になんて子なの……」
そう言いながら母は私を抱きしめ、涙を流す。
心配をかけてしまい、両親には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でも私の中では勝算の高い賭けのつもりではあった。
この計画を思いついてから、本を読み漁り毒の種類を調べ上げ、強毒のものを中心に死に至るまでの量や時間を書き出した。
それと並行して、魔法の精度を上げるために毎日水を使って練習もした。
口や喉の粘膜から吸収される分は必要ダメージと考え、そこは体を張るつもりでもあった。それにはノーダメージよりも信憑性が高まるという計算も入れている。
……後遺症の心配はあったし思いのほか毒が回ったようだけれど、死ぬまでは到らないように考えていた。
二人には元気であることを伝え、今回の事がどのように説明されているのかを訊いてみた。倒れてから今まで、外で何が起きているか知らない私には気になるところでもある。
それで確認してみると、ほぼ正確に事の顛末を把握していた。
つまり王妃がルーク様の暗殺を謀り、私がそれを阻止するためにあえて毒薬を口にしたと理解していた。
「自分の身を挺してまでルーク様をお守りするなんて……本当にこの子は」
そう言って目を潤ませる母を見ていたら、私までまた涙目になってくる。
そして母とは打って変わり、沈んだ重い口調で父が口を開いた。
「ルーク様がミラ様を拘束されたらしい。王がそれをお認めになった」
「ルーク様が……?」
「前代未聞の事態が起きて情報が錯綜している今、実は私も正確に把握しきれていない。しかしミリシア学園の職員への尋問から、ミラ様の関わりが明らかになったという話だ」
私が倒れる寸前、購買所の方へ駆けていくエイデンとディノの姿を思い出した。内容が内容だけに事前に詳しい説明が出来なかったけれど、逃げられる前に捕えることができたのは彼らのおかげかもしれない。
「ところでもう身体に辛いところはない?」
実のところ目覚めてからは全く気分の悪いところはなく、むしろ元気を持て余していたところだった。
「私の体はもう大丈夫だと思います。それより昨夜、ルーク様が尋ねていらっしゃったのですが……」
「ああ、わかっている。この部屋でルーク様は光の力に目覚められた。このことは国王から王宮にいるもの全てが把握している。お前が今こうして目覚めることが出来たのは、あの方のおかげだと」
やはりそうだった。父の言葉を聞いて深く安堵した。
光の力に目覚めること。それはこの国で不動の地位を得るということだ。
伝説の再来となった彼を、もう誰も貶め陥れることはできない。王妃も、いや国王ですら触れられない存在となるはずだ。
やっと、終わった。
父から話を聞いて、全身の力が抜けるのを感じた。
私の長い戦いの終焉。ルーク様が暗殺されることも、コンスティ家の没落も、もう考えなくていい。私は全ての難関を乗り切ったのだ。
十二歳のあの日、記憶を取り戻してからこの日の事をずっと考えていた。
ミリシア学園に通うようになって大切な友人たちと出会い、信頼を積み重ねてきた。
事情を話せない私の行動を訝しむこともあっただろうと思う。それでも皆が私を信じて、支えようとしてくれた。
「そんなに幸せそうな顔をして、命がかかっていたことを忘れたの?」
呆れたような母の声に思わず苦笑する。
申し訳ありません、と謝りながら、もう一人謝らなければならない人物を思い浮かべた。
ジュリア。彼女だけは救えなかった。
なりたくもない聖女への道を歩ませ、彼女の想いを遂げてあげられないこと。私が悪役令嬢の噂を受け入れた時からある程度は覚悟していたことだった。
間近に控えた精霊祭の聖女役を彼女が務め、十月には正式に聖女に任命されるだろう。
それだけが唯一、心苦しさが残っていた。
ヘッドライトを全身に浴びて、私は自分の最後を悟った。せめて大好きな彼を抱えて逝けたなら。
私は咄嗟に買ったばかりドラマCDを胸に抱きしめる。
―――― ……ライラ、こっちへおいで。
私を呼ぶ声が聞こえた。自分の名前じゃないのに、不思議と私が呼ばれたのだと理解した。
大好きなあの人の声のような気がして、夢中でその声がする方へ手を伸ばした。どうか間に合って、と心の中で祈る。
すると私を照らすヘッドライトの明かりは、いつの間にかとてもやさしい、包まれたような暖かな光となっていた。
私はおそるおそる目を開けた。そこには迫り来る車はなく、それどころか行き交う人々、電柱、建物、それらの見慣れた景色が全て消え失せていた。
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わけが分からず、何もない白い空間をあてもなく歩いた。でも不思議と不安に思うこともなければ、怖いと思うこともない。
そこにあったのは満たされたような幸福感。
天国ってこういうところなのかな、なんて思っていると、次第に眠くなりまどろみはじめた。
歩くのをやめ、眠たくなったら寝ることを繰り返す。
ここはどこだろうなんて思ったことも、もう昔の事のように思えた。さっき来たばかりのような、でも昔からいたような不思議な感覚。
今はもう、自分がどこから来たのかさえ憶えていなかった。自分自身が誰なのかさえ忘れてしまった。
でも幸せだった。
時間の感覚もなくなっていたある日、突然嵐に襲われることになった。轟々とものすごい音がして叩き起こされると、身が引きちぎられるほどの衝撃を体に受ける。
あれ、そういえば私、死ぬかもしれないと思っていなかったっけ?
忘れていた何かを思い出して、慌てて身を守るべく縮こまった。どうにか嵐を耐え、それが過ぎ去った後は音も止んだ。
やっと苦痛から解放されたと思ったら、今度は猛烈な孤独と不安が全身を覆った。状況もわからないまま知らない所に放り出されてしまったようで、私は感情を抑えられずに泣き出してしまった。
「おお、おお…ローズ、よく頑張ったな」
「奥様、旦那様。元気なお嬢様ですよ。是非お顔を見てあげてください」
誰かの話し声が聞こえる。何を言っているのかわからなくて、何がなんだかわからずただ泣くことしかできなかった。
安らぎも温もりもこの身から消え去り、ただ言いようのない不安に押しつぶされる。
「あなた見て。この子、少しだけ髪があるわ」
「ああ、本当だ……君の青と、私のブロンドの色を混ぜたような綺麗な色だ」
「そう、まるでライラックの花のように可愛らしい子。ねぇ、この子の名前はその花から名付けるのはどうかしら」
「良い案だね、ではこの子の名前は……ライラ、ライラと名付けようか」
泣き疲れて再びまどろむと、懐かしい名を耳にした。
そこで、意識がゆっくりと浮上して目が覚めた。左手に違和感を覚えて目を向けると、私の手を握りしめ俯いているルーク様が目に入った。
「ルーク様!」
慌てて身を起こし、彼の手に自分の手を重ねた。それに気付いたのか、握っていた手を緩めて彼はゆっくりと顔を上げた。
「ライラ」
「ルーク、様……」
なんだか懐かしい気持ちで彼の声を聞いた。愛おしい、大好きなこの声に導かれて私はここに辿り着いた。
「あの時、あなたがここまで連れてきてくださったのですね……ルーク様」
「ライラ……おかえり」
なぜ私がこの世界に生まれ落ちたのか。その理由を知って、気が付けば涙が頬に零れ落ちていた。
「失礼します! 今の光は!?」
勢いよくドアが開き、私は驚いて周囲を見渡すとここが見知らぬ部屋であることに気が付いた。
「先程王宮内が大きな光に包まれ、騒ぎになっています。発生場所がここだと聞きつけて来た…のですが……」
入ってきた一人の騎士が慌てたように話すけれど、すぐに言葉が小さくしぼんでいった。
そこで初めて、暗闇だというのにルーク様の姿がはっきりと見えていることに気付いた。
彼の全身からは、光が溢れていた。
「……奇跡が起きたのです……」
ドア近くにいたもう一人の騎士らしき人物が、呆然と口を開く。
「光の王……」
ルーク様は立ち上がり、ゆっくりと彼らに歩み寄った。畏れおののくように彼らは一斉に跪き頭を垂れる。
「私はこれから我が父国王のもとへ行く。私が戻るまで、この部屋には誰も入れるな」
そう言ってルーク様は部屋を後にした。私も呆然としてその後ろ姿を見送る。
そこからは怒涛の展開があったことを後から知ることとなった。
夜が明けて両親の面会だけが許されると、早々にやってきて私の側に駆けつけた。
「あなたは、本当になんて子なの……」
そう言いながら母は私を抱きしめ、涙を流す。
心配をかけてしまい、両親には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でも私の中では勝算の高い賭けのつもりではあった。
この計画を思いついてから、本を読み漁り毒の種類を調べ上げ、強毒のものを中心に死に至るまでの量や時間を書き出した。
それと並行して、魔法の精度を上げるために毎日水を使って練習もした。
口や喉の粘膜から吸収される分は必要ダメージと考え、そこは体を張るつもりでもあった。それにはノーダメージよりも信憑性が高まるという計算も入れている。
……後遺症の心配はあったし思いのほか毒が回ったようだけれど、死ぬまでは到らないように考えていた。
二人には元気であることを伝え、今回の事がどのように説明されているのかを訊いてみた。倒れてから今まで、外で何が起きているか知らない私には気になるところでもある。
それで確認してみると、ほぼ正確に事の顛末を把握していた。
つまり王妃がルーク様の暗殺を謀り、私がそれを阻止するためにあえて毒薬を口にしたと理解していた。
「自分の身を挺してまでルーク様をお守りするなんて……本当にこの子は」
そう言って目を潤ませる母を見ていたら、私までまた涙目になってくる。
そして母とは打って変わり、沈んだ重い口調で父が口を開いた。
「ルーク様がミラ様を拘束されたらしい。王がそれをお認めになった」
「ルーク様が……?」
「前代未聞の事態が起きて情報が錯綜している今、実は私も正確に把握しきれていない。しかしミリシア学園の職員への尋問から、ミラ様の関わりが明らかになったという話だ」
私が倒れる寸前、購買所の方へ駆けていくエイデンとディノの姿を思い出した。内容が内容だけに事前に詳しい説明が出来なかったけれど、逃げられる前に捕えることができたのは彼らのおかげかもしれない。
「ところでもう身体に辛いところはない?」
実のところ目覚めてからは全く気分の悪いところはなく、むしろ元気を持て余していたところだった。
「私の体はもう大丈夫だと思います。それより昨夜、ルーク様が尋ねていらっしゃったのですが……」
「ああ、わかっている。この部屋でルーク様は光の力に目覚められた。このことは国王から王宮にいるもの全てが把握している。お前が今こうして目覚めることが出来たのは、あの方のおかげだと」
やはりそうだった。父の言葉を聞いて深く安堵した。
光の力に目覚めること。それはこの国で不動の地位を得るということだ。
伝説の再来となった彼を、もう誰も貶め陥れることはできない。王妃も、いや国王ですら触れられない存在となるはずだ。
やっと、終わった。
父から話を聞いて、全身の力が抜けるのを感じた。
私の長い戦いの終焉。ルーク様が暗殺されることも、コンスティ家の没落も、もう考えなくていい。私は全ての難関を乗り切ったのだ。
十二歳のあの日、記憶を取り戻してからこの日の事をずっと考えていた。
ミリシア学園に通うようになって大切な友人たちと出会い、信頼を積み重ねてきた。
事情を話せない私の行動を訝しむこともあっただろうと思う。それでも皆が私を信じて、支えようとしてくれた。
「そんなに幸せそうな顔をして、命がかかっていたことを忘れたの?」
呆れたような母の声に思わず苦笑する。
申し訳ありません、と謝りながら、もう一人謝らなければならない人物を思い浮かべた。
ジュリア。彼女だけは救えなかった。
なりたくもない聖女への道を歩ませ、彼女の想いを遂げてあげられないこと。私が悪役令嬢の噂を受け入れた時からある程度は覚悟していたことだった。
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