堕天使の魔法陣(ステアーズ)~昨日の最弱は今日の最強~

二人乗り観覧車

文字の大きさ
2 / 20
覚醒

2.『堕天使の隠れ家(アインザーム)』

しおりを挟む


この世界には主に・・七種類の魔法陣の色と五種類の魔法陣の模様が存在する。

そう、この世界の魔法陣はこの5×7の例外も存在してしまうのだ。それは物凄く低確率であり逆に奇跡に近いものである。

本当に奇跡ならどれだけいいことか。

第一陣~第五陣に含まれない模様を合わせて第六陣と呼ぶ。

色が2色以上あるものを混魔ミクスと呼ぶ。

そしてこの二つの特徴のどちらかを持っているものは『堕天使の隠れ家アインザーム』と呼ばれている。


この世界に存在する人々は、管理神から指示された天使達が地上の人々へと『魔法陣』を与える。それゆえに『魔法陣』が身分にまで影響を与え、強い影響力を持つ。

そこで考えてみよう。

もし、天使から魔法陣をもらったはずなのにほかの人と異なる者がいたとしたらどうなるか。

ある人の魔法陣は赤色と青色が混ざりあって構成されていたとしよう。またある人は、見慣れている五種類のどの陣よりも複雑怪奇な線を重ねていたとしよう。

人々は考えた。これは何か素晴らしい力があるのではないかと。選ばれた人間なのではないかと。

だが、現実はそうはならなかった。

そもそもの魔法陣の効果について話そう。
魔法陣は授かった瞬間に効果を発揮する訳では無い。と言ってもたいていの者達はその瞬間で力を発揮するが。

魔法陣の効果を適応するために必要なのが「効果を知ること」だ。

一般的に出回る5つの模様の魔法陣については、この地に住んでいた最初の存在がその効力を聞き、伝承してきたために今となっては誰もが知っている。そのために誰でも魔法を使えたり、肉体の強化が行われる。

ここで『堕天使の隠れ家アインザーム』に目を向けよう

この突然変異の模様は誰も効力を知らない。
混魔ミクスについても予想はしても確信は得られない。

第六陣はつまり一般人、ましてや奴隷階級と言っても過言ではない第五陣にさえ劣るのである。全くの身体強化と防御強化と魔法強化が備わってないのであるから。

混魔ミクスは合成魔法もちではないかと一時期研究が進められた。だが、結果は魔法が使えたものは一人もいなかった。

そのために彼らはこう考えられた。

魔法陣とは天使から人間への贈り物である。
その魔法陣が正常に作動しないのは何か問題があるからだ。
天使が持ってきてはないのではないか。
彼らが不完全なのは堕天使が魔法陣を刻んだからだ、と。

そうして彼らについた名前が『堕天使の隠れ家』

それでも混魔のものは魔法陣の模様さえ効力を発揮すれば日常生活を送ることは出来るので、魔法陣の階級そのままの生活を送ることは出来ることは出来る。

だが、それ以外のものに関しては、男なら暴力のはけ口、女なら周囲の性奴隷。

周りの助けがあれば生きてはいける。
だが誰よりも非力で蔑まれる彼らはこの世界においては最弱なのだ。小さな裏切りによりその存在が吹き飛ぶほどに。

加えて、殺しても刑罰がない唯一の人々なのである。










「エリー?ねぇ…………えりー。」

シャロンが弱々しい声音でエリーを揺さぶる。
今目の中に飛び込んでいる彼の右手甲に浮かぶ魔法陣が見えないはずがない。

「ははっ。ははははははははははー」

思わずエリアスは笑ってしまう。
もう見ればわかるのだ。
彼に刻まれたその魔法陣うんめいは普通の人生を許してくれないことが。
もしかすると今のうちに自殺した方がいいのではなんて思うくらいに。

その異変を感じ取ったのか離れていたところで待機していた神官が早足で彼らの元に近寄りそして……絶句する。

「っ、出ていけ!ここに『堕天使の隠れ家アインザーム』なんかが存在されては困るんだ。早く出てけ。お前のせいで美しい純真無垢な天使様までもが黒に染まったらどうしてくれるんだ。最後通告だ。早くここを出ていけ。」

心ここに在らずの状態のエリアスだが、何とかふらふらしながらも女神像のある部屋を抜けて、彼らの両親が待っている部屋も抜けて外へと出る。

そこで尋常でない様子のエリアスを見つけたエリアスの両親は彼の右手を見て納得する。

過去初めての出来事が起きていたから。

彼の魔法陣の色は3色──つまり混魔ミクス──である。白と黒が入り交じりまるで二色の龍が絡み合っているかのような様子の中に、隙間隙間に現れる黄色が後ろからそれらを照らす後光のように見える。
その魔法陣一つだけでもはや芸術品のようになっていた。
一般人には起こりえないことだが。

そして魔法陣の模様はほかの模様とは一線を画していた。
まずそもそもの話で魔法陣の色は魔法陣の線と線とが織り成し浮かび上がる紋様の上に存在するものである。

何が言いたいかと言えば緻密な芸術品かと錯覚するような魔法陣がほかのものと同様に単純であるわけがないということだ。
それはただの線と線の重ね合わせにしか見えないようで、計算づくめの精密に理論を実践したある種の研究結果であるようにさえ見える。
もはや魔法陣は平面的であるはずなのに3次元のつくりで存在していると言われても信じてしまいそうな程に。

そうして帰り道の記憶が無いままにいつの間にかエリアスとシャロンはエリアスの家へと着いていた。
後に続いて親たちがついてくる。

「エリー、元気出すっていうのは酷かもしれないけどそろそろ元のエリアスの状態に戻って。」

シャロンが何度でも壊れ掛けの彼の心に問いかける。

「エリー、ねぇエリー。戻ってきてよ。私はそんな陣気にしないから。私がエリーを守ってあげるから。だから、ね?」

「どうせ僕は両親にも受け入れられず何時かシャロにもほんとに失望されるような男なんだろうよ。そんな僕と関わっているとシャロの価値が下がっちゃうんだよ。だから、ね?

……もう僕にはかかわらないで。」

そこで彼らの話を影から聞いていたエリーの親──母サリアと父マークレン──が出てきて彼の頬をひっぱたく。

手加減された平手打ちであるのにも関わらずエリアスはその向かい来る手の勢いのままに壁まで吹っ飛ぶ。

「ほら、こんなものなんだよ僕は。第四陣の手加減された一撃でさえ僕には大ダメージに繋がってしまうんだよ。最弱と言われるゴブリンに出会っただけで僕の死はほぼ決定するんだ。そんな僕に価値が…………。」

先程から突きつけられ続ける酷な現実は彼の中にまだこれが現実として受け入れられることが出来ていなかったが、幼馴染の言葉、両親の喝でこれが現実であると彼に知らしめる。

エリアスの目からは1粒の雫がこぼれ落ちた。

最初の1粒が彼の頬をつたい始めると瞬く間に、新たに留まることなく彼の目は塩分混じりの水滴をつくり出す機会と化す

「もう僕なんて……僕なんて。。。」

「エリアスは私たちのことをなんだと思っているのかしら?私とあなたが自分が小さい頃から目に入れても痛くないくらい可愛がって育ててきたエリアスの事を誰が見捨てるんですって?エリアスはエリアス。いつになっても、どんな魔法陣が与えられ用と私たちの子には変わりないのですよ。」

エリアスの母サリアの言葉に父マークレンも首肯する。

「エリー、私たちの絆ってそんなものなの?私はエリーがエリーであるだけでいいの。強い弱いじゃない。ハズレあたりの話じゃないの。エリーという1人の『人間』がいればいいの。」

シャロンは少し顔を赤らめながら彼の目をまっすぐ見て話す。エリアスの目を見る限り彼女の懸想おもいは届いているようだ。

「僕は、僕は。いい両親と愛しの幼馴染を持てて幸せだよ」

表情には現れてはいない。でもすべてに対しては納得がいっていないが、ここでは一旦普通を寄り添わなければならないという強迫観念に迫られながらエリアスはいつもの調子を演じることにした。

言葉よりも饒舌に彼を語る行動の末にたどり着くのがこんなに早い様変わりであることに誰もが懐疑心をもったがそのことを指摘する者はいない。

「そういえばエリー?私、エリーのスキルまだ聞いてないんだけど教えてくれない?」

「そういえばそうだな。魔法陣に内包されている力といえ、スキルは誰しもが頭の中に思い浮かぶものだからな。」

エリアスの強さというものを少しでも底上げしてくれるものであることを皆が願っていた。

「えーっと。〈収束インテグレイス〉〈放出ハリケーン〉らしいね。僕にはさらに3つのスキルスロットが見えるんだけど、そこはまだ暗くなっていて効果が発動するのにはなにかの条件を変更が足りないみたい。」

エリーが言葉を言い終えるのも待たず、みんなが難しい顔をする。いや、未知のものを見て困惑しているような顔とも言える。

「エリアス。私とあなたはそんなスキル今までに1度も聞いたことありませんよ?」

「そうだな、これでも俺たちは昔はギルドに登録してダンジョンの高階層にあがるのを夢見て日銭を稼ぎながら暮らしていたんだが、そんなスキルは一度たりとも聞いたことないな。」

「もしかしたらユニークスキルかもよ!」

この世界においてただ1人しか所有者がいないスキルをユニークスキルという。ただ、ユニークであるが故にどんな効果があるのか、使用方法などはわからない点はデメリットに挙げられる。

魔法陣が使用不可能なのに加えて、自らのスキルまでもが使い方がわからないとほんとに自分の生きる価値までもがなくなってしまう。ユニークスキルとは言うもののそこら中に役立たずスキルも沢山転がっているのでなおのことである。

「使えるユニークスキルであればいいんだけどね……。」

シャロがむっとした顔で近づいてくる。

「私は知ってるもん!エリーがホントはすごいって!村のみんなに愛されて、天使や神様にお祈りを捧げていたエリーが不遇な扱いを受けるはずがないもん!」

全幅の信頼を寄せてくれるシャロンゆえの言葉ではある。
エリアスとしては、自分の魔法陣の事が噂で村中を駆け巡った時に自分と変わらずに接してくれるような人はここにいる人以外にはいないのではないかとさえ思っている。もしかするとシャロンの立場でさえ悪くなってしまう。
また、シャロンの両親も今の状態のエリアスにシャロンが近づくことをあまりよしとしないだろう。

「ありがとうシャロ。でも真実はこの右手に刻印されてしまったんだよ。僕はもう…………無能なんだ。」

「そんなこと、そんなことない!」

息を乱して、それに目の端には少し涙を浮かべ、興奮した様子でシャロはさらに反論する、

「私は見たよ。エリーが祈ってる時にエリーに力をさずける影を。たぶんあの神官も一緒に祈ってないから見てないだろうけど、天使の影とは違う、堕天使なんかもっと論外なあまりにも『格』の違う何かがエリーに光と魔法陣を与えたのを。」

シャロン以外のそこにいる3人は瞠目する。

「その光はまるで生き物のようにうねっていたの。そして、それが段々とエリーの魔法陣へと吸い込まれて言ったんだよ!私はそこにいた存在は本能的に神だとしか思えなかった。だからエリーは、いや、『堕天使の隠れ家アインザーム』は無能じゃないと思うの。それどころかもしかすると神様から魔法陣をもらった選ばれし人々かもしれないとさえ私は思えたわ!」

シャロンのいうことの真実は彼女のそのどこまでも真剣な顔が物語っていた。だから誰も子供のいうことだからなんてバカにできなかった。

だが、それが真実だったところで今、エリアスがスキル以外に関していえば無能であることには変わりない。魔法陣が堕天使が降り立ったものなんかではない。そんなことはわかったものの結局のところ魔法陣は以前凍結状態であり、この封印を解き明かすことは今の状態では不可能なものである。

逆に真実が垣間見えたが故に小さな希望に縋りながらこれからの人生を消費していく、そんな人生が現実味を帯びてきたために余計惨めな思いをすることになるかもしれない。

そのことを皆は悟った。
シャロンもそれを理解はしていた。

しかし彼女はそれでも言った。

彼女がエリーを思うが故に。

彼女が愛しい人を思うが故に。

そして



エリーがその程度でへこたれるような弱い人間ではないことを彼女は知っていたから。



「そんなこと言われたらしょうがないね。僕はいつか強くなってシャロの元に戻る。だから、それまで辛いかもしれないけどまっててほしい。」


そうして3日後にシャロンは帝都へと旅立った。









しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした

月神世一
ファンタジー
​「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」 ​ ​ブラック企業で過労死した日本人、カイト。 彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。 ​女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。 ​孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった! ​しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。 ​ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!? ​ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!? ​世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる! ​「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。 これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!

男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜

タナん
ファンタジー
 オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。  その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。  モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。  温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。 それでも戦わなければならない。  それがこの世界における男だからだ。  湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。  そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。 挿絵:夢路ぽに様 https://www.pixiv.net/users/14840570 ※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜

沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。 数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。

異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。

お小遣い月3万
ファンタジー
 異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。  夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。  妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。  勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。  ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。  夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。  夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。  その子を大切に育てる。  女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。  2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。  だけど子どもはどんどんと強くなって行く。    大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

処理中です...