上 下
3 / 20
第1章 記憶の目覚め

第2話 最終

しおりを挟む
この作品を見て下さりありがとうございます!
少しだけ内容を変えました
ストーリ的に影響が出ないので引き続き読んでくれると嬉しいです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 「あれ?ここどこ?…」


気づくと辺り一面真っ白な空間に居た


「僕、布団に入って寝てたよね?」


「うん?」


するとペタペタと子供が歩いてるような音がした


「海斗くん!ようこそ神界へ!」


その声は幼さが感じられる女の声だった。


「うわぁ!…誰ですか…」


「私ね!創造神をやってるクラフティーって言うんだよ!すごいでしょ!」


胸を張りながエッヘン!!と言う幼女

これってラノベでいう転生か転移とかの流れだよね?



「あの僕をなぜここによんだの?」

「それはね!聞いて踊れろけ!!今から海斗くんを私の世界アルシアに転移してもらおうと思っ
てるんだよ!」

「ほんとですか?!」

「ふっふっふ!今からね海斗くんにねちーと能力を上げるよ!」


まじ?キタコレ!チートって、ラノベでよく出る俺TUEEEEができるやつだよね?!


「あと、海斗くんの記憶を思い出させようと思うんだけどね…いい?」

「え?どういう事ですか?」


記憶って中1の時に事故起こして無くなった記憶?


「そうそう、事故で無くなったと言うより私が消したんだけどね…ティアちゃんがそうして上げ
てって言ったんだけどね」


ティア…?どっかで…


「ティアって誰ですか?…」

「うん、そうだねまぁ今からおもいださせるからね」


辺りが光だし突然頭に激痛が走った。

なんだこの痛さ何かが頭に入ってくる感じ…脳が掻き回される感覚がする。


「うぁぁぁああ!!」

「あちゃ~今の海斗くんじゃやっぱそうなるよね」

「海斗くん、記憶を思い出したいって強く願ってみて」

「う、わかった…はぁはぁ」


記憶…僕は思い出してみたい家族以外の記憶がなくなって僕の忘れてはいけない記憶があるかも
しれない。
すると何かが脳内に入り込むような感覚がして意識を手放した。


◆◆◆◆◇◇◇◇


「か、カイくん、い、つかま、たあお、うね?」


少女は最後の気力を使い最愛の少年に話し かけた


「いやだ!またなんてずっと一緒にいたい!死なないで!」

「カイ、くんわた、しは絶対に、ま、た会え、るとしんじて、る…」


「いやだァァァ!!!」


魔神王はそれをニヤニヤ笑いながら見ているだけ…


「魔神王ぉぉぉ!!!」


ブチ


何かが切れた。


◆◆◆◆◇◇◇◇

「ティ、ティア!!!!」


そうだよ、『俺』は、あの事故の時死んだだけどラフィ創造神クラフティーがチャンスを
くれた。
魔神王を倒す事で生き返らせることを。
そして『俺』は、異世界に行った。
そして倒すことができ、最も最愛の人を無くした。


「あぁ…思い出したよラフィ、全部」

「うんうん、その喋り方がいいかっこいい」

「説明してくれないか?ティアが消してって言った事」


何かさっきからブツブツ言ってるラフィに聞いた。


「あのね、海斗くんがここに戻ってきた時ね泣きながら魔力が暴走しちゃったんだよね。だから
ティアちゃんが海斗くんの私の記憶を消してっていつか会いに行く時に戻してって。」


「え?どういう事だティアは死んだんじゃないのか?」

「あのね、私の特別でティアちゃんが死んだ時魂をこっちに呼び出したのそして元の肉体に戻し
あの世界に転移をしたんだよ。でも、種族とかはランダムになっちゃってるから、獣人族の狐種
になっちゃったど」


それでもいい、また会いたい。
だけど、狐種ってあの世界では差別対象だったよな?大丈夫かなティア…


「ティア大丈夫なのか?」

「あ~、狐種だからって心配してるでしょ大丈夫だよ、人のいない場所で生きてるから」


どうやらティアは大丈夫なようだ狐種は獣人族の中でも最も差別される種族だ狐種は妖術という
能力を使うからだ魔法と似た違う能力を使うことで狐種は差別される。
俺もよくその光景を見てた狐種が奴隷として見世物にされ石などを投げられてる所を何度も
胸糞悪かったから奴隷商人や石などを投げてた奴らを殺気でチビらせてしまった。
あれもいい思い出だ…取り敢えずティアが無事でよかった。


「よかった…大丈夫なのか」

「うん、ずっと待ってるって言ってたよティアちゃん」

「そうか、会えるのか…」

「まぁ、この話は終わりにして本題に入るよ 今から行く世界は海斗くんが救った世界の2ヶ月後
だよ。地球と時間軸が違うから遅めなんだよね。」

「じゃあ、そんなにティアが寂しい思いをしなくてすむな。」

「うん、そうだね後ステータスはリセットされてるからまた1からだね」

「まじかぁ…」

「その代わりちーとスキルをあげるから」

「おう!それならいいか!」

「じゃあ4つだけ好きな能力を渡すよ!」

「4つもかいいね」


どうしようかな、何がいいか…前持ってた創造のスキルがいいかな。
創造スキルは無から有を作り出すものだあらゆる物質を作り出したり魔法やスキルを作り出すこ
とが出来た


「俺の相棒の創造はあるか?」


ドヤ顔をしながら言う海斗


「海斗くん残念なお知らせだよ~海斗くんの言ってる創造の能力はスキルとかを創造するやつだ
よね?」

「あ?あぁそうだが」

「それは、前に海斗くんに渡してわかったことなんだけどアレは強すぎるよ海斗くんのステータ
ス魔神王の10倍になってたんだよ?だからね神王様が世界軸の崩壊に繋がるかもしれないから禁止にしたんだよ」


まじか…そんなに俺化け物になってたのかよ。


「あっ!でもね物質創造だったらあげられるよ」


ラフィがエッヘンと平らな胸を張ってキメ顔をした。


「それどんなやつだ?名前からして想像が着くけど」

「えーと、物質創造は、生物、スキル以外の物質ならなんでも作れるよう、創造と同じでMP消費がやばいけど」


それは分かってたからいいけど、まぁ近代兵器でも作るか。


「あと、魔法創造は、ステータスにもとからあるよ」

「え?魔法創造ってその名の通り魔法を作れるんだよね?なんでステータスリセットしてあるのにスキルがあるんだ?」

「海斗くんのステータスで魔法適性が全てあったでしょ?魔法適性は生まれ持った適性だからさ
魂に直接刻まれた属性は、消せないのそれで適性が全てある称号特典で魔法創造な追加されてるの」


俺って実は最強だったりして?


「あっ!今最強だったりしてと思ったでしょ?だけとね魔法だけじゃまだ強くはなれないよ。でも、海斗くんは絶対に強くなるよ。」

「そうかお前心読めるんだっけか?」

「ふっふっふ!使えるさ!神だからね!」


胸のない所をはっても余計に悲しくなるだけだぞ~?


「こら!だから聞こえてるって言ってるでしよ?」


じゃあ次はあれだな前の時は収納系のスキルがなかったからアイテムバックっていう
物を使ってたからな…


「創造スキルで作ればよかったじゃん」

「あっ…忘れてた…」


そうじゃん!作ればよかったじゃんか!あの時の俺は何を考えてたんだよ…
あんなに苦労したんぞ!マジックバックっていう魔道具があったけど俺達が持ってる荷物が入り切らなくて一々迷宮にあるとする古代のマジックバックを取りにかないといけなかったんだから!まじであの時の俺何してたんだよ…まぁ、あの時色々あってそういうのが思いつかなかったんだろうな。



「ゴッホんじゃあ無限収納をくれ」

「クスッ、おやすい御用さ!」


うーん今鼻で笑ったよな?駄女神に笑われた…屈辱だ。


「だから聞こえてるからね?」


ほ、ほかは何かあるかな~あっ!そうだ!


「○ラゴ○ボ○ルの、か○はめ○が打てるようになるスキルくれ」

「うーんあれだね?気ってやつだやねいいよ」

「えっ!?まじあるの?冗談で言ったんだけど」

「え?じゃあいらない?」

「いるいる!!」


まじで冗談で言ったんだけどあるだねこれで、◯めは◯波が打てるな。


「最後はあれだな鑑定だ!」

「うんいーよいーよじゃあステータス見てみてステータスオープンと念じたら見れるから」

「おけ」


ステータスオープン



名前 猫又海斗

種族 人族

職業 学生

性別 男
 
Lv

HP 1000(0)

MP 500 (0)

攻撃150(0)

防御150(0)

俊敏150(0)

魔力150(0)

幸運100(0)


属性適正:全

スキル:魔法創造、気、完全鑑定、

EXスキル:物質創造、無限収納EX

加護:創造神の加護

称号:全属性マスター





「あれ?前はローマ字のやつだったな?」

「そうだけどね、前海斗くん分かりずらいって言ってたから海斗くんだけ数字で見えるようにしたよ」

「まじか、サンキュー」

「あと、やっぱ日本に帰れないのか?」

「妹が心配なの?」


こちらに顔を覗かしながら見てきた。


「あぁ心配だ」


創造のスキルをお願いした理由は前は試したことがなかったが地球に転移するスキルが作れると思ったからだ。


「しょうがないな~帰還スキルをあげるよ詳細は向こうに行ったら見てね。これだけは言っとくけど4回しか転移出来ないよ」

「ほんとか!?わかった。ありがとう」

「じゃあ…それ~~」


そんな声が聞こえた瞬間辺りが光出した

そして俺はお約束の名言を言う。


「目がぁ、目がぁ~~あ゛あ゛あ゛ぁ゛~~~」




しおりを挟む

処理中です...